弱小勇者が冒険を始めたようです 作:非常識の覇者
またせてしまってすみません‼︎
「きひゃひゃひひゃ」
ゴブリンが笑っている。さすがの僕も腹が立ってきた。
戦ってレイナを守るんだ‼︎起きまでの間。
「う、うおぉぉぉぉぉぉ!」
とりあえず体当たり‼︎
「ひぎゃ!?」
ゴブリンは驚いた。しかしかわされた。
どうしよう…ゴブリンに囲まれた…
するとゴブリン達は僕は雑魚と認識したようで寄ってたかって武器を使わず踏みつけてきた。イジメのように。
「痛い‼︎痛い‼︎やめて‼︎?痛いから‼︎?」
薄れていく意識の中1匹のゴブリンがレイナに近づいていく。そしてレイナに手を伸ばした。その瞬間≪アラン≫は意識がなくなった。そして≪勇者≫の人格が出てきた。
「邪魔だ…!」
手にはナイフより大きく剣より小さいサイズの剣が出てきた。そして勇者を囲っていたゴブリンが木っ端微塵に吹き飛んだ。
「お前ら悪い事は言わない。今すぐ俺の前から消えろ。」
勇者がそう言うと怯えていたゴブリン達が逃げていった。
するとレイナはいつ目を覚ましたのか知らないがおきていた。
「アラン…?」
俺にそう問いかけてきた。俺は迷わず答えた。
「違うな。俺はアランじゃない」
「じゃあ誰…?」
「そのうちわかる」
そう言うとアランの体はゆっくり地面に倒れていった。
「……ン!ア…ン!アラン!いい加減起きなさいよ!」
「すみません‼︎起きます‼︎起きました‼︎」
目を覚ますといきなり血相を変えているレイナがいた。
僕何かしたかな?怖いなぁ……
「何謝ってんのよ……それより大丈夫?」
そうだ…僕はゴブリンにやられたんだっけ?でも生きてるみたいだし助かったのかな?
「ねぇ僕達助かったの?ゴブリンは?」
そう言うとレイナは何言ってんのコイツみたいな感じで見てきた。
「あんたがゴブリン達を殺ったのよ?」
「レイナ嘘は良くないよ?あとその表現も女の子の口からでてくるのもどうかと思うよ?」
「嘘ついてないわよ!あと女の子だから何よ!」
レイナの逆襲はゴブリンより怖い…
「はい…すみません」
「でもあんたの様子もおかしかったわね…」
「おかしい?」
「そう。なんか自分を僕じゃなくて俺とか言ってたしね」
……確かにおかしい。僕は俺とか生きてきた中で一度も言ったことがない。
「まぁそれはいいとして早く行くわよ。」
レイナはそう言って歩いて行ってしまった。
「あ、待ってよ!」
僕はこの時、冒険もいいのかもなとか思った。
僕も戦える!やってやるんだ!勇者らしくみんなを守るんだ!かっこ良くなって認めてもらうんだあの人に‼︎
今後ともご贔屓を‼︎