…………どうも、草薙理苑こと転生神のルーラスだよ。
只今僕は五歳になってやっとこさ転生者っていう記憶が戻ったところなんだ。
因みに転生者ロワイヤルはリリカルなのはの世界……なんだけど複数の世界が混じってるから下手をすれば原作?何それ美味しいの?状態になりかねない。
序でに言うと転生者ロワイヤルに参加しているメンバーは念じれば現在生き残っている転生者を知れたりその名前を知ることが出来る。
そして転生者を殺すとその転生者の特典を一つだけ奪う事が出来るんだ。
「本当に下衆な戦いだよなあ……」
僕は「はあ……」と溜め息を吐きながらデバイスである『ディルフィング』の待機形態(半分折れた剣のネックレス)を首にかけながら外に出る。
え?何でかって?取り合えず『魔法少女リリカルなのは』の主人公である高町なのはを確認するのとどんな世界が混ざっているかを確認するためだよ?
「さてさて……公園に着いたぞっと。」
僕が公園を覗くとそこには寂しそうにブランコに座っている高町なのはが……いなくて黒髪のポニーテールの凛とした雰囲気の女の子と黒髪を背中まで伸ばした儚げな印象の女の子、茶髪の活発そうな女の子に紺色の髪の変な敬語を使う女の子と楽しそうな笑顔で話している高町なのはがいた。
あっれ~~~~~?あれ『インフィニット・ストラトス』の『篠之乃箒』じゃないかな?もう三人は『蒼穹のファフナー』の『羽佐間翔子』と『遠見真矢』、『デート・ア・ライブ』の『崇宮真那』だし……ええ~~~~~
そして近くの砂場では……『真壁一騎』に『皆城総士』、『春日井甲陽』、『小楯衛』に『近藤剣司』、『要咲良』と『織斑一夏』と五河……じゃなくて『崇宮士道』が一緒に遊んでるよ……
「四つとも世界観が全然違うじゃん……」
僕は安心半分、飽きれ半分で楽しげに話したり遊んだりている彼女達から背を向けようとしたその時…………
「は……?何でなのはが寂しそうにしてないんだ?」
僕の目の前に転生者がいた。
あれ……?ヤバくない?
…………………………
おう!俺はこの世界の主人公『剣藻部雄』だ!
俺はチートを持ってこの世界に転生したんだが……五歳まで記憶を封じられるのは正直ラッキーとしか言えねえ、赤ちゃんプレイなんてごめんだからな…………
まあ、それは置いといて。俺は外出してリリカルなのはの主人公『高町なのは』を早速俺の嫁にすべく公園に向かったんだが…………あれ?誰だあのモブ男どもは!?
それに何でなのはも楽しそうな笑顔でモブ男どもと話しているんだ!?
ふざけるな!この世界の女は全員俺の嫁だ!モブでも男なんざ要らねえんだよ!
「モブ男どもめ……すぐに殺して……」
「止めて貰おうかな?」
俺が声に前を向くとそこには黒いボロボロの鎧を身に纏い背中に大剣を背負ったモブ男がいた。
…………………………
やれやれ、下衆な人だなあ……なのはに友達が出来ているなら喜ぶべきだろうに……
「しょうがないか、ディルフィング。セットアップ。」
僕がディルフィングを展開すると僕の体にディルフィングの第一形態……即ち発掘された直後のディルフィングが纏われる。(一応大剣は装備してるんだけどね……)
「モブ男どもめ……すぐに殺して……」
…………うわあ、殺る気満々。
「止めて貰おうかな?」
僕が転生者……剣藻部雄に話しかけると藻部雄はすぐに僕に気付いたのか苦々しげな顔で僕に問い掛ける。
「てめえ、転生者か!」
「まあ……一応ね。」
僕は君を転生させた神様なんだけどなあ……まあ容姿が違うし判るわけ無いよね……
「くそ!あのモブ男どもがなのはと一緒にいるのはてめえの差し金だな!てめえを殺してなのはとその周りにいる女を全て俺の嫁にしてやるぜ!
変……」
「し!」
僕は藻部雄が腰に手をやった時点で大剣を抜きそのままの勢いで藻部雄の両腕を体から引き離す。
「え……?あ……?う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
藻部雄が悲鳴をあげるけど僕は容赦なく両足も切断する。
あ、転生者同士が戦闘態勢に入ると自動的に結界が張られるから幾ら暴れまわっても平気なんだ。
「な、何でだよお……何で主人公である俺の足と腕が斬られてんだよお……」
「あのね……普通は主人公っていうのは自分だけの力で戦うことなんだ。他人が使ってる力に頼って神様なんて都合の良い存在にそれを身に付けさせてもらってその力を振り回している君がなって良い存在じゃ無いんだよ。」
まあ、僕も今は人の事を言えないけどね、ディルフィングが第一形態なのだってその証だろうし……でも、何時かディルフィングの相応しい主になろうと思う。
「じゃあ、ごめんね。そしてさようなら……君の来世が幸せな物でありますように……」
僕が大剣で藻部雄の首を真っ二つにすると藻部雄の体が消え去り三つの光輝く珠が現れる。
『仮面ライダークウガへの変身能力』
『デバイスとしてコードギアスの斬月』
『
ふむ……これでハイスクールD×Dの世界は混じっては無い事は判ったかな?
取り合えず……祝福の聖剣を取ろう。
僕が三番目を選ぶと珠が僕に吸収され残りの二つは天に帰って行った。
…………早速人殺し……か。僕ら神様は指先一つで人間を殺してるけど……何時までたってもなれないかな……
「これから何人殺すことになるんだろうね……」
僕の手は何度も血に染まることになると思う……でも、帰るためにやらなきゃいけないんだ……!
…………………………
夜……丑三つ時と言われる時間に三人の少年が向かい合って……否、一人の少年が残り二人の少年を蹂躙していた。
尚、結界は夜も遅いからか張られていなかった。
「う、うあ……」
「い、嫌だ……死にたくない!」
「ごめんね……これは、正当防衛だよ……」
そして少年は二人を纏めて刺し殺し能力を吸収するとその場から去って行った。
「あ、あ、あ…………」
そこにいた茶髪の少年がいたことにも気付かないで…………
…………………………
転生者
五人死亡
残り
九十五人
草薙理苑の現在の能力
『ギアスキャンセラー<強化版>』
『デバイスとしてブレイクブレイドのディルフィング』
『フェストゥムの読心能力』
『他人と仲良くなる程度の能力』
NEW!
『祝福の聖剣の所持』
如何でしたか?
次回もお楽しみに!