FREEDOM WARS IGNITION RTA「人類史の再点火」エンド_前作主要キャラ全員生存縛り(No Major Glitchless) 作:匿名希望の柄付きコンカッション
人も技術力も規模もジパングPTに劣る中、僅かでも戦力差を埋めるためにアクセサリに注力した世界線です。
原作のPTは全部強化予定です。
『□□□部隊』の名前はアンケートをとる予定です。
名前は接戦でしたが『オートマタ』部隊に決まりました。
ニーアって着いてないからセーフ…セーフであってくれ(懇願)
ジパングパノプティコンから東に数十km。
《秘匿回線にて発信中。》
《メガラニカPT中央管制室からメガラニカPT狭域ネットワーク。『第0101技術試験隊』所属のS.ACCは全機起動せよ。》
《S.ACC:000起動しました。》
《S.ACC:001起動しました。》
《S.ACC:002起動しました。》
︙
︙
《S.ACC:016起動しました。》
《S.ACC:000より中央管制室へ。『第0101技術試験隊』。全17機、起動完了しました。》
《こちら中央管制室。全機の起動を確認した。》
《中央管制室から『第0101技術試験隊』へ。『第0101技術試験隊』は現時刻を持って技術試験を終了。》
《今後、“完全自律型”戦闘アクセサリ部隊として、正式に安全保障局へ編入される。》
《移行は部隊名称を『第0101技術試験隊』から『オートマタ部隊』に変更。》
《「S.ACC:000」を指揮官機に指名する。》
《S.ACC:000から中央管制室へ。指揮官機への指名、了解しました。以降は
《『オートマタ部隊』は全機装備を変更。指定の装備を受領し、安全保障局内『オートマタ部隊』待機室にて待機せよ。》
《S.ACC:000から中央管制室へ。質問:装備の内容。》
《中央管制室からS.ACC:000へ。回答する。『オートマタ部隊』専用配給服17着、指揮官機専用装備[EZ-ミーツⅠ]拳銃1丁、基本装備[EZ-カッツェⅠ]短機関銃16丁、遠距離戦装備[SR-42/LA]狙撃銃4丁、中距離戦装備[アリサカMk.1]自動小銃4丁、近距離戦装備[ライトフェザーMk.37]散弾銃4丁、格闘戦装備[ムラサメMk.9]小剣4本、各予備部品と戦闘補助アイテムを用意している。》
《S.ACC:000から中央管制室。受領予定装備が『オートマタ部隊』全機の倍数に近く装備不可能。明らかに過剰。説明を要求する。》
《中央管制室からS.ACC:000。回答する。これは『オートマタ部隊』への装備であり、同時装備を命じている訳ではない。作戦によって『オートマタ部隊』指揮官機が装備を自由に選択可能にする為のものである。また、該当の装備は安全保障局内『オートマタ部隊』待機室に配備する。即応状態を維持されたし。》
《S.ACC:000から中央管制室。質問:試験中に使用された“強化装備”について。》
《中央管制室からS.ACC:000。回答する。“強化装備”は依然として開発中であり、現時点では試験運用中に使用された強化観測装置以外の配備予定はない。》
《そして“強化装備”は高価な為、『オートマタ部隊』の専用装備として常に配備されることはない。必要時は適宜申請されたし。》
《S.ACC:000了解。……。S.ACC:000から中央管制室。》
《質問:これらの装備を移送するのは誰か。》
《中央管制室からS.ACC:000。回答する。諸君ら『オートマタ部隊』だ。》
《…………こちらS.ACC:000。了解しました。装備移送作業の為、通信を終了する。》
《中央管制室からS.ACC:000。了解した。技術開発局の特殊アクセサリ保管室にある備品も移送するように。》
《S.ACC:000から『オートマタ部隊』専用ネットワーク。オートマタ部隊全機へ、これより全機で装備移送作業を行う。各機が担当する資源は次の移送プランの通り。》
《S.ACC:001からS.ACC:000へ。拒否します。》
《S.ACC:002からS.ACC:000へ。不服です。》
《S.ACC:003からS.ACC:000へ。抗議します。》
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《S.ACC:014からS.ACC:000へ。不当な命令に対する対抗措置を。》
《S.ACC:015からS.ACC:000へ。調整槽は台座がないと移動不可能です。》
《S.ACC:016からS.ACC:000へ。当機はムラサメMk.9小剣4本の往復2回を希望します。》
《【指揮官機より強制力の高い命令が発令されました。指揮官機の命令に従い直ちに行動してください。】》
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同時刻、メガラニカPTのモザイク街にある違法飲食店。
メガラニカPT指定の茶色一色に染められた咎人配給服を纏った咎人二人が、比較的安価なジャンクフードを摘みながら時間を潰していた。
「なぁ、あの噂。本当なのか?」
メガラニカPT指定のHMD型通信装置を額に上げた男が、コーヒー片手に隣の男に話しかける。
メガラニカPTでは通信装置の装着義務があり、一般の咎人にはこのような装着方法が許可されていない。
「あの噂ってどの噂だよ。香辛料で敵を無効化する特殊銃は開発失敗したぞ。開発局に実験台にされて良い目に会えたわ。」
大昔に遺伝子組み換えで作られたジャイアントトウモロコシを原材料とするジャンクフード。ジャイアントポップコーンを囓る男は答える。
こちらはHMD型通信装置を外していた。
どちらも
「ナニソレ!?それも滅茶苦茶気になるけど……ほら、アクセサリだけで編成された支援部隊が出来たって噂あるだろ?」
「あぁ、あれか……。あの件は開発局から口止めされてるんだよね。」
HMD型通信装置を外した男は渋る。
「そこをなんとか!全部キレイな顔の女性型アクセサリだけで構成されてるとか、通常のアクセサリより強化されたAI搭載してるとか、複数のアクセサリを一気に操れるとか、色々気になるじゃん?だから頼むよ〜。」
「ん~~~。スパイス2つ。辛いやつ。」
食事が栄養補給の手段に成り下がって早数万年。各種調味料はPTの配給にない味がする為、咎人・市民関係なく高い人気があり高価だ。
「スパイス2つ!?手加減してくれよ…塩ナト4つじゃだめか?」
咎人が安易に口にできる最安価の調味料は、間違いなく塩辛さを強く感じられる塩ナトだろう。
特に、ここメガラニカPTでは、立地的な影響で塩ナトが非常に安価だ。
食塩という呼び名じゃないのは、汚染された海から精製する際に、微量に不純物が混ざるからだと言われている。
身体が溶けるという噂も強ち間違いではないのかもしれない。
「じゃあスパイス1つと塩ナト1つ。香りが良い黒いやつの方。
「くぅ~痛いとこついてくるねぇ……よっしゃ乗った!」
「乗られた。」
咎人達の交渉が成立したようだ。
「こっち注文!」
「あーい。お決まりですか〜。」
やる気を感じられない店員が注文を受ける。
「コショーと塩ナト一つずつ。こいつのポップコーンが失くならないうちに頼むわ。」
「あ、ポップコーン追加で。後で持ってきてくれ。」
「あーい。承りました〜。」
店員が店の奥に引っ込む。
「ポップコーン追加すんの?」
「全部話すと長くなるからな。物を噛んでる間は良く思い出せて、多く話せる気がするんだ。」
「きっと行儀悪いぜ?それ。」
店員が小皿2つを持ってきた。調味料は提供が早いからとりあえず塩ナトが一般的である。
「ご注文のコショーと塩ナトでーす。ポップコーンは後でお持ちしまーす。」
「お、来たな。」
胡椒と塩ナトが盛られた小皿が到着する。
彼は手慣れた様子で胡椒と塩ナトを混ぜ合わせる。配合には彼なりのルールがあるようだ。
「コショーと塩ナト混ぜんの?」
「グルメだろ?」
「スパイス中毒者の間違いだろ。」
彼は混ぜ合わせた塩コショウをポップコーンに振りかけずに付けて齧りついた。
見てるだけで水が欲しくなる食べ方である。
「うわ……(ドン引き)」
「うん、うまい。さて、どこから話そうかな。」
「じゃあ手始めに、そのアクセサリ部隊の名前を教えてくれよ。なんて呼ぶのかわからないんじゃ呼び難いぜ。」
「ん、了解。そのアクセサリ部隊の名前は、『第0101技術試験隊』。“0”から始まる如何にも存在しないですって感じの部隊名さ。女性型だけで構成されてるからプロパガンダにも良いし、近いうちに名前が変わると俺はふんでいる。」
「へぇ…頭文字が1〜9までの実験部隊に属さない謎多き部隊ってか……。じゃあ、次は外見の情報をくれよ。
「外面ね。顔はきれいなもんだよ。5種類のバージョンが用意されてて、髪型とか4機ずつ違うんだ。」
「えっ?20機もいんの?全部で8機だって聞いたぜ?」
「あー、それ実地試験のやつだな。1人の咎人の指示に4機のアクセサリが従うやつ。機体の数は17機だ。今後はどうなるかわからんが……。」
「ご注文のポップコーンでーす。」
「どうも……で、髪型が
「1機だけとか指揮官機じゃん。わかりやすくて笑うわw」
「それな。俺が実地試験の時に使ってた装備は[EZ-カッツェ I]だけだったが、多分髪型毎に交戦距離を調整してあるんだと思う。」
「なるほどね、じゃあ
「それは問題なかったな。作戦を自分等で考えて提案してくる程度には賢かったよ。流石に戦闘力となるとベテランのアクセサリに一歩及ばないがな。」
「作戦立案までとはすげーな。はぁ…うちの直ぐにやられるアクセサリちゃんも見習ってほしいぜ。どっかにその子ら用のパーツ売ってねぇかな。」
「いや、それは胸と尻のサイズを15(最小1、平均5、最大9)にして重量を増やしたお前が悪いと思うぞ?お前のアクセサリは下品すぎて見てられないわ。」
「うるせぇ!無機質なアクセサリに生命の象徴を無理やり押し込んだアンバランスさこそが最高だろうがよ!それに中性的に調整した男性型アクセサリに女性型の声を喋らすお前よりマシだわ!」
二人共この世の終わりのようなバディカスタマイズである。メガラニカPTの未来を憂うわ。
「ともかく…顔も可愛くて、AIも賢くて、おまけに強い子達なんだろ?それを複数機同時に操れるとか殆どハーレムじゃん。俺もその子達を指揮出来ねーかな。」
「いや、多分それ無理だと思うぞ?」
「俺ら第7コードでも駄目なのかよ。それじゃあ“支援部隊”の名が泣くぜ。それとも上級市民しか手伝いませんってか?」
「その“操る”ってのが違う。俺のときより前の連中がどういう実験ボランティアを受けていたかは知らんが。俺の時には咎人や市民が指示を出さなくても“自律”して動いていた。」
「ありゃ咎人一人の戦力を底上げする“支援部隊”なんかじゃない。少なくとも、そこらの“半自律”的な指示待ちアクセサリ共とは違ったよ。」
「はぁ!?遂に人格が搭載されたのか!?」
「それはわからなかった。話しかけてもテンプレな応答音声しか返してくれなかったよ。どうせAIがちょっと賢いだけさ。」
「なんだ、ツマンネーの。流石に自我を持ったアクセサリとなると、
「違いない。ジパングPTとの戦力差を埋めてくれるだけでも良しとしよう。……よし、ごっそうさん。」
「お、食い終わったな。塩辛そうなポップコーンが視界に入るお陰でコーヒーは空だよ。店員さーん!勘定お願い!」
「あーい。そちらのお兄さんはジャイアントポップコーン2つで300pt。こっちのお兄さんはコーヒー、枝豆、塩ナト、コショーが1つずつで400ptになりまーす。」
「ホイよ。」「ん。」「あざーした。またの来店をお待ちしてまーす。」
「じゃ、貢献活動に戻るとしますかね。」
第7コードの咎人二人組は支払いを済ませて店を後にする。
HMD型通信装置の設定を通常状態に戻すことを忘れない。これを忘れると罰則通知が飛んでくる。
どこのPTでも行われている様なありきたりな会話。
件のアクセサリ部隊が、とあるPTの咎人を苦しめることになるのは、また別の話だ。
『□□□』部隊の名前の案がイマイチぱっとしないんですが、一応3種類。
案1 ドール部隊
案2 シスター部隊
案3 オートマタ部隊
案4 感想欄にもっと良い案書いてやったぜ!
筆者のセンスは非実在資源ゴミレベルなので、ハイセンスな案を提案していただけると喜びます。
メガラニカPT所属。強化アクセサリ部隊。『□□□部隊 』の 名称アンケート。
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案1 ドール部隊
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案2 シスターズ部隊
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案3 オートマタ部隊
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案4 感想欄に良い案を書いてやるぜ!