倉庫D、所謂廃品置き場です   作:ノラカタリナ

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呪術廻戦×アークナイツ

出力が少々できたがそこで力尽きた
1番最後にあったやつの投下


呪い呪われに佇むドクターとオペ達 書き出し2

 

   まで38分

 

 某県 某市

 

 

 比較的に都会と言える某市の中、しがないビル1階のファミレス。全国区的にはさほどメジャーでないその店に、ぽつりと一組の客が現れる。

 

「い、いらっしゃいませー。何名様でしょうか?」

「2名で」

「はーい。お席ご自由にどうぞー。ニメイサマデース」

 

 一見に異様な2人であった。片や、白衣の上からジャケットを羽織りフルフェイスなマスクとフードで完全防備の十割不審者。片や、あずき色の髪に飾りでなさそうなケモ耳としっぽを備え、大分ホラーなぬいぐるみを引っ掴んだ小学校高学年程度の幼女。

 

 もしかしなくとも、もしもしポリスメン案件である。心あるを自負する者なら通報を躊躇わないだろうが、周囲の人間は、店員も込みで、見なかったことにした。日本人の悪い癖といえばそこまでだが、しかし容姿を除いてメニュー表と睨めっこする姿がいたって普通に思えた為に躊躇うのも少しはあろう、疑わしきは罰せずである。

 

 

   まで26分

 

 

「ドクター」

「ん、どした」

「悪霊たちがざわめきだした。ここからは離れた方がいい」

「マジか」

 

 注文した料理も届き、さぁ食事といった頃合いに幼女の方がそう切り出す。ドクターと呼ばれた不審者の方はそうかならばとすぐ行動しようとし、しかし目前のパスタが惜しいようで数瞬の思案の後に聞き返す。

 

「何分くらいなら大丈夫?」

「……5分。私ももったいない事はしたくないから」

「よしすぐ食べよう」

 

 幼女の方も頼んだパフェに口をつけぬままは嫌らしい。そうと決まれば黙々と手を動かす2人。ドクターの方はマスク着用のままであるのに不思議と食べれている。

 

 

 

 そう量は無かったのか、あっさり食べ終わる2人。会計を済ませ店を出た所で丁度5分。いいタイミングで青信号になった目前の横断歩道に歩を進める。

 

 ふと、黒染めに黄色い四角といった印象の男とすれ違う。あれは何だったか……確か炎国極東の神職が用いる装いだっただろうか。ドクターはそういった思考で頭を埋め、務めてその男に意識がいかないようにする。見れば幼女の方も同様のようだ。

 

 

   まで19分

 

 

 特に何事も無く横断し切った後、しばらく歩いているとドクターの方からぽつりと零れる。

 

「今の、シャマレ見た?」

「見た。ドクターも見えたなら、ただの悪霊じゃないね」

 

 幼女、改めシャマレも同意する。2人は、今しがたすれ違った男の後ろに何か、極めて得体の知れない奇妙なのが複数居るのを見た。

 

 一つ目で頭に火山を生やした老人みたいなの。マドロックの巨像を人間方面に拡大解釈し、左腕を布で封印、顔に木の枝で角を生やしたら出来上がるようなの。よそのロドスには居るらしいアンドレアナというオペレーターの、遠い親戚に化け物遺伝子を注入して茹でたら完成しそうなの。

 

 

 周りの人間はその変なのが見えていなかったようだった。だが先ほどの男はどうだろう。神職の見た目をしていたし、過去に祓った怨念か何かが祓いきれず憑いている、なんて事もありうるかもしれない。あるいは、男が闇堕ち神職で闇のクリーチャーと手を組んでいる、とか。

 

 何にせよ、男が変なのと無関係という事はあるまい。ドクターもシャマレも、このおそらくテラでない大地のことはあまり理解しきれていないが、どこでだってあまり変わらないこともある。知らぬ者よ、かねて未知を恐れたまえ。

 

 

   まで4分

 

 

 ダッダッダッダッ、と。全力疾走の足音が背後からする。それに気づき振り向いたドクターは、すぐさまシャマレを自分の方に引き寄せた。直後、蒼白な顔の青年が今シャマレの居たところを走り去る。間一髪であった。

 

「大丈夫か?」

「ん……大丈夫。ドクターの貧弱腕力じゃ跡もつかないよ」

「自覚はあるけど辛辣ゥ」

 

 言いながらドクターは、駆け抜けていった青年を見やる。脳みそが文句の一つも弾き出そうとするが、急に割り込んできた気づきに吹き飛ばされる。

 

「あれあの人、さっきのファミレスの服着てる」

「……ふーん。多分それ"視え"ちゃったんじゃないか、ってモルテが言ってる」

「ああ。"何を"とは言わないけど見て逃げてきたのか」

 

 漏れ出たような呟きに反応したのはシャマレ、のもつ人形(モルテ)らしい。ドクターには聞こえていない。

 

「ああいうヒトは生き残れるよ。ドクターも見習えば?」

「ん? ことああいうのについては極めて頼もしいヴァルポの補助オペレーターがいるから大丈夫だろ?」

「……スズランの事だと思っとく」

 

 シャマレ(ヴァルポの補助オペレーター)は恥ずかしいのかそっぽをむく。こうなるくらいなら余計なこと言わなきゃ良かった、と口にはしないがその表情が物語っている。ドクターの視線が生暖かい。なんならモルテの視線も生暖かい。

 

 

 

 

   まで0分

 

 発火

 

 

 悪意の気配。悲鳴。何かの焼ける臭い。

 戦場にこそ特有の空気。ドクターとシャマレはそれをすぐさま感じ取った。弛緩していた空気が吹き飛ぶ。発生源は、状況は、敵は。流れるようにドクターのスイッチが切り替わる。周辺警戒。

 そうしてドクターの目に映るのは、後方そこそこの距離にて、さっきまで居たファミレスから火の手が上がるさま。外壁に火は無く、まるで竈のごとく店の中から火が吐き出されている。

 

 明らかな異常事態。入口に落ちているのは、さっきまでヒトだったモノだろうか。

 嫌になるくらい冷静な己の頭と、やたらといい自身の目が、ありえない状況証拠をドクターに突きつける。ありえない、本当にありえないが、店内の人間が誰彼構わず全員焼けている。それも炭化し、もう燃え尽きる程に。店の中も燃えているが、ヒトの命を奪ったのはそれではない。ヒト自体から発生した火に焼かれたような燃え方。イフリータやスカイフレアにやらせたってこうはならない。リターニアの高塔の悪辣なアーツか何かと言われた方がまだ信じられる。

 

 

 

「……どうりで悪霊が騒ぐ訳だ」

 

 かろうじてドクターが呟けたのがこれである。

 

「ドクター、急ごう。離れないと巻き込まれかねない、ってモルテが」

「了解。さっきの怪しい男は気になるけどシャマレがそう言うなら」

 

 ようやく事態を飲み込み、パニックになって逃げ始める普通の通行人達に紛れるように、ドクターとシャマレも現場付近から離れる。

 

 

 

 

 駆けながらも、ドクターは嫌な空気をヒシヒシと感じていた。形容するならば、悪意の匂い。先程臨戦態勢に入った時に感じたモノとは似て非なる、暗くジメジメした陰謀のごとき悪意。絶対にこの異常事件だけでは終わらないし、先ほどの男と変なの3匹衆はキーマンになるだろう。そういった確信にも近い予感。当たって欲しくない時に限ってピタリと当たる類の予感。

 

 

 未だにドクターは、シャマレもだが、このテラならざる大地のことを理解しきれないでいる。ここに鉱石病(オリパシー)はないが、その座に別のものが居座っていて結局、楽園とは程遠い。

 この大地で如何に行動しようか。指標も前例もない事態に最善策をパッと出せるわけもないが、足踏みしてばかりもいられない。編成にいた過半数のオペレーターは未だ所在不明。拠点は仮置きで誂えてあるが、全員身分証明がない。ロドスとの連絡網は一つだけ生きているが通信強度が不安定。テラへの帰還方法不明。

 

 

 お世辞にも状況が良いとは言えないが、

 

 

 

 


以下設定

 

 

・参加オペ

 

シャマレは確定

 

エンカク

 

ジェイ

 

サベージ

 

ガヴィル

 

トミミ

 

ブリーズ

 

クオーラ

 

グレイ

 

テンニンカ

 

ロビン

 

アブサント

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・連れて行けるのは編成枠12名のみ。かつ所持オペのみ

 

・星6はなるだけ自重

 

・呪霊がはっきり見えるのはドクターとシャマレのみ。ただしモルテ影響下の呪霊はある程度誰でも見える

 

・アーツを扱えるオペレーターなら、はっきりとではなくとも呪霊は「なんかいる」程度に見える

 

・ホモサピエンスは鉱石病にかからない。ただしアーツは基本使えない

 

・ドクターは、ホモサピエンスとエーシェンツのいいとこ取り人間とする

 

・ドクターは呪術を用いることができる

 

・シャマレは呪術とアーツのハイブリッドなら使用出来る

 

・PRTSがテラと繋がっている。その他は(モスティマゲート以外)全滅

 

(・サポ枠は、よそのロドスから借りたモスティマさん昇進2LV90)

 

(・借りモスティマさんがテラと地球のちっこいゲートを作ってくれた)

 

 




アークナイツ最近全然やってない
365日勲章はあるのだけれどもね
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