お久しぶりです。最近、プライベートの時間があまり取れなくて、投稿が遅くなってしまいました。そのお詫びというわけでは、ないですが、今回の話しは長くなっています!じっくり読んでください!
前回のあらすじ
偶然にもハッピーアラウンドのメンバーと再会した廻たち。そこで、様々な話しを聞くことができたのだった。
そして、ついに事件が…?
それでは、本編どうぞ!
翌日 D4FES 会場
廻「…すげえ…」
朝早くから出発して会場についた俺はそのスケールのデカさに圧倒されていた。
泊「これは思った以上だな。」
廻「あぁ、想像以上だ。」
泊「けど、これだけでかいとやる気が出るな!」
廻「そうだな。…さて、準備するか。」
そうして、俺たちはD4FES大会本部に行くことにした。
まずは、そこで今の時間使えるか確認しないとな。
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D4FES 大会本部
廻「すみません。」
スタッフ「はい、どうしました?」
泊「俺たち、オープニングに出演する『Driving』の二人ですけど、いいですか?」
『Driving 』っていうのは、俺たちのユニット名だ。
名前を決めたのは泊で、理由は、俺たちの名前から取ったのと「止まったり、回ったり、ドライブみたいに爽快なライブができるように」らしい。
因みに、このユニット名は俺が中学の時にやってたユニット名そのままだ。
廻「僕たち、ステージで練習したいんですけど…」
スタッフ「分かりました。今、使えるか確認してきますね。」
そうして、スタッフの人が確認しに行った。
数分後
スタッフ「お待たせしました。」
泊「それで、どうですか?使えます?」
スタッフ「それが、他のユニットがこれから使うことになっているので…」
廻「そうですか、分かりました。それじゃ、いつならステージが使えるかと、今空いている近くのスタジオを教えてもらってもいいですか?」
スタッフ「それなら、明日はすぐにスタジオが使えますよ。近くのスタジオは……が開いてますよ。」
廻「ありがとうございます。」
泊「取り敢えず、今日はスタジオで練習だな。」
廻「そうだな。」
ま、メインステージに出演する人たちも、優勝することに必死だから仕方ないよな。
スタッフ「あの、本当に困ります!」
ん?何か外が騒がしいな。…って
逆田「だから、ここに知り合いがいるんですよ!通してください!」
外に出ると、逆田さんとスタッフの人が揉めていた。
廻「逆田さん、どうしたんですか?」
逆田「あ!いました!私が探してたのは、この人たちです。」
スタッフ「そうでしたか。」
逆田「いやー、迷惑かけてごめんなさいね。」
スタッフ「今回は、多目に見ますけど、本来は事前にお配りしている、『証明写真付きの参加証明書』がないと、本部に入れないですからね。気をつけくださいよ…」スタスタ
そう言うと、スタッフの人は歩いて去っていった。
廻「で、どうしたんですか?」
逆田「いや、急に応援に来たいと思ってね。久しぶりに、D4FESも見たいと思ったから。」
廻「…そうしてくれるのは、嬉しいでるけど、別に今じゃなくて本場を見に来てくれたほうがいいと思うんですけど…」
逆田「まあまあ、そう言わずにさ。」
泊「そうだぞ。それに、練習から見に来てくるなんて何か、贔屓されているみたいでいいじゃないか。」
逆田「あ、ごめんなさい、ちょっとトイレにいってきますね。先に外に出て待っててください。」スタスタ
行ってしまった…。
数分後
廻「遅かったですね。」
あれから50分程度で、逆田さんが帰ってきた。トイレにしては長すぎるな…
逆田「すみませんね。多分、気の生のもの食べたから、あたったのかもしれないですね…」
廻「それ、病院に行ったほうがいいんじゃないですか?」
逆田「大丈夫ですよ。」
それならいいんどけどな…
逆田「お二人はこれからどうするんですか?」
廻「今から近くのスタジオで練習しようと思ってます。」
逆田「それなら、二人の邪魔になったらいけないので、今日はもう帰ります。では、頑張ってください。」スタスタ
そう言うと、逆田さんは去っていった。
廻「じゃ、俺たちもスタジオに行くか。」
泊「そうだな。」
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スタジオ
泊「…よし、こんなものだろう。」
廻「だな。あとは、実際のステージに立って練習するだけだな。」
泊「しかし、流石廻だな。もうブランクを感じさせない動きができるじゃねえか。」
廻「ま、俺も基礎から体力作りといろいろ頑張ったからな。」
泊「そりゃ、頼もしいな。今から本番が楽しみだ。」
廻「取り敢えず、今日はここまでだな。」
泊「そうだな。しかし、ホテルが使えるのはありがたいな。」
廻「あぁ。まさか、オープニングにしかでない俺たちも出演者と同じホテルが使えるなんてな。」
そう、今日から運営が用意してくれたホテルに泊まるのだ。
灯は、本番当日に見に来てくれるらしい。勿論『あいつら』も連れてな。
泊「腹減ったなあ…。どんな、料理が出てくるか楽しみだな!」
廻「そうだな。じゃ、早く行こうぜ。」
俺も今日は朝早くて疲れたからな。後はゆっくりしたいな。
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数分後 ホテル
泊「夕飯まで、少し時間があるから少し探索しようぜ!」
廻「…お前、疲れてないのか?」
さっきまで俺と同じぐらいヘトヘトだったのに、ホテルについた途端、元気になりやがった。
泊「いや、疲れてるけど、何か初めてくるところってわくわくしないか?」
廻「お前は子どもかよ…」
泊「何だよ、ノリ悪いな…。それに、どこに何があるかだけでも知ってた方が良くないか?後でスムーズに移動できるし。」
廻「…たく、仕方ねえな。その代わり他の宿泊客に迷惑かけんなよ?」
泊「分かってるよ。」
数分後
泊「これで一通り見たな。」
廻「だな。…よし、もうご飯の時間だな。」
泊「やっとか。早く行こうぜ!」
廻「そうだな。」
お腹すいたし、どんな料理が出てくるか楽しみだな。
そうして、食堂に向けて進んでいるときだった。
ドン!
?「いた!」
前から歩いてくる一人の女性にぶつかってしまった。
廻「すみません、怪我はないですか?」
泊「なにやってんだよ、廻。ちゃんと前見て歩けよな…立てますか?」
?「痛いなー、ちゃんと前見て歩けっての。」
…は?
廻「すみませんね、『小さくて』見えなくて」
?「はー!?そっちがぶつかってきたんでしょ!なにその言い方!」
泊「おい、廻!」
?「しのぶ、ここにいたんだ。って、どうしたの?」
目の前の女性と険悪な雰囲気になっていると、後ろから声がかけられた。
しのぶ「…何でもない。行くよ、響子。」スタスタ
響子「ちょっと!」スタスタ
そう言うと、二人は歩いて去って行った。
泊「たく、お前どうしてあんな態度取るんだよ…」
廻「確かにぶつかったことは悪かったけど、あの態度はないだろ。」
ちゃんと謝ったからな。それで、あんな態度取られたらムカつくっての…
廻「…ま、過ぎたことは仕方ないだろう。早く行こうぜ。今日は顔合わせもあるんだろ?遅れたら大変だ。」
そう、今日はD4FESに出場する人たちが交流を目的として一堂に会する。だから、遅れたら運営の人に怒られてしまう。
泊「…はぁ。今度からは気をつけろよ。」
そうして、食堂に移動した。
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ホテル 食堂
スタッフ「皆様、今日は交流会に参加いただきありがとうございます!」
スタッフ「今日は、この『D4FES』に参加している方が一堂に会しています。いろんな方と交流して、皆様の今後の成長に役立ててもらえれば幸いです。それでは、今日はお楽しみください。」
スタッフの方の挨拶が終わると、皆バラバラに動いて食事を取り始めた。
泊「じゃ、俺はいろんな人と話してくるけど、廻はどうする?」
廻「俺はあんまりそういうの得意じゃないから、一人で適当に食べてるよ。」
泊「そうかよ。ま、問題は起こすなよ?」
廻「おまえもな。」
そうして俺と泊は別れてそれぞれの行動を取った。
廻「さて、そろそろ部屋に戻るか。」
食事を済ませて、部屋に戻ろうとした時だった。
?「ちょっと、離して!」
大声がして、皆がそちらに注目する。
廻「(あいつ、確かさっきの…)」
見ると、さっきぶつかった女性が男たち数人に絡まれていた。
男1「嬢ちゃん、あの『Peaky P-key』の犬寄しのぶだろ?」
男2「俺たちちょっと、話しを聞きたいだけなんだよー。ちょっとベットの上でね」ゲラゲラ
そういうと、男たちは下品に笑う。
周りの人たちにも蔑んだ目で見られてるのに分からないのか…
それに、あいつ泊が言ってた『Peaky P-key』のメンバーだったのか。
スタッフ「会場で、問題行動を起こすのは辞めてください。」
スタッフの人が慌てて止めに入る。けど…
男3「あ〜?カンケーねえだろう、引っ込んでろ!」グッ
スタッフ「ッガ!」
スタッフの人を殴って倒してしまった。
男1「さ、行こうか。」
しのぶ「嫌だ、離して!」
しのぶは必死に抵抗するが、体格の差が激しく抵抗虚しく連れて行かれる。
…はぁ、仕方ねえな。
廻「…そこまでにしておいたら?」
男2「かんけーない奴は引っ込んでろよ。じゃないと、さっきの奴みたいになるぞ?」
廻「やれるもんならやってみな。」
男2「んだと、こらー!!」グッ
男が俺に殴りかかってくる。
廻「(よし、これを避けて……?)」
気づくと俺の前に一人の女性が出てきていた。そして、驚くことに、大の男の腕を掴んで受け流していた。
廻「(…この人、確か『響子』って言ってたか?)」
響子「大丈夫?」
廻「大丈夫ですよ。」
響子「しのぶを助けようとしてくれてありがとうね。けど、ここは私に任せて。」
男1「逆らわなければ、痛い目にあわずに済んだのに、仕方ないな、お前ら、やれ!」
リーダー的な男の合図で男たちが俺にと響子に殴りかかってくる。
今度はそれをちゃんと避けて、相手のみぞおちに一発殴る。
男2「がっ!」
そして、パタンと倒れる。
響子「へえー、やるじゃん!」
廻「そっちこそ。」
男3「よそ見してんじゃねえー!」グッ
スッ
男を避けてそのまま響子が男に回し蹴りをする。
響子「よっと!」
男3「…」パタン
それを見た男たちは俺たちの様子を見て怖気づいたのか、数人は逃げてしまった。
たく、雑魚がイキってんじゃないよ。
そうして、俺と響子で残った男の相手をする。
そして、……
男1「何してる!?相手は男と女二人だけだぞ!?」
廻「、後はお前だけだな。」
男1「クソ!」スタスタ
走って逃げようとする男を走って追いかける。
男1「ッチ!どきやがれ!」
男のパンチを避けて、後ろに回り込む。そして、羽交い締めにする。
男1「離せ!」
廻「暴れんなっての」
そうこうしているうちに警備の人が来てくれたから、こいつを警備の人に渡す。
廻「…たく、やっと落ち着いたな。」
しのぶ「…ふ、二人ともありがとう…」
廻「どういたしまして。…さっきは、大人気なかったな、すまない。で、怪我はないか?」
しのぶ「怪我はない。…私もさっきはごめん…」
響子「とにかく、しのぶが無事で良かった。」
おーい!
声がした方を見ると、泊とハピアラのメンバー、そして、二人の女性が近づいてきた。
泊「廻、一体何があったんだ!?」
麗「響子さん、廻さん大丈夫ですか?」
廻「なんともないよ。」
そうして、落ち着いたところで、皆に今あったことを話す。
泊「そんなことが…とにかく3人とも無事で良かった。」
廻「ところで、そこの二人は?」
由香「笹子・ジェニファー・由香です!」
?名前からしてハーフなのか?…
絵空「清水絵空でーす!二人を助けてくれてありがとうございまぁす!」
泊「二人は、響子さんたちと同じ『Peaky P-key』のメンバーなんだ。」
なるほど、だから心配してきたってわけか。
スタッフ「お二人とも大丈夫ですか?」
廻「はい。」
スタッフ「それは良かったです。二人のご協力ありがとうございます。それで、廻さんにお話があるんですがよろしいですか?」
廻「?別にいいですけど…」
一体何の話だ?
ここでは話せないとのことだったので、場所を移動して話を聞くことにした。
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ホテル 応接室
で、スタッフの人に言われた通りに応接室に来たわけだが……
廻「…何かついてきたな。」
何故かハピアラと、ピキピキの人たちもついてきていた。何があったのか気になるらしい。
スタッフの人にも許可を取ったから別にいいんだけどな…
廻「で、話しってなんですか?」
スタッフ「実は話しがあるのは、私からではないんです。」
廻「はい?」
一体どういうことだ?
コンコン
俺たちが、困惑していると、誰かが部屋に入ってきた。
?「失礼します。」
スタッフ「ちょうど、良かった。空さん、この人が廻さんです。」
空と呼ばれた人が俺たちに挨拶する。
空「こんばんは、D4FES運営委員長の『三橋空(みつはし くう)』です。」
運営委員長が直にお出ましって…
他の皆も驚いている…
廻「どうも、音咲廻です。」
空「すまないね、急に呼び出してしまって。」
廻「それは別にいいんですけど、話しってなんですか?」
空「…実は君の力を借りたくて、呼んだんだよ。」
廻「?」
どういうことだ?話しがみえねえな…
空「実は、このD4FESの開催が決定した次の日から大会運営に謎の電話が掛かってきてね。」
廻「謎の電話、ですか?」
空「最初は、無言電話が掛かってきてたんだ。けど、別に被害はなかったから、少し気味が悪かったけど無視をしてたんだ。」
空「それがだんだんエスカレートして、最近脅迫めいた電話を受けてね…」
真秀「え!そ、それって大丈夫なんですか!?」
廻「真秀さん、落ち着いて。で、どんな電話だったんですか?」
空「それは録音しているものがあるからそれを聞いてほしい。」
そうして、空さんは録音したものを再生した。
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『D4FESを今すぐに中止しろ。その気がないなら、こちらからD4FESを壊しに行く。どんなことをしても無駄だ。絶対に壊す。』
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録音を聞き終えた後、空さんがまた話し出す。
空「一応警察に連絡しておいたけど、イタズラだろうと思って相手にしてなかったんだ。けど…」
廻「さっきの騒動があった。」
空「そうです。」
泊「けど、さっきの騒動は偶然だったんじゃないんですか?」
空「それが、そうでもないんだよ。実は、報告を受けてさっき連れて行かれた人たちのことを調べたんだけど、D4FESにそんな名前の人なんて参加してなかったんだ。」
響子「どういうことですか?」
空「そのままの意味だよ。あの中の誰一人として参加者の名前と一致しなかった。それに、昨日からこのホテルはD4FESの参加者が貸し切りになってるから、部外者は入れないんだよ。」
廻「誰かがあいつらを中に入れたってことですね?」
空さんが静かに首を振る。
なるほど、話しが見えきたぞ。
廻「つまり、こういうことですね?最初は誰かの悪ふざけだと思っていた脅迫電話だったけど、今日の騒動で現実味を帯びてきた。それをどうにかしてほしい、と。」
空「そうです。」
麗「けど、何で廻さんにお願いを?」
しのぶ「確かに。それに、頼むにしても警察とかじゃない?」
空「…あれ?皆さん、知らないんですか?この廻さんは…」
むに「あー!」
空さんが喋っているのに、むにが大声でそれを遮る。
ビックリした、いきなりどうしたんだよ…
真秀「どうしたんだよ、むに?」
むに「どっかで見たことあると思ったら、あんた最近話題の『音咲廻』じゃない!?」
りんく「えー!廻さん、そんなに有名人なの!?」
絵空「聞いたことあるわ。最近話題の様々な難事件を解決しているっていうあの探偵さんでしょ〜?」
むに「そうよ!まさか、D4FESに参加してたなんて…」
空「…話を戻していいですか?」
真秀「あ、ごめんなさい…」
空「…それで、この依頼を受けてもらえますか?」
……結局こうなるのかよ…。
泊「おい、廻。協力してくれよ。じゃないと、このD4FESが…」
廻「分かってるよ。俺も、してきて練習を無駄にしたくはないからな。」
空「それじゃあ…」
廻「その依頼、引き受けます。」
空「ありがとうございます!」
りんく「ねえ、聞いた!?探偵さんだって!」
真秀「りんく、分かったから、落ち着いて!」
りんく「でもでも、探偵の活躍を間近で見られるんだよ!楽しみ〜。くぅ~、ハッピーアラウンド!」
そういうと、りんくは謎のポーズを取った。
ていうか…
廻「一応、言っとくけど、遊びじゃねえからな…」
りんく「分かってるよ!」
ほんとうかよ…
廻「取り敢えず、『あいつら』に電話するか。」
むに「『あいつら』って?誰よ?」
廻「ま、頼れる仲間だな。」
むに「?」
さて、今回の事件どうなるのか…
事件メモ
・ホテルで暴れた男たちは、D4FESの参加者や関係者でもない。
・D4FESが決まってから、無言の宇宙や、脅迫電話がかかってくるようになった。
以上です。
次回予告
ついに事件が起こってしまった。早速廻たちは情報収集のために動き出すが?…
では、また次回お会いしましょう!