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····························私はサムス・アラン。
フリーの
現在私は、銀河連邦に依頼されて行方不明となった輸送船を探すために、スターシップに乗って目的地に向かっている。
輸送船との通信が途絶えたのは10日前。
それだけの時間が経っているならもう生き残りはいないと思うが、これも仕事だ。
『間も無く、目的地付近です』
馴染みのAIの声が聞こえてきた。
どうやら、輸送船との通信が途絶えた場所へと着いたようだ。
『目的地に到着』
だが、周りには何もない。
よくて手のひらサイズから小型宇宙船くらいの大きさの小惑星が漂っているくらいだ。
報告通りの場所のはずだが、情報に誤りでもあったのか?
そう思った私は、銀河連邦に通信を入れようとした························································その時だった。
『警告、前方に未知のワームホールが発生。警告、前方に未知のワームホールが発生』
それは突然起こった。
スターシップの目の前に何の前触れもなく謎のワームホールが出現した。
急に現れたそれはブラックホールのように引力が強いのか、周りの小惑星を吸い込んでいる。
その時、私は察した。
輸送船はこれに吸い込まれてしまったんだろうと。
そして今、そのワームホールは私の乗っているシップまでも引きずり込もうとしていた。
このままでは私まで吸い込まれてしまう。
オート操作だったものをマニュアル操作に切り替えようとするが、
『コントロールエラー。システム障害。操作不能』
「!?」
理解が追いつかなかった。
原因不明のシステム障害が起きて、シップのエンジンが完全に停止した。何とかシステムを回復させようと操作するものの反応はなく、操作不能に陥ったシップは言うことを聞かなくなり、ワームホールが吸い込んでいた大小様々な隕石がシップを巻き添えにして破壊する。
「ッ!!」
もはや抗う術がなくなった。
ワームホールの引力に捕まったシップは、どんどんとその暗い穴へと吸い込まれて行っていた。
そして、抗う術をなくした私は……
ワームホールへと吸い込まれてしまった。