現代技術者の無双伝説 ~技術系提督とその仲間の妖精達が鎮守府に着任しました。これより幌筵泊地は最大強化されます~ 作:提督兼指揮官兼トレーナー
前回更新したの何時だろう……
( 'ω')ふぁっ!?、4月!?
大変申し訳ございませんでした。
ルーデル君が暴れます。
「では、これより作戦会議を開始する」
前線基地に集まった妖精達を前に多元が作戦概要の説明を始める。
「今回の攻撃目標は、敵深海棲艦欧州方面軍前線基地となるポイントLE、通称ウラル要塞だ」
スクリーンに画像が映し出される。
「ウラル要塞は大小多数の陸上型深海棲艦を中核とした、まさに要塞と言ってもよい布陣だ。ここを突破するのは、最新鋭(幌筵泊地基準)の装備を持つ我々欧州派遣部隊としても容易ではない」
そこで……、と多元が次の画像に進む。
「そこで、我々はこのウラル要塞を突破するための作戦を立案した」
詳細を説明していくと長ったらしくなる上、作品の時間軸では、パワーポイントを使っているが、そんなものはこのサイトに貼れるわけが無い(そんなもの作ってない)し、読みずらくなるので、読者諸君には要点だけを箇条書きで説明する。
・まずは、ウラル要塞攻略支援のために、ペルミまでの河川を船舶が航行可能なように拡張、運河として利用可能にした(いわゆる現在のヴォルガ・ドン運河等であるが、どうして攻略中に完成したかについてはもう聞くな)
・ペルミに展開中の艦隊から対地攻撃用のトマホークで、ウラル要塞めがけ一斉攻撃し、敵の航空機運用能力、対空戦闘能力を可能な限り奪う。
・ルーデル麾下の対地攻撃部隊は、ルーデルを除いて陸上部隊の直接支援にまわれ
・ルーデルのみは、先行して超低空にて先日発覚した敵の中枢である大陸棲姫を1.5t爆弾で徹底的に破壊せよ
・ルーデルによる大陸棲姫の爆破を確認したところで
大陸棲姫
離島棲鬼、中枢棲姫よりも強固な装甲を持ち、対空ミサイルの運用能力も持つ深海棲艦。だが、衛星と偵察機による偵察結果からの報告では、南方にいた南方棲戦姫同様、無理な成長で、1部に脆い場所があるとの事
「ルーデル、君の技量を信じて単機での攻撃となるのだが……行けるかね?」
「ふむ……、できないわけがないだろう」
「わかった」
ルーデルは谷間を超低空で高速飛行することで、レーダーの目をかいくぐり、そのまま敵に奇襲を仕掛けることが求められる。
(ん?、どっかで見たことあるな……、多分なんかの映画で……気の所為か)
「本当はF/A18Eを持ってくるべきだったんだが、1.5t爆弾の積載の改造や、対応する滑走路の問題などの事から速度が遅く危険だが、そのまま君の機体を使ってもらうことになる。もちろん、なにかあったら至急救援に向かうから安心してくれ」
「ふむ……、私が落とされるとでも?」
「「(うん、だってあなた被撃墜王じゃん)」」
というか、スーパーホーネット使ったらますますルーデル君がトム・クルーズ化してしまう……
(でもトム・クルーズも先祖たどるとドイツの血もあるらしいね)
脱線してるな……、とりあえず戻すか
「大陸棲姫の防空性能は強力だ、チャフとフレアは出し惜しみせず、しっかり撒くように」
「ああ、帰ったら牛乳を用意してくれ」
「わかった」
これにて作戦会議は終了した
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作戦当日
「全機離陸、上空待機!」
野戦飛行場からA-10とグリペンが飛び立つ。
既に機甲師団は出発しており、ルーデルの作戦成功を確認したら、直ちにウラル要塞に向かう。
「全艦対地攻撃用意!」
運河で待機していた派遣艦隊が一斉にVLSを開く
「目標、ウラル要塞、トマホーク一斉射撃」
「撃てぇ!」
トマホークが一斉に発射され、超低空を飛行しながらウラル要塞攻撃へと向かう。
<<こちらルーデル、作戦ポイント1に到達>>
<<了解、今後こちらからの発信はするがそちらからの発信は禁止する。高度をさらに落とせ>>
低視認性を持たせるために、ロシア機のような雪上迷彩を施されたA-10シュトゥーカⅡを超低空で飛行させながら、深い渓谷に入っていくルーデル
機体下部の爆弾は重く、特別仕様と言えど切り立った渓谷を高速で通過するには並大抵の技術では成り立たない。
「おぉ……、あれが幌筵の艦隊から放たれた巡航ミサイルか、頼むぞ」
不意に上を向いたルーデル。上をトマホークが通過していく。
前線司令部
「トマホーク着弾まで後1分」
仁王立ちして、画面を見つめる多元。
「ルーデルは?」
「後2分少々」
「戦車隊は?」
「進軍中、呼びますか?」
「いや、いい」
「まもなく弾着、5、4……、弾着、今!!」
ウラル要塞の対空火器、飛行場姫を中心にトマホークが250発命中する
「弾着確認、同時にルーデル機がポップアップを開始しました!」
ミサイルの弾着とルーデルのポップアップはほぼ同時だった。
これには訳がある。
~作戦開始前~
「ルーデル、君の攻撃に先立ち、トマホークの一斉射撃を行う。これのタイミングについてだが、君のポップアップ直前に弾着するようにしたい」
「わかった」
「理由は2つ、ひとつは敵の対空砲火をなるべく減らし、攻撃で生じる混乱に乗じて爆撃を完遂して欲しいからだ」
「なるほど」
「もうひとつは、敵の弱点が未だ読めない状況で混乱する敵の晒す弱点を突いて欲しい。君に使ってもらう爆弾は無論高性能だが、防御が固ければ一撃必殺とは行かないことも有り得る」
「承知した」
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「提督よ、どうやらあなたの推測は正しい」
急降下しながら無線を開かずにそう言うルーデル
慌てふためく深海棲艦は、まともに対空砲火すら上げられずにいた。
「ここで投下だ!、この位置、この高度、外すわけがあるまい」
大陸棲姫の最も弱そうな部位……、要する多くの姫級に共通する体が1番露出している部分を狙って特注の1.5トン爆弾を投下する。
「急上昇、チャフ、フレア放出」
対地攻撃を主眼に置かれたA-10自体、元々欺瞞装備は多いが、転生者達の魔改造によってさらに1.5倍まで増やされたそれを惜しげも無くばら撒き、ミサイルを躱す。
転生者達の作るそれより遥かに初歩的で、誘導性能のお粗末なミサイルは見事に引っかかり、全てルーデルには届かない。
「離脱する。さぁ、次はアレに乗り換えよう」
後ろで大陸棲姫が大爆発を起こしているのを尻目に次の出撃を考えるルーデル。
<<無線封鎖解除、ルーデル、戦果と状況を報告せよ>>
<<攻撃成功、馬鹿でかい花火が上がった>>
<<了解した、速やかに帰投せよ>>
<<了解>>
再び超低空で飛行するルーデル。
「帰ったらまず牛乳を飲ませてもらおうか」
1人呟いたルーデルであった。
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<<ルーデルがボスを叩いた。全部隊要塞突破に向けて前進せよ!>>
10式戦車(改)を先頭に、上空に直掩機を伴って進軍する欧州派遣部隊。
10式戦車(改)
10式戦車の機動力などはそのままに、増加装甲や爆発反応装甲、アクティブ防護システムなどを付与した防御型の10式。対地雷能力としてローラなども付与されているため、部隊の先陣を切る。
「敵戦車来ます!」
「中多で対応しろ」
「了解、中多攻撃開始!」
89式の車体を流用して開発した装軌式の中多が攻撃を開始する。
「砲台小鬼発見!」
「上に始末させろ」
<<こちら陸上部隊、航空支援を要請する。座標を送る>>
<<了解、直ちに対応する>>
ルーデルの部下がA-10搭載のAGM-65マーベリックを放ち、砲台小鬼を沈黙させる。
<<目標撃破>>
<<了解>>
「良し、このまま要塞中枢に向かうぞ」
「了解!!」
先にグリペンが先行して要塞中枢にさらなる打撃を与える。
「ミサイル発射!」
相手の対空砲火に巻き込まれない距離から一方的にミサイルを叩き込む。
グリペンは小型軽量ながら、対地攻撃能力についても決して妥協している訳ではなく、AGM-65マーベリック2発とタウラス2発を発射。
弾頭重量の軽いマーベリックは砲台小鬼へ、遅延信管とタンデム弾頭持ちのタウラスは陸上型深海棲艦の中でも姫級や鬼級を狙う。
「機関砲掃射!!」
「ロケット弾発射!!」
あの独特な音を響かせながら、ルーデル抜きのスツーカ隊も攻撃する。
<<まもなく中枢>>
<<10式は散開せよ>>
入り組んだ谷から少し開けた盆地状の地形が陸を進む陸上部隊からも見えてきた。
<<戦車隊は散開して敵を攻撃せよ!>>
トマホークによって飛行場姫は死に体。ルーデルの攻撃で大陸棲姫は死に、グリペン隊の攻撃で追い討ちがかけられたものの、意外にも建て直しは早いのか、残った姫級や、離島棲鬼、戦車らしき物体も反撃してくる。
「ヒトマル、各車、射撃開始!」
連隊長の掛け声で10式戦車が各自に割り振られた目標を識別する。
「距離良し、撃てぇ!」
ズドーン!
日本製鋼所44口径120mm滑腔砲からHEAT弾並びにAPFSDSが放たれる。
数十両の10式が一斉に発砲する様は壮観であり、見るものを圧巻する。
「全弾命中、続いて撃て!」
ズドーン!
再び主砲が放たれる。
<<敵戦車の全滅を確認>>
<<よし、このまま押すぞ、特科大隊に連絡、攻撃開始、繰り返す、攻撃開始!、送れ!>>
<<了解、特科大隊、射撃開始、目標敵姫級並びに離島棲鬼、射撃開始!>>
ズドーン!!
離れたところに待機していた99式が155mm榴弾砲を放つ。
<<弾ちゃーーーく、今!!>>
ズゴーン!
離島棲鬼の頭部にピンポイントで同時着弾。
<<命中、効果あり>>
<<ロケット砲部隊に伝達、攻撃開始>>
~自走砲部隊よりさらに後方のMLRS部隊~
「ATACMS射撃用意よし!」
「攻撃開始!」
キャニスターを突き破り、ATACMSが飛び出す。
目標は無論、硬く、大きい離島棲鬼だ。
<<緊急事態発生、敵航空機が確認された、対空砲部隊は展開されたし>>
<<航空機!?、ここいら一帯の制空権は取ったんじゃ無かったのか?>>
<<恐らく長距離を飛行してきたものだ、数4、速度からして第1世代ジェットの可能性だ>>
<<グリペン隊はどうだ?>>
<<こちらグリペン隊、現在帰投中だ、すぐには相手出来ん>>
<<高射部隊から言わせてもらえば、谷のそこから狙うのはキツイぞ>>
<<私が相手しよう>>
<<なっ……>>
無線を聞いていた一同が思わず固まる。
<<機体を乗り換えてきた、スツーカⅡでも出来ないことはないがこいつなら確実にやれる>>
ルーデルが乗ってきたのはもうひとつの専用機
その名もF-16R フォッケウルフ
(Rはルーデルの頭文字)
おいルーデルは急降下爆撃機乗りだろいい加減にしろよ、とお思いの皆さん落ち着いて。
実はルーデルああ見えてれっきとしたエース・パイロットでもあるのだ。
しかも、あのドイツの名機FW190に乗っていたこともあるのだ。
えっ?、特注のF-16なんて何時作ったって?
A-10作る片手間でやったらしい。
(暇なんか???)
しかも機体設計の見直しとかもきっちりやっているから恐れ入る。
気になる変更点は以下の通り
・エンジンをF-135-PW-400に変更
・20mmバルカン砲から25mmガトリング砲×2に変更し、対地火力を強化
・ドラッグシュートを垂直尾翼下部に装備
・コンフォーマル・フェール・タンクを装備
・主脚を強化、着艦フックを装備
・デジタルフライ・バイ・ワイヤを採用
・HMDを搭載
・一体成型型強化透明アクリルを採用し、強度と視界を確保
・各種誘導弾への対応
片手間要素どこ行った??????
思いっきり年単位でかかる改造を数日で終わらせるんだからこいつら頭おかC
絶対お前らルーデル来るってわかった時から設計してただろ。
<<やはり幌筵は素晴らしい。この泊地に来れたことが我が人生の中でも大きな喜びだろう>>
<<大佐、気をつけてくださいね?>>
<<わかってる。ルーデル、エンゲージ!>>
嗚呼、また中途半端だ……、でも新しい話のネタが思いついてしまう……
更新しないと不味いやつがある時ほど他のネタが思い浮かんでしまう症状ってなんだろう……
まぁ愚痴はさておき、別のやつを更新していた遅れは多分取り戻しますが、とりあえず今更新できるものは近いうちに全て更新しますので悪しからず……
次回もよろしくお願いいたします。