最近ディバゲでデアラのコラボをやっていたので書きたくなりました!
宜しくお願いします!
刹那サイド
僕の名前は《如月刹那(きさらぎせつな)》。とある理由で《ゲイムギョウ界》と呼ばれる世界に転生し、様々な人々と出会い、そしてその人生を幸せな形で終える事が出来た。そんな僕は今、天界のゼウスさんの部屋に居る。
「やあ、久しぶりだね刹那君」
「はい、お久しぶりです。ゼウスさん」
「ハッハッハ。別に私の事はお義父さんでもいいんだよ?娘の婿なのだからね」
「・・・結構恥ずかしいんですよ」
そう言ってゼウスさんは笑う。僕はゲイムギョウ界で生きている間に複数の女性と結婚した。誤解しないで欲しいが別に結婚と離婚を繰り返した訳では無い。一夫多妻制が認められる条件まで上り詰めて結婚したのだ。そして僕の妻達の中には目の前にいるゼウスさんの娘である《アテナ》も居る。結婚の挨拶に行った時、ゼウスさんとガチの喧嘩になるとは思っていなかった。まあ、過去話はここまでにして・・・。
「えっと・・・お話って何でしょうか・・・?」
「ああ、すまないね。実は・・・君にはまた転生してもらいたいんだ」
「・・・マジですか?」
「ああ・・・マジだ」
ゼウスさんの言葉に僕は少し唖然となった。転生と言っても様々な世界がある。某機動戦士な世界や、リリカルな魔法をブッ放す世界など数え切れない。その中でも某龍の玉な世界だったりしたら確実に生き残る自信が無い。
「あの・・・どう言う世界に転生ですか・・・?」
「まあ、簡単に言うなら君が居た前世の前世《地球》と変わらないね」
「そうなんですか・・・分かりました。セシア達って・・・」
「実は・・・今回連れて行けるのはセシアとロックとエネと轟天だけなんだ。だが君の使っていた魔道書のポーチ機能が付いたコレを渡させて欲しい」
そう言ってゼウスさんは僕に一つのポーチを渡して来た。
「その中には君のパートナー達が入っている。君の魂を新たな世界に定着させる為に特典は君が転生してから3年経たないと使う事ができないんだ。そのポーチも三年経ったら君の前に出る様になっている」
「あの・・・他の皆は?」
「残念ながら留守番だよ。だが君にある能力を増やしておくよ」
「能力?」
そう言ってゼウスさんは僕の頭に手を置いてブツブツと呟き始める。すると僕の中に何かが入って行く感触がした。
「今君に増やした能力は一日に二人だけ十二時間他の家族や友人を呼べる能力だ。能力名は《超次元召喚》と言った所かな」
「ありがとうございます。僕、頑張ります」
「では、新たな人生を楽しんでくれ。但し、君がどの様に生まれるかは私にも分からないよ」
「はい、どんな人生でもドンと来いですよ」
「それじゃあ・・・頑張ってくれ」
その言葉を聞いた瞬間、僕の意識は暗闇へと沈んで行った・・・。
あれから僕は赤ん坊として転生したのだが、母親は僕を産んで直ぐに無くなり父親に育てられ現在は元気な3歳児だ。僕の両親は有名な巫女の家系らしく現在僕と父は鹿児島のとある場所で暮らしている。そこは一般人には知られる事の無い《霧島仙境》と呼ばれる場所だ。そして今日も僕は父に・・・
「さあ、刹那!今日もこの巫女服を着てみようか!」
カメラを向けられて居る。もうこんな毎日がずっと続いている。僕が嫌そうな表情を向けると父である《如月慎太郎》はショックそうな顔をする。
「だ、ダメなのか!?」
「だって・・・お父さん毎日写真撮ってるし・・・。僕男なんだよ?お父さんが着てよ・・・」
「いや、だって俺は男だし。刹那はどう見ても女の子じゃないか。可愛いぞ〜」
「みゅ〜。くすぐったいって〜」
お父さんは僕に頬ずりをする。コレが僕の日常であり、このままの日々が続くのだろうと思っていた。そう、あの日までは・・・。
〜数週間後〜
「刹那様〜!こっちですよ〜」
「待ってよ〜」
「あらあら・・・」
僕はある日、ある人物と遊んでいた。その人物とはこの霧島仙境で最も位の高い巫女であり、幼馴染の《神代小蒔》ともう一人の幼馴染である《石戸霞》の二人と神社の中で遊んでいた。転生してから3年が経過したが、未だにポーチは現れない。うう・・・セシア達が恋しいよう・・・。
「刹那様?どうしたのですか?」
「あ、いや、何でもないよこまっちゃん」
ボーッとしていた僕に小蒔、こまっちゃんが話し掛ける。この子に余り心配かけさせたくないからね・・・。そう思っているとこまっちゃんは僕の頬に手を当て、優しい表情で見つめて来る。
「何かあったら言ってくださいね?わたくしは刹那様の味方ですから」
「うん・・・ありがと」
「私も忘れないでね」
「うん、かっちゃんもありがと」
かっちゃんこと石戸霞も僕に笑顔を向けてくれた。僕って幸せだな・・・。そう思っていると
ドガアアアアアァァン!
本殿の方から大きな音が聞こえた。
「あれって・・・まさか!?」
「アイツの封印が解けたの・・・!?」
「ック!かっちゃん!こまっちゃんをお願い!」
「ちょっと!?せっちゃん!?」
かっちゃんの制止を振り切り、爆発のあった本殿へと走り出した。今確かにお父さんの声が聞こえた。それと同時に戦っている事も感じた。僕は3歳の体を走らせる。
〜本殿〜
「お父さん!お父さん!」
僕は火の海に包まれた本殿を走りながらお父さんを探す。すると倒れてきた柱で塞がっていたドアから数人の啜り泣く声が聞こえる。僕は精神を集中させて体の中にある何かを腕に集中させた。これは魔力とは違った物で《霊力》と呼ばれる物だ。使い方は魔力と大差無いが・・・。僕は霊力で強化した腕を柱に叩き込んだ。柱は粉々に砕けてドアから数人の少女が出てくる。僕の幼馴染《狩宿巴》、《薄墨初美》、《滝見春》の三人である。今日はこの三人は親の手伝いで本殿に行くと言っていたから恐らくその時に閉じ込められたのだろう。
「皆大丈夫!?何があったの!?」
「じ、実はヤツの封印が・・・」
はっちゃんこと初美が言う。ヤツとはこの本殿に封印されていたかつてこの世界を滅ぼそうとした妖怪の《ゼン・アク》の事だ。何処から来て、何故生まれたのかも不明な妖怪で数百年前に何人もの巫女達の命を犠牲にして封印したと言われている。でも何で急に・・・。頭の隅で考えながら僕ははっちゃんたちに指示を出す。まずはともちゃんこと巴とはるること春を逃がしてもらわないと・・・。
「はっちゃん、直ぐにともちゃんとはるるを連れて逃げて」
「・・・せっちゃんはどうするんですかー・・・」
「僕はお父さんを探しに行く」
「そんな事認められると思いますか?」
「思うよ。如月家の全滅を願っている分家の人達ならね・・・」
これは言いたく無かったのだがはっちゃんやかっちゃん等のこまっちゃんの本家に近い分家の人間は如月家を嫌っている。理由は簡単、如月家は霊力が本家の人間達より大きいのだ。本家より強い者が現れれば其れは恐怖にしかなり得ない。はっちゃん達にその気が無くとも大人達は違う。現に如月家はこの仙境の中ではかなりの嫌われ者だ。僕がそう言うとはっちゃん達は何も言い返せなくなる。その隙に僕は走り出した。暫くすると広がった本殿内で血塗れのお父さんと歪な形をした妖怪《ゼン・アク》が戦っていた。いや、終わりと言うべきだろう。ゼン・アクの体がボロボロと灰になり始めていた。
「ククク、まさかこの我が人間如きに負けるとは・・・」
「まったく・・・手間かけさせやがって」
「む?どうやら見物人が居た様だ」
「何?って刹那!?」
「安心しろ、我はもう何もする気は無い」
ゼン・アクはやがて消え、火も消え始めた。僕は父さんに駆け寄った。父さんは僕に笑顔を向ける・・・筈だった。何故なら父さんの首から上が一筋の光に消し飛ばされていたからだ。その先には札を構えた巫女や呪術師が何十人も居た。その中から一人の男性が出てくる。その男性は分家の中でも有力な家系だが、裏では色々やっていると噂があったのでまさかとは思ったが的中した。だが、僕はそんな事よりも目の前に広がる血の海が信じられなかった。朝は僕に笑顔を向けていたお父さんの顔が無い。もう見る事が出来ない。その事実が僕の中に闇を創って行く。
「ふん!一人死にぞこないがいたか・・・封印まで解いたという物を・・・。お前ら、殺れ!」
男性が言った瞬間、周りが一斉に札から霊力の光線を発射する。だが、それは僕に届く事は無かった。何故なら僕の周りでオーラが渦巻き、全ての光線を弾き返したからだ。オーラはやがて形を創り、剣と盾を持った騎士が出現する。
「許さない・・・《剣聖ランスロット》!」
僕は只我武者羅にランスロットに指示を出す。只ひたすらになぎ払う。跡形も残す気もない。只々僕はなぎ払う。やがて全員が倒れ、周りの火も収まり始めた。すると僕の目の前に突然ポーチが出現する。僕は其れを取り、腰に巻いて付ける。体の中に魔力が巡る感触を感じた。するとこまっちゃん達が来て僕を見て驚愕の表情を浮かべる。
「刹那様・・・何故この様な事に・・・」
「何故かって?君達が如月家を消そうとしたからに決まっているじゃ無いか」
僕は魔力を話しながら使い、転移魔法を創る。場所は鹿児島から離れた場所にランダムで設定してある。そして僕は転移魔法を発動させてこの場から消えた。
「消えてあげるよ。君達が望む様に・・・消えてやる」
そう、言い残しながら・・・。
この後僕はとある夫婦に拾われて《五河刹那》となった。そしてそれから数年後、僕は高校2年生へと成長していた。
刹那サイド終了
はい!第一話でした!ハッキリ言うと原作キャラが誰一人出ていない。次回から書いていきます。
では、次回でお会いしましょう!