デート・ア・ライブ 魔法と鋼を使いし者   作:猫舌

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第34話 《修行開始!ようこそ、僕の世界!》

刹那サイド

 

 

あれから僕は目を覚まし、四聖獣と契約した後、皆と人間界へ帰還した。ネプテューヌには孤児院に泊まってもらい、そして翌日。僕達は孤児院の広間に集まっていた。美九はアイドルのお仕事があるため欠席だ。残りの皆が席に座り、僕を見る。僕は話を始めた。

 

 

「皆、今日からは僕の用意する場所で修行をしてもらおうと思うんだ」

 

 

そう言って僕はポーチから鍵を取り出す。それを皆が訝しげな目で見る。その中で只一人、ガタガタと震える人物が居た。女神であるネプテューヌだ。まあ、彼女にとってはトラウマかもしれない。僕はネプテューヌに言った。

 

 

「ネプテューヌ、説明してあげて」

 

「ねぷっ!?せっちゃんドSモードだよぉ・・・」

 

 

溜息を吐いてネプテューヌは説明する。

 

 

「これはね、せっちゃんが前世から使ってる能力で《世界創生》って言ってその名の通り、世界を生み出す能力なんだ。その代わり生命は存在しないけどね・・・。でもこっちから持って行けばその世界でも栽培や飼育は可能なんだ。それでせっちゃんはね、作っちゃったの・・・」

 

「・・・何を?」

 

「私の世界の生態系・・・」

 

「は・・・?」

 

 

七罪に答えたネプテューヌにその場の全員が絶句する。僕はそれに付け加える。

 

 

「只、環境を壊す物は持って行ってないから人が存在する前の世界かな。でも危険だよ。だってその世界にはネプテューヌ達で処理しきれなかったモンスターを後回しにする為に創った世界だから・・・」

 

「だから其処は危険種の宝庫なんだよ。前にせっちゃんを怒らせた時に其処に閉じ込められちゃって・・・通称《お仕置き部屋》って私達は言ってるよ」

 

「お仕置き部屋って・・・大した奴らじゃ無いでしょ・・・」

 

「何言ってるのさ!あれガチで死にかけたよ!女神と候補生全員で一体も倒せないってどんなパワーバランスになってるのさ!」

 

「あー・・・強い奴で殺し合って残ってるモンスターだから蠱毒状態なんだよね。で、今日からゲーム当日まで皆には其処で修行してもらいまs「できるか馬鹿!」痛っ!」

 

 

つぼみさんに拳骨された。・・・痛い。

 

 

「家の子達をそんな場所には連れて行かせない」

 

「一応安全地帯とかは作ってありますから其処でコツコツとやっていこうと・・・。それに其処はリゾート地にしてあるのでつぼみさんも引率で監視すると言うのはどうでしょう。僕も皆が危なくなったら助けに行きますし」

 

「ふむ・・・それなら良いか」

 

「その代わり最終日は一人一体ずつ危険種を討伐してもらいますよ」

 

「いいぞ」

 

 

随分あっさりとオーケー出たなあ・・・。皆には既に荷物を準備して貰っている為、すぐに出発する。僕は席を立って鍵で空中をなぞる。すると扉が現れ開く。僕は皆を連れてその中を潜った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

扉を潜った次の瞬間、其処には絶景のオーシャンビューが広がっていた。皆はそれを見て楽しそうにしている。僕は皆に声を掛けて泊まる場所へと案内する。浜辺を少し歩くと其処には特大の木が生えていた。高さは雲の向こうまで突き抜けている。実はこの木、僕が昔変に魔力を込めてしまった為に異常成長して大気圏まで生えている凄い木なのだ。この世界を作る際、宇宙も創れてしまったので正直怖い・・・。そしてその木をくり抜いて中を建物にした。この木は水分も豊富で、それを使って水道や風呂も作ったし、汚れた水や汚物等も自動で浄化してくれる木だ。もう一度言おう、凄い木なのだ。僕は皆を部屋に案内し、部屋の鍵を渡す。

 

 

「それじゃあ、早速修行を始めたいから全員ジャージに着替えてビーチに集合して。セシア達は皆に道案内お願い」

 

 

僕はそう言って皆と分かれる。ビーチへ行く前に飛行魔法で雲まで飛ぶ。そして其処に生えている巨大な枝に着地して口笛を吹く。すると前方から四聖獣達とサクヤが来た。そして全員が人型になる。(イメージはパズドラの四聖獣とサクヤ)

 

 

「お呼びか、主よ」

 

「うん。早速修行を始めるから皆も一緒にと思って」

 

「了解した。場所は何処だ」

 

「其処のビーチに一旦集合だから僕が連れてくよ。皆小型モードになって」

 

 

僕の言葉に全員が手の平サイズの小型に変化した。(イメージはパズドラのミニ四聖獣とミニさくや)

僕は其れを両手で抱いて下降して行く。ビーチに着くと既に全員が集まっていた。ジャージを着用してストレッチを各自始めている。だがその中に疑問を抱かずにはいられないものがあった。それは・・・

 

 

「ネプテューヌさん?何で女神状態でビキニなのかな?」

 

「折角安全地帯に来たのよ?ゲームに関係無い私はつぼみと遊んでいようと思って・・・」

 

「いや、つぼみさんとっt「すまない、待たせた」・・・おいおい」

 

 

声の方向へ振り返ると其処には水着をを着たつぼみさんが走って来た。

 

 

「あのさ、僕はネプテューヌと模擬戦したかったんだけど・・・」

 

「そうなの?ならそれは明日にしましょう。私が戻るギリギリまで遊ばせて欲しいわ」

 

「いいけど・・・でもあのブイより先には行かないでね。何が出てくるか分からないから」

 

「分かったわ。それじゃあつぼみ、行きましょ」

 

「ああ、それじゃあ刹那。頼んだぞ」

 

「はい・・・」

 

 

つぼみさん、貴方監視はどうしたんですか?そう思っていると、後ろから視線をグサグサ感じた。振り向くと全員が此方を睨んでいる。

 

 

「はあ・・・分かった。最後には皆遊んでいいから」

 

 

僕の言葉に全員が喜ぶ。僕は式神ーズを下ろして言う。

 

 

「それじゃあ早速始めるよ。先ずは・・・桜、宜しく」

 

「はい。皆さん、コレを腕と足に付けてください」

 

 

そう言って桜は全員にリストバンドを渡す。全員がそれを装着すると、ガチンとロックした音が鳴る。そしてバンドから発生したバインドに両腕と両足が縛られ、全員がえっとなる。僕は説明を始めた。

 

 

「これは特別製で魔力を常に全開にしないと真面に動けないんだよ。僕の場合は今皆に掛かってる負担の10倍位かな」

 

 

そう言って僕はリストバンドをチラつかせる。前世からの修行なのでもう慣れた。僕は全員が魔力を使って何とか拘束を外したのを見て話す。

 

 

「それじゃあ、まずはランニングから。コースは僕に着いて来て」

 

 

そう言って僕達はランニングからトレーニングを始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜一時間後〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・で、どうだった?」

 

「も、もうダメにゃ・・・」

 

「セツナ〜・・・もっと優しく頼む」

 

「もう・・・うごけません・・・」

 

『刹那君、もちょっと優しくしてあげたら〜?』

 

「ヘトヘトですわ・・・」

 

「ふっ、この程度で根を上げるとは情けないぞ」

 

「嘲笑・・・足が震えてる耶倶矢に言われたくありません」

 

「インドア派には・・・無理よ・・・」

 

「・・・うん、見事に撃沈だね!」

 

 

・・・先が思いやられるよ。そしてこの後・・・、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「十香、剣の振りが甘い!」

 

「くっ!はあああああああ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「四糸乃、魔力の込め方が甘いからもう少し」

 

「こう・・・ですか・・・?」

 

「そうそう、よくできました」

 

「・・・あぅ////」

 

『四糸乃、よかったね〜』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「狂三!分身を使うのを許可したのに全滅してどうするのさ!」

 

「「「「「げ、拳骨はイヤですわ〜!」」」」」

 

「わ、私達!?置いていかないでくだs「捕まえた♡」イヤー!ですわー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふふふ・・・我の新たなこの力を喰らうg「ザケル!」みゃーーー!?し、痺れ・・・」

 

「そりゃ電撃撃ったからね。エネ、ありがと」

 

『いえいえ、それじゃあセシアさん。交代で』

 

『分かりました』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「セシア、モード《ガウェイン》!《ハドロン砲》準備!」

 

『ターゲットロック!何時でも何発でもどうぞ!』

 

「焦燥、ちょっと待ってくださいそれ受けたらシャレにならnアッーーーーー!」

 

「ほらほら、もっと走って避けないと!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「流石七罪、飲み込みが凄い早いね」

 

「魔法は私の専門よ。コレ位なら何ともないわ」

 

「じゃあ、今度は僕と撃ち合おうか」

 

「・・・what?」

 

「Lets Rock!」

 

「にゃーーーーーーーー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「黒歌、お・ま・た・せ」

 

「にゃはは・・・お手柔らかにお願いします」

 

「ダーメ☆ライ、アル!《禁手化》!」

 

『Boost!』

 

『Dvide!』

 

「鬼!悪魔!刹那ーーーー!」

 

「よし、修行二倍待った無し!」

 

「待って絶対それ殺しに掛かってる装備にゃ!誰か助けtアッーーーーーー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして今日一日の日程が終了した。そして巨大樹に戻った面々は食事の時間まで泥の様に眠り、食事を取った後再び眠った。そして現在午後10時30分、僕は一人でビーチに立っていた。僕の周りには僕が三人居る。其れは僕が能力で創り出した《ドッペルゲンガー》と言う分身だ。分身達は僕に攻撃を仕掛けてくる。僕は其れを,目隠しをした状態,で避けつつ反撃する。コレを続ける事数時間、気が付くと夜中の一時になっていた。

 

 

「はあ・・・はあ・・・夢中になりすぎた」

 

「そんな事してたのせっちゃん」

 

「あ、ネプテューヌ」

 

「せっしーが教えてくれたよ。はい、タオルと水」

 

「ありがとう。んく・・・んく・・・ぷはっ」

 

「せっちゃん、汗すごいよ。お風呂に入ってきたら?露天風呂造ってあったよね」

 

「うん。それじゃあ入ってくるよ」

 

 

僕はネプテューヌに言って露天風呂へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・ふう・・・」

 

 

僕は露天風呂に浸かりながら空を見上げる。空は星が瞬いていて、その光が海に反射してとても綺麗だ。其れを楽しみながら僕は風呂を満喫する。すると風呂の戸が開かれる。其処にはバスタオル一枚となったネプテューヌとセシアが立っていた。

 

 

「やっほー、せっちゃん!背中流しに来たよー!」

 

「さあ、此方にどうぞ」

 

「・・・どうも」

 

 

僕は風呂から出て椅子に座る。さっき洗ったばかりだが二人の優しさを無下にはできず、僕は諦めて洗ってもらう。セシアが腕、ネプテューヌが背中を洗い始めると背中に何かが当たる感触がした。後ろから「ふふふ・・・」と声が聞こえる。

 

 

「どう?せっちゃん専用女神スポンジだよ?嬉しいでしょー!」

 

「・・・ヘチマスポンジ?」

 

「え、酷くない・・・?」

 

「冗談だよ・・・意識しすぎてヤバイから頑張ってるの」

 

「へえ〜・・・良いよヤバくなっても」

 

 

ネプテューヌの言葉にセシアと僕の動きが止まる。否、セシアは僕の後ろに回り込んで背中に引っ付く。そしてネプテューヌと両耳に甘く囁き始めた。

 

 

「そうです。刹那も思春期ですから女子達の中に一人は辛いでしょう?」

 

「だからその思いを全部私達にぶつけっちゃって。私だってせっちゃんのお嫁さんなんだから・・・何したって良いんだよ?」

 

 

その後の事は言うまでも無いだろう・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜朝〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「せ、刹那さん?何となくスッキリした顔していませんか?」

 

「何でも無いよ」

 

「でもネプテューヌさんとセシアさんも妙にツヤツヤしt「ナンデモナイヨ」あ、はい」

 

 

何とか狂三を誤魔化して僕達は再び修行を始めた。

 

 

刹那サイド終了

 

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