ヴァンガード へっぽこカードレビュー in惑星クレイ 作:栗山飛鳥
●序
カロン「カロンだよ」
マーハ「マーハだ」
ブラダ「ブラスター・ダーク」
ファントム「我が名はファントム・ブラスター・ドラゴン」
カロン「それじゃ、さっそくレビューをはじめようか」
マーハ「早いな!?」
カロン「特に前フリのネタもないしね。
それに今弾の中にひとつ、絶対に時間がかかるであろうカードが紛れているからね」
ブラダ「それでははじめようか」
●《砂塵の襲弾 オズワルド》
①R:「ユージン」を含むVをブーストしたバトル終了時、相手のVがG3以上でRがいないなら、【CB1、手札から1枚捨てる】ことで、ヴァンガードをスタンドさせ、★とドライブを1になるまで増減させる。
ブラダ「立った! ユージンが立った!」
マーハ「この数か月でユージンを取り巻く環境は激変した。
PRカードである《砂塵の烈弾 ナウファル》の登場により、安定してエスペラルイデアをスペリオルコールできるようになり、このカードの登場によりユージン本体までスタンドできるようになった。
つい最近まで、ゾルガと並んで3回しかアタックできないユニットの代名詞だったはずが、気が付けば1ターンに6回のアタックすら不可能ではなくなった」
カロン「ただ、現実的に6回のアタックができるかというと疑問が残る。
オズワルドがVをスタンドさせる条件は、相手のリアガードがいないこと。
ユージン相手に下手な展開は悪手とは言え、こんなカードが登場してしまった以上、あえて展開してくるプレイヤーもいるだろうし、リアノーンのように展開しなければどうにもならないデッキタイプも多い。
そうなると、ユージン側もしっかり除去できるユニットを積まなければならないんだけど、このオズワルドはもちろん、ナウファルもエスペラルイデアも何ら除去には貢献してくれないんだよね」
ファントム「ナウファルやエスペラルイデアを無策に投入してしまうと、オズワルドの運用に支障をきたしてしまうわけだな」
カロン「そんなわけで、オズワルドの運用か、ナウファルの運用か、どちらかに構築を特化させた方が安定すると思いますよ。
Vスタンドを含めた4回アタックでも、5回アタックでも、除去デッキがそれをするなら十分すぎます」
ブラダ「ユージンのバカっ! 何よ、いくじなしっ!」
●《魔宝竜 ドラジュエルド》
①V:【CB1】ソウルチャージ2。ソウルチャージされたカードがそれぞれ異なるグレードなら、1枚引いてよい。
②V:ヴァンガードにアタックした時、【それぞれ異なるグレードSB4】することで、相手のVを1枚、パワーを1になるまで増減させ、相手のVがG3以上なら、★+1。
カロン「2ヵ月の雌伏を経て、ドラジュエルドもついに本領発揮!!」
ブラダ「トライアルデッキの時点でこの効果は判明していたので、今さら語ることもないのだが」
カロン「とは言え、取り巻きの効果が判明して、このカード自体の評価も結構変わったかな。
まず、ドラジュエルドのサポートカードはことどとくカウンターコストを消費する。
となると、ドローもソウルチャージも不安定なこのカードにコストを割いている余裕なんてないんじゃないかな?
アドを稼ぎたければパワージェムでいいし、ソウルが欲しければマテルバーラの方がよっぽど安定する。
基本的には、追い詰められた状況でやむなく使う効果であり、初手から確定ぶっぱするような効果じゃない。
となると……」
ブラダ「なると?」
カロン「ライドデッキに投入するのはこちらじゃなく、初手は《宝抱く竜牙 ドラジュエルド》にライドして、ペルソナライドできる確率を上げた方がいいんじゃないかな?」
ブラダ「なるほど……!!」
カロン「って、作者の友人が言ってたよ!」
マーハ「責任転嫁!?」
●《魔石竜 ロックアグール》
①R:このユニットがG3以上にアタックした時、ソウルに異なるグレードが4枚以上なら、このユニットのパワー+10000。
②R:ヴァンガードの能力のコストで同時にSB4以上した時、相手のヴァンガードがG3以上なら、【CB1】することで、このユニットをスタンド。
カロン「当たり前のようにドラジュエルドもリアガードがスタンド!
タイミングの関係上、1回目のアタックはドラジュエルドで弱体化させる前になるけどね」
ファントム「それでは物足りぬわ」
カロン「とは言え、これが結構な曲者なんです。
このユニットのアタックの後にドラジュエルドの弱体化が発動するということは、このユニットのアタックで受けたダメージトリガーのパンプは、すべて無効にされてしまうということ!
連続攻撃の初手でありながら、このアタックを受ける意味は何一つないマストガード!!」
ブラダ「最初、このことに思い至らなかった作者は、ロックアグールのアタックで超トリガーを引いて喜んだ次の瞬間、パワー1にされていた」
カロン「よく考えればわかることなのにね」
マーハ「下手なヒット時能力より、ガードを強要させる性能が高いので、できる限りガード要求値は高めたい。
相手に手札2枚を切らせる20000要求は最低限欲しいところだ」
カロン「余談だけど、このカードはドラジュエルドを指定していない。
今はまだバトルフェイズ中にSB4できるヴァンガードはドラジュエルドだけだけど、意識しておくといいかもね」
●《断空の魔刃 トランスローター》
①V:【G0をSB6】ソウルチャージ6し、ユニットを6枚選び、そのターン中、パワー+10000。
カロン「ダークステイツに突如やってきたコモンV枠!
第一印象は、色々と失った代わりに軽量化したケイオス、かな?」
ブラダ「トランスローターが要求するソウルコストは、G0を6枚!!!!!!
条件を安定して満たすためにはトリガーだけでは心許ないので、他のG0も投入しておくべきか」
カロン「そうだね。けど残念ながらDスタンには、トリガー以外のG0がいない。
せっかく確定ライドのおかげで、G0を採用しやすい土壌ができたのにね」
ブラダ「むしろ確定ライドのおかげで、強いG0を出しにくくなったのだろう。
Vスタン以前なら、投入するとライド事故の可能性が上がるというのを免罪符に強力なG0も作れたのだが」
カロン「それもそうか」
ブラダ「《ブラスター・豆しば》が使えれば、相性抜群だったのだが……」
カロン「少し話が逸れたけど、要するにトランスローターの効果を安定して使いたければファーストヴァンガードを採用するしかない。
ダークステイツには、G0オーダーすらないんだよね。
幸い、多少のパワー不足はトランスローターがカバーしてくれるけど、全体的なパワーが低くなりすぎると、そもそもトランスローターを使う意味がなくなるから注意してね」
ブラダ「ファーストヴァンガードを2枚並べた12000ラインを+10000しても、合計パワー32000の、20000要求にしかならないからな」
カロン「当然ファーストヴァンガードにソウルチャージ手段は無いので、入れすぎると逆に安定性を落としかねない。
隠し味程度に1~3枚くらい、気持ち水増しする感じでいいんじゃないかな?
このあたりは、実際に回してみないとなんともね……」
ファントム「他に必要なカードは?」
カロン「特定のカードをソウルに要求するという点はケイオスやドラジュエルドと同様なので、それらのノウハウが生かせますね。
無作為のソウルチャージより、特定の領域からカードを選んでソウルに置けるタイプのカードが優先されます。
そういったカードを下記にピックアップしてみました」
マーハ「★マークをつけているのは、その中でも山札を減らさずにG0をソウルに置けるカードだ。最優先で採用したいな。
△は山札から複数枚確認してソウルに置くタイプのカード。安定性は下がるが、アドバンテージを獲得できるものも多く、一考に値するカードと言える」
★《ステディ・スパイキー》
★《インヘイル・ピット》
★《魔石竜 マテルバーラ》
★《ステムディヴィエイト・ドラゴン》
★《無慚伯爵 ボティス》
★《ディアブロスリターナー デーリック》
○《パワージェム・ドラゴン》
○《ディアブロスマドンナ シエナ》
○《アメイジング・フロスト》
○《タイムジャレイト・ドラゴン》
△《パワージェム・ドラゴン》
△《ウルトラサウンド・シーリエ》
△《幽冥の朋友 リィン》
カロン「……なんか★にデーリックとか含まれてるんだけど?」
マーハ「山札を減らさず、G0をソウルに置けるカードであることに間違いはない」
カロン「相変わらずマジメというか、お役所仕事と言うか……」
マーハ「たしかにディスアドバンテージは厳しいが、一応、トランスローターなら2枚の除去は見込めるだろう」
カロン「この中でも注目は《無慚伯爵 ボティス》かな?
トランスローターは、相手ターンにソウルを残せるデッキなので《輝く我欲》とのコンボが狙える!!
……実際のところ、色々とギリギリのトランスローターに《輝く我欲》なんか入れてる余裕なんて無いかも知れないけど、我欲ボティスをごく自然に使えるデッキであることは厳然たる事実!
相手に動きを読まれにくいのが、マイノリティなデッキの強みであることも確かなので、予想外の行動を重ねて相手を翻弄するのもひとつの作戦だよ」
ブラダ「メインデッキの指針は定まったことだ。次はライドラインだな」
カロン「そうだね」
マーハ「ちょっと待て! まだ続くのか!?
たかがコモンカードが、すでにドラジュエルドとロックアグールを足した文字数を上回っているぞ!?」
カロン「……ヴァンガードって、それなりのデッキを組むのは簡単なんだよね」
マーハ「? いきなり何だ」
カロン「というのも、メイン格のヴァンガードは、サポートカードが豊富で、それらのカードは名称が直接指定されていたり、ビジュアルが近かったり、初心者でも感覚的にデッキが組みやすくなってる。
ドラジュエルドを例にするなら、宝石の名前がついたドラゴンを、レアリティの高い順に積んでいけば、それだけでデッキが完成する。
ぶっちゃけ、トッププレイヤーの組むドラジュエルドと比較しても、10枚前後しか中身は変わらないんじゃないかな?」
マーハ「確かに」
カロン「けど、コモンVには、そう言った指針は一切ない。
本来、初心者参入の窓口となって然るべきな低レアリティのカードなのに、構築難易度はドラジュエルドより遥かに高い。
だからこそ、この記事がトランスローター構築の指針となって、少しでもヴァンガードに興味を持った人の力になってあげたいんだよ!」
マーハ「お前、そこまで考えて……」
カロン「というのはタテマエで、100%作者の趣味なんだけどね」
マーハ「やっぱりか!!」
カロン「前述した理由で、ヴァンガードのデッキ構築は、作者みたいな『ファイトよりデッキビルドが好き!』なんて人間には少し退屈なんだよ。
イチからデッキを組み上げる方が盛り上がるというか燃え上がるというか。
まあ、トランスローターはG0というキーワードがあるからマシな方で、自由度の高い《廃滅の虚竜》や、そもそもスキルが意味不明な《豪傑竜 ムサシドアーマー》なんかは、人によって本当に構築が変わってくるからね」
ブラダ「また話が逸れてしまったな」
カロン「トランスローターのライドラインの話だったね。
現状、G1~G2で完結するライドラインは、ダークステイツにはディアブロス兄弟しかない」
ファントム「ならば、それで確定だな」
カロン「はい。それがデッキ構築初心者です」
ファントム「なんだと?」
カロン「はっきり言って、ディアブロスのライドライン、そんなに優秀じゃないんですよね。
最終的な稼ぎが手札1、ソウル1のみ。
途中でマットを除去されでもしたら、手札もソウルのG0も失うことになる」
ブラダ「そんな卑怯な真似をするやつがいるのか」
カロン「主に君のスキルが原因なんだけどね。
ダークステイツにはG2までで完結するライドラインが少ない分、国家の性質上、ソウルで機能するユニットがいる。
例えばライドラインのG1を《フレイミング・ポニー》、G2を《ダイアフルドール ゔぃおれった》にすれば、最終的にはソウルチャージ2(増えるソウルは1)の、CB1でG2バニラを1体スペリオルコールできる」
ファントム「むう。コストが必要とは言え、トランスローターで前列を確保できるのは悪くないな」
カロン「でしょう?」
マーハ「ライドラインを《ステディ・スパイキー》や《インヘイル・ピット》と言ったキーカードにして、《炎尾の曲芸師 ミロスラヴァ》で適宜回収するという構築もあるな」
カロン「そもそもライドラインがG2で完結してなくてもいいんだよね。
ドラジュエルドのライドラインなんかは、G2《魔石竜 ジュエルニール》の時点で、かなり高い水準のパワーで攻め立てることができるので、序盤からしっかりダメージを与えたいトランスローターと相性がいい」
ファントム「ライドラインだけでも、それほど考えなければならぬことがあるのか……」
カロン「むしろそこがコモンVの醍醐味ですよ」
ブラダ「いよいよ運用だが、トランスローターを使うにあたって注意点はあるか?」
カロン「色々とあるけど、いちいち言及していたらキリはないかな。
基本はテキスト通り『並べて殴れ』だよ。
ソウルチャージ6とか書いてあるけど、このソウルチャージ、すごく邪魔なんだよね?
きちんと構築していれば、そんな介助してもらわなくても2発は安定して撃てるはずなんだけど、このメリット(笑)のせいで、ぶっちゃけ2発目すら危うい。
引トリガーを積みたいデッキなのに、それすら二の足を踏んじゃうよね」
マーハ「少なくとも3発目は絶対に無い。
最初のペルソナライドで勝負を決めるように意識した構築および戦略を組むべきだな。
最初のライド時は効果を使わず、2度のペルソナライドで勝負を決めるという選択肢もあるが、その余裕すら、耐久面や山札面を考慮すると、無さそうだ」
カロン「いっそのこと構築時点でペルソナライドを度外視するのもアリだと思うんだよね。どうせ1ゲーム中に1回しかできないわけだし。
G0以外のソウルを必要とせず、山札を減らしたくなく、パワーが高く、アタック回数の少ないトランスローターは、ペルソナライドの恩恵がとにかく薄い。
メインデッキのトランスローターは1枚か……正直0枚でもいいよ」
ブラダ「では、その空いた枠に何を入れる」
カロン「せっかくのソウルチャージ6なので、それを最大限に活用させてもらうよ」
ブラダ「《ブレインウォッシュ・スワラー》か」
カロン「ご名答。
スワラーがいれば、トランスローターがスキルを発動するだけでパワー+30000!
ブーストするのがトリガーだったとしても、63000のパワーでアタックすることができるよ」
ファントム「たしかにペルソナライドはいらぬな……」
カロン「でしょう? あとはトランスローターのパワーをしっかり通すためのカードですね。
トランスローターでしっかりパンプされたユニットのアタックは、完全ガードでなければ防ぐのは困難なので、その完全ガードを妨害できるカードが欲しいです。
候補は以下に」
《禁令の邪瞳 クェン・ルゥ》
《スチームエンジニア ペペリ》
《ダイアフルドール しもんぬ》
カロン「クェン・ルゥは他のデッキでもお馴染みだね。ただ、トランスローターで1枚のロスは結構厳しい。
ペペリはクェン・ルゥと違って使い減りしないのが魅力だけど、ペルソナライドを条件とするので、上述のペルソナライドを採用しない構築と相性が悪い。枠が足りないかも。
しもんぬは、クェン・ルゥやペペリと違って、手札から2枚以上のコールを要求するタイプのガード制限。序盤からダメージを稼いでいけるけど、いざという時の決定打にはなりにくい。
どれも一長一短だけど、クェン・ルゥが僅かにリードって感じかな?
構築が極まれば、ペペリもかなり強そうなんだけど……」
●《ブリッツCEO ヴェルストラ》
①V:このユニットがヴァンガードにアタックした時、オーダーゾーンからプロダクトを稼働させる。
②V:プロダクトを稼働させた時、このユニットのパワー+5000。
カロン「烈火翠嵐もうひとつの新規ライドラインが、このCEO!」
ファントム「プロダクト?? 稼働???」
カロン「まあ、これだけ見ても意味不明ですよねー」
ブラダ「あなたがコントロールする装具工がからくりを組み立てる場合、それは代わりに2個のからくりを組み立てる」
●《殲滅機動要塞 フライシュッツ・マクシム》
①このカードはプレイできない。
②稼働-このカードが稼働した時、相手のリアガードを1枚退却させ、相手のヴァンガードを1枚、パワー-5000。
【CB1、リアガードを1枚手札に戻す】ことで、このカードをパワー23000/★1のノーマルユニットとしてユニットのいないRにコールする。
コールしたら、ターン終了時、オーダーゾーンに置く。
カロン「ヴェルストラの本懐は、このセットオーダー、フライシュッツ・マクシムにあります!」
ブラダ「むしろこちらが本体」
カロン「ヴェルストラのアタック時にこのカードを稼働させる――すなわち稼働と記載されたスキルを発動することで、このセットオーダーは、相手を除去しつつ、弱体化させつつ、23000のユニットとして出撃するというやりたい放題!
ここだけ見れば、かなりの万能ユニットです!」
ブラダ「問題は、このフライシュッツ・マクシムをセットするのに一手間どころか二手間かかる点だな」
マーハ「正規の手段では、ペルソナライド時にようやく《重撃砲砦 フライシュッツ》をマクシムに強化することができる。
後攻を取った場合、それは致命的な出遅れになるだろう」
カロン「早期にマクシムを出撃させる裏道もあるんだけど、こちらは特定のカードを2枚揃える必要があり、消費も激しい。
あんなこと言ったあとでなんだけどさ、このデッキ、かなり構築難しいよね」
ブラダ「フライシュッツとマクシムの枚数はかなり悩ましいな」
カロン「実際に回してみて、自分に合った最適解を見つけ出すしかないよね。分類としては隕石に近いかな。こんなのトランスローターの方がよっぽど組みやすいよ」
マーハ「マクシムが並べば強いのは確かなので、少ない消費で安定してマクシムを並べる手段さえあれば化けるのだが」
ブラダ「そうなる前に、新たなプロダクトが登場しそうな気もするが」
カロン「あと小ネタだけど、我欲ボティスにユニット化したマクシムを退却させられると、オーダーゾーンに戻らないから注意ね」
ブラダ「マクシム、轟沈!!」
●《ブリッツ経理部長 ゾルディオ》
①R:「殲滅機動要塞 フライシュッツ・マクシム」が稼働した時、このターンにカウンターチャージしていないなら、【SB1】することで、カウンターチャージ1。
ブラダ「ダンディ」
カロン「この人、経理部長なのにG2なんだよね……」
●《ブリッツトップセールス アンレーグ》
①R:「ヴェルストラ」がいるなら、【このユニットを退却させる】ことで、山札かドロップから、「重撃砲砦 フライシュッツ」か「殲滅機動要塞 フライシュッツ・マクシム」を手札に加える。
ブラダ「そのくせ一介のセールスマンがG3だったりもする」
カロン「この人はこの人で、セールスを成功させた途端、クビになってるんだけど……」
ブラダ「きっと命を賭してセールスを成功させたのだろう」
カロン「ブラックだなあ」
●《見守り怪獣 プロティード》
①R:相手のターンに他のリアガードが退却した時、【このユニットをバインドする】ことで、その退却したカードを手札に加える。
カロン「お助け怪獣に続く新たな怪獣が登場! その名も見守り怪獣!」
ブラダ「次のパックでは、怪獣に関連したユニットの存在が示唆されている。怪獣名称は注視しておくといい」
カロン「またボバルマインが高騰しそうだね」
●《ユースベルク“反抗黎騎・翠嵐”》
①V:レヴォルドレス能力で登場した時、前列ユニットのパワー+5000。【CB1】することで、山札を上から2枚公開し、その中のいずれかと同じグレードの相手リアガードを1枚、山札の下に置く。公開されたカードすべてを手札に加える。
②V:ターン終了時、ソウルからレヴォルドレス能力を持つカードを1枚選び、ライドする。
カロン「ユースベルクに新たな反抗黎騎が登場!
これまでの反抗黎騎と違って、コストが必要になった代わり、効果も段違いに強力になっているよ!」
マーハ「強力である分、当然の如く相手も警戒してくるだろう。点止めには細心の注意を払うように」
カロン「……目玉カードのはずなのに、言うことないね」
ブラダ「ただ強だからな」
●《圧壊の騎士 マレディ》
①R:このユニットのアタックがヴァンガードにヒットした時、相手のリアガードを1枚、山札の下に置く。
ブラダ「ヒット時能力持ちに相応しいフレーバーテキストがチャームポイント」
カロン「ヒット時能力の、真の目的はガード強要だから本当に当たっても困るんだけどね」
ブラダ「防げェッッ!!」
●《レゾナンス・ドラゴン》
①R:あなたのユニットが3回以上ブーストしているなら、パワー+5000。
②R:ヴァンガードにアタックしたバトル終了時、「リアノーン」を含むヴァンガードがいて、合計5回以上ブーストしているなら、【CB1、このユニットをソウルに置く】ことで、リアガードを1枚スタンド。
カロン「当たり前のようにリアノーンもリアガードがスタンド!
とりあえず連続攻撃させておけばいいって、強化の方針がVスタンに輪をかけてワンパターンだよね。
ヴァンガードはルールが単純な分、強い効果を作ろうとすると他と被っちゃうのはわかるけどさ」
ブラダ「ペルソナライドのシステムが連続攻撃と相性いいため、どうしても連続攻撃できるデッキと、そうでないデッキで差が広がってしまう、というのもあるのだろう。
3回のアタックで一定の強さを担保させようと思えば、それこそゾルガや白翼特化アレスティエルのように、前列に★を与えるだけのワンパターンになってしまうだろう」
カロン「そんな中、多少でも差別化しようとしている努力も垣間見えるんだけどね。
ロックアグールは、牽制の要素が強かったけど、こっちはフィニッシャー!!
Dスタンでは珍しく、トリガーの乗ったユニットをスタンドさせることができる! それもリアノーンはトリプルドライブなので、期待値はかなり高い!」
マーハ「超トリガーの枠に《決意の精霊王 オルバリア》を入れておくと、実質1億パワーで4回のアタックが可能だ」
ファントム「我がリアノーンデッキは《ゲット!トレジャーキャンペーン 3pt》を採用しているが」
ブラダ「俺は《ぐんまちゃん》」
マーハ「ああもう! どれでも一緒だ!」
●《ラウジングブレス・ドラゴン》《僚撃のブレイブ・シューター》
カロン「V後列という僅か1枠でしか使えないカードが、何故か2種類も収録されている。
存在意義を賭けた凄絶な椅子取りゲーム。君が採用するのは……どっち!?」
ブラダ「《蒼昊竜 シェリングカノン・ドラゴン》」
カロン「だよねえ!」
ブラダ「仮にこれらのカードが必要になった場合、シェリングカノンを移動させればいいだけだ」
カロン「シェリングカノンの移動能力、この系統が全員持っていてもよかったよね」
●《フェローシャス・ハンター》
①R:アタックがヴァンガードにヒットした時、リアガードのパワー+5000。
カロン「1弾で登場したG1のカマキリは、登場しただけで+5000させてくれるんだけど」
ブラダ「当たれェッッ!!」
●《デュアルエレクトローズ・ドラゴン》《スチームシューター プアナム》《陣風の騎士 キュネブルガ》《ノブレス・フリット》
R:相手のヴァンガードがG3以上なら、パワー+5000。
カロン「第一弾以来となるサイクルカードが、今弾には収録されている……と言いたいところだけど、ブラントゲートには何故か収録されていないんだよね」
ブラダ「ブリッツに枠を取られたか」
カロン「それとも作者が忘れてるだけで、過去に登場している?」
ファントム「ちなみに、リリカルにも《気配り委員長 シャズネイ》がいる」
カロン「中身は、+2000パンプされるだけだった、一弾のヴェロキハザード互換から順当にインフレもとい強化されている印象だね」
ブラダ「1年後には+10000のサイクルが登場しそうだな」
カロン「RRR級のG1であれば、特定の能力+条件を満たせば5000パンプというカードは今も腐るほどいるので、採用できるデッキは限られるかもね」
ブラダ「とは言え、デッキ全体の攻撃力を底上げしたいならRRR級のカードと併せて採用するのも一考に値する」
カロン「悲しいのは《スプリー・ヴェスパー》だよね。
G2でレアリティもこっちのが高いのに、パワーは8000のまま。スキルはグレード2以上のヴァンガードにアタックしたバトル中、パワー+5000されるだけという。
《ノブレス・フリット》を上回るのは、先攻3ターン目か、後攻4ターン目のみ。
種族すらインセクトで被ってるから、仮にメガコロライドラインでインセクト強化が来たとしても《ノブレス・フリット》を押しのけて採用はされないだろうなぁ……」
●終
カロン「やっぱりトランスローターには時間がかかったね」
マーハ「かけすぎだ!」
ブラダ「この記事の2分の1がトランスローターだな」
カロン「作者も割とヘロヘロなので、今日かこのあたりで」
ファントム「さらばだ」
トランスローター楽しそう