新生奇譚「Oneshot Assassin」   作:黒刃卿

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第六話 「Sky Mission III ... NEXT...」

ケイはテキサス州立病院を退院して、州内の拠点に足を運んでいた。

 

相手は民間軍事会社に加え、ビクトリア勲章を授与される程の人物だ...装備を整えて向かうことにした。

 

 

拠点に着き、地下室の格納庫の横に備え付けられている武器格納庫を開けていた。

 

ケイ「...弾良し、手榴弾良し、後は...ん?」

 

武器の準備を進めていたケイの目に止まったのは、最近知り合いの武器商人の男から買った対物ライフルで、黒を基調としたカラーリングに、20mm機関砲の銃身・ボルト・銃身受けを利用しているであろうごつく、そして流線的なデザインをしたものだ。

 

ケイはそれを持ち状態を見る

 

ケイ「...問題なさそうだな...よし。」

 

そう言ってケイは格納庫に駐車されている、昔フランス外人部隊の知り合いからコネを使って買い叩いた軍用SUVモデル・スカラビーの後部座席に置き、続けて他の銃火器や医療製品を置き、スカラビーのエンジンをかけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フォード・ワースから西に向かい、ニューメキシコ州にある個人所有の飛行場に置いた輸送機の整備をしていると電話がかかってきた。

 

ケイ「...何だ?...ってノーバディかよ。」

 

アイコンをタップして電話に出ると、ノーバディはどこか苦しそうだった。

 

ケイ「もしもしノーバディ?、今からそっちに向かうが...なんかあったか?」

 

ノーバディ「...あぁ...緊急事態だよ...Assassin君...」ハァ...ハァ...

 

ケイ「...どうしたノーバディ、撃たれたのか?」

 

ケイはノーバディの様子がおかしいと確認をとる。

 

ノーバディ「...あぁ、脇腹を撃たれてね…だが特殊部隊の彼等によると命に別状はないそうだ。」

 

どうやら死にはしないようだ。

 

ケイ「...それで、何があった?」

 

安否確認を終えたケイは本題に入った。

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴゴー……

 

輸送機に格納され、目的地であるロサンゼルスに向かって飛行している機内の中、格納されたスカラビーの車内で先程の入手した情報から作戦を練っていた。

 

ケイ「...(さて...ゴット・アイを奪われた以上、正攻法じゃ少し厳しい...ならば。)」

 

そう言ってスカラビーから降り、同じく輸送機に積み込んだコンテナを開け、目的のモノを取り出す

 

ケイ「...狙いは一瞬、タイミングは1回あればいい。」チャキッ

 

そう言ってケイは身の丈程はあるであろう銃を肩に担ぎ作戦を練る。

 

 

 

カルフォルニア州 ロサンゼルス...

 

この街は南カリフォルニアにある大都市で、アメリカの映画産業やテレビ産業の中心地である。

 

そんなこの街は現在、戦火に包まれていた。

 

無人戦闘機が1台の車を追いかけながら街を破壊していた。

 

そんな惨状のロサンゼルス上空を1機の輸送機が飛行していた。

 

パイロットが機内で待機しているケイに到着を報告する。

 

パイロット「ボス、ロサンゼルス上空に到着しましたが...街は酷い惨状です。」

 

そう言って輸送機の後部ハッチを開閉し、カウントを始める。

 

パイロット「カウント、10、9、8、7...」

 

ケイ「...行くぜ。」ガチャッ

 

そう言ってカウントを無視して輸送機からスカラビーを走り出した。

 

ブゥゥゥン!!

 

緩やかに縦回転をしながら落下していくスカラビーを微調整しながら落下し、パラシュートを開き着陸し走行を始めた。

 

手を伸ばし助手席に設置した広域無線傍受装置を起動し、敵味方問わず挨拶をする。

 

ケイ「あーあー...アローアロー、どうも皆さん匿名希望Assassin君です。」

 

恐らく無線の先では双方困惑しているはずだがケイは気にすることなく続ける。

 

ケイ「...とりあえず簡潔に言うがな...ジャカンディてめぇはぶっ殺すからそこんとこよろしく、以上。」

 

そう言って無線を切った。

 

 

 

sideファミリーズ

 

ドム率いるファミリーは混乱していた。

 

突然無線に掛けてきた謎の人物の発言や彼の名前、Assassinに反応を示した人物がいた。

 

ローマン「おい!どうなってるんだよ、なんだ今の奴は!!」

 

かなり混乱している黒人の男性はファミリーのムードメーカーで何度も死線を超えてきた「ローマン」で、そんな彼を諌める無線機を持ったこの男は電子機器に精通するメカニックの「テズ」である。

 

テズ「知るかよそんな事!、それよりちゃんと運転しろ!」

 

そんな彼等より混乱していた人物がいた... コンピューターとハッキングに詳しく、今回の騒動の渦中にいた女性で「ラムジー」といい、彼女はAssassinなる人物の正体に気付き混乱する。

 

ラムジー「なんでそんな超大物暗殺者が嬉々として参戦してくるのよ!、おかしいわよ!!」

 

 

そう混乱していた一団を落ち着かせる男がおり、彼等がリーダーのドム・トレットその人だった。

 

ドム「落ち着け、恐らくミスター・ノーバディが言ってた(頼もし過ぎる友人)だ。」

 

そう言って仲間を落ち着かせていた。

 

 

 

sideジャカンディ

 

街を混乱に陥れていた張本人、モーゼ・ジャカンディは憤っていた。

 

己の野望の障害となるであろうトレット一行とラムジーを抹殺せんと彼等を追い詰めていたのに、どこからか現れた謎の乱入者に対して言い表せない怒りを持っていた。

 

ジャカンディ「直ぐにこのふざけた男を見つけて殺せ!!」

 

そう言って部下に激令をくだしていた。

 

 

 

ケイside...

 

傍受した相手達が混乱している中、俺はとあるビルに入っていた。

 

ケイ「...恐らくドムさんがラムジーを使ってゴット・アイを奪還させるからまずあの電波塔は壊される、次は携帯用アンテナから遠隔通信を利用した傍受をする筈...したがってドムさんの仲間の誰が来て、更に敵も妨害に兵を送る筈、ならココで狙撃支援や足止めに徹するが上策だろ。」

 

そう言ってスカラビーから銃火器を取り出し運んでいく。

 

 

 

カチャッカチャッ

 

ケイ「...ふぅ...さて次は(フォォォン!!)...ん?」

 

銃火器を運び終え、銃を準備していた時に街中を飛行している無人戦闘機を目視した。

 

ケイ「あんなヤバそうなモンに追われてるのか、さっき電波塔を破壊していたからそろそろ到着する筈(バァンッ!!)...あ?」

 

突然部屋のドアを蹴破られ、そちらに目を向けるとFBIと刺繍された防弾チョッキを装備した白人の男性がコチラに短機関銃を突きつけていた。

 

???「動くな!!」チャキッ

 

ケイ「落ち着けよ、俺がAssassin君だ。」

 

ケイは飄々と手を上げて答える。

 

男は少し驚くが直ぐに冷静になりながら近づいてくる。

 

???「...アンタがさっき無線に割って入ってきた奴か、何が目的だ。」チャキッ

 

ケイ「ドムさんの救援とノーバディの依頼だ。」

 

聞かれたので簡潔に答える。

 

???「アンタが頼もし過ぎる友人か?!」

 

ノーバディの奴、なんて説明したんだ……

 

ケイ「アイツが俺のことをどう説明したのかはこの際良いから早くアンテナまで行け、敵は俺が殺るから。」

 

そう言ってクレイモアを出して窓に仕掛けて椅子に座るが男はとめてくる。

 

???「待て!相手は10人以上は来るんだぞ、2人で迎撃すれば...」

 

ケイ「時間がないし問題ない...あ、その前にアンタの名前を知らないから教えてくれ。」

 

そう言って男は振り向いて、

 

ブライアン「ブライアンだ...頼んだぞ。」タッタッタッ

 

そう言って階段を登って行った。

 

 

 

ガシャン!! ドガァン!!

 

「「「ウギャアッ!!」」」

 

そう言ってブライアンはアンテナに向かっていき、遅れて敵の部隊が窓から突入してきたが、窓に仕掛けたクレイモアに引っかかっりほとんどが死に体になっていた。

 

しかし敵の1人が血を流しながら立ち上がり、コチラに近づいてくる。

 

敵隊長「クソっ...ふざけた真似をッ!!」バッ

 

そう言って接近して左ストレートをかけて来たが容易に避け

 

ケイ「よっと。」ガシッ

 

ベキッ

 

敵隊長「ウギャアッ!!」

 

ケイ「あらよっと」ガシッ

 

ズオンッ ドシャッ

 

敵の左腕の関節を反対側にへし折り、敵担ぎ上げてを床に投げ打った。

 

敵隊長「グアァッ!!」ドサッ

 

ケイ「ノロマが。」

 

そう言ってケイは敵の首を掴みあげ...

 

 

ボキッ!!

 

 

首の骨をへし折った。

 

 

 

「うぅぅぅ...」

 

「いてぇよ...」

 

盛れ聞こる敵の苦悶の声を聞いて腰に装着していたグロックを抜いて

 

 

バンバンバン!!!

 

楽にしてやった。

 

 

 

 

ケイ「~♪」ゴシゴシ

 

敵を片付けてナイフの手入れをしていた。

 

少しするとブライアンが慌てて戻ってきた。

 

ブライアン「...アンタが1人でやったのか?」

 

ケイ「さもありなん、当たり前のことを聞かない方がいいぞ」チャキッ

 

そう言ってケイは持ってきた身の丈程の銃...「ダネル NTW-20」窓に掛けてスコープを覗きながら呟く。

 

銃口の先にはジャカンディの乗った軍用ヘリが立体駐車場に向かっている最中だった。

 

ブライアンには見えないらしく状況が掴めてないため、ケイは噛み砕いて説明をする。

 

ケイ「2km先にジャカンディの軍用ヘリが居るからぶち抜いて落とす。」

 

ブライアン「なんだと(ズドンッ!!)うわっ?!」

 

説明を終えた瞬間にケイが射撃し、長い銃身から射出された20mmの特殊弾は真っ直ぐ目標に突き進み……

 

 

 

バシュンッ!!

 

ジャカンディ「ウグッ!!」

 

標的ジャカンディの腹を貫き、上半身と下半身を泣き別れにした。

 

 

 

 

ドムside...

 

俺は覚悟を決めていたが、突然ソレは起きた。

 

ジャカンディ「ウグッ!!」バシュンッ!!

 

俺達が戦っていたモーゼ・ジャカンディが突然腹から真っ二つに弾け飛んだ。

 

何が起きたか一瞬分からなかったが続けて更に鉄を貫く音が聞こえ、狙撃によるモノだと理解した。

 

ズガァンッ!!

 

 

ドガァンッ!!

 

ヘリのローターに着弾し、ヘリは操作が効かずにそのまま墜落した。

 

 

レティ「ドム!!」ガシッ

 

戦闘が終え、恋人のレティが駆け寄って抱き着いてきた。

 

ドム「レティ、大丈夫か。」

 

レティ「私達は大丈夫、でも何が...」

 

ビービーッ!!

 

そう言っていると俺の無線が鳴りそれに応答すると、まさかの人物が相手だった。

 

ドム「...誰だ?」

 

ケイ「どうもドムさん、レース・ウォーズ以来ですね。」

 

面白くタフな青年、ケイだった。

 

 

 

 

 

ケイside...

 

ドム「...お前ケイなのか?!」

 

ケイはドムがかなり驚いているようで少し口角に釣り上がる。

 

ケイ「ヤー、ノーバディに依頼されたので来ました...あ、今お仲間さんのブライアンをそちらに送りに行ってますので撃たないでください。」

 

そう言っていると崩れた立体駐車場の近くで抱き合っているドムとレティを視認した。

 

 

キキッ!!ガチャッ

 

俺はスカラビーを停めて下車して、手を振りながら2人に駆け寄る。

 

ケイ「どもっす」シ

 

ドム「ケイ、助かったぞ。」ガシッ

 

そう言ってドムは俺の腕を掴み固い握手をする。

 

ケイ「助けになって何よりです、他のお仲間さんは(プーッ!!)...来たか。」

 

そう言って振り向くと1台の車がクラクションを鳴らして急停止し、中から2人の男が出てきた。

 

ローマン「おい、コイツは誰だよ!!」

 

テズ「落ち着けローマン、コイツはラムジーが言ってたAssassin君だろ。」

 

そう言って黒人の男を宥めているラテン系の男が俺に握手を求めてきた。

 

テズ「テズだ、よろしく。」つ

 

ローマン「あー...俺はローマンだ。」つ

 

慣れてないのか、覚束ない様子で手を差し出す2人に他の仲間が笑を浮かべていた。

 

ケイ「ケイ・ウィックだ、よろしく。」つ

 

そう言って2人と握手をした。

 

 

 

ケイside...

 

事後報告になるが、デッカードはホープス氏に捕まりムショにぶち込まれたらしい...そんでもって俺はドムのファミリーに迎えられた。

 

俺の事情を知ってなお迎え入れてくれたドムにさらに好感を抱いた…あの人はある意味人タラシだな。

 

そんで俺の報酬でパーティーを開いたんだが、ローマンが俺の金でデリヘルを呼ぼうとして揉めた話があるが…まぁいいわ。

 

ノーバディは今度こそ休暇に入って大丈夫だと言われたため、俺は現在テキサス州にあるのヒューストンにいた。

 

 

特にやることも無いしパーティーの時に適当にアメリカの地図でダーツをして決めたため、そこに来ていた。

 

ケイ「暇だしNASAにでも行ってみるかな。」コツコツ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「...いい獲物はっけーん。」

 

 

to be continued...

 

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