希子視点…
合宿が終わってから数日後…
あたし達はとある行動を起こした。
それは…
侑
「あ〜!今からもう楽しみだよ〜!!」
希子
「まだ準備が先よ、ほらこの後他の学校のスクールアイドル達との打ち合わせがあるんだから。」
そう、あたし達…まぁあたしが提案したになっちゃったんだけど…スクールアイドルフェスティバルの開催だ。
本来は侑が発案者なんだけど…
合宿の時に思いついてそれで合宿から帰って来て行動する…までが普通だったけど、侑は思いつくどころか何も言わなかった…
この事に栞子と嵐珠とミャーちゃんも内心驚いていた。
やっぱり何処かおかしい所があるのかな…?
栞子に前の事を聞くと、当時はお手伝いで参加してたらしくて、発案者は侑だったって聞く、けど今回はあたしが発案者って事になったけど…やっぱり何処かおかしくなってるのかもしれないわね…今の侑は…あたしも知ってるスクールアイドルが大好きな侑だけど…偶にまたドライな感じになるわね…
侑
「希子さん?どうかしましたか?」
希子
「ん?あぁ…何でもないわ、とりあえず開催が上手くいってほしいな〜と思ってたのよ。」
侑
「絶対上手くいきますよ!」
希子
「あはは、そうね。あっ、なるべく外とかじゃ、あたしの事は優恵って呼んでよね。こっちじゃその名前なんだからややこしくなるからね。」
侑
「は〜い。」
本当に何もないであってほしいわよ…侑…
それからあたしと侑は他の学校のスクールアイドルの子達と打ち合わせをして参加するって返事を聞いて、虹ヶ咲の生徒会に申請書は…まぁ以前あたしの世界でも似たような事があったからそれと同じように書いて提出したら返事はオッケーが貰えた!
しかし…あの生徒会副会長…
お堅い子だと思ったら…せつ菜のファンなのね…
そのせつ菜本人は実は近くにいた生徒会長だって事知ったら、発狂してひっくり返るんじゃないかしら…?
まぁとりあえずそれは置いといて…
栞子に合流しないといけないんだった。
希子
「お〜い、栞子〜」
合流する場所に到着して、
そこにいた栞子に声を掛けたけど…
栞子
「………」
栞子はスクールアイドルフェスティバルを準備している学校の光景を眺めていた…
希子
「どうしたの?」
栞子
「あっ!希子さん!すいません!気がつかなくて!」
希子
「いや、良いんだけどさ、何だか懐かしい物を見るように見えたけど、思い入れでもあるの?」
栞子
「まぁ…そうですね…前の時は第二回でしたけど、
私はその時のスクールアイドルフェスティバルがきっかけで皆さんと関わりを持って、姉さんの気持ちも知れて、私もスクールアイドルを始める事になったんです。」
希子
「スクールアイドルフェスティバルがきっかけか〜…
やっぱりこっちでもそうなのね…」
栞子
「こっちでも?」
希子
「あたしもスクールアイドルフェスティバルがきっかけで、あたしの世界でスクールアイドルを始める事になったのよ。しかも一緒にやろって言ってきたのは、峰なのよ。」
栞子
「峰さん…そっちの世界の私がですか?
あの、峰さんってどんな人なんですか?」
希子
「う〜ん…栞子とあんま変わんないけど…
意外とノリが良い、嵐珠に対して毒舌になったりイジったりしたりと、後、一人っ子ね。」
栞子
「全然違うんですね。しかし…ノリが良いですか…
ちょっと羨ましいです…私はどうも少しお堅いと思われてそうですから…」
希子
「いやいやいや!!それで良いのよ!!栞子は!!
峰はノリが良すぎてステージで笑いを持っていったりする子だから!!」
あたしは必死に栞子に言った!
こっちに来る前…ライブしていた時…
嵐珠とミャーちゃんは突然中国語や英語で挨拶して、
峰もノリに乗って英語で挨拶したりしたから…次のあたしの番の時にあたしも流れで英語で話そうとしたら噛んじゃうし…ウケたけどあの時の峰の顔は忘れられないわよ…(怒)
何よあの、うぇ〜いって顔は…!
栞子
「そ、そうなんですか…」
希子
「そうよ!栞子はそのままで良い!オッケー!?」
栞子
「わ、わかりました…けど、峰さんはノリが良いって事は素直って事ですよね?」
希子
「え?まぁ…あの子は素直ね…嘘つけないし」
栞子
「それは、とても羨ましいです。私は素直になれなかったぶん…傷つけてしまった事もありますから…」
傷つけた…?……誰を?
希子
「ねぇ、勘違いだったらごめんだけど…凪左関係?」
栞子
「……」
希子
「当たりみたいね、その反応…別に無理に答えなくても良いわよ。話したくない事は誰にだってあると思うし」
栞子
「…まだ少しお時間ありますよね…同好会の皆さんには何れ話そうとしてましたけど、希子さんには先に話します。」
あたしと栞子は少し移動して、
近くのベンチで座って、あたしは栞子から話しを聞いた。
希子
「え…それ本当なの…!?」
栞子
「はい…私と凪左は幼馴染みで…
中学生の頃にお付き合いをしてました…」
嘘…言うなら元彼になる訳…?
それはちょっと予想外過ぎたわ…
栞子
「あの頃はとても幸せでした…周りから見れば、私と凪左は正反対に見えたかもしれませんけど、凪左は優しくて何時も私に気にかけてくれて、デートの時とかも結構紳士なんですよ。ちょっと抜けてたりしましたけどね。」
栞子…何だか楽しそうね…
けど、何処か悲しそうに見える…
希子
「そんなに幸せだったのに…何があったの?
今の凪左を見てると栞子に対して冷たいし…」
栞子
「……凪左が先に中学を卒業する時…
私と凪左の関係を良く思ってない子がいたんです…
その子は凪左の事が好きだったみたいで…ある日、私は呼び出されたんです。それで言われたんです…私は凪左に甘えてるだけで凪左を幸せに何か出来てないって…」
希子
「…はぁ?何よそいつ?言いがかりじゃない!?」
栞子
「私もそうだと言い返そうとしたんですど…
考えてしまったんです…確かに私は凪左に甘えてばかりだって…凪左を喜ばせたりした事はあったのかって…」
希子
「ちょいちょいちょい!!栞子!あんたそれ考え過ぎ!
そんな事ある訳!」
栞子
「そうですよね…けど、当時の私は…本当にこのまま凪左を幸せに出来るか…このままじゃ何時か悲しませるんじゃないかって…深く考え過ぎて…」
希子
「別れたの…?」
栞子
「はい…」
希子
「凪左は…何か言ってたの…?」
栞子
「私は…怖くて、別れを言った後…逃げたんです…
それ以来、凪左とはまったく話せなくて…」
希子
「それで今の関係になるって訳ね…」
そんなの…あたしが凪左の立場だったら…
希子
「栞子……この…お馬鹿ぁ!!!」
ゴン!!
あたしは栞子の頭にゲンコツをくらわした!!
栞子
「あいたぁ!?ね、希子さん!?いきなり何を…」
希子
「何もどうもないわよ!!深く考え過ぎて別れたって何よ!?そんなの凪左の立場から見たら理由もわからずに振られて、話しを聞こうにも聞けないなんてわからないし!怒るわよ!!そりゃあんな冷たい態度にもなるわよ…」
栞子
「それは…そうですよね…凪左はきっと私の事恨んでいますよね…」
希子
「そうね、絶対に怒ってるわよ。けど、恨んではいないと思うわよ。」
栞子
「え?」
希子
「そうじゃなかったら、これまで栞子に対して冷たい態度には変わりないけど助けてはくれてたわよ。それに…璃奈と愛ちゃんから聞いたんだけど、凪左も栞子の事聞くと悲しい表情をしていたって聞くわよ…」
栞子
「凪左が…」
希子
「あぁ〜!!もう!!じれったいわね!!栞子!
行くわよ!!凪左の所に!!」
栞子
「えぇ!?」
希子
「あんたら二人はきっちりと話した方が良いわよ!!」
栞子
「ちょっ、ちょっと希子さん!?この後はステージの打ち合わせをしに…」
希子
「そんなもん後よ!!それにまずスッキリさせとかないと良いライブを出来ないわよ!!ほら行くわよ!!」
あたしは栞子の腕を引っ張りながら凪左を探しに向かった!
希子視点…終
凪左視点…
凪左
「よし…こんなもんか…」
右多
「珍しいね、凪左」
凪左
「何がだ?」
右多
「君がこうしてスクールアイドルのステージの設営の手伝いをする事をだよ。何時もだったら参加しないだろ?」
俺はさっきまでスクールアイドルのステージの設営の手伝いをしていた。
凪左
「人手は多い方が良いだろ。それに手伝わなかったら希子の奴がうるせぇだろ…」
右多
「ふっ、そうゆう事にしておくよ。」
凪左
「何だよそうゆう事って!?」
右多
「(やれやれ…いい加減意地を張らないで素直になったら良いのに…)おや…?」
凪左
「どうした?」
右多
「君にお客さんだよ。」
客?何言って…
希子
「凪左ぁぁぁぁぁ!!!!!」
凪左
「おわぁ!?何だ!?」
振り向くと…希子がものすごい勢いでこっちに向かって来ていた!?な、何かしたか俺!?
希子
「はい!二人できっちり話す!!」
と言って俺に向かって誰かを突き飛ばしてきて、
俺は咄嗟に受け止めると…
栞子
「あっ…どうも…」
凪左
「あっ…」
栞子だった…何でまた今のタイミングで!?
希子
「二人きりできっちり話しなさい!!
ちゃんと話さなかったら…風穴を開けてやるわよ…?」
凪左
「おい!何か完全に悪人の台詞だぞそれ!?」
希子
「黙らっしゃい!!あたしは問答無用で悪党の台詞でも何でも言うわよ!?文句有りかしらぁ!?」
栞子
「希子さん怖いですよ…」
右多
「さ〜て、二人仲良く話しがあるみたいだし、向こうで話してきたらどうだい?」
凪左
「え!?おい右多!?」
右多
「話さないと…僕も喰らうよ…?」
怖!?右多もキレてやがるのか!?
てか、何で希子が直ぐに栞子連れてここに…
あっ…おいお前ら!?何アイコンタクトしてお互いに親指立ててやがるんだ!?こいつらグルか!?
希子・右多
「早く行け(きなさい)!!」
凪左・栞子
「は、はぃぃ!!」
俺と栞子は二人で逃げるように行った。
マジで怖いって…!
凪左視点…終
希子視点…
右多
「ありがとう。大神希子、ようやく凪左と栞子を二人きりで話せる場を作れたよ。」
希子
「礼を言うのはこっちよ、しかしあんたに連絡して凪左の場所を聞くだけだったのに協力までしてくれるなんてね。」
右多
「僕もいい加減にしろって思ってはいたからね、
だからいい機会だったよ。」
希子
「あんたも心配してたのね、とりあえずあたしは行くわね、二人が上手くいったらまた連絡してね。」
右多
「あぁ、喜んで」
あたしは右多と別れて、この場から離れた。
栞子…上手くやりなさいよ。
さて、とりあえずあたしだけでステージの打ち合わせに行くか…
あたしは移動して本来行く場所に向かうのであった。
歩夢
「あっ、希子さん。」
希子
「あら歩夢。」
目的地に着くと歩夢がいた。
希子
「自分のステージの打ち合わせは大丈夫なの?」
歩夢
「うん。予定より早く終わったから、近くだったからお手伝いに来たんだ。栞子ちゃんは?」
希子
「元彼との話しに決着つけさせてる。」
歩夢
「あぁそうなんだ……ん?え!?元彼って何!?」
希子
「後で事情を話す!それよりも予定より早く終わったって言ってたけど、侑か誰か手伝ってくれたの?」
あたしは歩夢に聞くと…
「歩夢、どうした?」
歩夢
「え、あぁ、総一君!」
歩夢の背後に見慣れない男がいた…?
歩夢
「あぁ…ね、優恵さん!紹介するね、
私の幼馴染みの天ヶ瀬総一(あまがせ そういち)君。」
総一
「あんたが噂の優恵さんだな、話しは歩夢と侑から詳しく聞いてるよ。」
歩夢と侑の幼馴染み…
そういえば最近忙しくしていた幼馴染みと久しぶりに連絡取れたって言ってたわね…
希子
「宜しく。それにしても歩夢〜やるじゃない〜
こんなカッコ良い幼馴染みいるなんてね〜」
歩夢
「ふぇ!?//ちょっと優恵さん!?//」
顔を真っ赤にしてる…脈有りね。
こっちの幼馴染みは関係良さそうね〜
栞子と凪左もこれくらい仲良かったら良いのに…
総一
「それにしても優恵さん。色々と歩夢から聞きましたけど、最近現れた怪物からも守ってくれたらしくて、ありがとうございます。歩夢達を守ってくれて」
希子
「いや〜、大した事してないわよ。」
総一
「いえ、感謝します。だから幼馴染みとして、
せめてものお礼をしたいんですけど…」
希子
「お礼なんて良いわよ、あたしは仲間として当然の事したまでだし!」
総一
「そう言わずに、受け取ってくださいよ……
仮野優恵…!!」
希子
「!!?」
あたしは背後に気配を感じて咄嗟に避けた!!
何かが背後を通った!?
総一
「やはり…そう簡単にはいかないか…」
総一の横に機械の赤いカブト?が飛んでいた…
てか…アレって!?
歩夢
「総一君!?」
総一
「歩夢…離れてろ……
今からこの危険な存在を消すからよ…変身…」
《HEN-SHIN》
総一は赤い機械のカブトを掴んでベルトにセットすると、
装甲を纏った姿に変身した!?
希子
「その赤いの…あんたが!?」
ベルトのカブトの角を倒すと装甲が浮き上がっていった…ちょっと待って何か嫌な予感が…
「キャストオフ…!」
《CAST OFF》
ベルトが展開されると同時に装甲が弾け飛ぼうとしていた!?このままじゃ歩夢に当たる!!
あたしは歩夢の手を掴んでその場から逃げた!!
《CHANGE BEETLE》
何とか歩夢を連れて逃げたから良かったけど…
やっぱりあの場から逃げて正解だった…
弾け飛んだ装甲が周りを少し破壊したりした…
危ないじゃない…!
そして…奴の姿が、以前襲いかかってきた…
仮面ライダーの姿になっていた…
希子
「やっぱりお前か!?カブトライダー!」
「カブトだ…妙な名前で呼ぶな…」
歩夢
「総一君も…仮面ライダー…!?」
カブト
「この前は油断したが…今回はそうはいかない…!」
希子
「歩夢!離れて!!」
《ブリッツシュトゥルムダッシュ!!》
希子
「変身!!」
《エボリューション・ショットライズ!!》
カブト
「クロックアップ…」
《CLOCKUP》
エクストリームバルキリー
「はぁ!!」
あたしとカブトはお互いに高速移動をして、
ぶつかり合った!!
カブトは持っていたクナイみたいな武器で攻撃してきたけど、あたしはプログライズクローで防ぎながら攻撃していった!こいつとは以前戦ったから大体わかるのよ!!
エクストリームバルキリー
「らぁ!!」
カブト
「ぐあ!!」
《CLOCKOVER》
相手の高速移動の時間切れ?が来たのか、カブトはあたしの攻撃をくらって転がっていった。
カブト
「うぅ…やはりこれじゃ無理か…」
カブトは再び立ち上がって体制を立て直して、
再び向かって来ようとすると…
歩夢
「やめて!!」
歩夢がカブトの前に立った!?
エクストリームバルキリー
「歩夢!!危ないわよ!!」
歩夢
「総一君!何で優恵さん…希子さんを攻撃するの!?
この人は私達の味方だよ!何も悪い事なんてしてないよ!」
カブト
「そいつは突然現れた得体の知れない存在だ!
そいつのせいで何もかもおかしくなってきてる…
排除して何が問題ある!?俺は平和の為に戦っているんだぞ!邪魔をするな歩夢!!」
歩夢
「希子さんは!」
エクストリームバルキリー
「歩夢!こいつは聞く耳持ってないわよ!
一度ガツンとかまさないと話しなんて聞いてくれない!」
歩夢
「それでも…総一君、戦うのはやめて…
一度話そう…きっと誤解してるよ…」
カブト
「歩夢……」
カブトは歩夢の言う事は聞くのかしら…?
持っていた武器を下ろそうとした……
ガチャ……
歩夢
「え……?」
カブト
「………」
エクストリームバルキリー
「!!!?」
カブトは銃を歩夢に構えた!?
エクストリームバルキリー
「ちょっ…!!?」
歩夢
「総一君…?」
そして…銃を撃った音が…この場に響いた……
次回 墜ちた天、この想いが届くように…
どうも作者です。
今回でも再び色々と、
まずは栞子と凪左の関係が明らかに。
今作で一応最初から付き合っていたペアになりますかね?
ただ最初から付き合っていたら前作のペアと似た感じになりますから今作は訳あり関係でこうゆう感じになりました。
まぁ栞子が考え過ぎての故の行動ですね。
次回で凪左の本音が明らかに…
そしてようやくカブトの正体の登場です。
これまでの???視点の正体でもあります。
正直総一は…かなりヤバい状態です…
まだ詳しくは言えませんが…
最近の本家で言うホーリーライブとブジンソードの変身者を足した感じの精神状態ですね。
さて、今回はこれまで、次回で!
と言いたいんですが、来週はお休みします。
今作遅めのお盆休みです…すいません…
それでは次回で!