現代技術者の無双伝説 ~技術系提督とその仲間の妖精達が鎮守府に着任しました。これより幌筵泊地は最大強化されます~ 作:提督兼指揮官兼トレーナー
それではどうぞ。
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間話Part1 艦娘の建造!?頼むから珍兵器なんか生み出すなよ!!(フラグ)
「うーむ不味い、護衛艦が足りない」
なんか以前も戦闘機が足りないとか言っていた気がするんだが…………、いいのかこの泊地。とりあえず悩んでいるこちらの提督の格好をした男は、幌筵泊地の提督にして、転生者である多元実。
本職は戦闘機設計チームのリーダーなんだが、なんやかんやあって異世界のこの地で提督をやっている。
そんな彼が今何故頭を抱えているのか、それは幌筵泊地に新しくやって来た艦娘の影響だ。
建御雷と建御名方
どちらも強力な戦力を持つ艦娘ではあるものの、空母と戦艦は単艦では役目を果たせない。
護衛艦の存在が必須なのだ。
現状、護衛艦の役割を果たせる駆逐艦は7隻しかおらず、彼女たちへの負担も徐々に増えてきている現状、一刻も早く護衛艦の数を増やす。或いは単艦でも任務遂行ができる艦艇を増やす必要が出てきた。
「まずは、他から呼べないか聞いてみるか。」
ひとまず現実的な考えを元に、多元は現在幌筵泊地に見学に来ているとある提督に相談してみることにした。
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「で、俺を呼んだってわけか。」
「まぁそんなとこですよ鶴舞中将。」
応接室で多元と話しているのは、多元と同年齢なのに対して、四大鎮守府の1つ、舞鶴鎮守府の提督である鶴舞中将だ。前回の査問会では色々と確執があった彼だが、今では幌筵泊地の技術力を肌身で感じるために、秘書艦の天城を連れて遠く幌筵泊地までやってきていたのだ。
「気持ちはよくわかるし、何とか手を貸したい部分もあるが、正直俺のところから転属させるのは厳しい。」
「というと?」
「これはまだ確定情報では無いんだが、どうもソ連が深海棲艦の侵攻によって崩壊したようだ。」
「「「「ソ連崩壊!?」」」」
「声がデカい、それにまだ確定した訳では無い。」
「で、仮にそうだとした場合、脱出する外交官やその他難民を脱出させるためにも護衛艦を舞鶴鎮守府から出さなくてはならなくなると?」
「理解が早いな、まぁそんなことだ。既に関東軍との合同で、救出作戦の訓練なんかも始めてるくらいだ。」
「というか、この世界って陸軍と海軍仲があんまり悪くないみたいですね。」
「陸海軍が不仲?貴様の世界ではそうだったのかもしれないが、我々はそこまで不仲では無いぞ、現に士官同士の交流も……って参加したこと無かったもんな。」
「そこまでってことはやっぱり……」
「予算の時は大概揉める。」
「あぁ、そういう……」
予算獲得はどこもしのぎを削るようだ。
「昔なら建造っていう手段もあったんだが、今はもう出来なそうだからなぁ」
「建造ってなんですか?」
「適当に比率組んだ資材とバーナーを工廠って書かれた建物の中の設備に突っ込んで、表示された時間分待つと、勝手に艦娘が湧いてでる仕組みだそうだ。なぜかはわかってない。」
「えぇ……。」
「そして、何故か最近になって出来なくなった。」
「多分原因は大日本帝国海軍が保有している、もしくは保有するはずだった艦艇の限界量に達してしまったからって言われている。」
「うーむ……」
八方塞がりか、と思い悩む多元。幌筵泊地に現状大規模な艦隊拡張が行えない以上、航空戦力に頼るしかないが、それだけでは不安がある。
「まぁ、俺は貴様に色々と関わりもあるし、今後ウチの鎮守府に色々手を貸してもらう以上、何かしら動いてやりたいのは山々だが……、すまん。」
「いえ、構いませんよ、とりあえず今のところは大規模な艦隊の拡張が行えないということがわかっただけでも、今後の方針が決まりましたし。」
「そうか……、俺もなるべくあちこちに聞いて、異動出来ないか聞いてみる。それと……」
「わかってます。愛しの天城さんの件ですね?」
「Σ(///□///)ウ、ウルサイッ!」
顔は素直な鶴舞中将だった。
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「えっ?駆逐艦達に更なる改造を?」
「そうだ、今後もしばらくの間、増強が見込めないことからも、既存艦の強化は必須だと思う。」
とりあえず、艦娘版苗穂工場(幌筵泊地ぐらいだそんなことができるのは)こと改装工廠に向かった多元は魔改造の匠、紅茶の魔の手に絡め取られた男、
平河結弦に相談していた。
「けど今我々は建御雷と建御名方の改造が入ってますからいささか厳しいところがありますよ。」
「待て待て、全員改造しろと言っているわけでは無いぞ、あくまで今後の戦力強化に向けた研究ってことで今回はやってもらいたい。」
「なら、吹雪にしますか、今回は。」
「改造内容は?」
「船体の延長と1部武装の撤去、システムのアップグレードとかですかね。」
「出来そうか?」
「さらに弄りましょうか?」
「いや、いい。」
気味の悪い笑みを浮かべた平河に対して嫌な予感を感じた多元はとりあえず丁寧に断った。
そして、吹雪の改装の結果は次の通り。
・レーダーシステムをあさひ型と同じレベルに
・後部を延長、対潜ヘリの運用を可能に
・対艦ミサイル発射基を改造、将来的にASM3などの極超音速対艦ミサイルに対応可能に
・あさひ型に準ずるとか言っておきながら、ミニイージス化に対応。
oh......
安定の魔改造ktkr。てか、あさひ型と吹雪型の実艦の排水量で比較したらざっと3倍以上の増加なんですが……。
これだけ弄っておきながら、吹雪の見た目には変化なし、ただ艤装だけが強化されている。
(そう、だからアニメ版における夕立ちゃんみたいな変化とかも無い。ロリコン紳士に嬉しい仕様)
☝️憲兵さんこいつらです。
尚、一応言っておくが、幌筵泊地に艦娘に手を出そうとするやべぇ奴は居ない。
ただ己の技術力を限界まで試したいだけなのだ。
とはいえ、さすがに魔改造だけでは済まされない数の問題を解決するために、色々手を打ってはいたもののイマイチ解決にならない。
例を上げれば
・無艦橋潜水艦の増強
・ミサイル艇の整備
・空中巡洋艦構想の検討
などである。
ミサイル艇のスペック表は次の通り
全長 55メートル
全幅 9メートル
機関 ガスタービンエンジン
速力 48ノット
兵装 76mmスーパーラピッド砲、対艦ミサイル発射機×4基、SEARAM×1基、12.7mm重機関銃×2基
備考 対艦ミサイルを47式魚雷に変更可能
(後、一応言っておくが全長とか全幅はあくまで実艦サイズにした場合であって、実際のサイズでは無い これは艦娘も同じ)
しかし、これでもまだ解決にはならない。
当然といえば当然。艦娘と妖精が運用する艦とでは要求される内容が全く異なるからだ。
一応、沿岸警備程度は艦娘に頼らなくても良くはなったが、そういう問題でも無い。
頭を抱える多元と転生者一同だったが、数日後に事態は大きく動くこととなる。
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「提督!、大変です!何故か工廠が使えるようになりました!」
信じられない報告を鳳翔が持ち込んで来たのはインスタントコーヒーとカップラーメンを鶴舞中将に紹介していた時。
ちょうど2人とも口に含んでいたので、噴き出してしまった。
慌て置いてあった箱ティシュで拭く。
(尚、本来ティッシュの日本上陸は1953年である)
「おいおい!、先日俺が工廠はもう使えないとか言った矢先にこれかよ!」
「なんだかよくわからんが、とりあえず使えるようになったんなら平河くんを呼べ、艦のことは彼に任せておけば何とかなる!(色んな意味で)」
噴き出してしまったコーヒーを片付けながら多元はとりあえず指示を出す。
「わかりました。」
鳳翔が一礼して退出する。
その後に鶴舞中将がお土産としてティッシュとインスタントコーヒー、カップラーメンをお願いしたのは言うまでもない。
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「これが噂の?」
「はい、そのようですが……、資材以外にも投入口が追加されているようで……」
「妙だな、鶴舞中将の話によれば、投入するのは資材となんか必要なやつ(バーナーのこと)だけでいいらしいのに………。」
「もしかして、我々が開発した装備を入れればいいんじゃないですかね。」
「おっ、そうだな。とりあえずそうしてみよう」
解放されている建造ドックは全部で4つ(何故?)
それぞれに振り分けられた装備と目的は次の通り
1つ目▶️ 7.6センチ砲1基、三連装短魚雷発射管1基、VLS.64セル、CIWS.2基(ファランクス1基、ミサイル発射式1基)、ミニイージスシステム
目的:軽量な護衛艦の建造
2つ目▶️ マルチイージス(ノーマルイージス×10) 主砲12.7センチ砲2機(レールガン、砲弾の両方射撃可能)短魚雷発射管三連装2機、VLS.210セルCIWS.6機(ファランクス2機ミサイル発射式2機レーザー砲2機)、航空機.ロクマル2機(耐熱加工しているためF35の運用が可能)
目的:吹雪と愛宕の中間が欲しいため
3つ目▶️ マルチイージス(ノーマルイージス30個分ノーマルイージス1つでミサイル10発が誘導可能)、主砲.80センチ三連装砲3機(レールガンと実弾両用可能)、副砲.12.7センチ砲12機(オートメラーラ)、VLS. 4000個、対空.レーザー砲4機.CIWS10機(ファランクス6ミサイル型4)、短魚雷発射管三連装2機、航空機.ロクマル.10機.F35.15機
目的:単艦で全てをこなせるような艦が欲しい
4つ目………といきたいところだが、ここで問題が起きてしまった。
「提督!、ガリガリ君が出来ました!」
「おお、そうか、って危ないっ!」
大急ぎでガリガリ君を持ってきた腰堀を受け止めようとしたが、時すでに遅し。
「イタタタ……、あれっ?手元にあったガリガリ君が無い!」
「ホントだ!、で、どこに行ったんだって……、って、あっ!!」
何とガリガリ君が工廠の機械の中に吸い込まれていってしまった。
しかもなんのエラーも起こさずに……。
「なんかとんでもない予感がする………。」
「平河くん、俺もだ……。」
しかしまぁ、入ってしまったのはしょうがない。機械のタイマーは驚きの120時間を表示、まる5日ほどかけて4隻を建造することとなった。
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~5日後~
「さて、そろそろ建造の確認をするか」
そろそろいい時間でもあったことから、多元は早速平河や、鳳翔を連れて工廠へと向かった。
「まずは1人目といこうか」
手前のレバーを引くと、中から出てきたのは………
「日本国海上自衛隊所属、護衛艦日波です。どうぞよろしくお願いします。」
灰色の髪と目をした明るい女の子が出てきた。
「ふむ、架空艦といったところか……、私は幌筵泊地の司令官、多元実少将だ。俺のことは提督と呼んで欲しい。」
「わかりました。」
尚性格については
[雷の様なお節介お母さん気質と違い親を手伝う様に手伝いを率先してやる良い子明るいので艦隊の癒し]
「さて、残りを確認するか。」
とりあえず2つ目を確認する。
「日本国海上自衛隊所属、護衛艦日月です。どうぞよろしくお願いします。」
「ふむ、こっちも架空艦といったところか……、私は幌筵泊地の司令官、多元実少将だ。俺のことは提督と呼んで欲しい。」
「よろしくお願いします、提督。」
ちなみに性格は
[優しく影から見守る姉さん気質お節介してその人がだらけたりしない様に厳しくもある]
「さて、次に行くか。」
3つ目である。
「日本国海上自衛隊所属、護衛艦日護です。日月とは仲がいいの、よろしくね。」
「あれ?、もしかして3人とも同じ世界から来た感じ?」
「はい、そうです。」
日月が即答する。
「なるほどね。日護くん、私は幌筵泊地の司令官、多元実少将だ。俺のことは提督と呼んで欲しい。」
「よろしくね、提督。」
一通り調べ………、終わってないなあとひとつある
「平河くん、ここで開発しようとしたの艦種ってなんだい?」
「空母の効率運用には3隻必要なので、ここには空母用の資材入れました。」
「なんかやな予感がする。」
「私もです。とりあえず開けてみましょう。」
4つ目を開けると……………
「氷山空母ハボクックです。暑いところは勘弁してください。」
珍兵器の代表格が来てしまった…………
はい、というわけで間話とは名ばかりのリクエスト回収会でした。くっつく飴玉様、乙見亜久野亜様、リクエストありがとうございます。後間話をいくつ続けるかは未定ですが、今後ともよろしくお願いします。
間違い、指摘はコメント欄にお願いします。