今回は オーキド博士の 視点も あります ▼
オーキド博士の話しに夢中になっていた俺は他の子たちがどんな反応をしているのか気になりキョロキョロと周りを見渡す。
2人足りない昨日友達になったばかりの2人が居ない。
「ゴウ?コハル?……何処に行ったの?」
「モモ、じゃったな。どうした。なにかおとしたのか?」
「えっと、ゴウとコハルが居なくなりました」
「なんと!それは、一大事じゃ!2人は儂が探してくるから、皆は研究所のメンバーの言うことを聞いてキャンプを続けるのじゃぞ!」
オーキド博士はそういうと、来た道を走って戻り2人を探しに行った。
俺は大人しくしていれば直にオーキド博士が2人を連れ帰るのを知っている。
だが、ここは現実だ。アニメのようなご都合主義が起きない可能性もある
ただでさえ、アニメとは違う部分がこのポケモンキャンプにもあるのだから。
そう考えた俺は、気づけば研究所の人達の静止を振り切りオーキド博士を追いかけていた。
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〜オーキドside〜
カエデヤマ君の娘であるモモに言われてからサクラギ君の娘のコハルとその友達のゴウが迷子になったことに気がついた。
昨日と違い他の子たちと話しているのを見て油断したのが行けなかったのか子供の行動力を舐めていたのか。
儂はキャンプが終わったあと反省会をすることを心に決め迷子を探す。
「博士!私も手伝います」
「ポケモンを持たないお前さんが来ても危ないだけじゃ」
「ポケモンならこの子がいます!」
「ナゾナゾッ!」
儂がみんなの元に戻るように促すとモモはそれを無視し背中を向ける。
すると、モモの鞄からナゾノクサが顔を出す。
「そのナゾノクサは?」
「私の家に住み着いた野生のナゾノクサです」
「ゲットしておらんのか」
「私が10歳になったら捕まえます」
モモにこれ以上言っても無駄だと感じた儂はモンスターボールを投げウインディをだす。
「ウインディ、モモを危険から護ってくれ。モモも危険なことをしないように」
「がうっ」
「じゃあ!」
「仕方がなしと言ったところじゃな」
それからは、来た道を戻り空からの捜索を頼んでいたピジョットの先導をうけ2人を探す。
「はぁっ、はぁっ……一体どこまで行ったんじゃ?」
──ガルァァ!!
──ピッピチュゥー!!
ピジョットが先導した先に2人は既におらず手当たり次第に周りを探索しているとポケモンの鳴き声が聞こえた。
ガルーラとピチューの声だとすぐに分かったが様子がおかしい。
長年のカンからその2体のポケモンの仲間が危機に陥ったような声だと理解したが今はそれどころじゃない。
「博士。そのポケモンがいる所に2人も行ってる可能性は」
「そうじゃな、特にゴウは好奇心が旺盛じゃし見に行ってるかもしれんな」
そうして、向かった先で迷子になった2人を見つけることが出来た。
2人は驚くべき事に幻のポケモン《ミュウ》を見たようでとてもイキイキとしておった。
話しを聞いていただけのモモも目を輝かせ凄い凄いと興奮していた。
1日目は問題児の予感に悩まされ
2日目は肝が冷えるようなことが起き
3日目は問題なく終え
ポケモンキャンプは終了した。
ゴウ、コハル、モモ。3人は儂の孫と同い歳なのもあって将来が楽しみになってきた。
3日間色んなことが起きたが
彼、彼女らの明日がより良い一日になるように願うとしよう。
「さて、ここで一句。『ミュウ出逢い 変幻自在の 夢を見る』みんなもポケモンゲットじゃぞ」
オーキド博士の ポケモン川柳 好きですねぇ ▼