デート・ア・ライブ 魔法と鋼を使いし者   作:猫舌

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とある刹那の日常


〜数年前、刹那小学6年生〜


「五河どうした?担任の俺に相談なんて珍しい・・・」

「どうしても悩んでいる事があって・・・」

「何だ?お前は俺の生徒だ、何でも聞け」

「先生・・・では早速、ギムレットの神化素材が集まらないんですけど・・・」

「さっさとアンインストールして授業に行け!」


〜終わり〜


第40話 《大冒険!増える仲間と絵の世界!》

刹那サイド

 

 

その後も僕達は様々なトリックを解きながら道を進んだ。進んで行く毎に嫌な気配が強くなって行く。そして次の部屋に入ると、沢山の作品が並んでいて、中心に赤い扉の部屋があった。鍵が掛かっている様で、辺りを散策する。

 

 

「ん?カリン、どうしたの?」

 

「これ・・・何か嫌な感じ・・・」

 

「うっわ・・・本当だ・・・」

 

 

その作品は《赤い服の女》と言うタイトルで、赤い服を来た女性がモナリザの様な体制をしている絵だった。

 

 

「これってさ・・・離れた瞬間に・・・」

 

「来るよね・・・」

 

 

そう言いながら警戒して距離を取る。すると、

 

 

----ごおおおおああああああ!

 

 

「ですよねー」

 

 

額縁から上半身を出して絵が這ってきた。皆はヒッとか言っているが、僕は冷静にポーチから者を取り出す。それはハリセンだった。そのハリセンで絵の女性の頭を叩く。

 

 

「うるさい」

 

「痛い!もう、何すんのよこの小娘!」

 

「だが男だ」

 

「なんですと!?」

 

 

そう言って絵は驚いた表情をする。後ろの皆はポカンとしていた。

 

 

「何々?皆どうしちゃったの?」

 

「君が普通に喋りだすからでしょ・・・」

 

「いや、だってさあ・・・私だってやりたくてやってる訳じゃないんだよ?あの子がどうしてもって言うからさ・・・」

 

「あの子?」

 

「あ、それは秘密ね。もう私は襲わないけどそれだけは言えないから。じゃ、頑張ってね〜」

 

 

そう言って絵は元の位置に戻り、再び只の絵として戻った。取り敢えずは助かったのかな・・・?そう思っていると、再起動した姉さんに問い詰められる。

 

 

「な、何故普通に会話できる!?怖くないのか!?」

 

「あー・・・僕は家系上、こういうのには慣れてるからさ。相手がどういう感情を持っているのか大体分かるんだよ」

 

「鍵あった・・・」

 

「お、イヴちゃんお手柄。偉いぞ〜」

 

「ん・・・////」

 

 

今度はカリンに頭を撫でられるイヴちゃんを見て、姉さんは溜息を吐く。

 

 

「子供は適応力が高いな・・・刹那が居るお陰か・・・」

 

「そうだと嬉しいけど・・・さっ」

 

 

話しながら鍵を開ける。部屋の中は本棚でいっぱいだった。その本を幾つか手に取る。其処には作品の説明が載っていた。どうやらさっきの女の絵は自分で扉を開けられない様だ。これで逃げ方が分かった。他の本を見ると、紙が挟まっていて、其処に

 

 

,,た の し い ?,,

 

 

と書かれて居た。全然楽しくないやい。そう思いながら別の本を手に取る。それには興味深いタイトルが書かれて居た。

 

 

《うごくえほん 作/絵×××× ,,うっかりさんとガレット・デ・ロワ,,》

 

 

クレヨンで描かれた物で、楽しそうなタイトルだ。試しに本を開く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜うっかりさんとガレット・デ・ロワ〜

 

 

少女1「お誕生日 おめでとう!」

 

少女2「ありがとう!」

 

少女1「今日は あなたのために《ガレット・デ・ロワ》を作ったの!」

 

少女2「なにそれ?」

 

少女1「このパイの中にコインが入っていて・・・食べたパイの中にコインがあったら・・・その人は幸せになれるのよ!」

 

少女2「おもしろそう!」

 

少女1「でしょ!じゃあ 切り分けるよー さぁ 好きなのを選んで!」サクッサクッ

 

少女2/少年1、2「いただきまーす!!」

 

全員「もぐもぐ・・・」

 

少女2「あっ・・・!」

 

少女1「どうしたの?」

 

少女2「なにか固いもの・・・飲み込んじゃった!」

 

少女1「あはは うっかりさーん!」

 

少年1「きっと コインだ!」

 

少女2「どうしよう・・・」

 

少女1「コイン小さいから大丈夫よ じゃあ 片づけてくるね!」

 

 

[台所]

 

 

少女1「ママ どうしたの?」

 

ママ「書斎のカギを知らない?」

 

少女1「しょさいのカギ?それならいつもそこのテーブルに・・・あれ?コインだ・・・このコイン たしか・・・パイの中に入れたハズなのに・・・もしかして・・・」

 

ママ「どこ行ったのかしら・・・お父さんに怒られちゃうわ」

 

少女1「どうしよう・・・」

 

 

ナイフ、カラーン!

 

 

[数分後]

 

 

少女1「わたしってばうっかりしてたわ」

 

 

ザシュッザシュッ

 

 

少女1「カギ見つけたよ!今ドアあけるね!」チマミレエガオー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜おしまい〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「・・・」」」

 

 

何とも言えない空気が漂う。何だこの如何にもこの後何かが起きますみたいな本は・・・そう思っていると、何かの音がした・・・。恐る恐る次の部屋に入ると、二方向に道が別れていて、正面に花瓶があった。花瓶には水が入っている。

 

 

「姉さん、バラをこの中に入れて」

 

「ああ、分かった」

 

 

姉さんがバラを入れると、バラの花びらが五枚になった。どうやら回復出来るようだ。左側の通路を進んでいくと、再び赤い扉の部屋があった。窓も付いていて、小部屋の様だった。更に進むと、《青い服の女》と描かれた札が下がっているだけの壁があった。その下の床には青い花びらが落ちている・・・。他の床にも血がついていた。よく見ると、青い花びらは点々と小部屋の前まで続いていた。

 

 

「気味が悪いな・・・逆へ行ってみないか?」

 

「そうだね。行こうか」

 

 

僕達は逆方向の通路へ向かった。歩いて行くと、目の前に誰かが倒れていた。

 

 

「大丈夫ですか?」

 

「・・・・・・うぅ・・・・・・痛・・・ぃ・・・」

 

 

倒れていたのは男性で、声を掛けると苦しそうに呻き、その手には鍵が握られていた。もしかして・・・

 

 

「すいません、この鍵借ります」

 

 

鍵を手から取り、イヴちゃんとカリンに待機してもらって僕と姉さんはさっきの小部屋の前まで来た。

 

 

「多分だけど・・・ビンゴ」

 

 

鍵を使って部屋の扉を開けた。中に入って部屋の奥へ行くと、青い服の女の絵が青いバラを毟っていた。僕たちを見つけると、絵はさっきの赤い奴と同じように襲ってくる。僕は再びハリセンを取り出して振り下ろすが、よけられる。

 

 

「ハッハッハ!赤とは違うのだよ、赤とは!」

 

「《ザケル》!」

 

「ぎゃあああああああっ!?」

 

 

僕は魔法陣を展開して電撃を放った。絵は悲鳴を上げて痙攣する。

 

 

「ほら、いいからそのバラよこせ。次、跡形も残さず燃やすよ?」

 

「ああもう!分かったわよ!ホラ!水の入った花瓶に入れれば元に戻るから!それの持ち主にはごめんって言っておいて!」

 

「ん・・・姉さん、戻るよ」

 

「あ、ああ・・・(絶対に怒らせない様にしよう・・・)」

 

 

バラを受け取って部屋を出た僕達は、先程の花瓶にバラを生けて回復させてから戻った。

 

 

「お待たせ。どう?その人の様子は?」

 

「大丈夫・・・」

 

「そっか。じゃあ、コレを・・・」

 

 

鍵を握っていた手にバラを握らせる。すると、男性は痛みが引いた様で、スクッと起き上がった。

 

 

「うわっ!?な・・・今度はなによ!もう何も持ってないわよ!!」

 

「あの・・・僕達は作品じゃ無いですよ。貴方と同じ境遇です」

 

「そ、そう・・・ごめんなさい。助けてくれてありがと。アタシ《ギャリー》。貴方達は?」

 

「僕は五河刹那です」

 

「私はリインフォース・八神だ」

 

「イヴ・・・」

 

 

僕達は自己紹介を返す。そして此処まで来た経緯を話した。ギャリーも何故こんな事になっているのか分からないらしい。そしてギャリーも一緒に行動する事になった。

 

 

「女の子3人じゃ危ないからね。アタシも一緒に付いて行ってあげるわ!」

 

「僕・・・男だよ?」

 

「うっそ!この中でダントツに可愛いじゃない!?」

 

「うっ・・・また女の子って言われた・・・もうお婿に行けない」

 

「大丈夫、私がお嫁さんになってあげる・・・」

 

「ありがとうイヴちゃん。でもポリス来ちゃうから気持ちだけ受け取っておくよ」

 

 

涙を堪え、やがてギャリーが気合を入れて進んだ瞬間、壁の絵画から唾を吐きかけられそうになり、尻餅を付いた。先が思いやられる・・・。道を進むと、無個性のマネキンがドアの前を塞いでいた。

 

 

「なにこれ邪魔ね・・・皆、ちょっと離れててくれる?」

 

 

僕達が離れると、ギャリーがマネキンを動かしてくれた。僕達は次の部屋へと歩を進める。次の部屋に入ると、其処には悲しい顔をした絵が二つあり、右には《嘆きの花婿》、左には《嘆きの花嫁》と書いてあった。そして花婿の絵の前には《悲しき花嫁の右手》、花嫁の絵の前には《悲しき花嫁の左腕》と書かれている。その他には何も無いので取り敢えず中心の一本道を進む。その後、迷路の部屋をクリアしたり、目薬を手に入れたり、作者がDCコラボの超級をアテナパで無双したりと、色々あって隠し通路を見つけて赤いガラス玉を拾っい、飾ってあった蛇の絵の目の窪みに当てはめた。すると隣の絵が落ちて、

 

 

,,大きな木のうしろに・・・,,

 

 

と書かれていた。そして別の部屋の木のオブジェを見ると、銀色の指輪が引っ掛かっていた。

 

 

「これ・・・婚約指輪じゃない?どうしてこんなところに?」

 

「さっきの花嫁の手の薬指に嵌めるんじゃない?」

 

「そっか、じゃあ行きましょ」

 

 

僕達は戻り、花嫁の手の薬指に指輪を付ける。すると絵が笑顔になり、花嫁が此方に何かを投げる素振りをする。すると天井からブーケが落ちてきた。それをイヴが手に取る。気が付くと、絵のタイトルが《幸福の〜》に変わっていた。道を進み、壁の絵に強請られてブーケを渡すと、それを食べ始める。良かった・・・バラ渡さなくてマジで良かった・・・!すると絵はドアに変わり、僕達は進んで行った・・・。

 

 

刹那サイド終了

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