まだ モモは 旅に出ません というか 出れません
いずれ 旅に 出ますが 何時になるやら ▼
〇月〇日
日記…と言うよりは手記に近いものを書こうと思う
4歳の時に文字を覚えたら日記のようなものを書こうと考え勉強を始めた
勉強を始めるのが早いと思うかもしれないがアニポケのサトシは10歳で旅に出ている
つまり、10歳で義務教育が終わるという事だ
それでも早いと自分でも思うがその辺は気にしても意味が無い
5歳になっても日記を書けるほど綺麗に書けなかったのでひたすら字の練習をする
それで最近、ようやく満足のいく大きさで字を書くことができるようになった
その日に早速、日記をつけようとしたがもう少しで新年になるので新年……1月1日、つまり今日から日記をつけることにした
この世界は
その事もあり、覚えることが減ったのは僥倖だった
〇月×日
昨日、書こうと思っていたことを忘れていた
前世は俺だったが今世では私になっている
口調がではなく性別が、だ。心の中や1人の時には俺と言っているが猫を被っている訳じゃないが何となく人前だと私と言ってしまう
次は見た目を主観でだが書いて残しておく
5歳だから何とも言えないが将来美人確定な容姿をしていると自分では思っている
モモという名前から連想するならピンク色の髪だと思うが明るめ緑髪が私の髪色だ
その髪を肩の下位まで伸ばし三つ編みにしている
たまに、三つ編みカチューシャにもする
目の色は薄い紫
あれ?意外と容姿って書くことないな
最後に、今のお気に入りの服を書いておく色とりどりの花があしらわれたスカートとロゼリアのシルエットがプリントされた服だ
〇月☆日
今日は私の住んでいる場所と今日の出来事を書こうと思う
ポケモンシリーズの始まりカントー地方
そんなカントー地方のクチバシティに私は住んでいる
アニポケの新無印を見ていたらわかると思うがクチバシティは凄く広い
この感じだとタマムシやヤマブキもかなり広いのだと思う
クチバと言えば電気タイプのジムリーダー、マチスや新無印からでてきたゴウやコハルと会えるかもなんて思い時間の許す限り探検してみたが子供の足は短かった
というか、そもそも時代が違う可能性も考慮するべきだと今書いていて気づいた
次は、今日の出来事を書く
私の家は一軒家でそこそこ広い庭もある
パパがオーキド博士のもとで働いてママはゲームプログラマーとして働いている
パパもママもかなり稼いでいるらしくお金には余裕があるらしい
そんな2人と正月休みのおかげで一緒に庭で正月の遊びをしていたら庭の端にポケモンを見つけた
そのポケモンは地面に埋まっていて擬態しているようだったが私にはすぐわかった
そのポケモンはナゾノクサだった
─────────────────────────
今世の両親が正月休みで2人とも1週間ほどの休みをもらい
無理をしない意味も込め旅行には行かず
それでも普段、俺と遊べていない分を取り戻すように俺のしたいことに付き合ってくれる。
優しい両親に全力で甘え、遊んでいた。
独楽回しやパパのピジョンの『かぜおこし』であげた凧揚げ。
俺が年末に作った福笑いと言った正月ならではの遊びをしていた時だった。
パパとママがワタッコモチーフの羽根を使った羽付きで対決していて
ママの強烈な一撃で点を取られたパパが顔に落書きされている間に羽根を取りに行った時にそのポケモンを見つけた。
「ん?モモ、どうしたの?」
「ママ。ここにポケモンがいる」
「えっ…ポケモン?」
「うん。えっとね。ナゾノクサだよ」
俺はナゾノクサの葉っぱの部分を撫でながら困惑しているママを見つめる
ママが何故困惑しているのかと言うと俺達の家の庭には鳥ポケモンや虫ポケモンはよく来るがそのどれもが昼少し前から夕方までの時間しかいないからだ。
話し方に関しては気にしないでくれ体に精神が引っ張られてるんだ……頼む。
「モモ、ナゾノクサから離れるように」
「なんで?危なくないよ?」
「パパとナゾノクサについてお勉強だ」
「……!うん!」
ポケモンの勉強は普通の勉強の何倍も楽しい。
だから、俺はパパの言うことをききナゾノクサから離れパパの横に立つ。
「ざっそうポケモンのナゾノクサは、お昼は根っこを地面に埋めて動かない時が多いんだ」
「ホーホーと一緒?」
「間違ってはいないけどちょっと違うかな。でも、今は深く潜っているみたいだから寝ているのかもしれないね」
「そうなんだ」
「今、ナゾノクサを引き抜くと大きな声で叫んで叫び声を聞いた人を全員怖がらせることができるんだ。だから、夜になったらナゾノクサにもう一度会いに行こうか」
パパのその言葉に私はすぐに頷き外での遊びをやめて。
子供特有の少ない体力を回復するために布団に潜り昼寝をすることにした。
─夜─
夜になりご飯の時間になったが俺は夜ご飯そっちのけでナゾノクサに会いに行くことにした。
「わぁ。パパ!ナゾノクサが顔だしてる!」
「本当だね。キミの嫌がる事はしないしさせないから、少しだけ一緒にいてくれるかな」
「ナゾノ」
「そうか。良かった…ありがとう、ナゾノクサ」
「ナゾナッナ」
「ずるい!私もお話する!ねぇ。あなたはどこから来たの?」
ナゾノクサは俺の言葉に首…体全体を使って斜めを向く。
質問の意味が分かっていないみたいだ。
俺はナゾノクサを撫でながら何をするか考える。
「あ、そうだ。私たちとご飯食べよう!」
「ナゾ!ナゾナッ♪」
俺はナゾノクサを抱え……抱えようとして持ち上がらなかった。
より正確に言うなら、持ち上げようとすれば出来なくもないがその後が動けそうにない。
流石のポケモン世界でも5歳の体には少し重たいおもさだったようだ。
「モモには少し重たかったみたいだね。パパに任せて」
「え?うわわっ?!」
「ナゾ♪ナゾナナッ♪」
パパは私とナゾノクサを一緒に抱えママの居るリビングへと向かう。
パパは力持ちなんだな、大人だななんて考えながら俺は少しは鍛えようと決意する。
ご飯を食べた後ナゾノクサと少し遊び、俺はナゾノクサを玄関に連れていきお別れをした。
そもそも、ナゾノクサは野生のポケモンで何かしらのアクシデントで俺達の家の庭に来たのだと家族全員の意見が一致したからだ。
ナゾノクサは抵抗すること無く玄関から出ていきどこかに行った少し寂しかったがポケモンとの出会いも人との出会いも一期一会。
子供精神を抑えこみ涙を飲んでナゾノクサを見送った。
いつもと違うことが起きたけど今日も楽しい一日だった。
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