遊戯王BV〜摩天楼の四方山話〜 三次創作 赤髪の夜叉の骨休め 作:から揚げ隊長
原作:遊戯王
タグ:R-15 ガールズラブ オリ主 三次創作 初投稿 処女作 百合 日常回 デュエル無し 作者様から掲載許可済み
糸巻を慕う少女からの提案とは…?
今回は作品中、自分が一番好きなキャラクターである糸巻大夫と八卦九々乃が主役となる日常回になります。
初投稿なので拙い部分や展開もあると思いますが、是非とも最後まで読んで頂けたら嬉しいです。
「お姉様!マッサージいかがですか?」
「はぁ?急にどうしたんだ八卦ちゃん?」
自身を慕う少女からの突然の提案に対して、糸巻はその意図が読めずに困惑した反応を返した。
第一、八掛がマッサージした所を見た事が無いので糸巻には八掛がマッサージ出来るかが疑問だった
「えっと… お姉様が疲れてそうだったので、少しでもその疲れを癒したくて…」
「ふぅん… その気持ちは嬉しいけどよ、八卦ちゃんはマッサージした事はあるのか?」
「その点は大丈夫です!いつもおじいちゃんにマッサージしてあげているので!」
確かに「BV」絡みの事件のせいで心身共に休まる機会の無かった糸巻にとって少女からの提案は悪い物では無かったものの、まだ疑問はあった。
糸巻は訝しげな視線を八掛に向けて、自身の疑問を言葉にして投げかけた。
「それは心強いねぇ… まさかとは思うけどアタシの身体に触れる為に言ったんじゃないよな?」
「そ、そそそそれは違います!私は純粋にお姉様の力になりたいんです!だめ…ですか…?」
あまりにも分かりやすく動揺しながらも、真っ直ぐと糸巻の目を見て発言した少女の姿を見て糸巻は観念した。
糸巻の周りには八掛の様に純粋に好意や善意を示してくれる相手は殆ど居ない分、そういう相手には強く出れるものの、自分を慕っている八掛に対しては流石の糸巻も八掛からの想いを無碍にするには忍びなかった。
「はぁ… 分かったよ八掛ちゃん。最近疲れやコリが酷かったからよろしく頼むよ」
「ありがとうございますお姉様!不肖この八掛九々乃、お姉様の為に頑張ります!」
「お、良い意気じゃねぇか、まずは肩から頼むよ」
糸巻は椅子に座り、八掛がマッサージしやすい様に体勢を整えた。
八掛が糸巻にマッサージする為に糸巻の背後に立つと、後ろから糸巻の二つのふくらみや、くっきりと深い谷間が見え、少女を動揺させる。
「…………」
「八掛ちゃん?」
「はっ!?失礼しました!ではマッサージします!」
糸巻からの声掛けで我に返った八掛が糸巻の肩に手を掛け、優しく肩を揉んで行く
弱すぎず、強すぎずの丁度良い塩梅で少女の指が糸巻の凝り固まった肩を柔らかく解していった。
「おお、八掛ちゃん上手いじゃん、とても気持ち良いぞ。」
「あ、ありがとうございます!初めてのマッサージでお姉様に褒めて貰えて嬉しいです!」
思った以上の気持ち良さに目を細めながらの糸巻の言葉に少女が顔を赤らめながら喜びの感情を溢れさせていた。
「それにしてもお姉様、本当に肩が凝ってましたね。お爺ちゃんよりも凝ってました。」
「まー、最近は事件続きで心も身体も休まらなかったからな…
まさか七宝寺の爺さんよりも身体にガタが来ていたとは思わなかったぜ…」
「お、お姉様… そ、そうだ!この機会にアロママッサージもどうですか?」
「アロママッサージ?」
お姉様に元気になって貰うつもりが自身の一言で落ち込ませてしまい、申し訳無い気持ちに駆られた少女は、どんよりとした空気の一新を図るべく新たな提案を糸巻に行った。
「はい!アロマオイルの良い香りで心も体も癒される事間違いなしですよ!」
「ふーん、どの部分をアロママッサージするんだ?」
「それは… その… む、胸にやります」
その言葉を聞いて糸巻が自身の胸元を両腕で隠しながらじっとりとした視線を八掛に向けた
「やっぱり八掛ちゃん、それが狙いだったか」
「た、確かにそれもありますが、その部分のマッサージも女性にとっては大事だと雑誌に書いてありました!」
「ったく… しょうがねぇなぁ。アロママッサージも頼むよ」
「ありがとうございます!任せて下さい!では、こちらのベットに横になって下さい」
「ん、了解」
ぶっきらぼうな言い方ながらも先程の肩マッサージで、すっかり八掛の腕前を信頼した糸巻は八掛の言う通り、ベットに身体を横にした。
「で、では行きます」
横たわった糸巻の双丘と谷間に見惚れながらも、自身の手にアロマオイルを程よく馴染ませ、糸巻の豊かな胸元に手を伸ばした
少女は思った以上の柔らかさに衝撃を受けながらも、何とか冷静さを保ちながら力が入らない様にマッサージを行なっていく。
「加減はどうですか?」
「おお、丁度良いぜ。八卦ちゃん初めてとは思えないくらい上手だな。本当に心地良いぜ」
「そう言って貰えて本当に嬉しいです!マッサージした甲斐があります!では続けていきますね」
「ん、よろしく」
糸巻は完全に目を瞑り、八掛のマッサージに身を委ねた。
八掛も糸巻の身体の感触に慣れてきて最初の時よりも手の動きが滑らかになっていた。
八掛がアロマオイルを纏った手を糸巻の鎖骨付近から胸の谷間の部分に這わせ、優しく撫でて行く。
その部分を終えると、谷間の所から手を差し入れて直に胸を持ち上げる様にマッサージを行なった。
胸をマッサージする度に八掛の指が糸巻の胸に沈んで行き、魅惑的に胸の形が変わってゆく
それも終わると胸全体を優しく包み込む様にマッサージをしていった。
さっきまでの八掛ならば顔を赤らめて見惚れていたが、お姉様の力になりたい一心の八掛はマッサージに深く集中していた。
「お姉様、マッサージ終わりました…よ?」
「…………スゥー」
「お姉様、寝ちゃったんだ」
一通りマッサージが終わり、八掛が糸巻に声を掛けると、心地良さそうに寝息を立てて眠っている糸巻の姿が見えた。
「お姉様、いつもお疲れ様です。お姉様も大変な中、私の事を大切にしてくれて本当にありがとうございます。このマッサージで少しでも恩返しになれたら嬉しいです。おやすみなさい」
本人が起きていたら恥ずかしくて言えない感謝の気持ちを笑顔で言いながら、八掛も糸巻が寝ているベットに入って糸巻と一緒に眠った。
翌日、寝ながら糸巻の胸を鷲掴みにしていた八掛が糸巻に怒られるのは別の話。
以上になります。
本編での二人のやり取りが尊くて、自分でも書いてみたいという欲が出てきて書いてみました。
この話を最初に読んで頂いた作者の久本誠一様からは、キャラクターの解像度が高いと言って頂けて光栄でした。
皆様はいかがでしたか?
もし宜しければ感想などを遠慮無く書いて貰えると嬉しいです。
https://syosetu.org/novel/178072/
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久本誠一様の「遊戯王BV〜摩天楼の四方山話〜」の本編のリンクを貼りました。
面白いので是非読んでみて下さい。