現代技術者の無双伝説 ~技術系提督とその仲間の妖精達が鎮守府に着任しました。これより幌筵泊地は最大強化されます~   作:提督兼指揮官兼トレーナー

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仕上がりました。そろそろドンパチします。


第3話レシプロ?いいやジェットだ!

 

 

 

「1947年!?、それじゃこの世界では…」

 

 

「あぁ、第4世代が飛ぶどころか第1世代機ですら飛んでいないやつもいるレベルだ。」

 

 

鳳翔とのやり取りを終え、開発チームだった面々と集まって話し合っている多元だったが、時代が違いすぎることに驚きを感じているのは多元だけではないようだ。

 

 

 

 

「それヤバくないですか?」

 

「ああ、資材の入手がやりずらくなるかもな……」

 

 

多元の危惧したのはこの時代では、まず使われることの無い半導体や、炭素繊維といった素材のことである。

 

 

「それに関しては大丈夫そうですよ?」

 

 

多元の懸念に1人の転生者が答える。

 

 

「えっ?」

 

「なんかどんなにたくさん材料使うものでも、燃料と鋼材と弾薬とボーキサイトから作れるっぽいです」

 

「マジで?、じゃあAAM-5」

 

 

任せてください、との言葉の後に妖精となった転生者がちっちゃくなって機械に入っていった。

 

 

「出来ました」

 

「早……」

 

 

どうやらその辺の心配は要らないようだ。

 

 

「まあ、何はともあれやるべきことはただ1つ、兵器を開発して、人々の暮らしを守る。」

 

 

「それに、相手がどんな敵かも分からないから結論を出すのは早計でしょう。」

 

 

「まぁ、そもそも深海棲艦はレシプロで片付けられるレベルですからあまり気にしなくてもいいですね。それで、何を開発するんです?」

 

 

 

 

こいつらに異世界に転移した時の衝撃とかはないのだろうか、と疑いたく多元だったがとりあえず先程鳳翔に話した増備計画を話した。

 

 

 

「資材はある程度入って来るとはいえ、そんな大々的に拡張して大丈夫なんですかね?」

 

 

「お前らも見ただろ、この泊地の戦力を。ここにいるのは烈風や紫電を運用できない軽空母と駆逐艦が少々。しかも駆逐艦は旧式の睦月型と特型駆逐艦。陽炎型、秋月型はおろか、朝潮型すらいないんだぞ、どう考えたって航空戦力を先に強化すべきだ。」

 

 

「まぁ、幸い北方戦線には余裕があるらしいので何とかなるでしょう。というわけで我々は開発を急ぐので、滑走路の整備と資材の確保頼みますよ  提 督。」

 

 

 

 

チームメンバーに茶化された多元は

うるせぇ、と言いつつ執務室に戻った。

 

 

 

その後は泊地の滑走路の舗装、艦娘達の演習、会議への参加と、多元は慌ただしい時期を過ごし、その一方で腰堀を始めとした妖精達は多元が立てた増強計画に従い、着々と準備を進めていった。

 

 

一応、この泊地にいる全ての妖精と艦娘には事情を説明した。

 

 

だが、反応はお察しの通りといった有様で、半信半疑通り越して9割が疑問符。それどころか、精神疾患の疑いありとして、上申書を書こうとする奴が出る有様だった。

 

 

 

半年後

 

 

 

 

 

「まさかここまで変わるとは……」

 

 

 

目の前の光景に言葉を失いながらも、多元は満足そうに手元の書類を見ながら内容の確認を行っていた。

 

 

たった半年間(1947年1月~6月)で主な変更内容は以下の通り

 

 

 

○基地航空隊戦闘機を96式戦闘機からF-15J改へ

(国産の誘導弾に対応させたタイプ)

 

○新たに対潜哨戒機部隊を新設、P-3Cを配備

(P-1は資材の都合で諦めた)

 

○偵察隊を新設、機体はRF4E

 

○防空レーダー、水上レーダーを配備

(防空レーダーはJ/FPS-7)

(水上レーダーはOPS-28)

 

○滑走路は舗装し、防空部隊も新設

(基地防空用地対空誘導弾、87式高射機関砲、VADS、将来的にはパトリオットも)

 

 

(尚、絶賛増備中であり、まだまだ増える見込み)

 

 

 

 

なんということでしょう

 

 

 

 

あれだけ戦力不足だ能力不足だとか言っていた部隊が70年以上も一気に時代をすっ飛ばしてしまったではありませんか、あまりの変化に艦娘とその妖精達は……

 

 

 

「……………(口を開けながら)………………」

 

 

声も出てない有様、いやチートも大概にしろよとかもあるんですが、なんとこの変態技術者(提督ももちろん含まれるが)達は特にF15に対してJSIをも超えるようなぶっ飛んだ改造を施そうとしていたとかいないとか(工廠内に一機いるらしい)。

 

 

 

というわけでわずか半年で四大鎮守府の基地航空隊を超えてしまった幌筵泊地(ちなみに横須賀鎮守府で主力戦闘機は烈風)。えっ?資材はどうしたって?遠征しながら資材消費を最小限に抑えてやりくりしました。(その証拠にまだF/A18が揃っていませんし、爆撃機もまだです。)

 

 

 

当然、他の妖精や艦娘が黙っているはずもなく…

 

 

 

鳳翔航空隊妖精

「俺達もあの機体(F-15)に乗せろ!」

 

 

弥生

「私達にも電探や最新の装備をお願いします」

 

 

 

と言われた。

 

 

一方、この要望を聞いた提督は検討するとの返答をした後、直ちに開発チームを招集、今後に向けて検討を行っていた。

 

 

 

 

 

 

しかし、

 

 

 

 

 

「レーダーサイトより報告!、我が泊地に近づく所属不明機を確認。爆撃機と思われる。航空隊は至急スクランブルせよ!」

 

「スクランブルーッ!」

 

「第1航空団は直ちに離陸せよ!!」

 

 

 

 

 

突如として泊地に空襲の危機が迫る

 

 

 

 

もちろん多元もすぐに指示を出す。

 

 

 

 

「第1航空団(F-15)に達す。直ちにスクランブル、基地防空任務にあたれ。空襲警報発令!」

 

 

 

空襲警報を示す赤いランプが点灯し、幌筵島全体に空襲警報のサイレンが鳴り響く。

 

 

 

「防空部隊は滑走路付近に展開。掩体壕に哨戒機含めた非戦闘用の機体を避難させろ!」

 

 

 

矢継ぎ早に指示が飛ぶ幌筵泊地。

 

 

 

遂に、異界の日本における、第4世代ジェット戦闘機による初の戦闘が始まった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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