俺たちと謎と青春と S2   作:ちゃんま2

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皆さん、大変お待たせしました!第4話投稿です!
そしてサブタイトルから分かる通りMerm4idのメンバーが絡んで来ます!

それでは本編どうぞ!


エピソード4 Merm4id編
廻と茉莉花の長い一日 その1


 

AM 6:30 春田家

 

その日、俺は用事が合ったからいつもより少し早くに起きた。

 

廻「行ってきます。」

 

実「あら、廻くん。今日はいつもより早いのね。」

 

廻「あぁ、今日はちょっと用事があるから早く出ます。」

 

実「そうなの。気をつけてね。」

 

廻「はい。」

 

そうして、家を出た。

 

 

数分後…

 

 

廻「あ、やべ。スマホ忘れたか…」

 

まあ、まだ間に合うしスマホ取りに戻るか。

 

そしてスマホを取りに戻ったわけだがまさかこれがながーい一日の始まりになるとはこのときは思いもしなかった…

 

‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾

よし、もうすぐで家に到着だな。

 

あと数メートルで春田家に着くというタイミングでそれは起こった。

 

 …〜〜!

 

ん?

何か聞こえるな…気のせ……

 

 〜〜〜!!

 

…どうやら気のせいじゃないみたいだな。

 

廻「(はぁ…朝から面倒事は嫌だぞ…)」

 

そう思いながらも声のするほうを見る。

 

廻「…何か追いかけられてるな……」

 

よく見ると一人の女性が数人の男に追われているようだ。

しかも、何か俺の方に来てねぇか?

 

男「待ちやがれー!!」

 

?「誰かー!助けてー!  !」

 

どうやら女性の方が俺に気づいたようだ。

 

?「すみません!追われてるんです!助けてください!」

 

廻「見れば分かるよ。取り敢えず後ろに隠れてな。」

 

?「! ありがとう〜!」

 

なんか、ふんわりしてるな…追われてるって自覚あるのか?

 

男「ん?なんだ兄ちゃん」

 

男「すまねえが、そこをどいてくれないか?」  

 

廻「まあ、あんたらがこの人の知り合いとかならそうしてもいいんだけどな。どう見てもそうじゃないだろ?」

 

男「チッ。こっちも時間がないんだ。お前らやれ!」

 

ったく、朝から体使わせるんじゃないよ。

 

男「フン!」

 

まずは男のパンチを避ける。

そして、そのまま殴りかかってきた男のお腹に一発殴りをいれる。

 

廻「ほらよ。」

 

そうして気絶した男を男たちの群れに投げる。

 

男「うわーー!!」

 

男「おま、避けろや!」ドン

 

投げた男を避けれなくて男たちの集団が一斉にコケる。

フー、スッキリしたな。……ん?

 

廻「…おいおい、マジかよ…」

 

遠くを見るとこの男たちの仲間と思われるグループがこっちのメンバーと合流しようといていた。

 

流石にこれはまずいな…

 

?「どうしよ!」

 

廻「話しは後で。取り敢えず逃げるぞ!」

 

そうして女性の手をつかんで走り出す。

 

‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾

AM 7:30

 

あれからどれくらい逃げて来たかわからないが、大分遠くまで逃げれたから取り敢えず大丈夫だろう。

 

?「た、助けてくれてありがとう!」ハアハア

 

息が上がりながらもお礼を言う女性。

 

廻「どういたしまして。意外と息が上がってないんだな。」

 

?「まあね〜!DJやってるからそれで体力があるのかも。」

  

ふーん、なるほどねぇ。しかし、またDJか。最近はよくDJやってる人との関わりが多いな。

 

?「けど、あなたこそ、全く息が上がってないように見えるけど、何か運動してるの?」

 

廻「まあ、俺も鍛えてるからこれぐらいなら平気だ。」

 

?「…というよりもあなたどこかで見たことあるような?」

 

廻「別に俺のことなんてどうでもいいだろ…」

 

?「いや、でも……あっ!あなた最近噂の探偵さんでしょ!?」

 

廻「…まあ、そうだけど……」

 

少しは、人の話し聞けよ。

 

?「それに最近、『胡桃ちゃんが助けてもらった』って言って写真も見せてもらったの〜!」

 

廻「なんだ、胡桃たちと知り合いなのか。」

 

?「そうなの!D4FESで知り合ってね。」

 

なるほど、D4FESでねぇ……ってことはD4FESの出場者ってことか。

 

茉莉花「あっ!そう言えば、自己紹介がまだだったね。私は『水島茉莉花(みずしま まりか)』だよ〜!Merm4id(マーメイド)っていうDJグループで活動してて、大学2年生だよ!」

 

廻「…音咲廻。同じく大学2年。」

 

茉莉花「同じ2年生なんだ〜!じゃあ、これからもタメ口でいいね!」

 

また、灯みたいに距離感が近い人が出てきたな…

 

廻「まあ、それは別にいいんだけど。そろそろ何があったか教えてくれないか?」

 

ここでようやく本題に入る。

 

茉莉花「実は…」

 

廻「…」

 

茉莉花「私にもよくわからないの。」

 

廻「…ん?わからないって?」

 

茉莉花「言葉通りの意味よ〜。何で追われてるのか私にもわからないの。」

 

廻「…じゃあ取り敢えず警察に相談するしかないな。」

 

茉莉花「だよね〜!」

 

廻「『だよね〜!』って、あのな、事態の深刻さ分かってるのか?」

 

茉莉花「わかってるよ〜」

 

ほんとうかよ…

 

廻「じゃあ、気をつけていけよ…」

 

そうして大学に向かおうとしたときだった。

 

廻「…っ!隠れろ!」

 

茉莉花「え!?」

 

廻「いいから、早く屈め!」

 

距離は離れているが声を出せばバレる位置に男たちがいた。

 

くそ、もう追いついて来たのか…

 

 いたか? いや、こっちにはいねぇ。

 

 『あの人』からの命令は?

 

 ついさっきあった。『あの女も庇った男も連れてこい』だそうだ。達成できれば報酬が上がるとも。

 

よっしゃ!それじゃ早く終わらせて金もらって帰るぞ! ダッダ

 

廻「…よし、行ったか……」

 

それにしても、『報酬』か…あいつらはただ雇われただけなのか?しかも『連れてこい』か…行って無事で済むとも思えねえな

 

…はぁ、仕方ねえなぁ……

 

廻「今だ、行くぞ。」

 

茉莉花「え?」

 

廻「俺も帰ろうとしたけど、女性一人で心配だし、俺も無関係じゃなくなったみたいだから警察署までついて行ってやるよ。」

 

茉莉花「本当に〜!!ありがとう!」

 

…また面倒事に巻き込まれたな……

 

そうと決まれば連絡をしないとな。朝早いけどあいつら起きてるか?

 

廻「…あっ…」

 

そうだったー!そう言えば、家にスマホ忘れてきたんだった…

先に取りに行くか?いや、距離があるからな……そうだ!

 

廻「水島」

 

茉莉花「ん、何?あと『茉莉花』でいいよ。」

 

廻「…茉莉花、スマホを貸してくれないか?」 

 

茉莉花「…流石に初対面の人にスマホを見せるのはちょっと…自分のスマホはどうしたの?」

 

そういうのはきっちりしてるのな。ちょっと感心。ってそんな場合じゃなくて…

 

廻「家に忘れた。」

 

茉莉花「え!廻ってスマホなくても大丈夫な人なの!?」

 

廻「そんなわけねぇだろ。今だって連絡できなくて不便なんだから…」

 

今の時代スマホが無いと不便だっての。だからって依存症ってわけでもないけどな。

 

茉莉花「仕方ないな…。連絡だけにしてよ?」

 

そう言って茉莉花が俺にスマホを渡す。

 

廻「ありがとう。じゃ、早く連………」

 

茉莉花「あれ〜、どうしたの?」

 

廻「…スマホの充電切れてるぞ。」

 

茉莉花「……あっ!」

 

茉莉花「…そう言えば、昨日寝落ちしてそのままだった……」

 

廻「おいおい、マジかよ…」

 

茉莉花「なんか、ごめんね…」

 

廻「別に茉莉花が謝る必要はないよ。取り敢えずここにいても仕方ないから公衆電話に向かうぞ。」

 

茉莉花「えー!令和のこの時代に公衆電話なんてあるの!?」

 

廻「別に全部が撤去されたわけじゃないからあるよ。幸い、近くの公園にあるから行くぞ。」

 

茉莉花「そうだね〜。」

 

そうして取り敢えず公園に行くことにした。

 

‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾

AM 8:30

 

廻「そう言えば」

 

茉莉花「ん〜?」

 

廻「茉莉花はこんな朝早くから何しようとしてたんだ?それにやけにスマホを見せたがらなかったし。」

 

茉莉花「あ〜、それはねぇ、モデルの撮影が合ったからだよ〜。」

 

廻「モデル?へぇ~、モデルやってるのか。」

 

茉莉花「あれ?驚かないの?」

 

廻「そりゃまあ、知り合いに事務所に所属してDJやってるやつらを知ってるからな。」

 

今更モデルぐらいで驚かねぇぞ。

 

廻「つまり、モデルをやってるから情報が漏れないようにスマホを見せたくなかったのか。」

 

茉莉花「そうだよ、流石、探偵さん!」

 

そりゃどうも。

 

廻「てか、モデルってこんな朝早くから撮影してるのか?」

 

茉莉花「いや、いつもはこんな朝早くからはないんだけどね。昨日スタジオの人からいきなり連絡が来てね。それでスタジオに向かってたの。」

 

廻「…」

 

茉莉花「けど、スタジオに着いたと思ったらいきなりあの男の人たちに襲われそうになって…」

 

廻「それで逃げてきたってことか。…てか、それスタジオのやつ怪しくないか?」

 

茉莉花「う〜ん…どうだろ?あんまりスタジオの人と話さないからわからないや…」

 

廻「そうか…」

 

取り敢えず、今はあいつらと連絡取らないとな…

 

 

 





事件メモ
・男たちは誰かから雇われているかも?
・茉莉花はスタジオに着いていきなり男たちに襲われそうになった。

Merm4idの水島茉莉花の護衛を受けた廻。二人のスマホが使えずに連絡が取れない中、廻は無事に茉莉花を守ることができるのか?

それではまた次回お会いしましょう!
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