俺たちと謎と青春と S2   作:ちゃんま2

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前回までのあらすじ 
黒田のことについてわかってくるも後ろからの追手に気づかずついに捕まってしまった廻たち。しかし、GPSでの追跡で何とか助かり解決するのだった。

それでは本編どうぞ!


廻と茉莉花の長い一日 エピローグ

 

数日後 音楽スタジオ「TRY」

 

裕次郎「それはまた災難だったな。」

 

廻「ホントだよ。お陰でとんだ一日だったよ。」

 

いつものように喋りながら業務をしている俺たち。

 

灯「けど、〇〇スタジオって有名なスタジオだったのに裏であんなことやってたなんてね…」

 

裕次郎「『あんなこと』って?」

 

廻「盗撮や盗聴は当たり前。更には弱みを握って脅した女性との行為をスタジオでやってたみたいだ。」

 

弘人「聞けば聞くほど胸糞悪い話だよな…」

 

玲央「…それに人身売買もやってたらしいな。」

 

裕次郎「マジかよ!!」

 

うるっさ!

 

廻「マスター、声がでけえよ!他の人に聞かれたらどうするんだよ…」

 

裕次郎「わ、悪い…けど、人身売買なんて…」

 

灯「裏社会の人間と繋がってたんだよね…」

 

そう。実は黒田は裏社会のやのつく人や暴〇団なんかと繋がりがあったらしい。

 

まずは女性の弱みを握って脅し体の関係を持たせる。

その後その筋の人間に売って風〇なんかで強制的に働かせていたみたいだ。

 

自分が楽しんだらその後は売って捨てる。完璧なクソ人間だな。

 

弘人「まあけど、黒田って野郎は捕まったみたいだし一件落着だな。」

 

廻「まあ、一応はな。」

 

灯「『一応』?」

 

廻「まだ黒田に指示されて動いてたやつとか、関係のあった奴らは捕まってないからな。そういう意味では完全な解決とは言えないからな。」

 

ま、それも黒田が捕まってない芋づる式に捕まると思うから時間の問題だけどな。

 

弘人「でもこれからスタジオの運営者からも訴えられるみたいだから人生終わりだな。」

 

 チリーン チリーン

 

廻「いらっしゃ……なんだお前らか。」

 

乙和「なんだって、お客様に対して酷くない!?」

 

廻「スタジオを利用しないやつはお客様じゃねえんだよ。それにどうせ遊びに来ただけだろが…」

 

乙和「あったりー!」

 

『あったりー!』じゃねえんだよ…こっちは一応仕事中だぞ……

 

灯「あ、乙和ちゃん!今日は一人?」

 

乙和「ううん。もう一人いるよ?」

 

茉莉花「はーい!ここに行ったら廻が居るって聞いて来ちゃった。」

 

廻「いや『来ちゃった』じゃねえよ。何しきたんだよ?」

 

茉莉花「聞きたいことと渡したい物があったからね。」

 

廻「聞きたいこと?なんだよ?」

 

茉莉花「いや、どうして私達の居場所がバレてたのかなって。それだけは警察も廻も教えてくれなかったから。」

 

廻「…お前、そんなこと聞くためにわざわざ来たのか?」

 

暇人かよ…

 

茉莉花「だって〜気になるじゃん!」

 

廻「あのな、俺は暇じゃないんだ」

 

茉莉花「いいじゃん。教えてよ〜!!」

 

廻「だーっ!もう、分かったから離れろ。動きづらいだろ。」 

 

茉莉花「やった!それで理由は?」

 

どうやら理由を聞くまで離れそうもなかったので理由を話すことにした。

 

廻「結論から言うと茉莉花のスマホが乗っ取られてたんだよ。」

 

茉莉花「え?」

 

廻「だから、カメラやGPSなんかを遠隔操作で起動させて位置情報を把握してたってわけ。」

 

これは男のメールのやり取りを見て分かったことだ。

 

茉莉花「けど、そんなのいつの間に…」

 

廻「ある程度の知識と技術を学べば誰だってできるもんだぞ。」

 

廻「ま、後はロッカー何かにスマホを置く時間があったならその間にウイルスを仕込まれた可能性もあるな。」

 

実際関係者なら怪しまれずに忍び込めそうだしな。まあ場所にもよるが。

 

茉莉花「だから廻、警察についたときにスマホを見てもらえって言ってたんだ…」

 

廻「そういうことだ。」

 

茉莉花「今は私のスマホ大丈夫かな?」

 

廻「まあ、警察で見てもらってウイルスなんかは取り除いてもらってるとは思うけど、不安なら新しいスマホ買うなり、セキュリティを強化するなりしたほうがいいかもな。」

 

茉莉花「そうだね…」

 

弘人「ま、次からは気をつけようってことで。そう言えば渡したいものって?」

 

ちょっとくらい雰囲気になったところで弘人が話しを変える。本当にこういうときに弘人がいると助かる。

 

茉莉花「あぁ、そうだった。これ、これを廻たちに渡したかったの!」

 

廻「チケット?」

 

茉莉花「そう私達Merm4idの次のライブのチケット。今回のお礼ってことで!よかったらみんなで見に来て!」

 

灯「ありがとう!絶対に行く!ね、廻?」

 

廻「そうだな、せっかくもらったんだし行くか。」

 

ライブか…しばらく行ってないから楽しみだ。

 

乙和「ぶー!なんかつまんない!」

 

廻「何だよ、いきなり…」

 

乙和「だって、私達Photon Maidenのライブには来てくれないのにMerm4idのライブには行くんだ…」ジッー

 

廻「なんだよ、ただライブに行くだけじゃねぇか。」

 

そんな目で俺を見るな。

 

乙和「ねぇ、廻。次はPhoton Maidenのライブにも来てよ。」

 

廻「何でだよ?」

 

乙和「Merm4idのライブに行くなら来てくれてもいいじゃん!」

 

廻「いや、Merm4idのライブはお礼も兼ねて行くのであって…」

 

乙和「違う!そういうことじゃなくて!」

 

弘人「あー、話しの途中で悪いけど乙和ちゃん、こいつには直接言わないと分かんないよ。そういうの鈍いから」

 

乙和「///」

 

ん、なんか顔が真っ赤に…一体どうしたんだ?

 

乙和「うー//と、とにかく来てよ!」

 

廻「はぁ…分かったよ。」

 

乙和「やった!」

 

とりあえず落ち着いたみたいだ。

 

灯・茉莉花「「ジッー」」

 

……今度はなんだよ…

 

廻「…何だよ」

 

灯「べーつに〜?何でもないけど?」

 

茉莉花「でも廻って誘われたら誰でもついて行っちゃうんだね…」

 

廻「いや、そんなことは…」

 

茉莉花「私ともデートしてほしいな…」

 

廻「……は?」乙和・灯「「!!」」

 

茉莉花「だって灯ちゃんとはデートするんでしょ?」

 

いやまあ、出かけるけどデートなのか?

 

茉莉花「出かけるぐらいいいじゃない?」

 

廻「い、いやそうだけど…」

 

乙和「茉莉花ちゃ〜ん!モデルが気軽にそんなことしていいの?」

 

灯「そうですよ〜、スキャンダルにでもなったりしたら大変ですから〜」

 

茉莉花「別に変装すれば大丈夫だから〜前みたいに二人で、ね?」

 

 ピキッ!

 

乙和「ま、前みたいに〜?」

 

灯「ふ、二人で〜?」

 

 

廻「おい、弘人どうにかしろ!」コソコソ

 

弘人「いや〜、あれはもうどうにもできねえぞ。」コソコソ

 

廻「はぁ!?」

 

弘人「てか、お前も男なら覚悟を決めろ。」

 

廻「できるか!」

 

俺は逃げるぞ!!

 

二人「どういうことかな〜?廻!!」

 

さらば!

 

俺たちの騒がしい日常はこれからもまだまだ続きそうだ。

 

 

           第一部「DJ少女たちとの出会い編」完

 

 

 





次回予告!
新章突入!とある高校を舞台に起きる様々な事件に廻が挑む!
果たして廻は謎を解くことができるのか!?
新章「毒花学校編」開幕!

頑張って執筆しますのでこれからも応援よろしくお願いします!
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