ヴァンガード へっぽこカードレビュー in惑星クレイ   作:栗山飛鳥

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幻真星戦

●序

 

カロン「レギュラーパックでは実に4パックぶりに新たなインセクトが登場。果たしてその能力は?

さらに幻影ユニットという、おなじみのユニット達が見た目や能力はもちろん国家すら変貌した姿で収録されているので、そちらにも注目だね」

 

マーハ「幻影ユニットよりインセクトを上に置くな」

 

カロン「いよいよクライマックスを迎えるディヴァインズシリーズ。それを盛り上げるユニット達の能力を紐解いていこう」

 

ブラダ「いざ!」

 

 

●赫月カード

 

《赫月光》

①山札を上から5枚見て、1枚まで選び、公開する。公開しなかったなら、1枚引く。公開したなら、以下を1つ行う。

・公開したカードがあなたのヴァンガードのグレード以下のユニットカードなら、コールする。

・公開したカードが赫月カードなら、手札に加える。

②このカードはファントムスキルのコスト以外でバインドされない。

③バインドゾーン:このカードはいずれかのカードの能力で、選べず、他の領域に移動できない。

④ダメージゾーン:【このカードをドロップに置く】山札を上から1枚ダメージゾーンに置く。

 

《惑星を覆うは赫き病み》

①あなたの山札を上から5枚見て、1枚まで選び、公開し、以下を1つ行う。

・公開したカードがあなたのヴァンガードのグレード以下のユニットカードなら、コールする。

・公開したカードが赫月カードなら、手札に加える。

②このカードは「赫月光」として扱い、ファントムスキルのコスト以外でバインドされない。

③バインドゾーン:このカードはいずれかのカードの能力で、選べず、他の領域に移動できない。

④ダメージゾーン:【このカードをドロップに置く】山札を上から1枚ダメージゾーンに置く。

 

カロン「幻影ユニットのキーカードとなるのが、この赫月カード。“幻影”ユニットはこのカードをバインドすることで、強力なファントムスキルを発動することができる。

今弾に収録されている幻影ユニットはこの2枚だけど、《惑星を覆うは赫き病み》は《赫月光》の完全下位互換となっている」

 

ファントム「では《赫月光》を使った方が得ではないか」

 

カロン「ところがどっこい。『特定のスキルを発動するのに必須な、複数ユニットが必要としているRRのオーダーカード』この文言に既視感はありませんか?」

 

ファントム「?」

 

ブラダ「マスク・オブ・ヒュドラグルム……」

 

カロン「正解。もしこのパックに収録されているのが《赫月光》だけだった場合、初動数千円はくだらないであろうこのカードを4枚揃えなければファントムスキルを楽しむことすらできなかったわけです」

 

ファントム「マスクスの過ちを繰り返さなかった!」

 

カロン「完全下位互換とは言ったものの、《赫月光》と《惑星を覆うは赫き病み》の差は小さく、《赫月光》は5枚見た中でコールしたいカードがなければ1枚ドローの選択肢が追加されているだけ。

もちろんあって困る選択肢ではないんだけど、それが勝負の趨勢を変えるほどかというと答えはノー。

カジュアルで遊ぶ分には《惑星を覆うは赫き病み》を使ってまったく問題はないよ。

もちろんトリガー5枚めくれる可能性も無くは無いので、負けの許されない大きな大会で使うのであれば《赫月光》を使うことを推奨するけどね」

 

ブラダ「レフォノハイラで7枚めくっても、6枚がトリガーで、1枚がレガリスピースだったりすることもあるからな」

 

カロン「それは作者が昨日やらかした実体験だね」

 

マーハ「《惑星を覆うは赫き病み》を使うリスクが少ないユニットというのも存在する。

展開力に乏しい《穿雷竜 アルファルド “幻影”》や、バウンスを得意とする《LettiaMateS マグノリア “幻影”》であれば、リアガードを展開したいことが多く、ドロー効果を使うことは稀だろう。

一方で《禁忌の窮明者 ゾルガ “幻影”》は展開力が非常に高く、すぐに盤面が埋まってしまいがちだ。そういったユニットは《赫月光》を使うのが無難だろう」

 

 

●ドラゴンエンパイア

《穿雷竜 アルファルド “幻影”》

①V:【SB1】ダメージゾーン1枚につき、このユニットのパワー+3000。3枚以上なら、相手リアガードを1枚退却させ、退却させなかったなら、相手は自分の手札から1枚捨てる。

②V:【ファントムスキル】G3以上にアタックした時、【手札かソウルかドロップから赫月カードを合計1枚以上、望む枚数バインドする】★+1し、4枚バインドしたなら、パワー+10000/★+1/ドライブ+1。さらに、ペルソナライドしているなら、相手は手札から守護者をコールできない。

 

カロン「最初に紹介する“幻影”ユニットは、このアルファルド! このユニットは新参であり、元となったユニットは不明。

ただ、元はスペースドラゴンだったという設定があり、ハビタブルゾォンもいることから、ブラントゲート出身だったと推測できるね」

 

ブラダ「ヒャッキヴォーグのように、後から元の姿が収録されるパターンか」

 

カロン「ヒャッキヴォーグと同じだと、元の姿が登場するのは5年と半月後になってしまうけどね」

 

マーハ「アルファルドは現在所属するなるかみらしく除去を得意とするが、除去するユニットがいない場合、それはハンデスに変わる」

 

ファントム「!?」

 

カロン「除去する相手がいない場合の最低保証があるという点はガーンデーヴァを踏襲しつつ、それがハンデスという相手のリソースを削ることに特化した方向性になっている。メイン効果と最低保証の足並みが揃っており、これは非常に強力」

 

マーハ「半面、自身がリソースを確保するのも不得手であり、先述した通り赫月カードが展開の命綱となる」

 

ブラダ「構築を《惑星を覆うは赫き病み》で妥協しやすいのもメリットと言えばメリットか」

 

カロン「そしてお楽しみのファントムスキルは、守護者封じ。というか★3になった竜皇ルアード」

 

ブラダ「Dスタンのネタ切れ感が伝わってくるな」

 

カロン「ともあれ、どんな不利な状況でも一発逆転が望める、説明不要の超強力スキルの詰め合わせであることに疑いはない。

ただ、デッキ圧縮を得意とするわけでもなく、素のドライブ数の関係でこちらはトリプルドライブ止まりなので、ルアードほど安定して貫通は望めないかな。

できる限りパワーを高めて、数値受けが不可能なラインにまで持っていきたい」

 

マーハ「ファントムスキルは赫月カードをバインドすることでしか発動できず、守護者封じは赫月カードが4枚バインドされていなければ適用されない。

すなわち守護者封じを適用して、その守護者封じで仕留めきれなかった場合、アルファルドは以降のターン、★+1すら適用できない状態で戦わなければならない」

 

ブラダ「1ゲーム1回限りの強力スキルという点は、ディヴァインスキルを踏襲しているというわけか」

 

カロン「よく言えば小出しにできるディヴァインスキル。悪く言えば赫月カードという事前準備が必要なディヴァインスキルだね。

ただゲームスピードが上がった現環境、小出しにできるというメリットより、赫月カードを揃えなければならないというデメリットの方が大きそうかな。

特にアルファルドはペルソナ札まで揃えなければならないので、どこまで安定してフルパワーでスキルが発動できるか……現時点だとちょっと怪しそう」

 

 

●ダークステイツ&ケテルサンクチュアリ

《決意と罪を抱く者 リィエル゠アニムス》

①このカードは、「オディウム」か「アモルタ」G3からのみライドでき、それらからノーマルライドしてもペルソナライドになる。

②V:登場した時、ソウルかドロップから、「オディウム」か「アモルタ」G3を1枚選び、選ばれたカードのカード名と能力すべてを得る。山札を上から5枚見て、1枚バインドするか時刻印ゲージとして表で置く。バインドしたなら、バインドゾーンから1枚ドロップに置く。時刻印ゲージとして置いたなら、時刻印ゲージから1枚捨てる。

③V:【EB3】このファイトでディヴァインスキルを使っているなら、このユニットは『このユニットがアタックしたバトル終了時、リアガードを1枚選びスタンドさせる』を得る。

 

カロン「アモルタとオディウムがついにひとつに! ここまでは非常にエモいんだけど、さすがに両者のスキルをがっちゃんこするのは難しかったのか、アモルタ軸、オディウム軸、それぞれのサポートカードという形に落ち着いている」

 

ファントム「6パンした後にエクストラターンをしたかった」

 

カロン「アニムスのスキル自体は最近の新規ヴァンガードの傾向通り、ちょっと便利なスキルが追加されただけ。

一応、これまでに無いアプローチとして、ディヴァインスキルを使い切った後でも最低限戦えるようになるスキルも追加されているけれど、これに頼ることなく、基本的にはディヴァインスキルを発動したターンでゲームを終わらせることを心掛けたいね」

 

ブラダ「そんなことより、アモルタはつい最近ドラコニスが出たばかりなのだが、もう買い替えなければならないのか……?」

 

カロン「うん。このカードはオディウムを使っている人も欲しがるので取り合いになるだろうし、なんならアモルタもオディウムも使っている人はこのカードを5枚以上集めなければならないことになるよ」

 

ファントム「絶望」

 

ブラダ「赫月カードといい、今弾はそういうカードが多いな」

 

 

●ブラントゲート

《禁忌の窮明者 ゾルガ “幻影”》

①V:アタックした時、【CB1】それぞれ別名の〈ゲノムゲル〉リアガードを望む枚数選ぶ。2枚以上選んだなら、魔獣合成体 ユーバーメンシュ・トークンを1枚選び、〈ゲノムゲル〉すべてを魔獣合成する。バインドゾーンに赫月カードが1枚以上なら、その魔獣合成体 ユーバーメンシュ・トークンとこのユニットのパワー+5000し、赫月カードが3枚以上なら、+5000ではなく+10000。

②V:【ファントムスキル】【手札かソウルかドロップから赫月カードを1枚バインドする】ドロップから〈ゲノムゲル〉を、バインドゾーンの赫月カードと同じ枚数までコールする。

 

《リグレイン生命創成研究所》

①オーダーゾーン:【このカードをレストさせる】魔獣合成体 ユーバーメンシュ・トークンをコールする。

 

《魔獣合成体 ユーバーメンシュ》

①R:Vのグレード1につき、パワー+5000。

②R:魔獣合成した時、このユニットをスタンドさせる。このユニットが後列にいるなら、同じ縦列の、ユニットのいない前列に移動させてよい。

③R:ターン終了時、このユニットを退却させる。

 

カロン「あのゾルガが今度は幻影ユニットに! マスクス、運命者、幻影、Dシリーズで登場したギミックを網羅しているのは、このゾルガだけ!

なんなら必ずなんらかの陣営に属して、大なり小なり物語に関わり続けたマサノリがすごい!」

 

ブラダ「まさにDシリーズを代表するバイプレイヤーだったな」

 

カロン「そんなゾルガ“幻影”だけど、ここではオーダーではなくユニットを合成する。

ギミックとしてはクロスオーバードレスが近く、バトルフェイズ中にクロスオーバードレスして連パンする感じかな」

 

マーハ「まずゾルガ“幻影”は、毎ターン《魔獣合成体 ユーバーメンシュ》を呼び出すことができる。後述する魔獣合成の核となるカードではあるが、G1の時点で呼び出すことができ、最低限のパワーも備えているので、速攻適正が非常に高い」

 

ブラダ「速攻もできるコンボデッキは今までにないアプローチだな」

 

マーハ「そしてVがゾルガになると、ゾルガのアタック終了時、〈ゲノムゲル〉をユーバーメンシュに魔獣合成させることでユーバーメンシュはスタンド。

〈ゲノムゲル〉は魔獣合成された際に発動するスキルを持つので、それでユーバーメンシュがさらに強化(もしくはディスアド補填)されるというデザインだ」

 

ブラダ「楽しそう」

 

マーハ「ギミックこそ独特ではあるが、連続攻撃の質としては高いものではないので先述した速攻を心掛けることはもちろん、ユーバーメンシュの★を増加させる《創成魔獣 頭蓋絞り》は必ず魔獣合成に含めておきたい」

 

カロン「幻影ユニットながら、ここまでまったく話題に上がらなかったファントムスキルはユニットの展開。アルファルドのように、コストとしてバインドした枚数で効果が決定するのではなく、効果発動後、バインドされている枚数によって効果が決定されるのも嬉しい点。

フルパワーに必要な赫月カードが3枚で済むので、3枚バインドしてフルパワーで効果を発動した次のターンも、再びフルパワーで効果を発動できるので、一転突破で融通の利かないアルファルドとはまさしく真逆、小回りの利く使いやすいファントムスキルとなっている。

また、メインギミックが赫月カードに依存していないので、仮にファントムスキルを使い切ったとしても、連続攻撃もパンプも失わない。

ここまで赫月カードに依存していない幻影ユニットは珍しく、もっとも長期戦適正の高い幻影ユニットと言えるだろうね」

 

マーハ「とはいえ、現環境は長期戦を許してくれるものでもない。基本的には速戦を心掛け、最速で赫月カード3枚のバインドを目指し、次のターンでゲームを終わらせるよう進めたい。

どうしても長期戦にもつれ込みそうな場合は、赫月カード2枚のバインドに留めることも視野に入れておく……ぐらいの心持ちでよいだろう」

 

カロン「見ての通り、展開力が高すぎる(ゲノムゲルに自己再生できるやつまでいる)ので、盤面がすぐ埋まってしまいがち。

先述した通り《惑星を覆うは赫き病み》とは非常に相性が悪いので、ゾルガに限っては《赫月光》を採用したいかなー」

 

 

●ケテルサンクチュアリ

《救済の零 ブラグドマイヤー “幻影”》

①V:【CB1,ドロップから4枚バインドする】このユニットは『前列ユニットすべてのパワー+5000。表のバインドゾーンが10枚以上なら、さらにパワー+5000し、13枚以上なら、さらにパワー+5000』と『このユニットがアタックした時、表のバインドゾーンから1枚コールする』を得る。

②V:【EB3】【手札かソウルかドロップから赫月カードを合計2枚以上、4枚までバインドする】バインドゾーンの赫月カードの枚数により以下すべてを行う。

・2枚以上‐ドロップから1枚コールする。

・4枚以上‐このユニットの★+1。ペルソナライドしているなら、ダメージゾーンから1枚回復する。

 

カロン「幻影ユニットとなったブラグドマイヤーのファントムスキルはダメージ回復。

どこぞのフラティがダメージ回復のためすべてを犠牲にしているのを後目に、ブラグドマイヤー“幻影”はパンプ、連パン、展開、クリティカル、すべてを備えており、ついでとばかりにダメージ回復までしてしまう」

 

ブラダ「ダメージ回復は1ゲーム1回までなれど、そもそも1回で十分すぎるスキルであり、ゾルガとはまた違う方向性で長期戦適正が高いな」

 

カロン「シンプルなスキルのあり合わせでコメントには困るんだけど、それはある意味強さの証明。

『シンプルなスキルは強い』というカードゲームの不文律を相手に押し付けてやろう」

 

 

●ストイケイア

《悠久の大魔法師 ベルクレア》

①V:極大魔法オーダーをプレイした時か、魔法の起動能力を発動した時、あなたのユニットを1枚選び、パワー+5000。

②V:【SB1,オーダーゾーンから魔法を1枚レストさせる】このコストでレストされた魔法の起動能力を、コストを払わずに発動させる。

③V:アタックしたバトル終了時、【CB1】このユニットをスタンドさせ、そのターン中、ドライブを0にする。

 

カロン「大魔法師であるベルクレアは、3種の魔法と1種の極大魔法を使いこなす。

ライドラインでは3種の魔法セットオーダーをまとめてセットでき、その魔法を自身のグレードや戦況に応じて使い分けていく。

が、その3種の魔法が

 

・+5000パンプ

・手札交換(1度だけ通常ドロー)

・ドロップからのスペリオルコール(ただし自動能力は発動しない)

 

と、大魔法師を名乗る割にはことごとく小粒。

この程度の効果、使い分けずとも、単体ですべてこなしてしまうユニットも探せばいそうである」

 

マーハ「ベルクレアの強みは、やはり《悠久の極大魔法 ゼグレ・リオース》にある。自身のドライブが自身の効果で減らないという、こちらもシンプルなテキストでありながら効果は絶大。

ドライブの減らないVスタンドという、極大魔法の名に恥じない強みをしっかりと持っている」

 

カロン「さっきはさらっと流したけど、ライドラインでいきなり3枚のカードをデッキから引っこ抜けるのでトリガー率を序盤から高められるのも嬉しい点。

それらの魔法が初手にあったとしてもドローの補填はあるけれど、初手に魔法が2枚あっても3枚あっても引ける枚数は1枚だけなので注意してね」

 

ファントム「そんな絶望、注意しようがないわ」

 

 

《アートゥフル・マンティスライサー》

①R:アタックしたバトル中、同じ縦列の無限鱗粉が2つ以上なら、相手は手札からGにコールする際、2枚以上同時にコールしない限りコールできない。

 

カロン「ひっさしぶりに登場したインセクト。そのうちの1枚はレヴィドラスのサポートカード」

 

ブラダ「イラストを見ても、フレーバーを見ても、2枚以上同時にコールしないとならない系なのが一目瞭然なデザインだ」

 

カロン「けして弱い能力では無いんだけれど、既にタレントが揃いすぎているレヴィドラスにこのカードを入れる枠があるのかは疑問。レヴィドラス以外にも、無限鱗粉を使うカードとか出てくれたらワンチャン……?」

 

 

《アンブレイカブル・スコルペラー》

①R:ダメージゾーン1枚につき、このコストで払う【EB】は1減る。アタックした時、【EB5】そのバトル中、このユニットのパワー+10000。

 

ブラダ「ヴェノムスティンガーレベル100」

 

カロン「まずイラストがかっこよすぎる。こういうのがヴァンガードになってくれたら、それだけで一生満足できるんだけど、残念ながらこのカードはコモンの汎用リアガード。

RRRかつ強力なヴァンガードだったヴェノムスティンガーには遠く及ばない」

 

ブラダ「ヴェノムスティンガーより強そうなのに……」

 

カロン「だけど能力は面白いことが書いてある。

普段はEB5でパワー+10000されるぼったくりユニットだけど、そのコストは受けたダメージ量によって低減されていく。

ダメージ5の絶対絶命な状況ともなれば、消費0で使い放題。実際はダメージ3でも受けていれば、十分に元は取れるだろう。

1ターン1回制限も無いので、ストーイラージャ等でスタンドさせる場合も、2回のアタック両方にパンプを乗せることだってできる」

 

マーハ「ただし、現環境ではパワー23000程度は容易に出せるユニットも多く、特定のユニットをサポートするRRやRRRともなれば、そこにさらなる効果が付随していることも珍しくはない。

ノーコスト23000ですら現環境においてはパワー不足。弱くはないが、インフレが進んだからこそ出せた汎用コモンカードの域は抜け出せていない」

 

カロン「もちろんインセクト版スピノマーキスみたいな、インセクトでデッキを固めなければならないデッキが爆誕すれば主力級。

ただスピノマーキスほどインセクトが展開できちゃったら、今度は永続効果で楽々23000になれる《パーリィ・アクスビートル》&《バルキィ・ソウスタッグ》のカブトクワガタコンビの方が扱いやすいかも」

 

ブラダ「それは悩ましいな」

 

マーハ「まだ存在もしていないカードで悩むな」

 

カロン「ギミック自体は面白いので、こういうダメージによってコストが変動するテーマや、エネルギーをガンガン使うエネルギー版ジェネシスみたいなテーマ(なんなら相手からエネルギーを奪っていいよ)をインセクトで出してくれないかなぁ……?」

 

 

●リリカルモナステリオ

《LettiaMateS マグノリア “幻影”》

①V:【SB1】リアガードを2枚まで選び、そのユニットは後列からアタックできる。相手VがG3以上なら、さらに【CB1】後列リアガードのパワー+10000し、次の相手のターン終了時まで、このユニットのグレード+1/ドライブ+1。

②V:【ファントムスキル】ターン終了時、【手札かソウルかドロップから、赫月カードを合計1枚以上、2枚までバインドする】守護者を持たないリアガードを、このコストでバインドされたカードと同じ枚数まで選び、手札に戻す。次の相手のターン終了時まで、このユニットは『「LettiaMateS」ユニットのシールド+5000』を1つ得る。このコストで2枚バインドされたなら、1つではなく2つ得る。

 

カロン「なんと、マグノリアはリリカルモナステリオのアイドルに!!」

 

ブラダ「かわいい」

 

ファントム「かわいい」

 

カロン「まあ、Dスタン初期からマグノリアを使い続けていた作者の友人はブチギレてましたけど」

 

ファントム「何故だ!?」

 

カロン「ケダモノにもアイドルにもさして興味のない作者からしたら理解しかねますが、まあギラファがいきなりアイドルになったら確かに嫌かなぁという変な納得の仕方をしていました」

 

ブラダ「俺は女の子なら何でもいいぞ」

 

カロン「そんな賛否両論ある(作者まわり限定)マグノリア“幻影”は、マグノリアの能力を綺麗にリリカルモナステリオに落とし込んでいる。

アタック回数が1回減った代わりに、リアガードをバウンスできるようになり、特定ユニットのガード値を底上げすることができるようになったパトリアーク。

守りをインターセプトに頼っていたがため、除去に弱かったマグノリアの弱点をリリカルモナステリオのギミックで補っている最高のデザインだね」

 

ブラダ「100点満点」

 

 

●終

 

ブラダ「ファントムスキルは使ってみたいな」

 

ファントム「我も幻影ユニットになってみたいものだ」

 

カロン「その場合、読みが《ファントム・ブラスター・ドラゴン・ファントム》になってしまいますよー?」

 

ブラダ「メガメガニウム!」

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