Lost shooting star 〜Planet journey〜   作: ハバキリ

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第0章は【Lost shooting star 〜Planet journey〜】の本編開始1年前の話です。想定は流星3のエピローグ辺りです。
作品名が長いので【LSS】と略そうと思います。

そもそも【Lost shooting star 〜Planet Journey〜】とはと思った方向けに↓
https://note.com/misora0802/n/n9e3ec0824292

小説を連載するということは初めての試みなのでお恥ずかしい点が多々あると思います。ご了承ください。

メインはpixivで活動する予定ですので、こちらに投稿し忘れる可能性がございます。
pixivはこちら→https://www.pixiv.net/users/39335425


第0章
第0章1話 Lost shooting star


星河スバルとその相棒であるウォーロックはロックマンとなり、メテオGに行き、父との再会を果たし、ミスターキングと合体したクリムゾン・ドラゴンを倒すことに成功した。

 

『地球は救われた。』

地上にいる者はそう安堵した。

しかし、ロックマンはクリムゾン・ドラゴンとの戦闘で全ての力を使い果たしてしまっていた。そのため、その場で倒れてしまう。そして、メテオGが消滅し始めた。

 

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WAXA(ワクサ)日本支部

 

「な…何とかならないのか!」

「ダメです!応答がありません!」

WAXA職員もお手上げ状態。

「私がメテオGに行ってスバル君を連れて帰ります!」

ミソラが声を出した。

「…ミソラ君…残念だが最深部に行く前に完全消滅してしまうだろう…」

天地が静かに答えた。

「そんな!?じゃあスバル君を見捨てろって言うんですか!?」

「落ち着くんだ。僕達はまだ諦めていない。」

ミソラと天地は周囲を見渡した。

 

「警備ウィザードを送れ!」

「メテオGが完全に消失するまであと140秒を切りました!」

「ダイナミックステーションのウェーブロードをメテオGに直接繋げ!」

 

WAXA隊員は誰も諦めていなかった。

 

ミソラが動いた。

『あれを使えば!』

そう考えながらハープ・ノートへ電波変換し、ダイナミックステーションを使い、宇宙のウェーブロードに着いた。

「…ここが宇宙…。スバル君はこんな広い世界で地球を守るために戦ったんだよね…」

ミソラは崩れた足場を上手く伝って進む。

「行くよハープ」

「ええ…でも無茶はダメよ?」

「ここで無茶しないでいつ無茶するのよ…」

 

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メテオG

 

「おいスバル!起きろ!ここでくたばるなんてまっぴらゴメンだぜ!」

「………」

スバルから返事はない。完全に意識を失っている。

「クソ…俺も体力が残ってねぇからスバルを運べねぇ…どうする、クソォ…」

何とかならないかウォーロックが模索するが、ウォーロック自身も深手を負ってるためできることが限られている。

 

「…?!なんだ!?」

ウェーブロードが最深部も消え始めていた。

「マジかよ?!クソ!」

ウォーロックは間に合わないのではと思い始めた。

 

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宇宙

 

「そんな…!?メテオGへのウェーブロードが無くなってる…」

スバルをメテオGに行くために繋げたウェーブロードが消えていた。

そのため、ここが消えればメテオGを行き来できない。

「無いなら…!」

ミソラはギターを鳴らし、音符型のボードを生成した。

そのままボードに乗り、メテオGへと向かった。

 

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WAXA日本支部

 

「みんな!!!ミソラちゃんがどこにも居ないわ!」

ルナが声を張り上げた。

「なんだと!?」

「…!報告です!メテオGに向かう電波体の反応を感知しました!」

「何者だ!」

「トランス・コード004、ハープ・ノート…響ミソラです!」

「な…いつの間に!なんて無茶なことを!」

 

全員はモニターの方に視線を向けていたため、周囲への視線を疎かにしていたので誰も気付かなかった。

 

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宇宙

 

「…うぅ…ノイズが…」

ハープ・ノートにはノイズに対抗する手段がなかった。

そのため、ノイズの塊である内部では常に苦しめられている。

「ミソラ!やっぱり無理よ!私たちじゃあこれ以上は消滅しちゃうわ!」

「…それでも!…諦めたくないから!」

 

ジジジ…

 

「…え?」

ハープ・ノートの左腕が消滅を始めた。

「ミソラ!引き返すわよ!これ以上はあなたが!」

 

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WAXA日本支部

 

「大変です!ハープ・ノートの周波数が急激にダウン!」

「大変よ!ハープちゃんにはノイズ対策プログラムを埋め込まれていないわ!」

「そんな?!じゃあミソラちゃんはどうなってしまうんですか…!」

隊員とヨイリー、ルナがそれぞれ声を張り上げた。

「急げ!派遣したウィザードにミソラ君たちを回収させるんだ!」

 

「…スバル君もミソラちゃんもどうなっちゃうんでしょうか…」

「…そんなこと俺に聞かれても…」

「悔しいけど信じるしかないみたいよ…」

キザマロとゴン太、ルナは2人が戻って来ないのではないかという不安に駆られていた。

 

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メテオG

 

「…う…うぅ………は!?」

「やっと目覚めたか!急げ!もう消滅するぞ!」

「…う…うん。…父さんは?」

「…諦めろ!今は逃げることだけを考えろ!」

崩れ始めている足場を伝って移動を始めた。

 

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宇宙

 

「ア…ア゙ア゙ア゙…」

「ミソラ!早く引き返さないとあなたの体が!」

既にハープ・ノートの左半身が消滅しかけている。

「…い…嫌だ…絶対…私が…」

意識は朦朧としており、既に体に力が入らないようになっていた。

それでも彼女は引き返すつもりはないようだ。

 

「…バ…バトルカード…バリア…」

バリアを張ることで体の消滅を止めれたが、長くは持たないだろうとハープは悟った。

ハープはハープ・ノートの体にバトルカード、スーパーバリアとオーラを纏わせた。

「…ホンットあなたって子は仕方ないわね…気をしっかり持ちなさいよ!」

 

ハープももちろん苦しい。しかしパートナーが諦めていない以上、共について行くと覚悟を決めた。

ハープはボードを更に加速させ、最深部に向かわせた。

 

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WAXA日本支部

 

「ロックマンの周波数が僅かながら感知しました!」

「よし!ロックマンに回線を繋げ!」

 

「ロックマン様が!私たちのロックマン様が帰って来るのね!」

みんなが歓喜した。

 

「ノイズの影響が大きくて回線を繋げません!」

「…く…だが帰還経路で合流することになるだろうからあとはロックマンが帰ってくることを願うだけだ。」

職員達は少し安堵した。

 

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メテオG

 

「おいスバル!小さ過ぎてナニモンか分からねぇが誰かこっちに来るぞ!」

「…く…もう戦えないのに…」

足場が悪く、力を使い果たしたロックマンにとって圧倒的に不利だ。

 

しかし実際に来たのは敵ではなく…

 

「スバル君!」

「この声は…ミソラちゃん!?」

そのままハープ・ノートはまだ消滅していない右腕でロックマンを担ぎ、旋回してメテオGから脱出を始めた。

「…ミ…ミソラちゃん…左半身が…」

ロックマンは青ざめた。無茶なんてレベルじゃない。

「スバル君は命懸けで地球を守ってくれたんだからこれくらい平気だよ。だからあとは私に任せて。」

「…でも…」

「お願い」

明らかに無謀だ。しかし、ロックマンは断れなかった。

ハープ・ノートの瞳から強い意志を感じるというのと、今の自分の体では脱出は不可能と分かっていたからだ。

だから返答は…

 

「…分かった」

 

こうして2人は脱出を始めた。

同時にメテオGにあるノイズがまるで2人を狙うかのように襲い始めた。

「そんな!?」

ボードの速度はハープ・ノートの体力的に限界だ。

『逃げ切れない』

ロックマンはそう確信した。

そしてロックマンは、ハープ・ノートの腕を振りほどいてボードからおりた。さらに3つの防御用バトルカードで守られているハープ・ノートに向けてチャージショットを撃って吹き飛ばした。

「ありがとうミソラちゃん、僕のためにここまでしてくれて…母さんをお願い…」

そうしてロックマンはノイズの波に飲み込まれていった。

「スバルくぅーーーん!!!」

ハープ・ノートは涙を流しながら手を差し伸べた。

 

しかし、無情にもその手は届かなかった。

 

「あ…あぁ…」

『大好きなスバル君を守れなかった』

ハープ・ノートはそう自分の無力さに打ちひしがれた。

 

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WAXA日本支部

 

「…そ…そんな…」

「どうした!?」

「ロ…ロックマンの…周波数が消滅しました…」

「「「!!!」」」

その場にいる全員が呆然とした。

「…待ってそれじゃあミソラちゃんは?」

ヨイリーが声を出した。

「ま…まさか…」

誰も信じたくない。だが、それ以外の回答を誰も思いつかなかった。

 

『世界を救ったスバルと、スバルを命懸けで助けようとしたミソラは死んだ』




いかがでしたか?
原作と違い、あの感動シーンと打って変わってものすごく暗い展開に進みましたね。
先に申しておくと、自分が考えているストーリー構造として、しばらくこの暗い展開は続きます。

完結まで続けれるかはハッキリ言って自信がないです。なので頑張れるところまでは精一杯頑張ります。
勿論理想は完結ですがね。

話は分かりやすかったですか?

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