前回のあらすじ
と、思ったけどエピローグで前回のあらすじはいらないですよね?エピローグのときはなくそうかな?
それでは本編どうぞ!
数週間後 音楽スタジオ「TRY」
あれから二人の処遇などが決まった。
まず兄の真人くんの情事のことは一押し「同意があった」と判断されて強○にはならなかった。
次に弟の輝樹くんは暴行や誘拐などの行動が問題視されて少年院に送られた。
そして二人とも智子さんがどうしても手に入らないのを悟って完全に諦めがついたみたいだ。
あと、信条さんが聴取したところ智子さんに告白した男性教師や保護者を脅していたのはやっぱり二人が脅していたみたいだ。高校生なりに動いて弱みを握ったりして智子さんに近づけないようにしていたみたいだ。
因みにその智子さんだが、あの日に言っていた男性とうまくやれているみたいだ。
幸いなことにお腹の中の子供も順調に育っているそうだ。
灯「けど今回は本当にビックリしたよね…。実の子供だけじゃなくて、まさか高校生の年齢の子も智子さんを女性として好きになってたんだからね…」
廻「そうだな。」
弘人「ほんと世の中どんなことがあるか分かんねぇな…。色んな人がいて。」
灯「けど今回の事件どうにかならなかったのかな?」
バイトしながら話していると、急に灯がそんなことを言い始めた。
廻「どうにかって?」
灯「確かに二人はやりすぎて智子さんを怖がらせたけど、好きで愛してたのは事実でしょ?だから何か別のやり方がなかったのかなって…」
弘人「そうは言ってもねぇ…」
廻「智子さん本人に二人の感情がバレてるんだから隠しようがなかっただろ。」
灯「そうだけどさ…」
廻「まあ、やりきれない気持ちになるのは分かるな。」
俺も「真人くんが情事に及ばなければ」とか「二人が気持ちを切り替えて新しい出会いがあれば」とかどうしてもぐるぐると頭の中で考えてしまっている。
あのとき「こうしていれば…」って考えるのは考えてもどうしようもないけど考えてしまうもんだな…それでも…
廻「二人の愛の行方さえ間違えなければな…」
裕次郎「けど、好きになったもんは仕方ないだろ?」
廻「そんなもんか?」
裕次郎「そんなもんだよ。ま、お前もいずれ分かるさ。」
俺にはまだ良く分かんねえな…。ま、裕次郎さんの言うとおりにそのうち分かるかもしれねぇな。
弘人「あ、そうだ。好きと言えば、結局廻の好み聞けなかったな?(笑)」
…こいつ覚えてやがったのか。
廻「お前はそんなことだけはよく覚えてるよな…」
もっと他のことでも記憶がよければいいんだけどな…
弘人「で、結局どんな人が好みなんだよ?」
廻「…お前、そんなに俺の好みが気になるのか?」
弘人「いや、ないな。」
廻「…」
こ、こいつ!聞いてきてその態度かよ…
弘人「けど、約1名気になっている人がいるみたいだぞ?」
そうして弘人が指差す方を見ると、何故かジーッと俺の方を灯が見ていた。
廻「灯…お前なぁ…」
灯「ま、まぁお互いまだ知らないことがあるだろうし!知っておいたほうがいいかなーって思って!」
聞いてもないのによく喋るな…
裕次郎「俺も興味があるな。廻と玲央からはそんな話しは聞かないからな。」
裕次郎さんもかよ…。物好きな人たちだな…
……仕方ねえな…
廻「そんなに聞きたいなら聞かせてやるよ。」
玲央「…意外だな。廻はその手の話しはしないと思ってたが。」
廻「ま、聞かないとしつこいだろうからな。それに別に聞かれて困るものでもないからな。」
弘人「で、どんな人なんだよ?」
廻「それはな、」
俺が言おうとすると3人の視線が集まる。
廻「…」
灯「廻?」
廻「…強いて言うなら黒髪ロングの似合う人だな。」
それだけ言って他の業務をするために奥の部屋に行く。
弘人「お、良かったね!灯ちゃんも『黒髪ロング』じゃん!」
灯「」ポカーン
弘人「あ、灯ちゃん?…」
灯「」ポカーン
裕次郎「は、ハハ…あまりの嬉しさに放心してるのかな?」
弘人「おっさん、今そんなこと言ってる場合じゃねえよ!戻すの手伝って!灯ちゃん!おーい!」
裕次郎「嬉しいのは分かるけど、戻ってこーい!」
…たく、騒がしいな。ここまで声が聞こえてきやがる。
ちょっと意地悪しすぎたかもな。
……ま、嘘ではないけどな。
さーて、俺もそろそろ弘人たちを手伝いに行ってやるか。
to be continued…
ネクスト エピソード
次の依頼は何とあのお嬢様たちから!
とある「悪戯」がきっかけで大事件に!?
さて、予告を見て気づいた人もいると思いますが、今度はあのグループとの絡みを書いていこうと思います。
楽しみに待っててください!