この話以降原作(基本)視ません。
どうしてもわからないところを見る程度にします。
原作を見るとどうしても話が狭まり、二次の面白みが欠けるような気がするんです。
ですので、言い回しが違ったりすることがありますがご容赦ください。
さすがに見たほうがいいという意見が多数集まった場合原作を見ながら書きます。
第十六話 輝朱妬 てすと
麻帆良学園の一部の生徒を除き全校生徒にとって地獄の期間が始まった。
とはいえ、2-Aにはほとんど関係なく、全員普段通りだが。
「ああ、ネギ。いいところにいた」
「はい?なんでしょうか真心さん?」
「学園長から渡すように頼まれたものがあってな」
そういい、真心はネギに一通の手紙を渡し去っていく。
「なんだろう?」
ネギは手紙を開け一枚目の紙に目を通す。
そこに書いてあったのは
最終課題通達
そう達筆で書かれていた。
最終課題と言われ、何をすればよいのかネギは考え始める。
しかし、そのどれもが魔法を使った課題を想定しており、次の紙をめくり度肝を抜かれた。
次回のテストにおいて2-Aが、最下位から上がることができればネギ・スプリングフィールドを正式な教師として雇う
そう書かれていた。
ネギはそのくらいなら簡単だと思い喜んでいるがその課題達成の難しさを今はまだ理解していない。
魔法による解決はできず、人とのコミュニケーション、指導力、理解力などが試される試験であることに。
「渡してきましたよ。学園長」
学園長室にて真心は近衛門に頼まれていた雑務をこなしてきたことを告げる。
「ご苦労様じゃ。さて、ネギ君はどうするつもりじゃろうかな」
「魔法を使わない。使えない環境を用意し、その行動からネギの内面的な判断をする」
「それだけではない。魔法秘匿のために魔法を封印するよう誘導し、秘匿の難しさを知ってもらう。今のネギ君は魔法に軽率的に頼りすぎじゃ」
先ほど渡した手紙には特殊な模様があり、それを見つめた魔法使いは魔法を封印するよう
「さて、どうやらネギ君はこの課題の難しさを理解し始めたようだじゃな」
近衛門は水晶を通じ、遠隔地を見るための探索魔法を使う。
術者の技量次第でどんな物も距離、壁を関係なく覗き見ることができる。中には過去視、未来視すらも可能な魔法使いもいる。こちらは素養の問題も入るが。
主にこの魔法は索敵や要救助者の発見のために使われる。
「2-Aにはトップクラスの学力を持っている者もいますが、それよりも底辺を行くバカレンジャーが存在します」
「うむ。危うく刹那君もその一員に入るところじゃったがな」
以前も説明した通り刹那のあまりの成績に真心が教えたことにより、刹那の今の成績は学年トップクラスに入る。
「まあ、しばらくは魔法生徒も学業に集中してもらわんといけないからの。教師陣に頑張ってもらうしかないの。もちろん、真心殿にもじゃ」
この時期、魔法生徒も勉強に集中するべきということで、関東魔法協会の戦力は質はともかく量が圧倒的な不足に陥ってしまう。それを少しでも補うために真心はこの期間中戦闘をし続けている。
人類最終の体力と気力にのみ許された暴挙だ。
だが、それにより協会の戦力は低下していないのだ。
そのため、真心には負担がかかってしまうがこの程度では真心は苦にならない。
「ええ、こちらも請負人。この程度はこなしましょう」
「うむ。では、次の頼みごとを進めてくれ」
次の朝2-Aでは、一部のクラスメイトがいないことに騒ぎ出していた。
特にネギに少々危ないほど愛を注ぐ雪広あやかはその筆頭だった。
「連絡事項として最後に、皆も気づいての通り、一部の生徒とネギ先生がいないが勉強合宿によりしばらく授業に参加できなくなった。姿が見えないからとあまり、騒がないように」
真心はネギの代替とし担任の仕事と英語の授業も受け持っていた。
そのためにクラスの生徒たちに真心は説明して納得させて(一部は納得していないが)、授業を受ける。
「いいですかみなさん。ネギ先生がいらっしゃらないいま私たちに出来るのは点数を上げるために勉強することです」
あやかの言葉に文句を言いながらネギのために皆勉強し始める。
一方、ネギたちは
「それじゃこの時間はここまでにして休憩しましょう」
ネギが先導しバカレンジャーたちと木乃香を勉強させている。
夕映が話した魔法の書につられ最後の部屋まで来たが、アスナとまき絵のミスにより、この地下空間にゴーレムの手によって叩き落された。
「賛成!!」
少しずつみんな、ネギの教えと努力により少しずつ成績が上がってきている。
まだ全員気づいていないが。
そうして試験日の前日まで勉強していたが、
「キャアア、あのゴーレムが!?」
また、ネギたちをここまで落としたゴーレムがまた現れたのだ。
それぞれの持ち味を生かしゴーレムから逃げ、魔法の本を回収することに成功した。
「滝の裏に出口があるでござる」
楓の言葉に全員が反応しそちらへ逃げる。
だが、そこには問題が書かれた石板があり先へ進めない。
しかし、その問題を古が解き、その先にある問題も全員が解き始める。
「フォオオオ、待たんか」
ゴーレムの声を尻目に全員が地上行きエレベーターのところまでたどり着き乗る。
「重量OVERデス」
おとめにとって一番聞きたくない単語を聞き、少しでも軽くしようと服を脱ぎ始める。
「僕が外に出ます」
ネギが皆を外へ行かせるために一人でゴーレムを引き付けようとエレベーターの外へ出ようとした時、
アスナがネギをつかみ、自身の持っていた本をゴーレムめがけてぶん投げた。
それにより重量制限内になり、エレベータが動き出す。
地上に出れたが、せっかくの魔法の書がなくなり、全員で一夜漬けを行いテストを受ける羽目になった。
遅れてネギたちは学校へ到着し、試験を受け始める。
睡眠不足であるみんなの頭をすっきりさせる魔法をアスナたちにかけ、ネギはエールを送る。
「おつかれ、ネギ」
「あっ、真心先生。ありがとうございます。僕がいない間授業をしてもらったそうで」
声をかけてきた真心にネギは感謝を言い、生徒たちを見守り始める。
そんなネギを邪魔しないように真心は静かに廊下を去っていく。
「ふぉふぉふぉふぉ、どうやら成功したようじゃな」
その後いろいろあったが結局ネギは正式な担任となった。
近衛門は学園長室でネギの様子を見てつぶやく。
「魔法で解決できることは少ない。困難に打ち勝つのは魔法ではなく他者と協力して立ち向かうことじゃ」
近衛門はポツリとこぼすとネギの映像を消していく。
「次はお前さんのばんじゃ。エヴァ」
「ふん、誰に言っている。まあ、見ていろ」
エヴァはそう答えると影の転移門を開き、転移していく。
ずぶずぶと陰にのまれる様は、これからネギの身に起こる様々な困難を感じさせる
「約束は履行してもらうぞ?」
「わかっておる」
そうして二人の密談は終わった。
ネギに与えられる試練を実行させるために。
すいません入れ忘れていたので入れときます。
今回の題名
輝 一部の人間の成績が光り輝いているくらい良いということ
朱 赤点
妬 嫉妬です。