デート・ア・ライブ 魔法と鋼を使いし者   作:猫舌

12 / 40
最近知ったんですけど肘から手首までの長さと足の裏って本当に同じ長さなんですね。
ヨモギダ先輩ヤベェ・・・。


第12話 《遭遇!二人の転生者!》

刹那サイド

 

 

使い魔のステラとの出会いから数日が経った頃、朝のホームルームで先生が言った。

 

 

「みなさーん、今日は転校生を紹介しまーす!」

 

 

・・・多分その転校生がこの前アテナさんの連絡であった。新しい転生者なのだろう。先生の声にドアが開き、二人の女子が入ってくる。一人は茶髪の長い髪を片方に長く結び、もう片方を短く結んだ少女だった。もう一人は黒髪で前髪の一部に赤いメッシュが入っている少女で学校指定ではない黒い少し布地の少ないセーラー服を来ている。二人は黒板に名前を書き始め、茶髪から挨拶を始める。

 

 

「初めまして、《仙堂ナナ》です。宜しくね」

 

「《纏流子(まといりゅうこ)》だ。宜しく頼む」

 

「はい、自己紹介ありがとうございまーす。二人の席は・・・あそこですね」

 

 

そう言って先生は僕の近くの空いた席を指差した。そして二人は席に着くが先生が纏さんに言った。

 

 

「あのね纏さん、やっぱり制服は学校指定の物じゃないと・・・」

 

「ワリいな先生、コレはアタシの一張羅だからな。これからもコレで登校させてもらうぜ」

 

「そ、そんな〜・・・」

 

 

纏さんって結構カッコイイ人だな〜と思いながら見ていると纏さんのセーラー服のリボンに写っている目の模様が一瞬僕を向いた気がした。き、気の所為だよね。そう思いながら僕はイヤホンをして居眠りの体制に入った。僕はそのまま意識を落とした。二人に見られていることも知らずに・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜昼休み〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「セツナ!昼餉だ!」

 

「お昼っすよ〜」

 

 

十香とモモの声と机をくっ付ける音に目が覚める。

 

 

「ふあ〜・・・もう昼休み?」

 

「せっさん寝ながらノートとってたんすね・・・」

 

「うん、何か出来る様になってた」

 

 

そんな話をしながら弁当箱を取り出しているとさっきの転校生二人が近づいて来た。

 

 

「ねえ、私達も一緒していいかしら?」

 

「アタシも頼むぜ」

 

「別に構わないよ十香、少しスペース開けてあげて」

 

「うむ。分かった」

 

 

そう言って十香は弁当箱を小さく広げて二人が入れるようにする。すると脇からもう一つ机が繋げられた。

 

 

「・・・鳶一さん?」

 

「私も一緒に食べたい・・・」

 

「良いよ。それじゃあ全員集まった事だし・・・」

 

「「「「「「いただきます」」」」」」

 

 

僕達は昼食を食べ始めた。

 

 

「・・・纏さんそれってコンビニのお弁当?」

 

「ああ?まあそうだな。飯なんて腹ん中入れば皆一緒だr「いけません!」・・・はあ?」

 

 

今の纏さんの言葉に僕はついカチンと来てしまった。

 

 

「何言ってるのさ。纏さんは育ち盛りの年頃なんだからちゃんと栄養のある物食べないといけません!ほら、僕のお弁当の中身分けてあげるからこれもちゃんと食べなさい!明日からお弁当を作ってくる事!」

 

「いや、でもアタシ料理できねえし・・・」

 

「なら僕が作ってきてあげるよ。一人分くらい増えてもあんまり変わらないし、時間がある時に料理も教えてあげる」

 

「でもお前料理出来んのか?まあ食えば分かるk・・・」

 

 

そう言って纏さんは僕の上げた生姜焼きを箸にとって口に入れると固まった。そして数秒経った後に

 

 

「うまい!こんなの食った事ねえよ!」

 

 

そう言って他のおかずも必死に食べ始める。気が付くと他のメンバーも僕のお弁当を見る。

 

 

「・・・皆のと交換なら・・・良いよ」

 

 

この日の昼食は見事に他の人のお弁当オンリーになりました。因みに十香のお弁当はつぼみさんが作ってくれたそうだ。そして食べ終わり一休みしていると教室のドアが開いて殿町が来た。

 

 

「五河、クラスの奴等がサッカーやるかって言ってるぞ」

 

「行く!すぐ行く!じゃあ皆また後で!」

 

 

僕は上着を脱いでワイシャツになってグラウンドへと向かって行った。

 

 

刹那サイド終了

 

 

三人称サイド

 

 

刹那が出て行った後、モモと十香と折紙はすぐに窓からグラウンドを見る。転生者二人もそれに釣られてグラウンドを見た。其処には刹那とそのクラスメイトと別のクラスの生徒がサッカーを始めようとしていた。それを見てワクワクしている三人を見て転生者二人は聞いた。

 

 

「周りの生徒も皆顔出してグラウンド見てるけどそんなに面白いのあの子のサッカー?」

 

「そうだな。正直アイツはタックル一発でぶっ飛ばされるだろ」

 

「チッチッチ、甘いっすよ二人共。せっさんはあれでもサッカー世界大会の優勝者っすよ」

 

「おお、私も見せてもらったがこう・・・凄かったな!」

 

 

そんな事を話していると試合が始まっていた。それほどでもないだろう。サッカーにあまり興味が無い二人はそんな気持ちで試合を見ていたが・・・この日を境に二人の中でのサッカーの認識が変わったのは言うまでも無いだろう。

 

 

三人称サイド終了

 

 

刹那サイド

 

 

放課後になり、僕は帰りの支度をしていた。いや〜勝った勝った。パスがうまく繋がったよ。今日は久しぶりに部活に行こうかな。そう思いモモに声を掛けようとすると、転校生二人が僕に話し掛けて来た。

 

 

「五河君、ちょっといいかしら?」

 

「いいけどどうしたの仙堂さん?」

 

「教室じゃアレだから屋上でも良い?」

 

「うん、構わないよ。纏さんも?」

 

「ああ、んじゃ行くぞ」

 

 

そう言って進む纏さんに僕は呼びかけた。

 

 

「纏さん・・・」

 

「・・・何だよ」

 

「・・・屋上の場所分かるの?」

 

 

纏さんは仙堂さんと僕の後ろに着いて行く事になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜屋上〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二人を連れて屋上まで来た。案の定誰も居ないから僕達の話は聞かれないだろう。すると二人の目つきが鋭い物に変わる。

 

 

「さあ、教えなさい。《五河士道》はどうしたの?」

 

「?僕の家に士道なんて人居ないよ?」

 

「嘘つくんじゃねえ。アイツが居ないと《デート・ア・ライブ》の世界が成り立たねえだろうが」

 

 

そう言って纏さんは何処から取り出したのか赤と紫のハサミを僕の首に向ける。

 

 

「ちょ、ちょっと待ってって!デート・ア・ライブって何さ!?何言ってるのか分かんないよ!」

 

「なら・・・無理矢理聞き出すだけよ!」

 

 

そう言って仙堂さんも何処からともなく現れた銃の手で持つ部分が着いたフィギュアみたいな物を僕に向ける。するとフィギュアの中心から何かが発射される。あれって・・・魔力弾!?

 

 

「危なっ!?いきなり何するのs「よそ見してんじゃねえ!」にゃっ!?」

 

 

魔力弾を躱すと今度はハサミが片方ずつ分離して巨大になったものを振り下ろす纏さんが居た。それも何とか躱す。

 

 

「ちょっと待った!何でいきなり攻撃なのさ!ちゃんと話し合おうよ!」

 

「話すわよ。貴方がちゃんと本当のことを言えばね!」

 

「だから本当に知らないんだって!」

 

「クッソ!ちょこまかしやがって・・・《鮮血》!」

 

『待て流子!お前はまだこの力を使うには早すぎる!』

 

「せ、セーラ服が喋った!?」

 

 

纏さんの言葉に鮮血と呼ばれたセーラー服が某ロボットアニメの死神さんボイスで話していた。僕の言葉に纏さんは目を丸くする。

 

 

「お前、コイツの声が聞こえるのか?」

 

「うん、後で《斬って斬って斬りまくる!》って言ってもらっても良いですか鮮血さん?」

 

『べ、別に構わんが・・・お前の家にアイロンはあるか・・・?シワを伸ばしたいんだが』

 

「あ、ありますよ。良ければこの後しますか?これでも自信あるんですよ!」

 

『ほう、なら宜しく頼む』

 

「おいお前ら何時までも喋ってんじゃねえよ!」

 

「『あ・・・ごめん(すまん)・・・』」

 

 

纏さんの一言で戦闘は再開させられる。・・・やっぱりやるしかないのかな・・・。纏さんがハサミを振って斬撃を飛ばし、仙堂さんがさっきの魔力弾を連射して来た。これなら・・・躱せる!そう思って動こうとした瞬間、僕の後ろの扉が開けられて十香が入って来た。

 

 

「せ、セツナ!」

 

「!《神風》!」

 

 

風を使った加速魔法で十香の前に出て防御魔法を展開する。威力は殆ど殺したが防御を突き破り僕の左肩を斬撃の残りが斬り付け、魔力弾の数発が足と腕を貫通した。後ろを確認すると十香は無傷だった。ああ、良かった。

 

 

「十香、大丈夫?」

 

「わ、私は大丈夫だがお前は!?今日はセシア達が全員いないのだろう?」

 

「うん、大丈夫。すぐに終わらせるから」

 

 

流石の僕もコレはキレたよ?僕は殺気を0.001%程出して二人を睨みつける。

 

 

「「っ!」」

 

 

ははっ、ビビってるビビってる。それじゃあ・・・殺気で押しつぶしてあげる・・・。僕はドンドン殺気を高めていく。二人はドンドン顔を青くしていく。やがて二人は気絶した。僕も殺気を収める。・・・やりすぎたかな?それでも1%も出してないんだけど・・・。僕は十香も連れて気絶中の二人を抱えて転移魔法を使って転移した。傷は治せるけど服は直せないからね。街歩いたら怪しまれるよ・・・。

 

 

刹那サイド終了

 

 

三人称サイド

 

 

「・・・んぅ・・・」

 

「・・・やっと起きたか」

 

 

気絶していたナナが目を覚ますと自分は真っ白な部屋に居て、其処には既に目を覚まして何故かTシャツを来ている流子が居た。その手にはパンフレットの様な物が開かれていた。

 

 

「ほら、お前のだ。読んどけ。10分後に本番だ。まあ殆どアドリブだが・・・」

 

「え、何が?って言うかココ何処よ!それとアンタが一人事呟いてたセーラー服はどうしたのよ!」

 

「鮮血か?アイツは今例の転生者のトコだ。アイロン掛けして貰ってる。代わりにこのTシャツ渡されたんだが中々良いじゃないか」

 

「・・・何処がよ」

 

 

流子が自慢げに見せるTシャツには習字で達筆に《謀ったな・・・謀ったなシャア!》と書かれていた。ナナは取り敢えず渡されたパンフレットを見る。其処には《台本》と書かれていた。

 

 

「・・・何よコレ」

 

「・・・台本だろ」

 

「いや、其れは分かるけど何で台本なのよ!」

 

「まあ落ち着けよ。何でもお互いに腹を割って話す為に必要な事らしいからな」

 

「アンタ・・・妙にあの転生者に肩入れするわね。もしかして・・・惚れた?」

 

「アホか。アタシは只・・・アイツが悪い奴には思えなくなって来ただけだ」

 

「でもあの見た目は完全に踏み台でしょ」

 

 

そう言ってナナ達は雑誌を読むかの様に台本を読む。自分達の居た場所には椅子が設置されていたので椅子に座って読む。暫く経つと何処からか声が聞こえて来た。

 

 

『え〜、ご主人のスタジオ入りでーす』

 

 

そう言うと何も無い所から刹那が普段着に着替えて入って来たその手にはハンガーに掛けられて綺麗にシワを伸ばされたセーラー服が握られていた。

 

 

「はい、纏さん。鮮血さんのアイロンがけ終わったよ。しっかりとセリフも録音したからコレは着信音にするよ」

 

「そうか、悪いな」

 

『夢心地だった・・・また頼みたいものだ』

 

「あ、時間がある時だったら何時でも良いですよ?」

 

『本当か!?感謝する』

 

「何アンタ達は呑気に話してんのよ!アンタの目的は何?」

 

 

ナナは刹那に聞く。すると刹那は悩む事無く言った。

 

 

「僕は誤解を解きたいしこの世界の事を知りたいんだ」

 

「・・・まあ、今は信じてあげるわ。で、やるんでしょ?話し合い」

 

「うん!それじゃあ、セシア、エネ、ロック。準備宜しく!」

 

 

刹那がそう言った瞬間、真っ白だった部屋が一瞬で撮影スタジオに変化した。三人の目の前にはカメラが数台並び、端末から監督の様な格好をしたエネが楽しそうにしていてカメラをセシアとロックが動かしている。

 

 

『いや〜、一回位データ弄りじゃない事もしてみたかったんですよね〜』

 

「そっか、それじゃあ監督。宜しくお願いします」

 

『はいは〜い♪それじゃあ撮影5秒前!・・・4・・・3・・・2・・・1・・・スタート!』

 

 

エネの合図に三人は椅子に座ってスタンバイする。そしてカウントが終わって話が始まった。

 

 

〜此処からは会話のみです〜

 

《BGM[トランザムバースト]》

 

 

「さあ、始まりました《転生者の話して解決じゃー!》。MCは最近、近所の幼馴染が女子だった事をしり、「男同士仲良くしようね」と言ってしまった事に涙した《五河刹那》です。そして第一回にして本日のゲストは新しい転生者のお二人です!」

 

「どうも〜、新しく転生しました《仙堂ナナ》でーす♪」

 

「同じく転生した《纏流子》だ」

 

「はい!今日は二人と話し合いながら仲良くしていきたいと思っています。では最初にメールをお読みしたいと思います」

 

「第一回なのにメールとか来てるの?」

 

「来てるんです。因みにコレに答えて行きながら僕達は話し合って行きます。では最初のお便りはこちら!」

 

 

デデン!

 

 

「岩手県在住転生ネーム《八尺様》さんからのお便りです!えっと《転生者って何なの?特典って?ちょー分かんないよー》だそうです。それではいい機会なので此処で僕達について説明していきましょう!それでは仙堂さん、説明どうぞ」

 

「え、私!?・・・分かったわよ。私達転生者は簡単に言えば神様の手によって転生した者達の事で主な特徴は殆どの転生者は前世の記憶を持っているって事ね。転生する理由は様々で間違えられて神様に殺されたり、暇つぶしで殺されたり、その世界での行いが非常によかった等、偶然に偶然が重なって私達が誕生するわ。因みに二人はどうして転生を?私は間違えて殺されたわ」

 

「アタシも同じだぜ」

 

「僕もそうだったけど今2回目の転生なんだよね。それにこの世界がラノベの世界だって知らなかったし・・・」

 

「そ、そうだったの?もしかして私達誤解してたのかしら・・・」

 

「そうだよ、士道って誰なのさ」

 

「それは後で話すわ。次は特典についてね。それじゃあ流子、お願い」

 

「アタシかよ。・・・特典ってのは転生する際に神がくれる特殊能力とかの事だ。一度位考えた事あるだろ?アニメの能力が使ってみたいとか。そう言う能力を運が良いと貰えるんだよ。因みにアタシは《キルラキルの主人公の容姿と能力》と《神衣[鮮血]》を貰ったぜ」

 

「私は《仙堂ナナの容姿》と《ビーダマン[ジャスティスイフリート]》を貰ったわ」

 

「僕は《リリカルなのはのリンカーコアとデバイス》、《能力を創る能力》、《兵器の建造とその施設》、《15の魔眼》、《イナイレの化身とソウル》とまだあるよ。今は身体にリミッターを掛けてるから魔眼は使えないけどね」

 

「「なにそのチート」」

 

「二人もいい具合に被ったね・・・知り合い?」

 

「ええ、前世で幼馴染だったのよ」

 

「そう言うこった。お前は居なかったのか?幼馴染とか」

 

「・・・僕捨て子だったから」

 

「あ、何かゴメン・・・」

 

「悪かった・・・」

 

「ううん大丈夫だよ・・・よし!気を取り直して行こう!それでは次のメールはこれだ!」

 

 

デデン!

 

 

「冥界在住転生ネーム《魔王のメイド》さんからのお便りです。《刹那さんの特典ってチートすぎではありませんか?バランスブレイカーすぎです》だそうですハイ」

 

「確かに能力創りたい放題なんてチートよね」

 

「確かにそうだけど代償が無いって訳では無いんだよ?能力によっては死にかけたりとかするんだからね。前世では二年間も植物状態だったし」

 

「嘘でしょ!?」

 

「嘘じゃないよ。それに僕は転生してからなるべく魔法か純粋な身体能力を使ってるんだよ化身とかは体力の消費が半端ないからね。下手したら次の日筋肉痛だよ」

 

「お前すげえな。アタシも血が流れる特典だから危険なんだよな・・・」

 

「そんな子が不摂生な生活しちゃ尚更いけません!」

 

「悪い悪い。お、そろそろCMか?」

 

「そうだね、それじゃあCMの後は僕が君達に質問してくから宜しく!それじゃあ一旦CMです!」

 

 

三人称サイド終了

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。