デート・ア・ライブ 魔法と鋼を使いし者   作:猫舌

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第15話 《私は帰って来たーー!。久しぶりの部活動!》

刹那サイド

 

 

少女との出会った翌日僕は荷物を纏めていて思った。ああ、最近部活に顔を出していないなあ・・・と。丁度今日は何も無いし久々に行こうかな。僕はモモに声を掛けた。

 

 

「モモ、今日は僕も部活に行くよ。一緒に行こう」

 

「おお、久しぶりっすね。早速行こうっす」

 

 

そう言って僕とモモが教室を出ていこうとすると、その会話が気になったのか十香と仙堂さんと纏さんが僕達に話し掛けて来た。

 

 

「セツナは部活動をしていたのか?」

 

「まあね。去年はよく出てたんだけど今年からは僕が家事をしなきゃいけなかったからまだ行けてないんだ」

 

「へえ・・・私達見学に行ってもいいかしら?」

 

「別に良いけど・・・暇だよ?」

 

「まあ、行けば分かるだろ」

 

「それじゃあ行くよ」

 

 

と言う訳で僕達は部室へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜第二宿直室〜

 

 

「さ、此処が僕達の部活《助部》の部室だよ」

 

 

そう言って僕は部室を指差した。正直宿直室が部室なのは当初僕も驚いた。だが基本宿直室と言うのはあまり人が来ないために第二は開けられたままだった様で、前の部長が部室として譲り受けたらしい。僕はドアをガラッと開けて中に入る。まだ中には誰も来ていなかった。僕は部室に入るなり、直ぐに畳の上に寝転がりボーッとし始める。ゴロゴロしてるとモモも何時の間にか着替えていて僕に聞いてくる。

 

 

「せっさん、お茶とジュースどっちがいいっすか?」

 

「ジュース頂戴。あと僕のカバンにポテチ入ってるから皆で食べて」

 

 

そう言って僕は近くに置いてあったマンガに手を伸ばして読み始める。いや〜、やっぱりこのマンガは面白いな〜。そう思いながら読んでいるとドアが開き、一人の男性が入って来た。その男性は黒いスーツに黒い帽子を被り、蛇の様な細目の緑髪の男性だった。

 

 

「おやおや・・・久しぶりに見る顔と初めて見る顔がありますねぇ・・・」

 

「あ、先生。お久しぶりです」

 

「相変わらずの全身黒っすね・・・」

 

「好きなんですよ・・・黒色・・・」

 

 

そう言って先生と呼ばれた男性は机に座って十香達に自己紹介を始める。

 

 

「初めまして。私はこの部活の顧問をしている《ハザマ》と申します。以後、お見知りおきを・・・」

 

「おお、私は夜刀神十香だ。宜しく頼む」

 

「仙堂ナナです」

 

「纏流子だ」

 

 

各々が自己紹介をすると先生が僕に一枚の紙を取り出した。早速かな・・・?

 

 

「五河君、早速ですが君に指名で依頼ですよ〜」

 

「分かりました。えっと・・・ああ、《野崎君》からだ・・・」

 

「野崎君?」

 

 

僕が言うと仙堂さんが聞いてくる。

 

 

「うん。僕達の隣のクラスの生徒でマンガを書いてるんだけどそのアシスタントを頼まれるんだ」

 

「と言うかこの部活って何をする部活なのよ?」

 

「あ・・・説明してなかったね。簡単に言えばお悩み事を解決する部活だよ。さっきみたいに専用の紙に書かれたお悩みを僕達で解決していくんだけど解決する人を指名する事が出来るんだ。だから僕が行くと君達だけで暇だよって言いたかったんだけど・・・」

 

「分かったわ。まあ、待ってるから行ってきなさい」

 

「うん。今日は数ページだけトーン貼って終わりだからすぐ戻るね。じゃあ!」

 

 

僕は部室を出て野崎君の居るアパートに向かった。

 

 

刹那サイド終了

 

 

三人称サイド

 

 

刹那の居なくなった部室では女子達が話をしていた。

 

 

「せっさんって実は一年の時身長が140もなかったんすよ」

 

「嘘でしょ!?」

 

「本当っすよ。それで家事とかもできるからよく助部への依頼で人の家に晩御飯作りに行ったりしてたっすよ」

 

「そういうのも有りなのかこの部活・・・」

 

「ありっすよ。この部活は色々と凄い部活っすから県外への依頼とかあるっす。その際は公欠扱いとして行く事になるっす」

 

「それは成績とかが危ないのではないか?」

 

「十香さん、安心して欲しいっす。この部活の人達は成績が常に学年5位以内の人しかいないっすから多少は抜けても平気っすよ」

 

 

そんな話をしているとドアが開き、二人の女子が入ってくる。一人は金髪の外国人でもう一人は紫色の髪をした少女だった。それを見て顧問であるハザマは少女達に言った。

 

 

「お二人共、彼女達は五河君のクラスメートで見学に来てくれたんですよ。自己紹介をしてください」

 

 

そう言うと少女達は自己紹介を始める。最初に金髪の生徒が話し始めた。

 

 

「初めまして。私は三年の《レイチェル・アルカード》よ。この部活の部長をしてるわ」

 

 

次に紫色の髪の少女が話す。

 

 

「初めまして。一年の《間桐桜》と言います。宜しくお願いします」

 

 

彼女達が自己紹介を終えると扉が開き、刹那が帰って来た。

 

 

三人称サイド終了

 

 

刹那サイド

 

 

マッハで仕事を終わらせた僕は部室のドアを開けた。すると其処には久しぶりに見る先輩と後輩の顔があった。

 

 

「あ、お久しぶりです先輩。あと桜も」

 

「「・・・」」

 

 

僕を見ると二人は急に黙ってプルプルと震え始める。えっと・・・何事?

 

 

「あの・・・二人とm「「刹那!/先輩!」」わっとっと・・・」

 

 

僕が声を掛けると突然二人が飛び付いて来たので慌てて抱きとめる。二人は僕の両腕を掴んで離さない。何かギリギリ言ってるんですけど・・・。

 

 

「分かったから離してもらえますか?」

 

 

僕がそう言うと二人は渋々僕の腕を離した。そして二人は席に座る。するとハザマ先生が次の以来の紙を取り出した。

 

 

「今日はコレで最後ですよ〜。部員全員で草むしりですね〜・・・って私もですか・・・」

 

 

それを見てハザマ先生がショックそうな顔をする。この人結構苦労人なんだよね・・・。前の部長がかなりブッ飛んだ人だったからその人の尻拭いをいっつもさせられてたし・・・。よくこの人の相談を僕が聞いていた事もあった。見た目に反して凄くいい人なんだよねこの先生。ラーメンとか奢ってくれたし・・・。そう思ってると部長が合図を出した。

 

 

「それじゃあ依頼を片付けてティータイムにしましょう。刹那、久しぶりに貴方の紅茶が飲みたいわ」

 

「・・・部長の執事さん程上手くは無いですよ?」

 

「分かってるわ。それでも其処らに転がってる能無しよりは美味しいわ。自信を持ちなさい」

 

「褒めてるのか褒めてないのか分からないお言葉どうも・・・それじゃあ着替えますか」

 

 

現部長は凄いお嬢様だからな〜・・・凄い秘密がもう一つあるけど・・・思い出しながら僕は制服を脱ぎ始める。僕は基本制服の下はTシャツと短パンを来ているのでパパッと済ませる。前はこの着替え方でも女子が居るからダメだと思い更衣室へ行こうとしたがモモ達に此処で着替えろと言われたので此処で着替えている。・・・僕は男として見られてないのか?気が付くと既に全員着替えていて動きやすい格好をしているが・・・

 

 

「・・・部長」

 

「あら、どうかしたの?」

 

「何でブルマ何ですか?」

 

 

部長は何故か前に殿町が絶賛していたブルマを履いていた。僕の言葉に部長は答える。

 

 

「貴方のクラスメイトの男子に聞いたのよ。えっと・・・殿町だったかしら・・・」

 

「oh・・・アイツか・・・何て言われたんですか?」

 

「刹那はブルマに興奮すると言っていたわ」

 

「行っとらんわ!部長騙されてますって!どうしたんですからしくもない」

 

 

そう、らしくもない。部長は基本、人の話を鵜呑みにする人ではない。その部長が殿町の言う事を素直に聞くなんて・・・。そう思っていると部長は青い顔をしていた。

 

 

「どうしたんですか?」

 

「ごめんなさい・・・その事をクラスで話してしまったから今三年でブルマが流行ってるのよ」

 

「はい!?」

 

 

大丈夫なの此処の三年生は!?そう思っていると部長が僕に頭を下げて来た。

 

 

「本当にごめんなさい。今回の件は完全に私の所為だわ。この誤解は必ず解いておくから・・・」

 

「あ、頭を上げてください。それに部長の所為じゃ無いですよ。殿町のバカの所為ですから明日には一発殴って校門に晒し上げておきますから・・・」

 

「でも・・・」

 

「あ〜・・・じゃあ今度駅前のケーキバイキング奢ってください。それでチャラです」

 

 

僕は慌てて言った。この部長、周りではドSとか冷徹とか言われてるけど結構乙女な所があったり心が弱い所もある。僕は取り敢えず部長の頭を撫でた。先輩だけどこの人は何かこう・・・無性に撫でたくなる。部長もされるがままになってるし。

 

 

「・・・それじゃあそろそろ行きましょうか」

 

「・・・あと五分だけお願い・・・」

 

「分かりました・・・あ、取り敢えず僕の予備の短パン貸しますね」

 

「ありがとう・・・」

 

 

取り敢えず僕は部長が満足するまで頭を撫で続けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「「・・・空気が甘え・・・」」」」」」

 

 

残りの皆が砂糖をはいている事に僕は気づかなかった。

 

 

刹那サイド終了

 

 

 

 

 

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