神様「ごめんwワシの信者が君の事〇ろしてもたw詫びとしてチート転生さしたげる」俺「え?」 作:蛍の鏡
体が闘争を、モトメルゥゥ!!うがぁー!
そんな事を口にしながら友達へ襲いかかる不審者一号。髪は少しぼさつき目元は暗く、口には何年か前から流行しだしたウイルスの対策のためマスクを装着し、全身を黒い服で統一した全体的に暗い男。
紛うことなき不審者がそこにいた。人生なにがあればここまで暗く、そして怪しくなれるのかと思わず疑問になるほどの立派な不審者。その正体は〜…?
私だ。俺だ。僕ちんでーす。
突然の自己紹介挟みマース。え?聞きたくないって?うるせー!勝手にやりまーす。
えー、まずは名前から…
ウチ!上田満って言います!アイドル目指してます!嘘です!
歳は16歳!なんか「歳は」って前置きした後に○○【歳】って付けると違和感ありますよね!えっ?どうでもいいって?それな!
友達からは「一言多い」とか「うるさい」や「見た目とのギャップで風邪ひく」などの褒め言葉を多数頂いてます!きっと俺を口説いているのでしょう!ごめん。俺レズだからさ……ホモにはなれねえんだ。
彼女はいません!ぶっちゃけ彼女欲しいと思いません!なあ、ワイトもそう思うだろ?
顔は普通です。多分!多分普通です!ていうか自分がブサイクかどうかなんて分かんないです!国民的アイドルと比べるなら底辺に位置します!つまりブサイクの可能性もあります!しかし…思えば、人生でモテた事がそんなに無いので…ブサイクなのかもしれません!
身長も低いです!160センチ位です!ちwっwさwすwぎwとか言ったやつは終身刑。
後は…高校生です!え?歳見ればわかるって?
えーっと、えーと……もう無えわ。ここで終わり。
さて、そんな色んな所で残念なわたくしみつるは今、友達に襲いかかっています。
きゃー!どうしてー!その理由はー?と、行きたいところですが…
えーと、友達の紹介もしとくか…。
エントリーナンバーいちー!一之瀬万葉!
まんようではないですよ?かずはと読みます。
こやつは僕の幼馴染です。性別は男。顔はイケメン寄りです。チッ!
ゲーム好きです。因みに僕もゲーム好きです!類は友を呼ぶってやつですな!小さき頃はよく家にお邪魔しに行きゲームで対戦したものです……その時こいつに超絶可愛い妹がいたことを知りボコボコにした事もありましたね。懐かしい…。
こいつが今わたくしに襲われてる友です。おらケツだせ♂
エントリーナンバーにー!烏丸海人!
とりまるあまではないですよ?からすまかいとです。
この者は高校生になり、新しい友達が出来るかなとワクワクしている俺をにやにやとイヤらしい顔で見てきた不届き者です。根は悪い奴なんだと思います。
こいつやな奴だな。と当時の僕は思い、心の中で距離をおいたのですが!まさかの席が隣!オマケになぜか海人の方はバカくそ喋りかけてくる!一言目が「君は珍妙で面白いね」でした。舌引っこ抜いてやろうか?
まあそんなこんなで色々あり、なんだかんだで友達になりました。一体なにがあればこんなのと仲良くなれるんだろうね。
顔は、イケメンです。顔はね、顔は。性格はドブスです。
こいつはゲーム好きではありません。どっちかといえば外で遊ぶのが好きな部類に入ります。外での遊び方ならこいつに聞けば楽しい思い出が出来ると思いますよ。その思い出に名前を付けるなら【一夜の過ち】とかになると思われますがね。もしくは【騙され快楽!堕ちる少女!】とか?とりま刺されて死ね。というか未成年だろお前警察に捕まれ。
はーい簡易な友達紹介会終わりー。
さあ話を戻しまして。
私、満は友達の万葉に襲いかかっている!なぜなのか!しんきんぐたいむー!!
チックタックチックタック…
答えは簡単。こいつに彼女さんができたからなんですね。
ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!万葉テメェェェエ!!よくも俺より先にィィ!ぶっ殺してやらァァ!!
という感じで俺が万葉を道路に突き飛ばして殺そうとしてたんです。嘘です。
万葉に彼女が出来たのはめでたい事なのですが、その思いをそのまま口にして「おめでとー」と祝うのはなんか味気ないので大袈裟に反応してやってる所です。
はぁ、まったく俺ってば…なんて紳士で気配りが出来てカッコイイんだ…!
「まあまあ、落ち着いて満。そんなに女性に飢えてたのかい?言ってくれれば僕が女性の一人や二人くらい手配してあげれたのに〜……どうする?」
唐突にそんなことを言い出したのは友達二号海人くん。相変わらず発言一つ一つが危ないね!
間違っても彼女が出来たヤツの近くでする発言ではないぞ!
「黙れ海人!お前はどうしてそんなクズなんだ!」
「酷いことを言うね」
「万葉!こいつは人類の悪そのものだ!二人でこの極悪……いや!大罪人を討伐しようぜ!」
「うん。今年で妹の美優も中3になるんだ。色々敏感な年頃だし、来年になれば高一。毒の芽は摘んでおこう」
「なにがあったら友達に対して討伐なんて言葉が出るんだろうね。あと僕は年下に興味ないよ」
「ウチの妹に対して興味ないだと!?許せない!」
「なんで怒ってるの?万葉にとっては朗報なんじゃないの?」
「へっ!これが兄の心だぜ海人!あんま万葉を…妹をもつ兄を見くびるなよ!」
「面倒くさっ」
「ぐあぁぁあ!」「ど、どうした万葉!」
「ぐっ!妹の私服のスカートの丈の短さを指摘した時と同じ反応しやがって!」
「あんましつこいと嫌われちゃうよ?あと【の】多すぎ」
「うあああぁぁあ!!」
「万葉ぁぁ!!……な、泣いてるぅー……くっ!海人てめぇ!」
「僕なんかした?」
こんな感じで俺たちはいつまでも馬鹿三人衆していくんだと…
そう、思っていた。
俺たち三人の足元に突如として現れ、太陽のように輝きだす魔法陣が万葉と海人を転移させ……
上田満の、半身を断ち切るまでは。
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