鉄オル「ガンプラバトルしようぜ!」現地民「ヒェッ」 作:単眼駄猪介
勿論、シャア本人でもないです。
となるとわかる人には解る筈です。赤い彗星の意味が…………
当たった人にはアグニカポイントを4000p贈呈します!()
ちなみにドクターストレンジ観に行ってきました。
全体的にダークでしたが、すっごく良かった………
まあ、若干グロに注意ですがw
あれから二ヶ月後。
世界を熱狂させるガンプラバトル世界大会が開催された。
観戦チケットは実は既に親父がコネで手に入れたペアチケットを手に入れているので、誘うのは勿論レイムだ。
彼女もまた、この二ヶ月でガンプラやガンダムの知識を蓄え、どこに出しても恥ずかしくない子になったのだ!
…………いや、なんか違う気がする…………が、今は楽しむのみ!
ペアチケットはホテル付きの宿泊チケットなのもあって、大会開催中はかなり時間を自由に使える。
レイムも一緒に行くから、という理由で小遣いを大幅に増額してくれた母さんには頭が上がらない。
二人の「楽しんでこい」の台詞と共に、俺達は大会の会場にバスで向かった。
勿論、鉄オルのガンプラが入ったケース複数、そしてパテ等もバックに積めて。
ガンプラバトル世界大会はオリンピック以上に世界を熱狂させるゲームだ。
正直、GPベース含めたガンプラバトルがゲームかスポーツに属するのか、という定義は曖昧だが、少なくともeスポーツという意味合いが強いだろう。
まあ、そんなお小言は脇に置いておいて実は更にもう一人一緒に来ている人物がいる。
「楽しみだな!フウガ!」
「だな!タツヤ!」
そう、未来の三代目メイジン、ユウキ・タツヤである。
ガンプラ関連で実はレイムとも仲が良いのだが、イケメンと美少女の絵面は普通に似合うので時折ちょっと自分の悪役面を憎むときがあるか、まあコンプレックスという訳でもないので大丈夫さ!
で、大会を楽しむのも目的の一つだが、世界大会のとあるイベントも俺達が来る目的の一つ。
そのイベントとは、超大型のGPベースによる無制限サバイバルバトル。
各地にあるGPベースを回収して連結し、大人数でバトルを可能にするこのGPベースでこの会場に集まった日本全国、はたまた世界の人達とバトルができるのだ。
今回、鉄オル製作侵略作戦を完遂するに当たってこのイベントは世界に俺のガンプラを見せつけるのに充分に役立つ。
勿論、デメリットも存在するが……まあ、基本的にオリジナルガンプラはオリジナルシステムも共に早々に消え行くのがこの世界での常。
しかし、前世で玩具にされたり批判をくらったりしているが【鉄血のオルフェンズ】という作品は確かに人気を勝ち取っていた。
故に、未来に鉄オルが放送されているこの世界で多少機体が出るのが早まろうが、人気になるのは必然である。
実際、ザクアメイジング搭乗のタツヤもバルバトスルプスレクスの存在を知ってたし、恐らく原作の中で放送中だったか原作以降のタツヤなのだろう。
まあ細かいことは未来の俺に任せるとして、まずは世界大会の観戦を楽しむ事にしよう!
無制限サバイバルバトル。
十五分間、チームを組んでも良し、MAや戦艦を使うも良し、とにかく何でもアリなガンプラバトルだ。
大人数でバトルするため、必然的にガンプラの数は大量になる。
こういうイベントでしか開けないのが難点のイベントだが、同時に大人気のイベントでもある。
故に、未来で世界大会に出場するであろう人々もまた、ここに集う。
そこに今日の観戦を終えた俺達は各々のガンプラを手に、GPベースに立つ。
「レイム、操縦は大丈夫だよな?」
「ええ、アンタとタツヤ君のおかげで普通にバトル出来るくらいには上手くなったんだから!」
「そういってもらえるとありがたいよ」
そして、バトルを開始するために俺はガンダム・フレームの一つ、【ガンダム・アスタロト】を台座にセットする。
レイムは以前、素組したガンダムアシュタロンを赤をベースにした塗装をし、変形機構を廃してミキシングしたガンプラになっている。
バックパックのシザーアームを増設して火力を増やし、両腕をキュベレイの物に変更。
腰部はプラ板で改造した女性のスカートを連想させるスカートアーマーになり、どことなく彼女の実家の巫女の雰囲気を感じさせる。
して、肝心の友であるタツヤは恐らくザクアメイジングの原型になるのだろうザクIを紅く塗装し、改造した機体。
両肩にはザクIIのシールドが、脚部にはイフリート改のミサイルポッドを移植していた。
バックパックのスラスターユニットもヒートナタの原型になっているのだろうヒートソードがガンダムの様にユニットの横に二本懸架されていた。
強いて言うならばプロトアメイジングとでも言うのだろうか。
本人も名前を考え付かなかったようで、俺が名付けることになった。
まさかの出来事で後々、ひたすら困惑したけど。
そんな思い出を思い返しながら、俺は、いや俺達は吠える。
「ガンダム・アスタロト!」
「ガンダムプリースト!」
「プロトアメイジング!」
『いきます!』
戦場はまさに混沌。
上手いも下手も関係無く墜とされる、修羅の世界。
空も地上も既に戦いの末に破壊されたガンプラが存在する。
その中にチームを組んだ三つのガンプラが、周囲の襲いかかる敵を撃滅していた。
「これが………世界のガンプラバトル……!」
「の、アマチュアだけどな!」
「ちょっと!駄弁ってないでキリキリ動きなさい!」
ザクを駆るタツヤは腰部に増設された弾帯を収納している弾薬庫に繋がったザクマシンガンを乱射し、敵を撹乱、しかし時にミサイルやヒートソードで不用意に近付いた敵を撃破する。
俺はアスタロトのスナイパーライフルを持ち、動きの鈍った敵を狙撃する。
これがロックオンやカズマさんのンソゲキッ!って奴なんだね、タチバナサァン!
勿論、アスタロトの最大にして最強の特徴である大剣でぶった切ったりしているが。
レイムは最初は動きはかなり危ない感じだったが、俺達のフォローもあり、今では練習時以上の動きをしている。
時折、強気にシザーアームで四肢を引きちぎったりビームで蜂の巣にしている辺り、バトルの才能があるようた。
尚、ビルダーとしての能力は墨入れ程度しかできないから、改造とかは俺がほぼやったんだよね。
だって塗装しようとするだけでパーツ一つをムラなく塗るのに塗料の瓶を丸々一つ使うんだぜ?
これはアカン、とタツヤと一緒にせっせと塗装しました。
というかタツヤ、お前もレイムの尻に敷かれてるんだが……………まあ、報酬は美少女の笑顔だったので異様に達成感があったからか、今では特に思うこともない。
しかし、楽しい時間であった俺達に赤い閃光が遠くで閃いた。
そして、それに気付いたのはタツヤだった。
「ん?あの光はなんだ……?」
「あれは………星?」
「何だろ?うーん、どっかで見たことのあるような……」
記憶の奥底に引っ掛かる何か。
それを思い出す前に、その赤い星が近付いてきた。
というか、此方に来ている!?
「ウソダドンドコドン!?」
「「何か言った?」」
「ナンデモナイデス、ハイ………」
思わず口走った台詞に聞き取れなかったぽい二人の問い掛けに、俺は何もなかった事にした。
うん、これが平和的だ。
しかし、件の星はまだ此方へ来る。
「ッ!!回避ッ!」
「なんなのよもう!?」
「逃げるんだよぉぉ!」
各自散開したのが功を奏したのか、先程までにいた場所に大爆発と甲高い爆音がその場になり響き、戦場に一時の静寂をもたらした。
さて、赤い彗星の正体とは何でしょうかねぇ?(すっとぼけ)
そして毎度の機体武装一覧!
【ガンダム・アスタロト】
・デモリッションナイフ ・γラミネートソード(スレッジハンマー) ・120mm対物ライフル
・サブナックル
【ガンダムプリースト】
・バルカン砲 ・フォースシザーアームズ
・ビームサーベル ・ビームガン
【プロトアメイジング】
・ザクマシンガン(弾帯付き) ・ヒートソード
・ミサイルポッド ・ジャイアントバズ