TSして生徒の身長以下になっちゃった教師の話 作:XOUND
自分の小説ではセリフ文の前に話し手の名前を入れていますが、誰がセリフの話し手か理解しやすくするために入れているだけなので気にしないでください
ウキウキ☆Candy!
これは、遠いようで近い未来の話
現在視点からの未来と言えば、空飛ぶ車があったり生活を豊かにするロボットがあったり、いわゆるSF(サイエンス フィクション)というジャンルで我々は未来の予想図を描き楽しんている。
じゃあ「実際未来では未来人はそんな魔法のような生活を送っているのだろうか?」と聞かれれば、案外そんなこともなく、割と現代と似たような生活が未来でも繰り広げられている。
技術革新はあったとはいえ、今日も学校へ歩いて登校する生徒がいて、駄菓子屋でお菓子を購入する子がいて、ゲームをして徹夜してしまう子がいて、生活面ではそこまで現代とは変化はない。
では未来と現代での決定的な違いはなんだろうか。
その答えとなるものこそが「オンゲキ」である。
オンゲキとは、音楽とスポーツを融合させた次世代競技のこと。音楽の流れる仮想ステージ上で対戦相手と疑似的な打ち合いのバトルを行い、その得点を競うという競技である。音やリズムに合わせて身体を動かすことから、音楽ゲームの進化系とも呼ばれ、競技者は相手を打つような所作から「シューター」と呼ばれている。
これは、そんなシューターの卵を育成する学校である「シューターズスクール」の一つである奏坂学園の教師として勤めている舞原 音 (まいはら おと)の話である。
音「よし!じゃあチャイムもなったし区切りもいいとこまできたしで今日の授業は終わろうか!お疲れ様!」
俺の名前は舞原音。この奏坂学園で数学とシューター基礎Iの授業を担当している教師だ。あと2-Bの担任でもある。
いやー教師になるまでは本当に大変だった。高校の時にオンゲキに憧れ教師を目指そうとしたはいいが、教師というのはそんな思い一つで着任できるほど甘くはない。普通の高校教員免許に加えオンゲキに関する試験や音楽系統の試験etc・・・とにかく努力の甲斐もあってこの学校で教師として務めることができている。
さて、今日の授業は終わったわけだが今俺が向かっているのは自分の教務員室だ。生徒達は今放課後の時間なわけで思い思い好きにやってるが教師はそうはいかない。もう少しだけ仕事の時間が続く。そんなわけで、「お~い、マイマーイ!」・・・厄介な人とエンカウントしてしまったようだ。
俺をマイマイなんて洗濯機みたいなあだ名で呼ぶ生徒は一人しかいない。
音「どうした?藤沢さん」
藤沢柚子「マイマイ丁度いいところに!見て見て!これ、なんだと思う?」
今俺が会話している生徒がこの厄介な生徒である藤沢 柚子 (ふじさわ ゆず)
うちのクラスで一二を争う問題児だ。何が問題かって?実は成績が問題とかそういうことではない。いや、前はいつも補修の常連だったが今はそういうことは特にないのだ。ではなぜ、この生徒が厄介なのか。
それは、「よく彼女が何やら怪しげな味のお菓子を仕入れてきては皆に配り歩いている」とか、「割と精神年齢が小学生ではないかと疑ってしまうような発言を少々する」という理由がある。
いやー、先月三年の生徒が涙を流しながら「お願いだから柚子からハバネロたこ焼き味の飴を没収して下さい!」って言われたときはマジでびっくりした。先輩に対してとんでもないことしてんなお前ってなった。勿論呼び出した。んでもって危険な味の飴は他の人に渡すときはちゃんと忠告するようにって言っといた。
さて、そんな藤沢さんだが今俺に見せてるのは・・・これはガラス玉?
音「ガラス玉か?これどこで拾ったんだ?」
柚子「ぶっぶ~!これは~、飴ちゃんでした~!」
音「めっちゃ透明で透き通ってるが・・・これ本当に飴なのか?」
柚子「そうそう!手に入れるの苦労したんだよー!で、マイマイ授業終わって疲れてるでしょ?はい!あげる!」
音「うわぁ!ありがとう!・・・ってなるか!お前この前もわさびメロンクッキーなるもの配ってたの聞いたぞ!?飴じゃなくてクッキーならいいって問題じゃないからな!?そしてこの飴何味だよ!そりゃ警戒するよ!」
柚子「大丈夫!美味しいと思うよ?」
音「なんで疑問形なんだよ!」
柚子「だって柚子もまだ食べてないもーん」
音「いや俺担任であって飴の毒見係じゃないから!」
柚子「はい!どーぞ!」
音「人の話聞いてないね?俺食べる気ないよ?」
柚子「しょぼーん・・・じゃあしかたないなー」
音「ああ。諦めてくれてありがとぉぉ!?。」
柚子「おお~!マイマイのお口にダイレクトシュートを決めてしまうとは・・・さすが柚子!」
音「・・・割と美味しい。けど喉に詰まるかと思ったから金輪際やめてくれ」
柚子「善処しまーす」
音「それやめる気ない人のセリフだね・・・取り合えず俺はもう行くから。」
柚子「じゃーねー!」
いやーさっきは本当にビビった。話してる途中の丁度口が開いたタイミングで飴を投げ込んで来るなんて。まあ美味しいからいいか。正直この飴小さいから喉に詰まることなんてないだろうし。
さてこの量の仕事なら1時間もすれば上がれそうだな。よしやるぞ!
さて、無事仕事を終わらし家に戻ってきた舞原でございます。仕事は今日はかるいものだったはずだけど金曜日ということもあって疲れがきてるのかもしれない。その証拠に車運転していてなにか違和感を感じたしハンドルいつもより重いし。
体の調子が悪そうな日はさっさと風呂に入ってご飯食べて寝るに限る!
風呂から出てきたわけなんだが・・・体がいつになく重い。あと熱もあるのか体温計で熱を測ったら37.8°の熱があった。あと普通に立ってるだけでもふらつく。もしかしなくてもかなりヤバい状況なのかもしれない。ベッドに倒れこむ。
そうだ。今の時間は病院やっていないけど明日もしものことがあったらいけないからお隣さんに電話しておこう。
音「もしもし?柏木さん?」
柏木咲姫「はい。柏木です。えっと、音先生であってますか・・・?なんだか声がおかしいような気がしますが」
今俺が電話をかけている人物は柏木 咲姫 (かしわぎ さき)
俺の家の隣に住んでいて奏坂高校の三年生だ。模範的な生徒の見本のような存在でしっかり者のため、学校内ではかなり助かっている存在だ。因みに中学二年生の妹がおり、土曜日には妹の家庭教師も担当している。まあギブ&テイクの関係なのかもしれない。
音「声・・・?まあ体の調子がおかしくてな。明日は無理かもしれん。熱を測ったら37.8°あったんだ。体もふらつくし、多分ヤバい状況かもしれない。声もその弊害かもしれん」
咲姫「大丈夫なんですか!?病院は・・・今はやってないですね。明日行くんですか?」
音「それについてなんだが、もし明日10時に電話がなかったら部屋でぶっ倒れている可能性があるからその時は俺を病院まで運んでほしい。」
咲姫「え・・・ええ分かりました!お大事に。因みになにか心当たりのある原因とかはあるんですか?」
音「正直藤沢さんからもらった出処不明の飴ぐらいしかないな。」
咲姫「絶対それじゃないですか・・・わかりました。明日10時に電話がなかったら家に入りますからね。鍵は開いてますか?」
音「ああ。開いてるよ。すまないな。頼んだ。ごめん、俺はもう寝る。」
咲姫「ああちょっと!?・・・切れたわね。はぁ・・・美亜ー!音先生病気っぽいから明日は多分無理そうだって!」
電話が一方的に切られてしまった咲姫は取り合えず妹の美亜を呼んで先の電話の件を伝えることにした。
美亜「はーい!あ、そういえば咲姫ねえ、病気の原因って聞けた?」
咲姫「多分柚子の飴が原因らしいわ」
美亜「ええ・・・?柚子先輩、一体何味の飴を渡したの・・・?」
咲姫「そこまでは聞けなかったわ。それで、もし10時に音先生から電話がなかったら、家に突入して病院に連れて行ってほしいって言われたから、明日出かけるかもしれないわ」
美亜「待って。咲姫ねえ一人で病院行くつもり?」
咲姫「・・・多分道に迷わないはずよ!」
美亜「三年生にもなって一人で学校もいけない咲姫ねえが何言ってるのさ・・・アタシも同行するよ。」
咲姫「ごめんね美亜・・・ありがとう」
柚子「そーいえば、この飴、なんか魔女っぽい人に貰ったんだけど、「人生が180°変わる飴」って結局どんな味したんだろー?また会えないかなー?」
主人公の舞原音の由来ですが、
1. オンゲキの要素を名前に入れる
2. さらに苗字もゲキチュウマイのどれかに関する要素を入れる
3. 名前はできるだけ中性的にする
そんな感じで決まりました。舞原は舞ケ原高等学校からとっております。CHUNITHMから生まれたオリジナルバンドであるイロドリミドリの高校ということで、やや遠いとはいえゲキチュウマイ全ての要素を組み込むことができて幸せです。
公式サイトにて、キャラの容姿に目を通すことで話がより分かりやすくなる(個人差)
藤沢柚子
https://ongeki.sega.jp/character/1020/
柏木咲姫
https://ongeki.sega.jp/character/1100/
ちなみに、衣装チェンジってとこを押すと、シュータードレス姿を見ることができるぞ!シュータードレスっていうのは、オンゲキをするときの専用衣装と思ってもらえれば大丈夫!
あと、美亜の説明ですが、次話でやります。これには理由があるので大丈夫です。
まだ一話目ですが、評価、感想、誤字報告などあれば助かったり喜んだりします
この小説は一般オンゲキ好きにも薦めれるような作品だと思う?
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思う
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