【本編完結】恋人にしたい殿下と何も知らないトレーナー&SP隊長   作:渚 龍騎

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ファインのセリフに♪とか付けた方がいいんですかね。

基本的に勢いで書いて即投稿みたいな感じでやっているので、誤字脱字が色々あると思いますが、ご了承下さい。指摘頂ければ直ぐにでも訂正致しまする。


2 掛かり気味の殿下は言われたい

 

 

 

 

 祖国繁栄の礎──それが、私の使命。

 それが、生まれた時から課せられた運命。

 

 走る必要なんてない。

 不満もそこにない。ただ、周りの()たちが走り去る軌跡を見ていられるだけで────良かった。

 

 中庭から見上げる空は、壮大な青が遍く陽光の光。なにも不満はなかった──はずなのに。

 飛び立つ妖精(トリ)は、空を自由に駆け抜ける。

 

「──キミは、空を飛べるの?」

 

 いつだって私に翼は存在しない。

 学園への入学が許された後も、自由が自由で無かった気がした。それでも私は、私の我儘を聞いてくれたお父さまたちに感謝しかない。

 入学だけでも、それで私は満足だったのに。

 

「──夢を諦めるな」

 

 彼のその一言が、私の心に杭を刺した。

 飛び立てない私に、彼が翼をくれた。だから私は『自分(ファインモーション)自分(ファインモーション)』である為に、本当の自分(ファインモーション)を探した。

 

 

 ────けれども、分からない。

 

 

 ────私の中に芽吹いた熱の正体。

 

 

 ────私の中に渦巻く早鐘の鼓動。

 

 

 ────全てを知る為に、この想いの答えを求めて、私はただ懸命にその運命に抗った。

 

 

 

  ◆◆◆◆

 

 

 

「────おいで、ファイン」

 

 

 ふと呼ばれた名前。ファインモーションは静かに平然を装って「どうしたの?」と応える。呼ばれるままにトレーナーの前に寄り、上目遣いで彼を見つめた。

 揶揄いを含んだような笑顔には、僅かに別の色が滲んでいる。トレーナー室に差し込む黄昏の陽光が、彼女の紅い頬を更に紅く染め上げていた。

 

「……トレーナー?」

 

 沈黙を続けるトレーナーを不思議に感じて、彼の表情をより近くで見つめ返す。瞬間、腕を引かれた。

 唐突の出来事に驚いた短く可愛らしい悲鳴。それは静謐の空間に短く響き、ファインは抵抗もできずに優しく抱き締められた。

 

「ファイン」

 

 再び、名前が呼ばれる。

 窓から吹き抜ける春風よりも速く、空へ飛び立つ鳥の羽ばたきよりも速く、ファインの胸に眠る鼓動は早鐘を打ち始める。まるで自分の耳にも届く程、激しく脈打つ心音が、抱き締められるトレーナーにも聞こえてしまいそうだった。

 

「……と、トレー……ナー?」

 

 顔を上げられない。トレーナーの胸に押し付ける顔が熱い、彼の鼓動が耳の奥にまで聞こえる。なにが起きているのか、まるで理解できなかった。

 

 

 ────私、今トレーナーに抱き締められ、て。

 

 

 思考が破棄される。理解が放棄される。

 トレーナー室を席巻させるジメジメとした蒸し暑さからか、それともまた別の渦巻く感情の所為か、頭の中がぐるぐると回って内側から熱が込み上げて来る。

 

「ファイン、俺は君を──」

 

 耳元で甘く囁かれ、更に強く抱き締められる。後は、ただ身を任せて、その言葉を待てばいい。けれど、ファインはそれができなかった。

 

「ま、待って……!」

 

 トレーナーを押し退けて、ファインは自分の顔を抑える。熱い、顔が真っ赤に染まっているのは、鏡を見なくても分かった。けれど、なぜ押し退けてしまった理由は分からなかった。

 トレーナーに背中を向け、次第に早くなる鼓動と熱を帯びる顔を見せられない。

 

 動揺のし過ぎ、狼狽が過ぎる。この状況を夢にまで見たのにも関わらず、内側から来る不安と恐怖が、何もかもを拒もうとしていた。

 

 ────拒みたくない。

 それなのに、嫌な予感が脳裏を過ぎり、大切な存在が遠くへ行ってしまうのが怖い。

 高鳴る鼓動を知ってはならない。これ以上のワガママは言えない。だからここは拒んで、この想いを抑えなければならなかった。

 なのに、なのに────、

 

 

「──ファイン」

「────っ!」

 

 

 彼は背後から腕を回して抱き締めた。

 ゆっくりと優しく、包み込まれるように。更に心臓の鼓動が激しく脈打つ。身体の底から熱が灯り上げる。今にも心臓が飛び出してしまいそうだった。

 

「俺は、君のことを──」

 

 ────言われてしまう。

 耳元で囁かれる甘い声色は、ファインの思考を支配して、全てを塗り替えて蚕食させつつあった。

 そして、そして、ソッとその言葉が囁かれる。

 

「────愛しているよ(Is breá liom tú)

 

 聞こえた言葉に目を見開く。

 それは、英語ではない。

 それでいてとっても聞き慣れた言葉の音色。光が差し込んだように、思わず口を抑えてしまった。

 

 たった一瞬、たった刹那の時間。それでいて、脳裏に木霊して何度も何度も響き渡り続ける。込み上げる万感の想いに、渦巻く無数の感情が、ファインモーションの何もかもを埋め尽くした。

 

「あ、ああ、あ……っ!」

 

 声にならない。声が出ない。彼の顔が見えない。

 それでも不思議と彼の表情が脳裏に浮かぶ。呼吸を間近に感じて、返さなければならない言葉が脳内で生成されない。

 停止する思考をなんとか巡らせ、ゆっくりと時間を掛けてその想いを言葉に変換させる。

 

 

 ────それを彼は、待ってくれている。

 

 

 想いが形になり、音になるまで、たった刹那の数秒が永久にも感じた。

 先走る万感の想いを抑えて、しっかりと言葉に変えて熱くなる表情から息を吸い込んで──、

 

 

 ────()()()()()()()()()を思い出した。

 

 

 ファインモーションは王家の子女。

 祖国繁栄の礎たる使命がある。これは、いずれはなくなってしまう日常だから。今以上の我儘(シアワセ)を望んではいけない。だから早く、拒まなければ。

 

「で、でも、私は……っ」

 

 振り返って、彼の顔を見上げる。視界がボヤケて、しっかりと表情を見れない。込み上げる感情がいったいなんなのか分からなかった。

 目尻が熱い。そこから何かが頬を辿る。何度も何度も流れて頬に溜まり、床へと落下した。

 涙が波紋を広げ、トレーナーは何も分からない彼女の頬に手を当て──、

 

 

「────俺は、君が背負っている物を、君ごと背負っていく。だから〝理由〟じゃなくて君の〝気持ち〟を聞かせてほしいんだ」

 

 

 流れゆく軌跡を拭って、彼は言った。

 彼の優しい表情は笑顔へと変わり、ファインを抱き締める。するとファインは彼の背中に回そうと手を伸ばした。しかし直ぐに引っ込めてから、恐る恐る背中に手を回した。

 

「うんっ、私も、キミのことを──」

 

 言ってしまう。それを止められる壁はもう存在しない。なにもかも気付いてしまったのだから。

 もう止められない。

 言葉を呑み込み、息を吸い込んで、なにもかもその想いを一気に吐き出す。

 

「────愛しています」

 

 言ってしまった。

 けれども、これで良かった。

 今の私がどんな顔をしているのか、自分自身では分からない。しかしそれで良い。泣いていようと、笑っていようと、涙で顔が汚れていても、彼が好きでいてくれるなら、なんでもいい。

 ずっと望んでいた言葉が、しっかり告げられてここまで心を満たしてくれるなんて、今まで感じたことがなかった。

 

 遍く幸福感。永遠にそれを感じていたい。

 この少なく限られた時間にずっと浸っていたい。真紅に染まるトレーナー室で、二人だけの影がゆらりと揺らめく。

 互いに互いでされるがまま、ソファに座り込んだ。

 

「君がどこに行こうと、俺は必ず君の側にいる」

「うんっ。私も、ずっとキミの側にいるよ」

 

 寄り添い、彼はファインの肩と頬に触れ。

 詰め寄り、ファインは彼の腕と頬に触れ。

 二人の影がゆっくりと距離を詰めた。

 暑い、暖かい、火が出てしまいそうなほどに熱い。触れられた手に自分の手を重ねて、そのたくましい男性の手を初めて肌で感じた。

 

 この幸せをなんて言葉にしよう。

 この想いをなんて声色にしよう。

 言葉だけでは足りない──だから示したファインの行動は、彼の頬に両手を添えることだった。

 

「ふふ、キミの顔、すごい熱いね」

「はは、ファインもな」

 

 揶揄いを含んだ言葉に、彼もまた意地悪な応えを返していた。

 緊張して熱くなっているのは、自分だけでない。それだけで少し安堵して、思わず笑みを浮かべた。

 どちらの顔も、恐らくは夕暮れよりも赤く染まっているはず。けれどそれは、お互いを想っているからだって、誰かが言っていた。

 ゆっくりと時が流れつつあった。静かに彼の顔が寄る。頬に添えられた手があるから、顔を背けられない。だけど、それで良かった。

 

 これは、ずっと待ち望んでいたことだから。

 ゆっくりと流れるこの一時に、深く浸りながら永遠に続けばいいと思った。

 レースで楽しめたこの気持ちとは全然違う。レースを走っていないのに、ここまで心臓が飛び出してしまいそうになるなんて、思いもしなかった。

 

「────あ」

 

 近づく彼の顔。息が掛かる程に近くなって、ファインモーションは彼と懸想に身を任せて瞳を閉じた。

 

 

 ────ねえ、トレーナー。

 ────私にとっての光はね。

 

 

 

 ◆◆◆◆

 

 

 

「──い──きろ」

 

 

 泡沫の意識の中で、声が聞こえる。

 茫洋と波の中を彷徨う意識。奇跡のような場面から切り替わったそこは、まるで暗黒の世界。

 薄っすらと開けた視界が明滅して、ぼんやりする意識。肩が揺らされて何度もまばたきを繰り返すと、ようやく視界が慣れた。

 

「────あ」

「ようやく起きたか」

 

 視界に映り込んだウマ娘は、呆れたように溜め息を漏らす。鹿毛のボブカット、目元に紅いアイシャドウを施した優美なウマ娘。それこそ、ファインモーションのルームメイト──『女帝』エアグルーヴ。

 

「…………グルーヴ、さん……?」

「ほら、はやくしろ。今日は朝から用があるんじゃないのか?」

 

 ファインは寝ぼけ眼を擦り、ゆっくりと身体を起こす。辺りを見渡し、エアグルーヴの顔をぼんやりと眺めてから、そこがいつもの見慣れた景色であることに気が付き──、

 

「…………っ!?」

「ファイン?」

 

 思い出した。思い出した。

 あまりにも、恥ずかしい泡沫の夢。思い出しただけで、身体の奥底から湧き上がるような熱が、顔から火が出るような勢いで増していく。

 

「お、おいどうした!?」

 

 顔を覆い隠して慌てふためくファインモーション。そんな彼女を見ていたエアグルーヴは、あまりにも突然のことで思考が理解できなかった。

 いつもは天真爛漫に挨拶を交わすファインが、顔を真っ赤に染め上げて呻っている。

 

「……ぐ、グルーヴさん……っ」

「急にどうしたんだ?」

 

 口元を手で隠して、顔を赤くしながらエアグルーヴの顔を見つめる。その表情は、喜怒哀楽よりも全面に羞恥を滲ませていた。

 トレーナーとのあの一時は、幻の夢。それを理解した瞬間からファインモーションの顔は赤く、身体も精神も尋常ではない熱量を帯びていた。

 

 当然だが、エアグルーヴはそんなこと知らない。

 ただ困惑する他ないが、ファインもまた、夢のことが恥ずかしくて顔を覆っているなんて口が裂けても言えない。しかしそれはそれとして、

 

「グルーヴさん、なんで起こしちゃったの……?」

「はあ?」

 

 ほぼ開口一番にそんなことを言われ、エアグルーヴは思わず眉を寄せた。いつもの時間に起きないから、優しさで起こしたはずが、訳も分からず微かな憎しみを向けられる羽目になった。

 

「ほら訳の分からないこと言ってないで、はやく着替えろ。遅刻するぞ」

「ねえ、グルーヴさん?」

 

 先にカバンを持ったエアグルーヴを呼び止める。ファインはいつもの平静を装い、寝起きを感じさせない表情でふと思った事を問い掛ける。

 

「夢って、もう一回寝たら続きを見られる?」

「夢? ああ、そうだな……」

 

 今日のファインはどこかおかしい──そんな事を微かに思いながら、グルーヴは腕を組んで首を傾げた。

 『女帝』たる品格。強さのある声色に、辺りに席巻させる強烈な威圧感。彼女をレースで見る時は、いつも圧倒的な勇猛さを感じさせる。当然レースのみの話ではあるが。

 ファインが見るエアグルーヴの姿は、いつも優しさで溢れている。頼めば呆れながらも手を貸す姿を何度も見た。今回も、優しく微笑んでは真剣に悩み、

 

「夢の続きは、寝ても見られる訳ではないな」

「そうなんだ……」

 

 キッパリと答えたエアグルーヴの言葉に、ファインモーションは肩を落として俯く。途端、また尋常ではないほどの熱が身体の底から溢れた。

 もう一度。続きを見たい。そんな思いを馳せながら、心が締め付けられるような感傷と、あまりの恥ずかしさにファインは布団に顔を埋めた。

 

「ど、どうしたファイン!」

「ううん……なんでもないの……ごめんなさい、グルーヴさん」

「いつもの元気はどうした……具合でも悪いのか?」

 

 いつにも増してテンションの低いファイン。そんな彼女に対して不信感を抱いたエアグルーヴは、ファインの前で膝を付くと、彼女の額に手を当てた。

 ファインの額は尋常ではないほどに熱く、エアグルーヴは驚愕して彼女をベッドに寝かせた。

 

「とんでもなく熱いじゃないか! 具合が悪いなら今日は寝ていろ!」

「いやホントに大丈夫だから!」

「そんな訳あるか! お前のトレーナーには私から伝えておく。だから今日は休め!」

 

 起き上がろうと抵抗するファインを抑え、エアグルーヴは溜め息を溢す。行かなければならない時間が迫っている中、そそくさとタオルを水に濡らしてから畳んでファインの額に乗せた。

 

「ありがとう、グルーヴさん……」

「礼はいい。お前も大変なのだろ? 今日ぐらいは誰かに甘えておけ」

 

 無愛想に、否──優しく微笑んだグルーヴは、カバンを手に取り「帰りに薬を買って来る」と言って部屋を出た。

 開かれた窓から聞こえる鳥の囀りが部屋に響き、ファインは静謐な空間に一人だけ取り残されてしまった。

 まさか、夢の所為で身体が熱くなっているなど、口が裂けても誰にも言えない。

 

「……ぁぁぁぁああぁぁぁ……!」

 

 恥ずかしさのあまり叫んでしまいそうだった。代わりに唇から漏れたのは、吐き出すような呻き声。

 布団を頭まで被って、いっそのこと全てを忘れたいと願った。けれども、全てが脳裏に焼き付いて離れない。普段なら夢は起きたと同時に、靄がかかって忘れてしまうのだが、今だけは全てを鮮明に覚えていた。

 

『────愛しているよ(Is breá liom tú)

 

 愛しているよ。愛しているよ。愛しているよ。

 何度だって脳裏に木霊し続ける。鼓動が早鐘を打ち、その心音が耳にまで聞こえてしまいそうだった。

 頭の中がぐるぐると回って、彼の優しい表情が目蓋の裏に映り込む。恥ずかしいから、やめてほしい。けれどもそれは、愛おしいからこそ。

 顔を覆い隠す手が熱い。燃えるように、しかしその昂りがどこか心地よくて、忘れたくないとも感じた。

 

 ────あんな幸せが、あるんだ。

 

 また一つ、知らなければ良かったと思う感情が灯る。けれど同時に知って良かったと思う自分もいた。

 見慣れた天井を眺めて、そこに大切な人(トレーナー)の顔が映り込む。もう決して、忘れられない。

 

「明日から、どうしよう……」

 

 顔を思い出すだけで思考が知らない色に染まり、身体が更に熱を帯びる。このままでは、明日からトレーナーの顔を真っ直ぐに見ることすらできない。

 見ただけでも変なことを口走ってしまいそうだ。

 今の自分はどんな顔をしているのか分からない。このままで会いたくないけれど、逢瀬に思いを馳せる矛盾が胸の内を埋め尽くしていた。

 

「寝ても続きは見られないって、グルーヴさんは言っていたけれど……」

 

 続きが見たい。見たくて仕方がない。

 あの後はどうなった?

 けれどもこれだけ目が冴えてしまったなら、眠ろうとも意識はずっと覚醒したまま。

 ファインは手にスマホを取り、トークアプリの一番上にあるトレーナーとのトーク画面を、ぼんやりと眺めていた。

 

 そしてそのまま数分、数十分と流れていき、いつの間にかファインモーションの意識はまた闇の中へと。

 

 

 

 ◆◆◆◆

 

 

「なにぃ!? ファインが熱だぁ!?」

「騒がしいな。それほど辛いものではなさそうだったが、念の為に休ませておいた」

「助かるよエアグルーヴ!」

「おい、どこに行く気だ?」

「ファインモーションの所に決まってんだろ!」

 

 騒々しさに喧しさを重ねて、トレーナーはエアグルーヴの静止の声を無視して駆け出した。

 

「おい! 寮にトレーナーは入れないぞ!」

 

 そんな声が聞こえる訳もなく、トレーナーは光に勝る速さで駆け抜けた。

 今の彼なら、ウマ娘とも対抗できるのではないかと思うほど。その背中を見つめていたエアグルーヴは、呆れたように溜め息を吐いた。

 

「まったく、あいつは何故ファインの事となったら、周りの事が見えなくなるんだ……」

 

 トレーナーが必死になるのは、いつだってファインモーションが絡んだその時。それ以外は良くも悪くも、殆どのことに興味を見せない。

 あまりにも色々とおかしなトレーナー。

 

「まあ、ファインにとってはそれが良いのかもしれないがな……」

 

 そんな事を呟いて、エアグルーヴはトレーナーを止めるのを諦めた。




基本的にファインはアイルランド語を使ってない(新年の抱負では使ってる)ですけど、知ってはいると思うのでトレーナーも分からないその言葉で告白とか、ね。

感想評価があれば是非よろしくお願いいたします。

トレーナーの過去とか、二人の過去とかいる?

  • どっちもいる
  • なくてもいいかな
  • 二人の過去だけ
  • トレーナーの過去だけ
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