終末何してますか?幸せですか?新婚生活楽しいですか?   作:ドレミ24

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1話

ある日、64番浮遊島妖精倉庫の食堂にて事件が起こった

 

がやがやと色とりどりの髪の毛が黒髪の男、ヴィレムに群がり目をキラキラさせながら質問攻めをしている。当のヴィレムはというと、げんなりしたような顔で全てを諦めていた

 

少し状況を説明するとヴィレムは先程地上からクトリ、ネフレン、ノフト、ラーントルクらと共に帰還し聖剣ラピデムシビルスを修理しそれをクトリが使用した結果結果侵食は止まった。髪の毛に赤い色は残ったままだったがこの際無事だったのだから結果としては万々歳だった。だがしかし、次の瞬間クトリは何かを思い出したかのように顔を赤くして小さな声で

 

「き、君があの時言ってくれたこと。まだ覚えてる?私に「結婚してくれ」って言ったこと。今ここで返事させて。ふ、ふつつかものですがよ、よろしくお願いしますぅ・・・」

 

ここまで言って気絶したのだ。おかげで撒かれた火種は見事俺が消化する羽目になった。全く消せる気配がないのが現状。

 

なんとかカラフルな山から抜け出したがこれからどうするか

 

「とりあえずクトリは部屋で寝かせたきたっす。ついでのレンは疲れたらしいのでそのまま寝たっす。」

 

疲れた体を動かしているとクトリを部屋に運びに行ったアイセアが帰ってきた。そうか、じゃあ俺も疲れたからそろそr

 

ガシッと腕を掴まれた。しかも結構強めに

 

「アイセア、痛いから離してくれ。俺も寝る。」

 

「駄目っす。これから技官には話してもらわなきゃいけないことが沢山あるので。」

 

さいですか。しょうがない、腹を括るか。

 

「まったくそれにしても技官、地上で告白をすっとばしてプロポーズとは・・・色々と常識外れだとは思いましたがここまでとは思ってなかったっすよ。あの肉食お化けことナイグラートを笑えないっすよ。」

 

「コイツとだけは一緒にするな。流石に不愉快だ。」

 

親指を立てて件の赤髪に向ける

 

「酷くない!?これでも私はお淑やかにしてるのよ!?」

 

ちょっと喧嘩売られたら組織を壊滅させるのが、お淑やか?そう言いかけるとめちゃくちゃ睨まれたので言うのはやめた

 

「・・・」

 

「だんまりっすか。そりゃあこんな大勢の前で公開処刑されるのは嫌でしょうけどコレ結構重要な事っすよ。」

 

「どういう事だ。」

 

「クトリは侵食が止まってこれからも永く生きられる様になった。そして技官はプロポーズしてクトリはokしたっす。つまりは夫婦になるんすよ。書類云々はともかくこの状況になった以上対人関係の思いやりが子ども向け過ぎる過保護お父さんポジの技官だけだと私らも結構心配なんすよ。だから一緒に考えましょうよ。クトリ完堕ち作戦。」

 

「その卑猥に聞こえる作戦名やめろ。子どもいるんだぞ。」

 

「そーゆう私もまだ子どもっすよ。」

 

尚更ダメだろう!叫びたくなった。

 

「まあ、作戦立ててやらずにこれからはのんびりとしていけばいいんすけどそれでも限度があるっすよ。早目に決着着けた方が身のためっす。」

 

「肝に銘じておく。」

 

「んじゃ、私は疲れたんでおいとまするっす。」

 

そう言って部屋から出て行くアイセア。部屋にはチビ共と暴食お化けと俺が取り残された。みんなが俺を見ている、それもジト目で

 

アイツとの会話でなんとかコイツらは黙ったけどこの空気どうすんだよ・・・

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