鉄オル「ガンプラバトルしようぜ!」現地民「ヒェッ」 作:単眼駄猪介
でも、ザクがガンダムに勝つと言うのと、クリスとバーニィの関係が印象として強くて、(主に後者で)悲しくなる。
え?ガンダムの敗北?何それ(鼻ほじ)
そしてVガンはとにかく鬱過ぎて初心者には向かないだろうなぁ………勿論、個人的には良作ですが。
でもやっぱり耐性が低い人にはお薦めできない(御禿様談)作品です。
何せ、御禿様が真っ黒の時の作品ですし………ファンの方々、不快にさせたら申し訳ないです。
でも、これをキッカケにガンダムに興味を持った人が鬱過ぎて見れなくなった、とかなってほしくない……!(ヲタク根性)
そんな感想文はさておき、ツンデレイムのガンダムお勉強タァーイム!をどうぞ!
それはある日のこと………唐突だった。
「ねぇ、ガンダムについて教えてくれない?」
「ふえ?」
ここ最近レイムが早く帰るのを不思議に思いながら、彼女をボケーと見送っていた日々は唐突に終わった。
それをスレ民の人達に相談して、ある程度決められた。
そして、それらのDVD等を手にちょっと長めの階段を登り、レイムの家にやって来た。
約1000年とかそこらくらい古い神社の横には、和風の屋敷。
これもまた歴史を感じさせる。
「おーい!レイムー!」
とりあえず声を上げてレイムがいるか確認する。
まあ、インターホン押して呼ぶのも良いんだけど気付いてもらえるならどっちも同じだろう。
しかし、朝早くからとかどんな鬼畜だよ。朝は弱いんだぞ!俺!それもコレも第二期が悪い!
と、思ってたらすぐに扉が開き、レイムが現れた。
「あら、今日は早かったじゃない」
「まあ、前は遅かったし………な?」
まだ引きずってんか、と内心苦笑しつつ謝罪の意を込めて手を合わせる。
そんな俺に毒気が抜けたのか、「ほら、上がりなさい」と言って中に戻るレイム。
そんなわけで俺は久しぶりのレイムの家に上がることになった。
「お邪魔しまーす」
彼女の両親は今日は結婚記念日という事でいないそうだ。
まあ、お茶の間には見せられないような内容とかあるしな。
主に種とか。
「それで、お薦めは?」
早速レイムはお薦めのガンダム作品を聞いてくる。
ご丁寧に既に再生機器は起動している。
「んじゃあ、まずは初心者でも楽しめる劇場版ファーストガンダム三部作。これがなきゃ、全部のガンダムは始まらない」
「まあ、確かにそうかもね」
てな訳で、視聴開始だ。
時間は充分にある。
最悪、泊まって行くと母さんには伝えてあるから大丈夫な筈だ。
よし、まずは一部作から一気に行くぞ。
以下、ダイジェストでお送りします。
ーガンダム起動シーン
「ああ、ここがよくCMとかでよく出るシーンなのね」
「やっぱ、ガンダムが起動するシーンは忘れられないなぁ………なんかこう、ここから全てが始まったって感じでさ」
「………何だか解るわ。何でだろ」
「いやわからんのかい!」
ー大気圏突入シーン
「ちょっとちょっと、部下なのになんで見殺しなのよ!?」
「ザクには大気圏突破できないからね。重力の井戸に落ちたらザクは燃え尽きる運命しかないんだよなぁ……」
「このシャアって奴、部下をよくもまあ………」
「まあ、それは後々理由が解るよ。とはいえ、実際シャアが冷徹な側面を持つのは事実だしね」
もっと解りやすく知るならオリジンなんだけど、無いんだよなぁ……と、フウガは思った。
ーガルマ特攻シーン
「………特攻なんてサイテー」
「いやまあ、仕方がないと思うよ?あの状況で脱出なんて間に合わないだろうし」
「恋人のために死になさいよ、全く……」
「………………」(遠い目)
ーランバ・ラルとの戦闘シーン
「白熱した戦いね!」
「コクピットが裂けても戦えるとか、なんか凄いわ………」
「そういえば鉄の塊押し出してたよね、ランバ・ラルさん」
「まあ、ここは深く掘り下げても無駄だから次、次だ」
ー爆弾解除シーン
「子供でも容赦なく見殺しにするのね」
「それが戦争ってやつなんだよ。どっちも負けられないから、子供でもバレたら容赦できないのさ」
「………………」
ー哀・戦士が入ったシーン
「うわぁ………すごい数」
「でもこれでも連邦のジムの方が多いんだから材料どこから持って来てんだよなって」
「お金もスゴそう」
ージム撃墜シーン
「ああ!?ウッディさんが!」
「でも、一年戦争でシャアの機体に傷を付けれたの、アムロとウッディさんしかいないから、不意打ちとはいえスゴいとは思わんかね?」
「その口調は似合わないからやめて。鳥肌が立つわ」
「辛辣ゥ!!」
ー艦隊戦闘シーン
「あっ………ドレンさんが」
「まあ、覚醒したアムロじゃあ戦艦なんてただの置物だしね………」
「にしてもアッガイの座り姿、可愛かったわね」
「今更すぎん?」
「別に良いじゃない」
「うん、まあそうだけどさ」
ーソロモン攻略戦シーン
「わぁ………凄い弾幕」
「…………宇宙世紀に転生しなくて本当に良かった……」
「ん?なんか言った?」
「いや、ただの独り言」
ービグ・ザム戦闘シーン
「圧倒的じゃないの!」
「なんでハモるwww」
「う、うるさい……!」
「あっ、スレッガーさんが!」
「うーん、何回見てもここは泣けてしまう」
ーララァ撃墜シーン
「…………………………」
「…………………………」
彼らが何か言える事はなかった。シリアスシーンだしね。
ただ、色々とifを考えてしまっていたようだ。
ージオング出撃シーン
「なんか………可愛い」
「………レイム、お前の感性は………特殊なんだな」
「何よ、その言い方!?変人ってこと!?」
「いや、凄いやつだなって」
「えっ!?………ならそう言いなさいよ……///」
「(………チョロイ)」
ーラストシューティング
「あー……これがあのシーンに繋がる訳ね」
「やっぱ哀愁あるなぁ、ガンダムの姿。アレックスが届いてたらこんなことにはならなかったかもだけど」
「アレックス?何それ?」
「ポケットの中の戦争っていう外伝作品に出てくる、アムロが乗るはずだったガンダム。まあ、ザクの最終発展型に相討ちになったけど」
「ふーん………」
ーED
「あの子供たちのアレ、何だか感動しちゃった」
「さて、これである程度宇宙世紀の基礎的な部分は終わった訳だけど………」
「次はポケットのなんたらって奴ね」
「ファッ!?」
いや、それはヤバイ。
初心者にはVガン程ではないが重い。
そう思い、フウガは別の作品を勧めるが後の祭りだった……………
ー南極襲撃シーン
「わぁ………あの機体、可愛い……!」
「あぁ………ああぁぁ……後悔しても知らんぞ……」
「えーと、ハイゴック?」
「いや、ハイゴッグ。ジオン水泳部の機体だよ」
「今度、この子を買うわ!」
「………ジオニストになるのはともかく、狂信者だけにはなってくれるなよ…………」
レイムの今後が不安になるフウガであった。
ー死体設置シーン
「いくら偽装するからって死体を………」
「戦争だから使える策は使うしかないんだよなぁ………しかも、この時はジオン軍もピンチだったし」
「キリングだっけ?アイツ嫌い」
「どの世界にも嫌われキャラはいるよ………」
「………ちょっと、何その視線?私が悪役とでも!?」
「…いや?」
「何よ!?その間は!?」
ースカーレット隊出撃シーン
「すっごいわね、あのケンプファーって機体」
「まあ、装甲が紙じゃなければね………」
「あっという間に全滅!?スカーレット隊って弱小部隊!?」
「一応、エリートやベテランが乗ってる。でも、ケンプファーの性能と出撃位置が悪かったのもあるね」
ーケンプファー撃墜シーン
「ヒェッ!?」
「ミーシャのアレが映るだけで、悲しくなる………」
「言わないでよ!?私も悲しくなる!」
ー悲劇の瞬間シーン
「え!?ジオンの艦隊はもうやられてるの!?」
「……………」
「アル君、早く……!」
ー相討ちシーン
「嘘だと言ってよ、バーニィ!」
「なんでハモるんねん!?」
「るっさいわね!泣いてなんか、泣いてなんか………」
「い、意外と涙脆い………」
ー動画シーン
「…………グスッ」
「だから言ったろ………少し重いバットエンドだって………」
こうして一日近くをガンダム視聴に費やし、見事宇宙世紀をコンプしたのだった。
勿論、ナラティブ、閃光のハサウェイはアニメにもなっていないので除外されるが。
残りの宇宙世紀作品の反応をダイジェストにお送りします。
ーZガンダム
「主人公がTV版じゃ精神崩壊してるなんて……」
「まあ、劇場版よりはマシな結末さ。とはいえ、ZZには直接的には繋がらなくなるから本当ならTV版を見せたかったけどね………」
ーガンダムZZ
「子供は皆ニュータイプ!」
「ソレ、公の場で言ったら羞恥で軽く死ねるぞ」
「アンタは黙りなさい」(暗黒微笑)
「アッ、ハイ」
ー逆シャア
「いけ!もっと殴っちゃえ!」
「うおおおおおお!!!」
「うるっさい!!」
「あべし!?」
ーF91
「クロスボーン今度買ってこよ……」
「いいと思うよ。クロスボーンガンダムカッコいいし、レイムの感性にビビッとくる機体もあると思うし」
ー第08MS小隊
「ドストレートな告白………///」
「腕で殴る所、俺は好きだぜ」
「……………ポッ」
「なんか顔が真っ赤ですねぇ……」ニヤニヤ
「………フンッ」ドスッ
「うごぉっ!?」
正拳突きをくらい、一瞬意識が逝ったフウガであった。
ーVガンダム
「……ちょっとトイレ行ってくる」
「おけ………」哀れむ瞳
«オウェェェェェェ…………»
「今度、おじさん達に防音性をあげてもらうように相談しないとな………」
ー0083
「サイサリス……惚れたわ……!」
「それに……あのMAも良さそう!」
「やめろ、その先は地獄だ!」
ーUC
「あの虹、綺麗………」
「ああ、BGMが神過ぎる………」
「シナンジュとカプールにジュアッグに………」
「ああ、可能性の神様、せめて狂信者のジオニストにはしないで………!!!」(切実)
こんな感じでおしまい。
アナザー編は後日、別の機会になるかな。
尚、結局フウガはお勧めをピックアップしたのにレイムの好きなようにされた模様。
感想、お待ちしてます。