デート・ア・ライブ 魔法と鋼を使いし者   作:猫舌

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第6話 《どうしてこうなった!?刹那の実力披露!》

刹那サイド

 

 

さて・・・何故僕は今・・・。

 

 

「良いわよ。始めなさい」

 

 

訓練室に一人立たされているのでしょうか・・・?話はついさっきに遡る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜一時間前〜

 

 

「それじゃあ早速だけど貴方達には刹那の警護をお願いするわ。いくら魔法使いと云えど、AST相手じゃ無理があるでしょう?」

 

 

協力に関しての話が終わり、琴里は七罪達に内容を言うと七罪達は何言ってんだコイツと言ったような顔をした。そっか・・・琴里は僕の実力知らないんだっけ・・・。

 

 

「あー・・・一応言っておくけど僕は此処に居る全員に勝ってるからね?」

 

「は・・・?」

 

 

僕の言葉に精霊組全員が頷き、琴里がポカンとした表情で口に含んだ飴を床に落とした。あ〜勿体無い。すると琴里が僕を見て指を指し、言った。

 

 

「なら、その実力を見せなさい!」

 

「・・・・・はい?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜回想終了〜

 

 

とまあ、そんな訳でフラクシナスの訓練室に居るのだが、琴里達全員は管制室から僕を見ている。因みに今の僕はセシア達を持っていない。飽く迄も琴里達は純粋に魔力のみを使った僕が見たいのだ。敵はセシアとエネが用意してくれるそうだ。柔軟を済ませて僕は琴里達に合図を出す。すると琴里が号令を出し、管制室の方に居るセシアとエネが敵役を僕の目の前に創り出す。其処には人と同じサイズのMS《ザクⅡ》が二機と中心に《ドム》が三機出現した。その瞬間、ブザーが鳴り響いてMS達が一斉に動き出す。ドム三機は後ろに下がり、ザクⅡ二機が一気に手持ちの武器の《ザクマシンガン》を僕に向かって打ち鳴らす。僕は其れを魔力障壁《ラウンドシールド》で食い止めながら拘束魔法《バインド》で縛り上げる。そのままバインドの力を強め、やがてザクⅡの体から火花が散り、動きがガクガクとし始めた。そしてザクⅡは圧力に耐えられなくなり、バキャリと音を立てて爆発を起こした。

 

 

「セシア、エネ。もう少し硬度上げた方が良いよ。脆すぎるから相手にならない」

 

『分かりました。この後もMSを出そうと思ってるので頑張ってください』

 

『ご主人、勝ったらご褒美ですよ〜♡』

 

「ははは。楽しみにしておくよ」

 

 

僕は再び視線を残りのドムに向けて走り出す。今度は魔力弾を創り出し、サッカーボールの要領でドリブルを始める。ドム三機は一列に並んで此方に向かって来る。僕は魔力弾を上に蹴り上げて一緒に飛ぶ。そして足に《魔力変換資質[雷]》を発動し、足に雷を込めた魔力を纏わせる。そしてその足で真下のドムに魔力弾を蹴り付けた。

 

 

「《ラウンドスパーク》!」

 

 

蹴られた魔力弾は雷を纏ったまま四つに別れ、ドムに降り注ぐ。ドム達はショートを起こして二機は爆発し、最後の一機は背中に装備してあった《ヒートサーベル》を抜いて僕に襲いかかる。今度は《魔力変換資質[風]》を発動させて両手を使って風を練り合わせる様に風の弾を創り出してドムへと蹴り飛ばした。

 

 

「《エアーバレット[S]》!」

 

 

技が直撃したドムはその得物を僕に振りかぶる事無く粉々になる。この世界に転生して技のレベルが全て初期値まで落ちていた事が分かり、未だに進化した技と進化していない技がある。化身然りだ。

現在の敵が全滅すると直ぐに次の敵が現れる。今度は空中戦を得意とする量産型MS《ムラサメ》が5機である。これは流石にキツイかな・・・。しょうがない、少し本気出すかな。僕は《魔力変換資質[風]》を発動させて其れを全身に纏わせる。すると僕の体に渦巻いていた風はやがて若草色のカンフー服へと姿を変えて腕には銀色の籠手が装備される。

 

 

「《風装第二形態[大鷲]》!」

 

 

これで風の加速が着いて空中戦が有利になった僕は飛び、距離が離れているムラサメの一機に向かって拳を放つ。

 

 

「《風神拳》!」

 

 

すると拳から空気の塊が放たれてムラサメに直撃し、爆散した。本来この技は接近し当てる者だが、拳を遠くから放ち、風圧を飛ばす事も可能だ。そのまま僕は,空中を走って,相手まで接近する。これも魔法の応用で、風で擬似的に自分の半径3m程度に空気の床を創り出し、移動すると言う簡単な物だ。実はこれは空中を普通に飛ぶより魔力の消費が少ない。そのまま加速を付けて蹴りをムラサメの一機の横っ腹に叩き付ける。

 

 

「《風神脚》!」

 

 

ムラサメの腹部はまるで刀で切られた様な切り口を付けて崩れ落ち、爆発した。最後の一機に視線を向けると、《ビームサーベル》と呼ばれる武器を取り出して襲いかかってきていた。そしてそのサーベルが僕の胸に突き刺さる・・・・・事は無かった。何故なら僕の体は風となって消え、ムラサメの後ろに現れて腹部に手刀を差し込んだからだ。この形態になると僕の体は風と一体化し、風になる事が可能なのだ。他の形態でも似た様な事が可能だ。ムラサメ部隊を沈めた僕は次が来ると思っているとブザーが鳴り、管制室の全員が口元を引きつらせながら僕を見ていた。

 

 

「どう?中々やるでしょ?まあ、最近動いて無かったからかなり鈍ってるけど」

 

「刹那さん・・・前に私と戦った時よりも強くなってませんこと・・・?」

 

「当たり前でしょ?四年も経てば僕も変わるよ」

 

 

狂三の言葉に僕は答える。彼女とは中二の頃にドンパチした覚えがある。まあ、自分の天使らしき時計が出て来たので先に時計を遥か彼方まで蹴り飛ばしてから狂三に拳骨を落として勝利したのだ。詳しい事はまた今度ね。すると耶倶矢と夕弦はワナワナと震えた後、僕にキラキラ目を向けて来た。

 

 

「刹那よ!よくぞ我と夕弦と同じ力をを使い、大勝を収めた!褒めてやるぞ」

 

「賞賛。流石刹那です。夕弦と耶倶矢が良い子良い子してあげましょう」

 

「いや、流石に恥ずかしいから良いよ。それに僕の方が背が高いんだからそっちが辛いよ」

 

「確かにそうだな・・・・・あの頃はあんなにちっちゃくて私達の事お姉ちゃんって言ってくれたのに・・・」

 

「おーい、聞こえてますよー耶倶矢さん。あとキャラ作り忘れてるよー」

 

「だってあんなに小さかった刹那が今じゃこの身長よ!?まあ今の刹那も十分カッコイイんだけどね!?」

 

「な、なんかありがとうございます・・・?」

 

 

まあ、僕は中3の時まで身長が140も無かったからね。何時も皆の膝の上に乗せられていた上に必ずお姉ちゃん呼びだったから・・・。つぼみさんまで参加してたし・・・。

 

 

「そうだ。耶倶矢、夕弦。久しぶりに今度,アレ,やってみようよ」

 

「おお!其れは良い!我ら三人の連携を見せてやろうではないか!」

 

「賛同。いい提案です」

 

「じゃあ今度孤児院の裏山に結界張るから其処でやろうか」

 

 

あの技を完成させた時は感動したな〜・・・。そう思いながら話をしていると、僕は突然目眩に襲われる。その僕を美九が直ぐに支えてくれた。

 

 

「あ、美九・・・ありがと・・・」

 

「だーりん無茶はダメですよぉ?今回魔力を使いすぎですぅ。妹さんの前だからいい所見せようとしたんですよねぇ?」

 

「う・・・図星です・・・」

 

「でもぉ・・・それで具合悪くなったら意味ないですよねぇ?」

 

「うぐっ・・・・仰る通りです・・・」

 

「それじゃあ取り敢えず今は休んでくださいねぇ」

 

 

そう言って僕を美九は優しく抱きしめた。暖かくて優しい匂いに包まれ安心した僕は想像以上に疲れていたのか直ぐに意識を落とした。

 

 

刹那サイド

 

 

 

 

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