現代技術者の無双伝説 ~技術系提督とその仲間の妖精達が鎮守府に着任しました。これより幌筵泊地は最大強化されます~ 作:提督兼指揮官兼トレーナー
「直掩機発艦!」
めいいっぱい対空装備を積んだF14Eが飛び立つ、今回トムキャットは自慢のフェニックスは載せない代わりに、ハードポイントを増やした結果、搭載できるようになった中近距離ミサイル10発を搭載して艦隊防空任務を行う。
「全艦ジグザグ航行!」
鳳翔からの指示でいっせいにジグザグ航行を始めた幌筵泊地艦隊は敵編隊の接近に備える。
「ガーゴイル隊、間もなく接敵!」
F14Eで構成されたガーゴイル隊が間もなく敵編隊と交戦する。
「できる限り撃ち落としてください」
「了解、鳳翔航空隊に鍛え上げられた成果を出せるよう頑張る。」
深海棲艦攻撃隊が、ガーゴイル隊が持つAIM120の射程に入った。
「全機エンゲージ、ミサイル発射!」
隊長の言葉を合図に各自目標をロックオン、ミサイルを発射する。
南方の大空で大空戦が行われようとしていた。
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一方、幌筵泊地艦隊攻撃隊もまた、深海棲艦艦隊に向けて刃を向けようとしていた。
「発射地点まで後5分、全機目標の確認を!」
雷光隊隊長からの無線で各自が目標を確認する。
各機体に割り振られた目標は次の通り
雷光隊
残りの空母棲姫
スペア隊(A12C)1番機から4番機(新兵器搭載)
戦艦水鬼4体
スペア隊残存機
空母水鬼全て
サイクロプス隊(F31)
防空棲姫
ドレイク隊(EA18G)
防空棲姫(目潰し)
知 っ て た
南方棲戦姫とか他の奴ら除いて全て殺す気である
特に防空棲姫に関しては目潰しくらってからの対艦ミサイル飽和攻撃という拷問っぷり
さて、攻撃のお時間である。
「ドレイク隊、マグナム!」
まずは先行していたドレイク隊がいっせいに発射したのはAGM-88HARM対レーダーミサイル。
マッハ2.0以上で140km以上を飛翔し、敵のレーダーを破壊する。
今回ロックオンされたのは防空棲姫
如何に彼女が防空能力に長けていても、マッハを超えるミサイルには対処出来ず、全弾命中した。
不幸なことに、1部は彼女達の目を潰した
目潰し(レーダー破壊)が、正真正銘の目潰しになってしまったという不幸極まりない事案。
「「「「「「ギャアアアアアアアアア」」」」」
のたうち回る防空棲姫、
しかし、じきに苦しみは消える。
さらなる追い討ちが待っているからだ。
「全機攻撃開始!」
残った機体から次々と対艦ミサイルが放たれる。
その数何と184発
しかも、その中でも一際速いミサイルがある。
1部スペア隊から放たれた新型対艦ミサイル
ASM-3改二だ
特徴は3つの超
超長射程、(極)超音速、超精密誘導
これの意味するところは何か?
まずは射程、巡航ミサイル並の射程がある
そして、その上マッハ5を超える極超音速
極めつけは予めセットされた部分へのピンポイント攻撃。
追加でステルス性もある
前回偵察隊がガンカメラによる偵察を行ったのは何故なのか、これもそのうちの一つである。
しかし、その大きさゆえ、本来なら対艦ミサイル6発を積めるA12Cに4発しか積めない。
炸薬も同規模の対艦ミサイルと比べると物足りなさもあるが、そこはピンポイント攻撃で補える。
マッハ5を超える対艦ミサイルに迎撃はおろか、発見すらままならない深海棲艦艦隊。
白い矢が戦艦水鬼の一際目立つ主砲塔の弾薬庫に向けて飛び込んだ。
ズガーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
今までより格段に大きな爆発音と閃光、爆煙が巻き上がる。
巻き上がる煙に目を逸らした南方棲戦姫が次に見たのは、変わり果てた同胞の姿だった。
「オノレェェェェ!」
南方棲戦姫と一緒に怒りをぶちまける空母棲姫だが、すぐに同じ運命を辿る。
すぐに93式空対艦誘導弾の槍が来るからだ。
護衛艦や他の姫級なんかはしっちゃかめっちゃかな対空砲火をあげるが、その程度で防げるわけが無い。
吸い込まれるようにして対艦ミサイルが空母棲姫や防空棲姫、空母水鬼に着弾。
ドゴォーーーーーーン
ドゴォーーーーーーン
ドゴォーーーーーーン
立て続けに命中する対艦ミサイル、先程とは比べ物にならない位の爆煙と閃光が上がり、南方棲戦姫はしばらくの間、周りが見えなかった。
ようやく視界が晴れた時には、既に周りにいた主力艦クラスの姫級は戦艦水鬼2体を除いて
・・
存在しなかった。
「オノレ……、オノレェェエエ工!」
南方棲戦姫は悲鳴とも、恨み節とも取れる声を上げてはいるものの、彼女の表情にはまだ幾分か余裕があった。
逝ってしまった同胞が飛ばした攻撃隊が幌筵泊地艦隊に向かって飛んで行ったからだ。
しかし、その余裕もあっさりと崩れ落ちる。
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ガーゴイル隊から放たれたAIM120アムラームが深海棲艦攻撃隊に襲いかかる。
各機体2発ずつ一斉に発射したため、64機が喰われて消し炭になる。
「どんどん撃ち込め!」
隊長の指示の元、次々と空対空ミサイルがF14Eから放たれ、攻撃隊を攻撃する。
撃つこと暫し、
中距離ミサイルは撃ち終えた。
さて、次は近接格闘だ。
「全機エレメントを組んで突入、間違っても被弾して落とされるんじゃないぞ!」
こちらは早期警戒管制機から送られてくるデータによって、常に相手の位置がわかっている。
高度有利から一気に攻撃し、敵編隊を叩く。
「機関砲発射!」
短距離ミサイルを撃ち終えた機体から機関砲やレーザー砲を使った格闘戦に移行する。
「全機、よく狙え!、こんなの鳳翔航空隊や教導飛行隊の連中なんかとの模擬空戦に比べたら屁でもないぞ!」
隊長から言われなくてもガーゴイル隊は近接格闘において機関砲で2機、レーザー砲で3機(初期型なので3照射分が限界)、きっちり叩き落とした。
いきなり落とされた上、訳が分からぬまま音速を超える機体に襲われた深海棲艦攻撃隊だが、数にものを言わせて強引に突破した。
しかし、突破した機体の中にも、SEAD任務を終えたEA18Gが自衛用のAIM120アムラームを射程ギリギリから撃ち込んだため、さらに数が減った
結果として、深海棲艦攻撃隊2000機のうち
直掩機のミサイル攻撃によって320機
直掩機の近接格闘によって160機
EA18Gのダメ押し攻撃によって12機
計492機が落とされた。
しかし、尚も1500機強の攻撃隊が艦隊に迫る。
これに対抗するのがイージスシステムを搭載した建御名方、榛名、愛宕だ。
現在敵編隊との距離100km
「対空戦闘は愛宕さんが指揮をとってください」
「了解、建御名方さんと榛名さんの対空砲を効率的に運用するために、全員端から狙って、中央に敵を集めてください!」
「榛名了解!」
「建御名方了解!」
「敵編隊接近中!」
愛宕のレーダー士官が報告した後……
愛宕:「目標右側の敵編隊!、SM2攻撃始め!」
榛名:「目標左側の敵編隊!、SM2攻撃始め!」
建御名方:「ウチは愛宕と榛名援護!、両側の敵編隊をまとめて叩くよ!。SM2、攻撃始め!」
3隻のVLSから一斉にSM2が放たれる
かつて、ソ連の対艦ミサイル飽和攻撃から空母を守るために誕生した防空システム。
その真価が試される。
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次々に放たれるSM2は敵編隊に向けて飛翔する。
マッハで飛翔するミサイルには深海棲艦の猫もタコ焼きも為す術なく撃墜され、空には黒い煙で出来た花が咲く。
しかし、奴らはそれでも進撃を止めない
愛宕砲雷長:「この間鳳翔航空隊にやられたやつなんかよりずっとマシだぞ!、撃って撃って撃ちまくれ!」
「敵編隊、さらに近づく、距離60km!」
レーダー士官の報告に愛宕がすぐに返す
「まだ対空砲は使えない!、吹雪ちゃんたちが使っているESSMも無理、何としても落として!」
「数が多過ぎます!」
圧倒的な弾幕で1200機ほどまで減らしていはいたものの、あまり撃ちすぎるとこの後のためのミサイルが無くなってしまう。
榛名は妖精に情報を聞いた。
「敵編隊との距離は?」
「現在40km、高度2000!」
「敵編隊との距離20kmで主砲対空戦闘!」
「了解!、主砲対空装備
ロ号弾を装填します」
ロ号弾、皆さんご存知日本武尊が放ったあの対空気化弾そのものである。
(ただし、それなりに魔改造を施し効果を上げてはいるんだが………)
「敵編隊の誘引には成功している?」
「もちろんです、このまま進めば敵編隊のほとんどを巻き込めます。」
対空戦闘は続いてはいるが、ミサイルの数を温存するため若干緩んではいる。
そして、遂にその時が来た
「距離20km!」
「「主砲対空ロ号弾、一斉射撃!」」
榛名と建御名方が見事なタイミングで発砲。
8基20門の主砲が砲撃音を南方の海に轟かす。
対空ミサイルから逃げようと固まっていた攻撃隊は為す術なくロ号弾の爆発に巻き込まれた。
「敵編隊の八割を撃墜」
「敵編隊、分散している模様、上昇したのが急降下爆撃機、降下したのが雷撃機、そのまま突っ込んでくるのは戦闘機と見られます!」
愛宕のレーダー士官が報告している間にも、幌筵泊地艦隊は次の手を繰り出す。
「お願い、当たってください!」
「新深雪スペシャル、ESSM発射!」
「当たれ!」
吹雪型や、睦月、更には鳳翔、建御雷も加わる対空戦闘が行われ、大量のESSMが敵編隊に向けて飛翔する。
敵編隊はもう既に視認出来る距離にいる。
「敵編隊さらに接近!、距離15km!」
「対空射撃!」
吹雪型の127mm、睦月、榛名の76mm、建御名方の連装COILが火を噴く。
戦後に開発された艦砲は、戦中のそれとは比較にならない程の命中率をたたき出す。
COILに至っては、焼き尽くす勢いだ
濃密すぎる対空砲火に一気に数を減らし、残る敵機はあと数機。
「SEARAM対応!」
榛名に搭載されたSEARAMが旋回する。
「攻撃始め!」
噴煙とともにミサイルが発射され、残った敵を狙い撃つ。
そして、最後の1機
「CIWSコントロールオープン!」
ズババババババババババババババ!
吹雪に搭載されたファランクスが最後の1機に向かって火を噴く。
最後の1機が穴だらけになり、やがて爆発。
南方棲戦姫が望みを賭けた攻撃隊は全滅した。
この後、幌筵泊地艦隊は攻撃隊を収容、残った姫級に向けて航空攻撃を行うこととなる。
はい、何とか撃墜、撃沈できました。
おや?まだ残っているようですね、よろしい、ならば追加だ
というわけで次回は追加攻撃となります。
次回もお楽しみに!
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