弱小勇者が冒険を始めたようです 作:非常識の覇者
これはある異世界の弱小勇者のお話・・・・
小さなリオン村ではまた叫び声が今日も聞こえる・・・・
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」少年はとても小さくて、尻尾を振ってはしゃいでいるある生き物に追いかけららていた・・・・そう‼︎子犬に。
「どうされましたか⁉︎勇者様‼︎」近くの老人がその少年を<勇者>と呼んだ・・・彼は一応勇者なのだ。そしてこの老人は村長だ名前はレッシブ・デント。腰は猫背になっていて、杖を持っている。白い髪と髭が特徴的な人だ。まぁドラ○ンクエストに出てきそうな人だ。
「村長〜た、助けてください〜!ま、魔獣がぁ〜」と泣きながら<勇者>が言うとデントの隣から少女が現れた。
「何よ男のくせにだらしない‼︎あんた勇者なんでしょ⁉︎いい加減にスライム一匹ぐらい倒したらどうなのよ‼︎バカアラン‼︎」と怒る少女、レイナはそのまま勇者アランの溝に拳を叩き込んだのだった・・・・
そしてアランの意識は薄れていった・・・・
気がつくと僕は馬車に乗っていた・・・・あの時レイナに溝打ちされて気絶してたのかな・・・・
あれ?なんか地面が揺れてる・・・・?
「ここは⁉︎」飛び起きてみると目の前にはレイナが居た。
レイナは僕を見てニタッと笑ってこういった。
「冒険の始まりよ」
僕の思考は止まった。
え?さっきまでリオン村にいたよね?なんで馬車に乗ってるの?その前になんでロープでぐるぐるまきにされてんの‼︎?
「ちょっと待ってよ‼︎冒険なんて出来ないよ‼︎そのまえロープほどいてよ‼︎」とアランは涙目で訴えた。
「うるさいわねぇ・・別に帰ってもいいけど今すぐここで降ろすわよ?ここは魔物もいるそうねぇ・・・私はすぐ倒せるけど」レイナがロープほどきながら言うとアランは情けない声で「そんなぁ・・・・うっうぅ・・・・」と泣きはじめた。
レイナはそれを見て「平気よ。そのうち慣れるわ。」と言うとアランは「無理だよぉ・・死んじゃうよぉ・・・」と弱音を吐きはじめてしまった。
「あぁうるさいな‼︎なら勝手に死になさいよ‼︎私は冒険者になるの‼︎ついて来る気がないなら、一人で帰ればいいでしょ‼︎?」と言いアランのお腹を蹴飛ばした。
そしてまた気を失った・・・・・・・・
アランは夢を見た・・・・
走る馬車からロープで吊るされている夢を・・・・
そしてアランを見た狼型の魔物フェンリルが追いかけてくる夢を・・・・
夢である・・・・
夢である事を信じたかったアレン。
こうして願いたくもない冒険が始まってしまったのであった・・・・
ありがとうございました‼︎
これからもよろしくお願いします