鉄オル「ガンプラバトルしようぜ!」現地民「ヒェッ」   作:単眼駄猪介

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やったぞ……遂に中尉になったぞ……!ザクアメイジングはやはり素晴らしい……っ!!(ベタ褒め)

尚、今話はバトル!バトル!バトル!です。(脳死)



六、作って戦って直して

タツヤと友達になってから数週間。

フルスクラッチの基礎や応用などを教え、同時にガンプラバトルをした。

まあ、練習程度に素組のガンプラで戦ったがやはり天才は違う。

ズタボロに負けたが、それでも彼から学べる操縦テクや基本操縦はある程度理解できた。

尚、レイムには詫びのお菓子を差し出しておいた。

くっ………これで俺の小遣いは五百円玉しか残っていない……っ!(血涙)

 

「よし、バトル行くか!」

 

そういうわけで憂さ晴らしにガンプラバトルに行きたいと思います(暗黒微笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイムと行った店のGPベースで対戦相手とマッチング。

そして最初の対戦相手はガンナーガンダムっぽいガンプラ。

対してこちらはつい最近作り終えた第六形態のバルバトスだ。

尚、スレにはバトルしてくるとだけ書いたが、まあどのみち知る人には知られている俺の顔なので、多分やってる場所は初期からいる人ぐらいしか知らない筈だ。

いや、ホント悪い人がいなくてよかった………とりま、あの過去スレを消しておいたがまあ、気休め程度だ。

 

「カスタムガンナーガンダム、行きます!」

 

「ガンダム・バルバトス、出る!」

 

定番の台詞と共にステージへと躍り出る。

ステージは都市部。

いやまあ、第六形態にとっては思い出深い所が選出されたな………

そんな感慨とは裏腹に俺はレーダーを確認しながら、ビル群の間を移動する。

都市部での戦闘は空戦能力を持たない限り、突発的な戦闘になる。

パッと見、相手はガンナーガンダムだから、恐らくあちらも地べたを歩いて此方を探しているだろう。

もしくは、狙撃ポイントでチャンスを伺っているか………そう周囲を警戒しながら考えていると、視界の右端で閃光。

いや、これは………!!

 

「マズルフラッシュ!」

 

咄嗟に光った方向から隠れるようになるビルに飛び退き、長距離狙撃の回避に成功する。

着弾した場所には、深い穴が。

ガンナーガンダムは中遠距離支援型の機体とはいえ、あそこまでの狙撃能力はない。

となるとカスタムされているのか。

しかし、一体どんなカスタムしたんだよ……!?

 

 

 

 

 

 

△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

 

 

 

 

 

その一方、狙撃した方のファイターは次の狙撃ポイントに移動していた。

 

「チッ、一発で決まらなかったか………!」

 

彼はガンナーガンダムのキャノンをヒルドルブの砲身に取り替えており、代償として立って砲撃すると反動でバックパック、所謂ランドセルが引っこ抜ける故に、射撃時にはうつ伏せにしないと撃てないとはいえ、基本的にその戦法で一撃必殺のダメージを与えて勝ってきたファイターである。

外れる事もたまにあるものの、前回姿は違うが、紅いザクIII改とのバトルログを見た彼からすれば実弾砲撃できる自分のガンナーガンダムなら勝てると信じていた。

しかし、あの鈍重そうな追加装甲を纏った機体からは信じられない程の機動性に舌を巻いていた。

 

「これは………楽しいバトルになりそうだ……!」

 

彼もまた、ガンプラバトルを愛する人間として、このバトルを望むのだった…………

 

 

 

 

 

 

 

 

視点はまた代わりフウガ。

彼はバルバトスをマップから有用な狙撃ポイントを割り出し、その近くに移動していた。

 

「あの威力と飛距離………キャノンはヒルドルブとかになってるいるのか?あれはマトモに食らえばナノラミでも装甲が砕かれそうだな………」

 

相手のカスタム内容を予想しながら。

まあ、中身は元々大人であるのでそこらの子供より知識と経験から冷静に判断できる彼は、GPベースに立ち、その手に持つレンチメイスを少し眺める。

原作では凶悪な使い方で敵を葬ったトラウマ武器の一つ。

だが、ロマン溢れるその武器を改めて見て感動するフウガはテンションが上がる。

 

「ようし………やっちゃるでぇっ!!!」

 

と、レンチメイスを掲げたのと同時に左肩のアーマーが砕け散り、惨めに横倒しに倒れる。

 

「オノレディケイドッ!!」

 

ディケイドへの罵倒をしつつ、飛んできた方向にへと推進剤を使いきる勢いで突撃するフウガ。

それに応えるかのように、バルバトスのエイハブ・リアクターも低く唸る。

 

「なんと言う硬さ!!」

 

一方のガンナーガンダムのファイターはバルバトスの硬さに驚愕していた。

 

「PS装甲でも塗ってあるのか!?」

 

驚きの余り、実弾を無効化する事で有名な装甲の名前を思い付くが砕けた事からそれは否定する。

それに此方の居場所がバレてしまった為、もうキャノンは使えない。

ヒルドルブのキャノンを折り畳み、ガトリングガンを持ち遠くに見える白い悪魔を見据える。

バルバトスは狙いを定めないためにジグザグに動きながら近付く、がガンナーガンダムのファイターは照準を定めるのを諦めてガトリングの弾をバラ撒き始める。

バルカンも撃って本命を隠すが、バルバトスの追加装甲にはビクともしていない。

 

「サヨゴー!!」

 

「まだだっ!!」

 

バルバトスがガンナーガンダムの真上に跳び、レンチメイスを振り上げる。

しかし、ガンナーガンダムの左腕にミキシングされていたアレックスのガトリングが火を吹く。

流石に直撃を避けたいためか、バルバトスがバックするがガトリングガンの弾に被弾してしまう。

 

「やるぅっ!」

 

「近付けさせるかっ!」

 

が、フウガは、バルバトスは、レンチメイスをぶん投げる。

それは距離を取れたことで油断していた彼には不意の攻撃であり、咄嗟に盾にしたガトリングガンで本体へのダメージを防ぐ。

しかし、ガトリングガンは折れて爆散してしまった。

 

「不味いっ!?」

 

「これで………トドメェェェ!!!」

 

宙に浮いたレンチメイスをキャッチしたバルバトスは、隙をさらしたガンナーガンダムにトドメの一撃を入れるために、レンチメイスで相手の機体を挟む。

 

「挟んだ!?どういうことだ!?」

 

ぶん殴るのではなく挟んだ事に困惑する彼だが、レンチメイスの真価が発揮されるのはその叫びと同時だった。

 

ーギュリィィィィィィ!!!!!!

 

「ま、まさかぁっ!?」

 

「削りきるっ!!」

 

レンチメイスに内蔵されたチェーンソーが回転し始め、ガンナーガンダムの胴体を分断する。

バギィッ!という音と共に、ガンナーガンダムは為すすべもなく下半身と泣き別れしたのだった。

 

「………見事……!」

 

【保持武装】

[ガンダム・バルバトス第六形態]

・レンチメイス ・腕部機関砲

 

[カスタムガンナーガンダム]

・ガトリングガン ・ヒルドルブキャノン

・ビームサーベル ・バルカン砲

・左腕部ガトリング砲

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次はガンダムエクシア。

素組のようだが、対戦相手のフウガより年下の子供は自信満々のようだ。

まあ、彼の対戦ログを見る限り確かに自信満々になるのも解る。

連戦連勝、恐らくユウキ・タツヤ程ではないものの、バトルに関しては才を持つのだろう。

対してフウガは左肩を破損したバルバトスをガンプラケースにしまい、新しいガンプラを取り出す。

 

「よし、ガンダム・グシオン、頼むぜ……!」

 

丸っこい形の深緑のカラーリング、ドデカイハンマー。

ガンダム・グシオンであった。

双方とも己の分身とも言えるガンプラをセットする………前に対戦相手の少年が自慢するかのように、自分の戦積を語り煽ってきた。

 

「最初に言っとくけど僕は初戦から勝ってきたんだ、君のそのゲテモノガンダムなんかに僕のエクシアは倒せないよ!!!」

 

「はぁ……………」

 

フウガは困惑、というよりは呆れを含んだ優しい目で彼を見ていた。

それに気付いたかは知らないが、「フッ、僕のオーラに怖じけたか」とナルシスト全開でガンプラをセットした。

 

「その自信、確かめさせてもらうぞ……?」

 

フウガもフウガで、ニヤリと元々野性味ある凶悪そうな顔をさらに凶悪にした笑顔を浮かべてグシオンをセットする。

 

「ガンダムエクシア、行く!」

 

「ガンダム・グシオン、行くぞぉ!!」

 

両者共にカタパルトで射出される。

ステージは月面。

月の重力に若干引っ張られるだろうが、グシオンの得意環境は宇宙。

故に問題はない。

ちなみにフウガは勢いでグシオンを出したので、もし地上だったら、なんていうのを後になって冷や汗をかくのであるがそれはともかく。

 

「行くぜ行くぜ行くぜぇぇぇ!!」

 

某桃太郎怪人の台詞と共に最初からハンマーをぶん回しながらエクシアに近付く。

そのため、容易に近付けなくなったエクシアはビームライフルを撃つしかなかったが、実弾でもない限りグシオンの装甲は破れない程強固であるし、実弾であっても生半可な物では重装甲で弾かれるが。

 

「耐ビームコーティング!?」

 

「ヒャッハァーーー!!!」

 

完全にチンピラ化しているフウガだが、何も考えずにただ横にハンマーをぶん回してはいない。

 

「デュア!!!」

 

急制動をかけてハンマーのぶん回しを止め、懸架していたマン・ロディ等が使うサブマシンガンを取り出し、エクシアに発砲する。

 

「その程度、僕の敵ではない!」

 

エクシアは軽快に避けるが、グシオンの秘密道具とも言える武装が火を吹く。

 

「おらぁ!」

 

「っ!?」

 

胸部にある四連装400mm砲【バスターアンカー】。

ほぼ一発芸&ロマンな武装だが、威力は折り紙つき。

事実、エクシアのシールドを破壊して保持していた左腕もぶっ壊した。

 

「うわぁぁぁぁーーーっ!?」

 

あまりの威力と衝撃にエクシアは吹っ飛び、視界がグルングルンと回転するからかファイターも混乱する。

そして月に叩き付けられた頃には、既に彼は詰んでいた。

 

「グシオンハンマーァァァーーー!!!」

 

「えっ」

 

トドメの一撃、グシオンハンマーがエクシアの胴体を捉え、そして叩き潰した。

例えるならばそう、麺棒で押し伸ばしたパンの生地の様に。

そしてエクシアは緑の粒子と閃光を放って爆散した。

 

「え?」

 

終始、エクシアのファイターは訳が解らない、という顔だったが。

フウガもフウガで意外とアッサリで拍子抜けだったのだが。

 

 

【保持武装】

[ガンダム・グシオン]

・グシオンハンマー ・グシオンチョッパー

・サブマシンガン ・アンカーバスター

・手榴弾

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一度喉を潤すために食品売り場に行き、ジンジャーエールを買って喉を潤して最後のバトル。

このショッピングモールには中型が一台、小型が二台しかないので待ち時間に結構時間を奪われるのだ。

ちなみに初陣から今まで中型のGPベースでやっているのは運が良いのだろうか。

まあ、それはさておき今度は小型だ。

対戦相手はファーストガンダム。

しかし、カラーリングがG-3に変更、そして脚部をどうやらガンダム六号機【マドロック】のをミキシングしているようだ。

ランクも初心者から上がったから、強めなファイターと当たってしまった形だろう。

対してフウガはケースから二代目流星号こと、グレイズ改を取り出す。

派手なピンクのカラーリングは、観戦している周囲の目を引く見た目である。

 

「G-ヘキサ、行くぜ!」

 

「グレイズ改、いや二代目流星号!出る!」

 

『二代目………???』

 

スレで彼を知る人にしろ、知らないにしろ二代目というワードに哀れみを向けたり困惑したりと、観客達は様々な反応をした。

それを無視してフウガは目の前の敵に集中する。

今回のステージは桜吹雪が舞うステージ。

流星号のカラーリングもあって、意外と目立ちにくいものになっていた。

 

「うっ………ピンクだらけ………!」

 

と相手のファイターは唸る。

が、それはフウガも同じだった。

 

「白っぽいから見付けにくいな………コレ」

 

白とピンク、どちらも桜の色に含まれる色であるため、迷彩色になってしまうため、どちらも見つけにくいという滑稽な有り様になっていた。

時間だけが過ぎ、両者共に開けた場所に出ることにした。

でなければ戦いもせず終わってしまうからである。

 

「まさかこうなるとはな………」

 

「これも全部、第二期のスタッフが悪いんだ………!」

 

フウガは全く関係無い人物達に風評被害染みた、というかソレを呟きながら歩み出る。

相手のG-ヘキサもホバーで浮きながら姿を現す。

桜吹雪が舞う中、G-ヘキサはビームサーベルを抜刀。

二代目流星号も右手にライフル、左手にバトルアックスを保持させて一騎討ちの構えを両者共に取る。

 

「いざ!」

 

「参るッッ!!」

 

盾を構えながらビームサーベルを突き出すG-ヘキサ。

それを回避してライフルを撃つが盾でしっかりガードされる。

 

「またビームコーティングすんのメンドイからなっ!当たってたまるかよ!」

 

「素早いっ!!」

 

流星号問わず、彼の製作した鉄オルのガンプラは武装、装甲問わず耐ビームコーティングされており、エイハブ・リアクターのおかげでナノラミネート装甲が再現されている。

しかし、原作と同じく焼けたりビームに当たればその効果は薄れ、次第に無くなる。

同時に装甲の強固さも失うのだが、それをまた塗り直す手間が一番面倒なのである。

尚、色々実証したおかげで一回の塗装でもナノラミネート装甲が再現されるので厚塗りは不必要になったが、それでも均一性をある程度保たないと効果は無くなる。

故に神経を結構使う作業であったりするのだ。

特に補修となればその手間は凄まじい。

 

「まずはっ!盾!」

 

「チィ、盾を破壊するつもりか!なら!」

 

と言うのが早いか遅いか、盾を二代目流星号に投げつけた。

流星号は避けようとするも、避けきれないことを悟ってフウガはバトルアックスで叩き落とす。

しかし、その間にビームサーベル二刀流になったG-ヘキサがバルカン砲で動きを制限し、切りかかる。

 

「クッ………ヒートホークだったら受け止められるんだけどなぁっ!!」

 

ナノラミネート化されただけのバトルアックスでは、ヒートホークのように受け止める事はできない。

むしろ無駄にナノラミネート装甲を消耗するだけなので、資金的にも戦法的にも愚策で選択肢にも入らない。

故に無理矢理バックステップしてビームサーベルを避ける。

しかし、バルカンの直撃を左腕の関節部に喰らってしまい、左腕が動かすことが出来なくなる。

 

「追撃ッ!!」

 

「!!」

 

追撃のハイパーバズーカをバランスを崩した流星号に撃つが、流石にこれ以上くらえないため、スラスターを噴いて今度は逆に突撃する。

バズーカの弾を頭部の横スレスレでかわしつつ、頭部センサー類を近接モードに移行する。

 

「ギョロ目!?」

 

急に頭が変形した事に驚いてしまうG-ヘキサのファイターは、自然と動きが止まってしまい、同時にホバー走行のため、止まるにも止まれず………

 

「っ!?隙ありぃっ!!」

 

その隙をフウガがチャンスにした。

 

ーダンッッ!!

 

「負けたか……」

 

コクピットにライフルの弾丸を撃ち込まれ、戦闘不能。

ギリギリの戦いを制したフウガの勝利であった。

 

 

 

 

【保持武装】

[グレイズ改【二代目流星号】]

・120mmライフル ・バトルアックス

 

[G-ヘキサ]

・ハイパーバズーカ ・ビームサーベル

・バルカン砲 

 

 

 




マキオンでようやく中尉に上がれたので歓喜の投稿。
よし、次は大尉だ………!!!
てな訳で今回はバトル回でした。(唐突)
フウガは常に祖父の顔をした悪役顔。笑うと大人もちょっとビビる。故に彼の両親は時折悪ノリして中二病コスプレさせられてたりする………(尚、コスプレ大会で準優勝)
………ちなみに名前を少尉から中尉に変えても良い?
え?ダメ?(シュン)

そういえば他の作者様方々は戦闘シーンは苦手とかそういうのを二次創作見てると聞くけど、自分はそういうのを考えるの好きなので苦ではないんですよねw
まあ、代わりに詰めが甘いですし、普通の会話の部分は複雑だと苦手ですが。
そんな感じの我輩ですが、これからも読んでくれるとありがたいです!

尚、一応念のために補足すると小型GPベースがイオリ店にあった奴。
中型が、世界大会にあった真ん中にあるドデカイ奴の回りにある奴です。
独自解釈かもしれんけど、映像にあるのを字に直すならそうなるかな、という判断でそんな感じに呼称させて貰います。
原作ではなんて呼ばれてたっけ………(焦)

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