現代技術者の無双伝説 ~技術系提督とその仲間の妖精達が鎮守府に着任しました。これより幌筵泊地は最大強化されます~   作:提督兼指揮官兼トレーナー

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さて、上陸作戦となります。対地攻撃ならアレが出ないといけませんよねぇ


今まで隠されてきた隠し玉のひとつが出てきます。


第12話対地攻撃ならアレだな

「ジェットブラストディフレクター良し、航空部隊、発艦!」

 

 

鳳翔航空隊が次々と発艦していく、出撃前、多元は彼らの任務について単冠湾でこう語っていた。

 

 

 

「今回、雷光隊にはSEAD任務などのピンポイント攻撃を行います。」

 

 

「しーど任務?なんですかそれは?」

 

 

各方面から疑問の声が上がる。

 

 

「SEAD任務とは、敵の防空網を破壊し、後続の部隊の安全を確保するための任務です。具体的にはレーダーを破壊し、対空戦闘能力を削ぐといった内容です。」

 

 

 

 

基地航空隊や空母航空隊の関係からか、割とすぐに飲み込めた単冠湾泊地提督に対し、航空隊の運用経験がほとんど無い大湊警備府提督はというと

 

 

 

 

「我々にはさっぱりですな、まぁ何はともあれ相手の目を奪うという任務には賛成です。どう行うかは貴官に一任しますのでお願いします。」

 

 

あまり理解が及ばなかったようだ。

 

 

 

 

出撃した雷光隊は全機対レーダーミサイルか対地攻撃用に爆弾と空対空ミサイルを搭載し、無線封鎖の中で島へと近づいていった。

 

 

 

一方、その頃の単冠湾泊地

 

 

 

 

「敵の抵抗が予想以上あると考えられます。当初は投入を予定していなかった対地攻撃部隊を投入しようと考えておりますが、いかがでしょう?」

 

 

多元が出した写真には今までの偵察よりも詳細な情報が載っていたものの、それと同時に敵が戦力を増強したことも明らかになった。

 

 

「構いません、早速準備を始めてください。」

 

 

 

「わかりました。部隊に連絡します。」

 

 

 

そう言うと多元は無線を取り

 

 

 

 

「第2航空団並びに第3航空団は直ちに出撃準備に入れ!」

 

 

 

「了解!」

 

 

 

 

第3航空団駐留中の格納庫にて

 

 

 

「お早う!、クソッタレ共!いよいよ我が第3航空団の初陣だ!気合い入れていけよ、ところでチャーリー4、貴様は昨夜ケンカ騒ぎを起こしたそうだな?、言い訳を聞こうか?」


「ハッ!報告致します!磯臭いF18乗り共がアベンジャーを指して

『バルカン砲』

と抜かしやがったため7砲身パンチを叩き込んだ次第であります!!」


「よろしい。貴様の度胸は褒めておこう。いいか、低空で殴りあうには1にも2にもクソ度胸だ。曳航弾をクラッカー程度に感じなければ一人前とは言えん。今回のチャーリー4の件は不問に処そう。だがアベンジャーを知らないオカマの海軍機乗りでも士官は士官だ。貴官はそこを忘れないように

 

 

では、

 

 

A-10訓、詠唱始めッ!!!!」

 

 

何のために生まれた!?

――A-10に乗るためだ!!

何のためにA-10に乗るんだ!?

――ゴミを吹っ飛ばすためだ!!

A-10は何故飛ぶんだ!?

――アヴェンジャーを運ぶためだ!!

お前が敵にすべき事は何だ!?

――機首と同軸アヴェンジャー!!!

アヴェンジャーは何故30㍉なんだ!?

――F-16のオカマ野郎が20㍉だからだ!!

 

 

「F16ってなんですかそれ?」

 

「俺も詳しくは知らん、どうやら戦闘機らしい」

 

「続けるぞ」

 

 

アヴェンジャーとは何だ!?

――撃つまで撃たれ、撃った後は撃たれない!!

A-10とは何だ!?

――アパッチより強く!F-16より強く!F-111より強く!どれよりも安い!!

 

 

「アパッチって何すか?」

 

「気にするな」

 

「でも…」

 

「気にするな!」

 

「アッハイ」

 

 

A-10乗りが食うものは!?

――ステーキとウィスキー!!

ロブスターとワインを食うのは誰だ!?

――前線早漏F-16!!ミサイル終わればおケツをまくるッ!!

お前の親父は誰だ!?

――ベトコン殺しのスカイレイダー!!音速機とは気合いが違うッ!!

 

「ベトコンってなんなんでしょうね」

 

「さぁな」

 

 

「最後の〆だ気合い入れてけ!」

 

 

 

我等幌筵泊地航空隊!機銃上等!ミサイル上等!被弾が怖くて空が飛べるか!!

 

我等幌筵泊地航空隊!機銃上等!ミサイル上等!被弾が怖くて空が飛べるか!!

 

我等幌筵泊地航空隊!機銃上等!ミサイル上等!被弾が怖くて空が飛べるか!!

 

 

 

 

「上等だ!では全員機体に乗って待機だ!」

 

 

 「「「「「「「「「応!!」」」」」」」」」

 

 

 

 

 

 

賑やかな第3航空団だが、その隣には……

 

 

「第3航空団の奴らホント血の気が多いわ、昨日も散々な目にあったし……」

 

コイツが殴られた奴らしい。

 

 

「まぁ何はともあれ、出撃だ、奴さんの出番無くすつもりで戦うぞ!」

 

 

そう語った妖精の前には双発の戦闘機があった。

 

 

「だな、各員搭乗して待機!」

 

 

「「「「了解」」」」」

 

 

そう、隣の格納庫には

 

 

先程槍玉に上げられていた第2航空団が居たのだ

 

 

 

 

そして、そこへ通信が入る。

 

 

 

「第2航空団並びに第3航空団、状況が変化した速やかに出撃してくれ。」

 

 

 

轟音を立てながら全機発進した。

 

 

 

 

 

 

その頃、雷光隊はというと……

 

 

 

 

「くっそ、数が多すぎる。俺たちだけじゃ対処出来ないぞ!」

 

 

「レーダー反応は消えてはいますが、対空砲火が酷いのでこれ以上高度下げられませんよ!」

 

 

「対地兵装が無くなった機体は敵の直掩機の撃破に当たれ、後続の部隊を少しでも楽にするぞ!」

 

 

「了解!」

 

 

「雷光隊隊長機より司令部へ、敵のレーダー網を破壊するも、対空砲火が多すぎる。攻撃を続けたが兵装が無いため、この後直掩機と可能な限り戦闘した上で帰投する。」

 

 

「了解した、現在単冠湾泊地艦隊の航空隊が向かってる。誤射に気をつけられたし。」

 

 

 

<やはりウチの泊地には打撃力、それも面を攻撃する力が足りていない。巡航ミサイルも潜水艦からしか撃てていない現状をどうにかせねば>

 

 

 

これが幌筵泊地の弱点である。

 

 

幌筵泊地は一般的な泊地を遥かに超える戦力を有してはいるものの、対地攻撃能力や面を制圧する能力に欠けているため、このような戦闘では威力不足や弾切れになることが今回改めて露見した形となった。

 

 

 

<あの大湊警備府の提督は各方面へのパイプが太いらしいから今度頼んでみるか、だが、とりあえず今は彼らに託そう>

 

 

 

 

その数分後、兵装を撃ち尽くした雷光隊は鳳翔へと撤退、以降は蒼龍、飛龍の航空隊が行うこととなる。

 

 

 

 

 

 

単冠湾泊地空母航空隊攻撃機群

 

 

 

 

 

蒼龍航空隊の攻撃隊長が全員に檄を飛ばす。

 

 

「諸君、いよいよ花火の中に突っ込むぞ、この間は鳳翔航空隊に散々な目に合わされたが……、鳳翔航空隊は兵装が無くなったから撤退すると言ってきた。今度は我々の力を示す番だ!、攻撃隊は直ちに全機突入!」

 

 

 

 

栄えある第二航空戦隊の艦載機が次々と突入していく。

 

 

 

「江草隊、全機降下!」

 

 

「友永隊、爆撃開始!」

 

 

彗星や流星が爆撃と雷撃を繰り出して攻撃を行う

 

 

対空砲火で落とされる機体もあるが、爆撃が深海棲艦に向けて降り注ぐ。

 

 

 

更に、単冠湾泊地から飛んできた基地航空隊も混ざって攻撃を行う。

 

 

陸攻の抱える爆弾は空母艦載機のそれより大きく威力も高い。

 

 

大小様々な爆弾が島へと降り注ぐ。

 

 

 

 

ヒュゥゥゥゥヒュゥゥゥヒュゥゥ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

風切り音が鳴り、次の瞬間…

 

 

 

 

ズガーーーーーーーーーーーーーーーーーン

 

 

 

港湾棲姫、離島棲鬼、飛行場姫、及び接岸中のワ級に大量の爆弾が降り注ぐ。もちろん、砲台小鬼や浮遊要塞も例外では無い。

 

 

 

 

そして、空からだけで無く、海からも

 

 

 

「距離、速度、良し!、全門斉射!」

 

「バカね、撃ってくれっていうの?」

 

 

霧島や五十鈴、古鷹などの単冠湾泊地艦隊の全力砲撃が飛ぶ。そして、そこに混じって

 

 

 

「お願い、当たってください!」

 

「当たれっ」

 

 

魔改造を受けた幌筵泊地の吹雪と初雪も混ざって砲撃を行う。

 

 

(島風、深雪、白雪は合流して空母の護衛を行っている。)

 

 

上陸作戦に備えて可能な限り敵を減らす覚悟だ。

 

 

ちなみに、ここで停泊中の戦闘艦艇がいないことを不審に思う方もいらっしゃるだろう。

 

 

 

こういうわけである

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作戦決行前夜

 

 

ポイントDから少し離れた場所に2隻の潜水艦が居た。

 

 

 

 

 

 

「ゴーヤちゃん、準備はいい?、ミサイル発射深度まで浮上!、準備完了後トマホーク並びに対艦ミサイル発射!」

 

 

「了解でち、改装されたゴーヤの力を見せつけてやるでちよ!」

 

 

「ミサイル発射準備整いました。」

 

 

 

2人の妖精が報告した

 

 

「トマホーク、攻撃始め!」

 

 

2隻のVLSからミサイルが飛翔する。

 

 

かつてとある漫画で大型の空母すら屠った巡航ミサイルがポイントDの敵艦隊を襲う。

 

 

爆発と閃光の後、スクラップと化した深海棲艦。

 

 

更にこの後、ダメ押しの艦載機攻撃によってポイントDの深海棲艦艦隊は完全に消滅した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、舞台は地上砲撃へと戻る。

 

 

 

 

 

鉄の雨とも思われる長い砲撃が続いた後…

 

 

 

 

「上陸作戦を開始せよ!」

 

 

 

 

単冠湾泊地提督の一言で大湊警備府艦隊に護衛された輸送艦から上陸舟艇が続々と出撃する。

 

 

 

「進め!、進め!、一刻も早く上陸地点を確保するんだ!」

 

 

前進する上陸用舟艇だが、生き残った砲台小鬼が砲撃を浴びせようとする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         ・・・・・

その時、砲撃小鬼が消し飛んだ。

 

 

 

 

 

「ターゲットに命中、目標沈黙しました。」

 

 

「了解した。砲台小鬼や浮遊要塞は上陸用舟艇にとって脅威になる。第3航空団と連携して排除されたし。」

 

 

「ベータ1了解、

 

 

 

さぁ地獄を楽しみな!」

 

 

 

速度を上げて次々と攻撃を始めるベータ隊、マーベリックやMk82無誘導爆弾などの攻撃によってもとよりかなり数を減らされていた深海棲艦は更にその数を減らす。

 

 

 

 

飛行場姫が撃破され、残された離島棲鬼と港湾棲姫が艦娘のいる方を睨む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが、それすらもまだ序の口だった。

 

 

 

 

 

「攻撃目標を視認!」

 

 

 

「チャーリー隊、突入する」

 

 

 

逃げ惑う砲台小鬼達が突如として爆散。

 

 

その時、空からジェットにしては低速の機体が突っ込んでくる。

 

 

 

対空砲火をものともせずに突っ込んでくるこの機体に怨嗟の目を向ける港湾棲姫と離島棲鬼

 

 

 

遂に奴らが来たのだ。

 

 

 

 

砲台小鬼や浮遊要塞を撃破しながら2体の深海棲艦に向かって突っ込んでくるA-10

 

 

 

 

 

 

「踊りな、死神のパーティータイムだ!」

 

 

 

 

隊長の声の後、大量のロケットが放たれる。

 

 

 

2体の深海棲艦に大量のロケット弾が命中し、爆発と閃光が起こる。

 

 

 

 

 

 

「オノレ……、オノレェェエエ工!」

 

 

 

 

 

 

 

恨んでいるのだろうか、爆発に耐えながら声を上げている2体だが、遂に終わりがやってくる。

 

 

 

 

 

 

「終わりだ、深海棲艦っ!」

 

 

隊長がボタンを押し込む。

 

 

 

 

 

 

 

ブウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン!

 

 

 

 

 

A-10の30mmガトリング砲が2体の深海棲艦に牙を剥く。

 

 

 

 

「ギャァァァァァァァァァァァァァァァァ」

 

 

 

 

 

断末魔を上げ、体中から液体をばら撒きながら崩れ落ち、やがて……

 

 

 

 

 

 

 

ドゴォーーーーーーーーーーーーーーーン

 

 

 

 

 

大爆発とともに2体が消し飛んだ。

 

 

 

 

この後、上陸を終えた部隊によって掃討戦を行い占領を完了、飛行場を整備しながら本命であるポイントNを制圧していくこととなる。

 

 

 

 

 

 




やはり対地攻撃にはA-10、異論は認めない。


次回もお楽しみに!


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