スターウォーズ バウンティハンター #1
彼女の名はズン.フェット。宇宙を股に掛ける最強の賞金稼ぎだ。マンダロリアンの1人であるマンドーことマキ.ジャリンとコンビを組み、様々な惑星に向かい、依頼された仕事を確実にこなす。それが彼女達マンダロリアンの誇りだった。
惑星タトゥイーンにて、マキとズンは一仕事を終え、ならず者達が集まる酒場でお互いの健闘を称えあっていた。
マキ「いやぁ、疲れた。」
ズン「最近の帝国の連中私らの扱い雑すぎるよね…」
マキ「あの真っ黒な暗黒卿殿が私達マンダロリアンを買ってんだとさ。」
ズン「姉貴のコピーで突然変異の私が暗黒卿のお気に召すたぁね、出世したもんよ。」
マキ「私は親父と同じ髪色で同じ目の色だけどさ、やっぱズンは変わった髪色と目の色してるよね。だから緑色の塗装入ったべスカーアーマー着てんの?」
ズン「私のこだわりでこの色にしてるだけ、髪色とか気にしてない。」
マキ「なるほど。そういや、式はいつ挙げちゃう?」
ズン「アンタと契りを結ぶのは嫌だからね、ウチらの星は同性婚認められてるって話、傍から見たらおかしいみたいだけど。」
マキ「ええー、結婚しようよーズンちゃーん!」
ズン「賞金稼ぎやってんだし、そんな余裕ないでしょ。」
マキ「ちぇっ、ズンちゃんの意地悪...」
ズン「あっそ、もう行くよ。故郷に帰んないと姉貴と妹が心配する。」
ズンはべスカーアーマーのメットを被り、店から出た。
マキ「あー!待ってよー!」
マキもメットを被り、店から出た。
ズンは宇宙船を起動させ、故郷の惑星マンダロアに向かった。
宇宙船内にて、
マキ「故郷帰ってもさー?私ら爪弾きにされるだけだよ、賞金稼ぎっていい印象ないんだからさ…」
ズン「姉貴が顔見たいんだって、仕方ないでしょ?」
マキ「イタコさんマンダロアの首相だしな....」
ズン「暗黒卿と関わってんのが、心配で仕方ないらしいから、ちゃんと話さないと五月蝿いんだよ。」
マンダロアに着くと、同じべスカーアーマーを着込んだトルーパー達が出迎えた。
トルーパー「ズン.フェット様。マキ.ジャリン様。お帰りなさいませ、首相がお待ちです。こちらへ。」
首相官邸に案内されると、イタコが出迎えた。
イタコ「おかえりなさい、ズンちゃん。マキもご苦労さま、あ、ここではマンドーの方が名が通ってるのかしら?」
マキ「いえ、マキで構いません。ズンちゃんがベイダー卿と関わってるのがご心配と伺いましたが、何故です?」
イタコ「シスの暗黒卿と関わるのは危険です。我らマンダロリアンはあくまで中立の立場です。帝国軍に加担する様な真似は控えて欲しいの、ズンちゃん。」
ズン「あのさ...反乱軍がどうなろうが、帝国軍がどうなろうが正直どうでもいいの。帝国軍の方が報酬多くくれるからって理由で傭兵やってるだけ、イタコ姉はいつも過保護なの、私はもう賞金稼ぎとしてはかなり名を馳せてるし、もう面倒見られるような子供じゃないの。」
イタコ「マキ、あなたはどう思うの?」
マキ「まぁ、ズンちゃんがそう言うなら私もそうするだけなんで....ご心配なのは分かるんすけど、もうそんな弱くないし、ズンちゃんは。」
イタコ「サルラックに飲み込まれて粘液まみれになった賞金稼ぎさんは何処の誰だったかしら。」
ズン「........。」
イタコ「マキがいたから助かったけど、最悪溶かされて食われていたかもしれないのよ?」
ズン「分かってるって…」
イタコ「べスカーアーマーを新調してあげたのは誰だったかしら?」
ズン「姉貴だけど、」
イタコ「全くもう、どうしていつも無茶するの?」
ズン「ごめんって。」
イタコ「ジャバ・ザ・ハットにいいように使われて辱められていた貴女をマンダロアに連れ帰ったのは誰だったかしら?」
ズン「分かったよ....帝国軍との仕事は控えるから、ごめん。」
イタコ「ジャバ・ザ・ハットとは関わってないのよね?」
ズン「もう始末したから平気。」
マキ「.......。」
イタコ「分かったわ。もう下がっていいから今日はちゃんと休むのよ?」
ズン「分かった。心配かけてごめん。」
イタコ「気をつけるのよ?」
首相官邸を出ると、マキが言った。
マキ「ジャバにまだ雇われてるの言わなかったんだ。」
ズン「はぁ....それ言ったら姉貴に殺されるよ。」
マキ「私らで始末する?ジャバの野郎。」
ズン「べスカーアーマーとブラスター調整したらタトゥイーンに戻るか。そろそろジャバの奴に目に物見せてやる....」
マキ「そう来なくちゃね!」
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