FREEDOM WARS IGNITION RTA「人類史の再点火」エンド_前作主要キャラ全員生存縛り(No Major Glitchless)   作:匿名希望の柄付きコンカッション

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新人咎人の再教育は、政治局・文化振興委員会・新規資源開発課が行っているとあります。
しかし、新兵教育は普通軍隊の仕事だと思うので。
本作での新人咎人の再教育は、安全保障局・教導部・再教育課・第一階層対策室が担っているという捏造設定でいきます。
今までの分書き直さなきゃ()


対ハイノネン戦 NPC

ハイノネンSide 

 

「なぁアクセサリ共?今度こそ、“その咎人がいる”セルガーデン区画なんだよなぁ?」

 

「「はい、ハイノネン様。該当咎人はこの訓練用セルガーデンで再教育ボランティアを遂行中です。」」

 

「連続でボランティアを受けてるとはな……危うく無駄足になるところだったぜ。」

 

一瞬で訓練ボランティアを終わらせて、独房に戻らず次の訓練ボランティアを連続で受けているとは思わなかった。

 

空の訓練場から空の独房に移動してまた戻るという、近年でも類を見ない無駄な行動で、プロパの奴に小言を言われるところだった。

教えてくれたレナルドの奴に感謝だ。

そもそも見込みのありそうな咎人が、訓練一つぐらいでへばって独房に戻るのも可笑しな話だ。

俺も再教育科の空気に染まり過ぎたか?

マニュアルとアクセサリに任せっ放しってのも考えものだな。

 

前線に居たときより大幅に鈍った己の勘に辟易しながら、管理官用のセルガーデン連絡通路の中を歩いていると、訓練終了を知らせる騒々しいブザー音と録音音声が聴こえた。

 

「訓練が終了しました。咎人は担当アクセサリの到着までその場で待機してください。繰り返します、訓練が……」

 

速過ぎる。幾ら廃棄寸前の大型アブダクターでも解体に時間が……そういえば2回目の再教育ボランティアは市民奪還だったな。

初見で市民奪還だけを狙うとか本当に記憶喪失か?

なんかテューニの気持ちが少しだけ解った気がする。

せっかく整備したアクセサリ用の訓練プログラムを、一人の咎人の行動で滅茶苦茶にされたらキレるわな。

あいつ他人に振り回されるの人一倍嫌がるし。

しゃあない、ちょっと急ぐか。

 

「急ぐぞ!2機共付いてこい。」

「「了解しました。」」

 

俺達は小走りで連絡通路を移動する。

C-3…D-3…E-3A…E-3Bここだな。E-3B扉からならフロアFに直接アクセス出来る。

中の奴が見たら隠し扉にしか見えないそれを開き、入室してその咎人の姿を捉えた。

へぇ…男なのにアクセサリは女性型にしてるのか、ってそうじゃない。もうアクセサリが戻って来てるじゃねえか!

 

「お疲れさまでした。それでは独房へ戻りまs「そこの咎人ちょっと待った!」

 

俺の声に振り向いた咎人と目が合う。

俺が誰なのかわからないといった顔だ。

訓練を終えて気を抜いてやがるのか、それとも俺が管理官だとわからないのか、あるいはその両方かもな。

ついでにちょっと推し量ってみるとするかね。

 

「さっきの訓練、見事だった。とても記憶喪失中の咎人とは思えん!」

 

「はぁ、それはどうも。」

 

おや?想定した反応と異なる、もう少し続けるか……。

 

「計算され尽くした移動!徹底した弾数管理!アイテムの効果的な運用!そして近接攻撃の思い切りの良さ!その全てが素晴らしい。」

 

「いや、そんなことないですよ。」

 

へぇ……珍しい。第1階層で褒められて謙遜出来る咎人っていうのは少ない。与えられた武器の力や偶然の勝利を自分の力だと錯覚する咎人は低階層だけじゃなく中階層にも多い。

簡単なボランティアで調子に乗って、次のボランティアで挫折する咎人を何人も見てきた。

これは良い咎人になるかもしれん。

第1階層以外の咎人を褒めた場合?警戒して逃げ出すかそもそも近寄って来ない。

何せ咎人に厄介事を運ぶのは何時だって管理官だからな。

どうやら記憶を失ってるのはマジらしい。

 

そんな事を考えていたら奴の視線が下に逸れた。

腰のwill'oドライバに気が付いたな?

そうだ、管理官が戦場でもないのにクソ重いwill'oドライバを装備してるなんておかしい。

何気ない会話の途中でも情報収集に余念が無いのは高評価だ。益々気に入った。

 

「話には聞いていたが……それ以上に優秀じゃねえか!」

 

頃合いだな。俺は個人的な内面審査を終了し、唐突にwill'oドライバから槍を出現させ、穂先を眼前に向ける。

 

「さぁ……俺と楽しく遊ぼうぜ?」

 

次は一部とはいえ、再教育の免除を認められる程の戦闘技術ってのを、是非とも俺に審査させてくれよ?

 

「管理官命令だ、得物を構えな。特別演習の時間だ。」

 

俺の口元は自然と綻んでいた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

一つ前の部屋に戻った咎人を見送りながら、一人ごちる。

 

「あそこで反射的に応戦するんじゃなく、条件を交渉してくるとはな……全く面白い奴がいるもんだ!」

 

突然通信機から連絡が入る。

いったい何処の馬鹿だ、こんな楽しい時に邪魔するのは……。

 

「ハァ゛イ゛、こちらハイノネン、ただいま全力貢献中につき対応できまs「『どうしたハイノネン!?咎人が戻ってしまったぞ?!何故始めない!!』」 うるせぇぞレナルド!通信機越しで大声出すな!」

 

レナルドの馬鹿だったわ、さてはこいつ管制室から観戦してやがるな?

 

「少しだけ待ってくれってよ、ハンデの交渉してきたから条件を呑んでやった。」

 

「『らしくない、全くもってらしくないぞハイノネン。君なら右も左も分からない新人咎人を問答無用で特別訓練に持ち込み医療ポッド送りにするはずだ。』」

 

こいつ俺のことを何だと思ってやがる。

 

「別に理由もなく吹っかけてる訳じゃねぇよ。今回はその必要がなかっただけだ。」

 

「『ほう、それはまた何故だ?こっちの映像では暫く臆して動けなかった様子に見えたぞ。』」

 

あぁそうか、監視カメラの映像じゃ顔まで良く見えないのか。

 

「突然管理官と戦えとか言われても、普通は怯えて縮こまるか、適当な理由を付けて誤魔化すかのどちらかだろ?」

「そういう奴には無理にでも死線を経験させないと駄目だ、けどあいつはどうにも違う様子だった。」

 

「『ああ見えて闘いには乗り気だったと?』」

 

「いや?最初は確かに乗り気じゃなかった、目も泳いでたしな。けど俺の顔、will'oドライブ、向けられた武器を観察した上で、戦闘に応じるから少し時間をくれと交渉して来たんだ。咎人なりの勝ち筋に期待して、数分の準備時間位与えてやりたいだろ。」

 

思考の末に辿り付いた打算的な勝ち筋でも、直感に任せた博打的な勝ち筋でも、有事の際に前に向かって思考できる奴は本当に少ない。

それに向かい合って始める戦闘に何の意味があるんだ?

予想できない理不尽の押し付け合いこそ戦場だろうが。

 

「『ん?……フハハハッ!そうか、そう来るか!面白い!』」

 

「レナルド。記憶喪失の咎人と管理官が一対一で戦うんだ、これ以上卑怯な真似はしたくない。通信は切ってくれ。」

 

「『あぁ、是非ともそうさせて貰う、そうしないと愉しくないしな。特別訓練のシステムを整備したテューニ!レーダーも切って正々堂々戦うハイノネン!ハイノネンに挑む咎人!予定の狂った私!全員に幸あれ!』」

 

いい性格してるぜ、あいつの愉しい対象に俺も含めて全員入ってやがった。

レナルドがそうなるのは相当だ。俺も覚悟しなくちゃな。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

バリケードにもたれ掛かりながら、独房に戻る咎人と、そのアクセサリを見送る。

一矢報いたとは言うが、途中まで完封されていたことには変わりない。

完敗だ、医療ポットまで移動する元気はないが気分は良い。

 

「手酷くやられたなハイノネン。」

 

「レナルドか……管制室から見てどうだった?」

 

「凄まじいものだな。『計画が上手く行かなかった私』、『小剣と短機関銃だと思っていたハイノネン』、『あの咎人の行く末』、『仕事が増えるかも知れないテューニ』、その全てに愉悦を感じているよ。」

 

レナルドの趣味は度し難いな。

 

「これから医療ポットで治療を済ませたら始末書だろう?[ラージファーストエイド]だ、これをハイノネンに使ってやれ。」

 

「「レナルド様、医療物資の提供、感謝致します。」」

 

「随分と……気前が良いじゃないかレナルド……助かるけどよ。」

 

「なに、気にするな。それより政治局の歴史編纂室が動く。奴等にとって安全保障局の管理官が第一階層の咎人に敗れるなどあってはならないからな。夜青色の背広を纏った特務員が第一階層対策室に流れ込んで来るぞ?暫くしたらパメラ辺りが対応してテューニに伝わるんじゃないか?」

 

あぁ、あのボランティア結果が気に入らないとか言い出して『記録だけ』を改竄する連中か。

パメラとテューニは仲がいいからな。パメラにまで迷惑かけたらレナルド共々今度こそ生活改善情報提供課(密告の窓口)に通報されちまう。

さて、アクセサリ共に治療されて多少動ける様になったし、医療ポットに向かいますかね。

 

訓練プログラムの組み直しをしているであろうテューニの仕事を増やさない為にも、俺等は少し急ぎ目でセルガーデンの訓練区画をあとにした。




咎人配給食の塩ナト配合率レベルで微小な、FW小説「アオイバラ」要素

なんか(戦闘描写)足りねぇよな?
お客様の中に推進装置付きの大剣や、縦回転する半田ごて型の槍を現実でぶん回した経験のある、詳しい表現力をお持ちの文豪の方はいらっしゃいませんか〜!

ちょっと主観の戦闘描写が上手くいかないので、書けたら一度消して再投稿します。

最悪ハイノネン視点はスキップとか……

メガラニカPT所属。強化アクセサリ部隊。『□□□部隊 』の 名称アンケート。

  • 案1 ドール部隊
  • 案2 シスターズ部隊
  • 案3 オートマタ部隊
  • 案4 感想欄に良い案を書いてやるぜ!
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