TSして生徒の身長以下になっちゃった教師の話   作:XOUND

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さあ番外編1話目です。
今回はアフターストーリー


Side Story
GAME IS LIFE


小星「今日ゲーセン行かない?久々にやろーよー」

 

 

 そんなことを小星に言われた。そういえばゲーセンに行くのもこの体になってからずっと行っていない。

 

 

音「ま、休日だし息抜きに行ってもいいな」

 

小星「マジ!?じゃあボク歩きたくないから車乗せてってよ」

 

音「いや、もう俺車運転出来ないから。行くとしても歩きだぞ」

 

小星「えー。めんどくさいなぁ・・・あっ!じゃあじゃあ・・・」

 

 

 そう言うと徐に携帯を取り出す小星

 

 

小星「ヒメいるー?」

 

 

 どうやら電話した先は咲姫らしい。

 

 

小星「あのさー、今日ゲーセン行こうと思ってたんだけど、歩くのがめんどくさいからおぶって」

 

小星「あのー、もしもーし、ヒメ?」

 

小星「・・・切られた」

 

音「そりゃ切られるだろ」

 

小星「えー。なんでなのさー。」

 

音「そんな一方的にお前の足になれって言われてもなぁ・・・」

 

小星「じゃあ先生おぶって」

 

音「あのなぁ・・・」

 

 

 小星の肩を掴み、顔を少しだけ上に傾けて小星と目線を合わせる。

 

 

音「俺小星より身長低いの!140cm台なんだよ!おんぶなんて出来るかっての!」

 

小星「んーじゃあ・・・」

 

 

 そういって何故かもう一回電話をかける小星

 

 

小星「あーヒメ?さっきはごめんえっとね・・・」

 

音「いやいやOK貰えるわけないだろ」

 

小星「ん?あー音先生も同行する。」

 

小星「んー、うん、えー?・・・分かった。じゃあ音先生の家の前で待ってるからー。」

 

 

 そう言って電話を切った・・・え、まさか要求が通ったとかそんなことないよね?

 

 

音「まさかとは思うが、了承された?」

 

小星「いえーい!」

 

 

 そう言ってコロンビアのポーズをする小星。嘘だろ・・・!?

 

 

小星「ま、ボクに掛かればこんなもんよ。いやーやっぱ歩くのはだるいからなぁ、足となる人がいるって便利だ。」

 

音「ダメ人間の極みだな・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

咲姫「お待たせ!みんないるわね?早速行くわよ!」

 

美亜「にゃっほー!アタシもいるよ!」

 

音「なんか二人ともイキイキしてない?」

 

美亜「いやーそれほどでも・・・にゃふふ」

 

咲姫「ええ!別に美亜が引いてくれているキャリーバッグは何の関係もないわよ!」

 

音「もう答えじゃんそれ」

 

咲姫「とにかくさあ行くわよ!小星、乗りなさい!」

 

小星「いやーヒメは頼もしいですなぁー。」

 

咲姫「あ、小星道案内はよろしくね」

 

小星「はーい。そこ右ね。」

 

咲姫「こっちね!」

 

小星 美亜 音「そっちは逆!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小星「いやー到着到着!やっぱゲーセンは涼しくていいなー!」

 

咲姫「あなた・・・ゲーセンに着いた途端に一気にテンション上がったわね・・・」

 

音「で、結局誘われたはいいが、何やるとか決まってるのか?」

 

小星「ん?今日はね・・・これをやりに来たんだ!」

 

 

 そう言って小星が指し示す筐体はWACCA。今月いっぱいでオンラインサービスが終了してしまうアーケード音楽ゲームだ。正直凄く好きだった音楽ゲームだからオンラインサービスが終了するのは悲しい

 

 

小星「そーゆーわけでこれやろうよ!4台あるから4人同時対戦も出来るよ!」

 

美亜「アタシこれやったことないけど大丈夫?」

 

小星「大丈夫大丈夫。ルールは本当に単純で直感でプレイできるものになってるから。ね、先生」

 

音「俺に振るかそこ!?・・・実際特殊な操作も殆どないしルールも少ないからアーケードゲームの中ではかなりとっつき易い方だと思うぞ」

 

咲姫「じゃあ安心ね。早速やりましょう?」

 

 

 そして美亜と咲姫がチュートリアルを一通り受けた後・・・

 

 

美亜「じゃあ一曲目アタシが選ぼうかなー。初心者オススメ!ってジャンルがあるんだね・・・あっ『Sound Chimera』ある!」

 

咲姫「その曲私も知ってるわ!格好良くていい曲よね!これにしましょう・・・ってあれ?二人とも顔暗いけどどうしたの?」

 

音「い、いや何でもない・・・」

 

小星「いきなり地雷曲引くとはついてるなー。ボクは身体あったまってないし難易度はEXPERTで。」

 

音「じゃ、じゃあ俺も・・・」

 

小星「男ならここはINFERNOだろー。」

 

音「え、えーっとお、私女の子だから分からないなー・・・?」

 

咲姫「無理して使ったことのない女の子口調使ったせいで声のトーン面白いことになってるわよ」

 

美亜「分かる。あと精神年齢が大人ということも含めて面白い。そんなわけだし音先生はそのINFERNOとやらでどうぞ」

 

小星「はい決定!」

 

 

 そう言って俺のプレイしている筐体に割り込み無理矢理難易度を変更した挙句勝手に決定させる小星

 

 

音「ちょっと!?俺無理だけど!?」

 

小星「あー言ってるけど音ゲーマーの無理は基本SSS取れない程度だから気にしなくていいぞー。先生だって実際そうだろ?チラッと見たけどハイスコアSS+じゃんか」

 

音「いや、それはそうだけど・・・」

 

美亜「そのSS+って凄いの?」

 

小星「上から4番目。んで下からは10番目」

 

咲姫「じゃあ大丈夫ね。私達はHARDでやりましょう?」

 

美亜「うんうん。じゃあスタート!」

 

 

 

 

 正直SSくらいは何とかなるだろうとは思っていたが、異変はすぐ訪れた。

 WACCAは360°の円形のタッチパネルを触るのだが、上にもノーツが来ることが多々あり、その場合は手を上に伸ばしてタッチパネルを触る必要がある。

 

 

音「んくぅ!?手が思ったよりきつい!?」

 

 

 届くには届く。ただ触った状態を維持するのが意外と辛い。まだ序盤も序盤なのにホールド如きに体力を吸われるなんて・・・しかもそれだけじゃなかった。

 

 

音「手がぁ・・・広げてるのにぃ・・・」

 

 

 WACCAの高難易度は「2つのノーツの間を手を広げて触れることで1つの手で同時処理する」という技術を多用させられる。手が小さくなってしまったせいで広げてもなぜかノーツが抜けていってしまう。エイム力の問題もあるのかもしれないが・・・

 

 

音「無理無理無理!もう無理だってばぁ・・・」

 

 

 Sound Chimeのアウトロはとにかく全身を酷使する。大量のフリックとホールドにより、激しい運動を要求される。体力の落ちた今到底追いつくことなどできず・・・

 

 

咲姫「このゲーム楽しいわね!・・・って先生ー!?」

 

小星「し・・・死んでる!?」

 

美亜「先生大丈夫ー?」

 

音「2曲目は君たちで楽しんでくれ・・・俺はもう無理だ・・・」

 

美亜「あっはい」

 

小星「なんかごめんね?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてなんとか持ち直し、迎えた三曲目・・・

 

小星「じゃあこれ」

 

 そういって選んだ曲はまさかの最難関曲である『Möbius』。それが来るまでは最難関の譜面定数は14.2だったのにも関わらず、唐突に14+という難易度すらも飛び越え現れた難易度15のまさに狂っている譜面だ。

 

咲姫「これ作曲者凄いわね・・・」

 

美亜「それにプレビューの時点で難易度がひしひしと伝わってくるよ・・・」

 

 作曲者USAO & Camellia。どちらもボス曲クリエイターとして名高い二人の合作だ。

 

音「・・・え?これ本当にやるの?マジでいってる?」

 

小星「もちろん!」

 

音「キメラ獄でこの有様なのにできるわけないだろ!?本当に死ぬぞ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数分後・・・

 

 

 

 

音「うぅ・・・あぁ・・・げふっ」

 

 

小星 美亜 咲姫「せ、先生ーー!?!?」




 WACCAどうしても入れたかったんです。オンラインサービスだった時代があって、こんな楽しい譜面があったっていう証をどうしても残したかったんですよ。僕が一番得意なアーケード音ゲーだったんで。8/31日で終わってしまいますが、それでもずっとずっと大好きだったんです。そんなわけでWACCAやる話でした。

 一話完結型とか言いながら次は後編に分けたいと思います。超高速手のひら返しですね。

次回はお出かけ後編。咲姫が乗り気だった意味が分かるかな・・・?

この小説は一般オンゲキ好きにも薦めれるような作品だと思う?

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