英雄の魔法と最終の人類   作:koth3

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お気に入りが二百件を越えました。大変うれしいのですが、感想は五件って。四十分の一です。
少ないと思うのはおかしいのでしょうか?初めての作品なのでそこらへんがよくわかりません。
感想をください。感想がすごい作品のクオリティを上げる際に必要になるので。
客観的な意見が欲しいんです。悪口や批判でもいいのです。

感想を募集しています。
こんな私の作品に思ったことを書いてくださる方がいてくださると私自身、筆のスピードが上がるので。
浅ましいですがよろしくお願いします。


第十四話

第十四話 補恋愚素理 惚れ薬

 

ネギが麻帆良へきて次の日。

 

「きりーつ、気を付け、礼」

「おはよーございます」

 

HRと一時間目の英語の授業をネギは行う。

 

昨日は失敗したから今日こそはと気合を入れ、

その気合は空回りした。

 

「アスナさん英語ダメなんですねえ」

 

その一言がきっかけにまたネギとアスナの闘争は再開された。

 

「ハクション!!」

 

ネギは生まれつきの魔力が膨大で制御することがいまだに出来ていない。

故にネギは突発的なこと(くしゃみ)をしてしまうと風花・武装解除と同じ効果を発揮してしまう。

そしてその被害を一番最初に会うのは正面にいたアスナだった。

服が脱げクラス中に笑われて、アスナは

こ、殺す!!

そう怒りを覚えるほかなかった。

 

ネギは先ほどの失態に落ち込んでいた。

なぜだかわからないが自分に勉強を教えてほしいとわざわざ訪ねてくれたのどかも走って逃げて行った姿を見て、気づかないうちに失敗したのかと落ち込んでいく。

 

「どうした。ネギ」

 

そんな時自身の前から若い男の声がし、ネギは顔を上げる。

 

「真心さん?」

 

その男は初日にタカミチとともに自分を迎えに来た教師であり、学園長から何かあった時には頼りなさいと直々に指名されていた男だった。

真心はその一番の特徴である橙色の三つ編みにした髪を揺らし、ネギにもう一度問いかける。

 

「落ち込んでいたようだが、どうかしたのか?」

 

その言葉から自身を心配してくれたということに気付きネギは空元気を見せる。

 

「な、何でもありませんよ!!」

「嘘つけ、バレバレだ。嘘をつくのならもう少しうまくなることだ」

 

しかし、言葉を終えた瞬間には真心から否定され声を詰まらせるしかなかった。

 

「これでもカウンセリングの資格もあるんでな、相談くらいは乗れるぞ」

 

真心の言葉にネギは悩みを打ち上げる決心をする。

 

「はい。実は・・・」

 

英語での時間にアスナを怒らせたことを話し、ネギはどうすればいいか尋ねる。

 

「そういうことか。こういった場合は距離を取って冷静な時に謝るか誠意を見せて許してもらうかだな」

 

その言葉にネギは落ち込んでばかりいた自身に気付き、アスナに対して何ができるか考え始める。

 

「ありがとうございます。真心さん。おかげで何とかなりそうです」

「そうか、それなら俺様はここら辺で失礼しよう。がんばれ、ネギ」

 

独特な一人称を使いながら真心は去っていく。

その後ろでネギは思考を速めていく。ふとした拍子にこぼした魔法の丸薬を見つめネギの思考回路にスパークが奔る。

 

「これがあれば、惚れ薬に似たものを作れる!」

 

だけど自分で何とかするといったアスナのことを考えるとこれを使って惚れ薬を作っても良いのか迷う。

だが、アスナがタカミチに惚れており、自分で何とかすると言ったアスナを応援したい気持ちもあるのだ。

 

「決めた。こんなことで許されるとは思わないけど、これがアスナさんの力になれるなら」

 

そうしてネギは薬を調合する。薬の正しい効果を知らずに

 

 

 

 

 

「あんたが飲みなさいよ」

 

アスナはネギに魔法薬を飲ませてしまった。本来の使い方は飲むのではなくその場に巻き香りをかがせるということを知らずに。(ネギも知らなかったが)

この魔法薬は現在最も気になっている異性に抱いている感情を増幅させるということを知らずに。

 

ネギの体から香る香りでクラス中の人間は三名を除きネギに対して暴走する。

しかし、残りの三人は違う。

二人はとある橙色の男へ向かい、

最も特異的で普遍的な思考回路を持つ彼女はその様子を呆れながら眺めていたが。

周りの人間。それも魔法を知り、魔法に対する耐性の強い少女(二人組うち片方)すら効果が出ているというのに彼女には何も起きないのだ。それがどれほど異常なのか彼女を含め、全ての裏の人間も気づけなかった。

 

 

 

 

 

 

 

「まって~な、まー君」

 

手にした服を片手に木乃香が橙色の男を追う。

先回りするように刹那が(こちらも手に服を持ち)逃げ道をふさいでいく。

 

「あきらめて着よう?な、悪いようにはしないで」

「そうです。服を着るくらいいいじゃないですか」

「ああ、それが普通の服、最悪女物の服くらいならな」

 

彼女らが手にしているのは紋付袴と白いタキシードだった。

 

「それを着た俺様をどうするつもりだ」

 

彼女らを見かけた瞬間真心は体を奔る電波(つまりは、感情から発生した電気信号)の異常性から危機を感じ、彼は逃げ出したのだ。(彼はその気になれば電波どころか赤外線、紫外線すら見えるし、超音波すら聞き取れる)

しかし、今の彼女たちはその程度では止まらなかった。真心を追いかけ今に至るのだ。

 

「そんなもん決まってるやん」

「そうです」

 

「「婚約の挨拶に京へ帰るんや」」

 

それを聞いた真心は全力で走り逃げ出したが薬の効果なのか、異常な勘を発揮する二人に追いかけられ続けてけっきょく、薬の効果が切れるまで追いかけられたのだった




今回の題名由来です。
補恋愚素理
補は補う
恋はコイ
愚はおろか
素はもと
理はことわり
恋を補うための理の素ほど愚かな物はないという意味です。
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