それとも、アランのメガリザードンXの『フレアドライブ』はスマブラ仕様だった?
〆月♦日
次に目指すグレンタウンは離れ小島だ
なので、グレンタウンに行くには船に乗らないといけない
クチバシティに戻るか、ふたご島を経由してグレン島に行くかをハクヨウと話し合った
私の旅だから私の好きにしていいと言われたので、正直にどっちでもいいと答えた
寄り道は度の醍醐味と昔からよく言われているし、実際私の旅も寄り道を多くしている
そういうニュアンスで、どっちでもいいと。改めて言うと、ハクヨウが首を傾げる
思い返すと、ハクヨウと一緒に行動するようになってからは真っ直ぐセキチクシティに向かっていた事に気付いた
ハクヨウに行きたい所があるなら教えてと言い含めてから、改めて話し合いを再開する
結果は、「1度通った道より知らない道を通る方が旅っぽいですよね?」とハクヨウが言ったことでふたご島経由でグレン島に行くことになった
〆月日
今日は皆に情けないところを見られてしまった
いや、情けなくない。ちょっと取り乱しただけだ
お昼ご飯の準備をしている時に野生のポケモン達がじゃれ合いながら私たちの前に出てきた
野生のポケモンは、カラカラ、ガーディ、マンキーの3体だった
それで、私たちのポケモンがその3体と遊び始めたので気が逸れているうちに完成させようと料理に集中する事にした
暫くして、ボチャンッと水に何かが落ちる音がした聞こえたので気になって見てみると、川を見てナゾノクサたちが慌てていた
つられて川を見ると、バシャバシャと溺れてるかのように水面を叩き藻掻くポケモンが見えた
水しぶきで誰かわからず、私の近くにいるポケモンを確認するとパラスが居なかった
その時は、パラスが流されてると私は思い込んでいた事もあり、パニック状態になって川に飛び込もうとした
そしたら、モンジャラに止められた。それがなかったらもっと酷いことになってたかもしれないと今は反省している
結局、パラスは落ちたんじゃなくて川に落ちたポケモンを助けに行って私が確認した場所に居なかったのがわかった
あと、川に落ちていたのは《マトマのみ》を間違って食べた甘いものが好きなニョロモが川に飛び込み、水を飲みながら辛さで暴れていただけだった
いろいろと、心臓に悪い
追記
書き終わってから今日の事を書いたのを後悔した
〆月☾日
今日は船のある町に着き、ふたご島行きのチケットを買った
船の事について幾つか聞くと定員が20人程の小型フェリーで軽食なら飲食は可能、ゴミは持ち帰り
普通の渡し船とルールは多分一緒だ。前世のルールとかそう言うのは全く覚えてないけど
この世界特有のルールで言うなら、『ポケモンバトル禁止』『水ポケモンの船の並走には細心の注意をするように』『大きなポケモンや〇〇kg以上のポケモンはモンスターボールの中に入れて出さないでください』etc.と幾つかある
今回乗る船だと、バトル禁止と重量制限だ。後は、乗船人数が多ければポケモンを外に出していい数の制限
移動にかかる時間は高速船じゃないが1時間程で着く
そうして、色々聞き終えてお昼時になったのでレストランで昼食を食べてから消耗品の買い足しをするために買い物をする
私自身、船はクチバからマサラ行きので経験してるので、船酔いをしないのは分かっているがハクヨウが心配なので、念の為酔い止めを買って置いた
後は、ナゾノクサが砂浜で大波の海水を浴びて大はしゃぎしていた
写真は撮り損ねた。くそぅ……
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「わぁ……!モモちゃん、ヒトデマンですよ!それに、ゴルダックに…あ!シャワーズもいます!今の見れましたか?」
ピンク色のポニーテールを右に左にと揺らしながら、ニコニコとはしゃぐハクヨウ。
彼女の背中にはバタフリーがしがみついていて、俺のモンジャラも蔦を腰に巻き付けている。
当然、彼女……ハクヨウが船から落ちないようにするための予防策だ。
因みに、バタフリーの方が先に始めた。
「もう、はしゃぎすぎだって。今のハクヨウは周りからは、私よりも年下に見えてるよ。お姉ちゃん風を吹かせたいなら、もう少し落ち着いて」
「私がモモちゃんにお姉ちゃん風を吹かす……無理じゃないですか?モモちゃんがハイスペックなのがダメなんですよ!」
「そんな事言われても……ん?となると船に乗ってすぐの行動は、お母さんの手を引っ張って走る好奇心旺盛な子供?」
「いやいや……………いやいや!年下相手にお母さんはないです!勿論、
俺の呟きに反応したハクヨウは、自分の発言に頷きながら否定する。
俺は言葉の間にあった沈黙に意味が無いと信じつつもこの話をなかったことにする。
「ねぇ、ハクヨウ。ふたご島、どんなポケモンが居るかな」
「うーん。情報収集の時に、こおりタイプのポケモンが居ると聞きましたね。……こおりタイプってカントーだとどんなのいましたっけ?」
「ラプラスにルージュラ、ジュゴン。パルシェン……あとは、フリーザーとか?」
「伝説のポケモンですね。探索しますか?私はしたいです」
「興味無いって事は無いけど……仮に会えそうなところに行ったら死にそうなんだよね」
俺もくさタイプが特に好きなだけで、ポケモンは全体が好きだ。俺だって伝説のポケモンに会えるなら会ってみたい。
だが、伝説のポケモンが凶暴だって言いたい訳では無いが
例えば、ゲームで言うレベル70前後の強さのポケモンとか
つまり、伝説のポケモンに
「そもそも、フリーザーを見つけて何するの?」
「近くに行く必要はないです。遠くから写真や動画に捉えるんですよ。そうしたら、何か知ることが出来るかもしれないじゃないですか」
「あー、うん。悪くないかなぁ。けど、何日張り込むつもり?」
「1週間は駄目ですか?」
「急ぐ旅じゃないけど。うーん……今日を抜いて4日かな」
急ぐ旅じゃないがサトシより先にジムバッジを揃えたいと言う小さな目標があるが、
「4日ですか………絶対に会いたいというわけじゃないので大丈夫です♪」
「……あと、一応言っておくと私もハクヨウもこおりタイプが弱点のポケモンしか持ってないから。探索は難しいと思うよ」
「えっと……
俺がタイプ相性の事を言うと、ポケモンのタイプ相性を調べ初めた。
そして、ハクヨウは少しずつ涙目になっていく。
「……あ。いや、うん。こ、こおりタイプ以外のポケ
モンも…いますよ……多分」
「ゴローンやイワークとかはいると思うけど……いた所で問題はひとつも解決してないんだけど?」
「うぅっ……なら、深いところには行かないようにしましょう。襲われそうになったら、バタフリーの『ねむりごな』でどうにかしてみせます!」
「結局、それしかないよね。私も『ねむりごな』『しびれごな』で対応して。怪我しないようにだね」
俺がそう言うと、ハクヨウは頷いてからまた海を眺める。
顔はまだ少し青いが事実だとはいえ脅かしすぎただろうか?
今は、何も言わない方が良さそうだ。
俺はモンジャラにハクヨウの事を任せ、客席に荷物を取りに戻る。
思っていたより長く話していたみたいで、時間を確認すると後10分ほどで着くようだ。
ハクヨウに釘刺した身ではあるが、俺は楽しみで仕方がない。
今日もいい一日になりそうだ