TSして生徒の身長以下になっちゃった教師の話   作:XOUND

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ごめんなさい!!
Pixivに投稿したはいいけどこっちにも投稿するの忘れてました!!!!


Desperado Waltz

音「それじゃあ、オンゲキやろっか!」

 

千夏「やったー!音先生とオンゲキだー!」

 

つむぎ「今日はこれを一番楽しみにしていたんですよ!」

 

美亜「はい、これ先生のデバイス」

 

音「おおありがと・・・ん?」

 

 

 さらりと美亜から渡されたオンゲキ用のデバイス。何の疑問もなく受け取ってしまったが俺は美亜にデバイスを渡した記憶なんてない。こいつ、どこから持ってきたんだ?

 

音「それにしても美亜、俺のデバイスなんで持っているんだ?貸した覚えなんてないんだが・・・」

 

美亜「にゃふふ、美亜ちゃんの隠密スキルを舐めてもらっちゃ困るよ!なんてたって屋内プールの更衣し・・・あっ今の無し!聞かなかったことにして!」

 

 

 こ、こいつ!まさか以前校内で問題になった盗撮問題の犯人は・・・

 

 

音「屋内プールの更衣し・・・更衣室だよな?美亜お前、忍び込んだとか言わないだろうな?」

 

美亜「え、ええっ!?えっと、美亜ちゃんは、そんなこと、し、しない、です、よ?にゃは?」

 

 

 こいつ急に言葉がたどたどしくなったぞ。犯人で間違いないな

 

 

音「そうかそうか、よーく分かった。まあ俺は大人だし過去のことに対してそんなに怒ったりはしないよ」

 

美亜「ホント!?やったー!じゃあ先生さっそくオンゲキを・・・」

 

音「ルールは1 vs 3でいいよな?勿論美亜は1の側だ。」

 

美亜「え゛っ先生ガッツリ根にもってるじゃん・・・」

 

つむぎ「みゃー・・・」

 

美亜「つむりん助けて!つむりんはみゃーの味方だよね?」

 

 

そう言いながらつむぎに手を伸ばす美亜。それに対しつむぎは伸ばされた手を・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つむぎ「自業自得ですよみゃー。大人しく蜂の巣になってて下さい」

 

 

 パシリとはたいて俺のもとにやってきた。そして項垂れる美亜。少し可哀想に思えてきた

 

 

美亜「そんな、つむりん・・・」

 

千夏「大丈夫!千夏はみゃーの味方だよ!」

 

美亜「なっち!」

 

千夏「みゃー!」

 

 

 そして呼び合いながら抱き合う二人

 

 

つむぎ「・・・なっちとみゃーは何やってるんですかね」

 

 

 そしてそれを冷めた目で見つめるつむぎ。いつも子供らしく見えてしまうつむぎがこの瞬間は大人っぽく見えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つむぎ「さて、2 vs 2でいいですよね?公式戦と同じように自薦曲と他薦曲の2曲を使用してやりましょう」

 

美亜「さんせー!」

 

千夏「じゃあ千夏、音先生と組みたい!先生、オンゲキしよっ!ね?」

 

音「じゃあ俺と組むか?ちなみにつむぎは美亜と組むのでいいのか?」

 

つむぎ「えぇ・・・まあ仕方ないですね。今日は舞原先生と対決するために来てますしなっちとみゃーをペアにするわけにはいきませんので」

 

美亜 千夏「なんで!?」

 

つむぎ「みゃーが変態さんだからですよ!なっちに変なこと吹き込もうとするかもしれないじゃないですか!」

 

美亜「風評被害が過ぎるよつむりん〜!」

 

つむぎ「ああもう!さっさと曲決めますよ!」

 

千夏「はーい!」

 

美亜「にゃふふ・・・音先生覚悟しておいてよね!アタシ達は強いよー?」

 

 

 こうして今、千夏&俺 vs つむぎ&美亜のオンゲキ対戦が始まるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1st track 【Desperado waltz】

 

 

つむぎ「私達の曲はこれです!」

 

美亜「美亜ちゃん準備オッケー!もう後悔しても遅いよ?Are you READY?」

 

全員「Let's SHOOT!!」

 

 

カン、カン、カン、カン・・・

 

 

 試合開始のメトロノームも鳴りオンゲキも始まって突然だが、オンゲキが音楽ゲームの進化系と言われている理由はいくつかある。そのうちの一つに『曲によって攻撃のチャンスが多い、少ないや、高火力な攻撃の出しやすさなどが変わる』というものがある。何が言いたいかというと・・・

 

 

千夏「これ、リズムどうなってるのー!?」

 

音「くっ、変拍子か!しかも四分音符主体のリズムと三連符のリズムが混ざってるぞ!?うぐっ避けようにも避けれない・・・」

 

つむぎ「ふっふっふ・・・まんまと策に嵌っているようですね。みゃー、ここからは三連符主体から四分音符主体です。リズム変わりますよ」

 

美亜「オッケーつむりん!」

 

 

 リズムのとりづらい曲というのは、それだけでも相手に大打撃を与えることができるのだ。リズムが取れないので攻撃に火力が乗らず、相手の攻撃のリズムも掴めないので相手から一方的にダメージが与えられてしまう

 

 それに加え今回はタッグだ。リズムを完璧に把握しているつむぎが次のリズムを美亜に指示することで掴みづらいリズムでも高火力の攻撃を維持されてしまう。何か手は・・・いや、ある!

 

 

美亜「にゃふふ、『ならず者のワルツ』とはまさにこのこと・・・ぎにゃぁ!?いったぁ!?」

 

音「一度くらったリズムならもう二度は通じないぞ。繰り返しのフレーズ中なら初めて聴いた曲だろうが十分に対応が可能だ!」

 

 

 返し文句を言いつつ、音楽に耳をすませる。小節終わりの最後の一音が高い!曲調が変化する!

 

 

音「リズム変わるぞ!」

 

千夏「分かった!1、2、3、4!」

 

つむぎ「っ!?・・・よく対応できますね・・・」

 

音「伊達に俺が教師やってると思うなよ!」

 

 

ブレイク部分を抜けて曲は最初のサビへと入ろうとしている。ここのリズムは・・・四つ打ちの裏拍か!

 

 

音「千夏!表拍より裏拍の方がここは良さそうだ!」

 

千夏「はーい!」

 

 

 そう言ってすぐに攻撃のリズムを変える千夏。攻撃の制御がかなり上手く、実力がしっかりあるのを感じる。

 

 そして曲はサビへと移行。リズムはどうやら4/4拍子なようだ。少しハネリズムが入る以外には特にトリックもない。反撃するならここがチャンスだ

 

 

美亜「そうはさせないよ!アタシ達だって攻撃のチャンスなことは変わりないんだから!」

 

 

 降り頻る二人分の分厚い弾幕。つむぎも美亜もリズムキープはかなり上手く、弾幕一つ一つが高い攻撃力を秘めている。

 

 

音「千夏右だ!」

 

千夏「ありがとう!」

 

 

声かけをしながら迎撃していく。

 

 

つむぎ「くぅっ、でも負けませんから!みゃー、援護お願いします!」

 

美亜「オッケーつむりん!」

 

つむぎ「私が勝つんです!」

 

 

 シンセサイザーの細かい音を全て拾った高火力かつ高密度な攻撃。しかも躱そうにも逃げ場を封じるように美亜の攻撃が飛んでくる。

 

 

音「千夏!被弾覚悟で突っ込むぞ!」

 

千夏「うん!いっくぞー!千夏フルパワー!」

 

つむぎ「そ、そんな!?信じられません!」

 

美亜「まずいよつむりん!どうしよう!」

 

つむぎ「いえ、向かってきたのならせめて相打ちにするまでです!リードなら私達の方がありますから!」

 

 

そして四人は一気に至近距離で撃ち合い・・・

 

 

 

 

 

総被ダメージ量

 

音&千夏 美亜&つむぎ

126%   90%

 

 

つむぎ「なんとかリードを保てたようですね。油断なりません」

 

美亜「先生対応力高すぎだよー!」

 

音「あはは、まあ長いことオンゲキやってたからな」

 

千夏「じゃあ千夏も、たくさんたーくさんオンゲキやったら、先生みたいに上手くなれるかな?」

 

音「もちろんだ。千夏だけじゃなく、みんな努力すればするだけ上手くなるぞ」

 

 

 そして勝負は俺たちの選んだ二曲目へ続く・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Final track 【SUPER AMBULANCE】

 

 

音「ここで逆転狙うぞ!」

 

千夏「うん!」

 

つむぎ「この曲ですか・・・」

 

美亜「つむりん知ってるの?」

 

つむぎ「確かこの曲、ジャンルがSUPER COREといって、曲調がどんどん変わっていってしまう曲なんです。曲調に合わせた攻撃をしないと威力は乗らないので振り回されやすい曲なんですよね。」

 

美亜「へー。確かに難しそう。ま、それでこそ本気のオンゲキって感じがするけどね!」

 

つむぎ「それもそうですね。今日は本気の試合をしたかったんですから!」

 

千夏「つむりーん!みゃー!千夏待ちきれないよー!」

 

つむぎ「ごめんなさいなっち。今定位置につきますね」

 

美亜「アタシも準備オッケーだよ!」

 

音「千夏も大丈夫か?」

 

千夏「うん!いっくぞー!Are you READY?」

 

全員「Let’s SHOOT!!」

 

 

カン、カン、カン、カン・・・

 

 

 200というハイテンポなメトロノームの音により試合開始の合図は告げられた。

 

 

千夏「千夏はメロディ取るから、音先生は裏拍の音拾って!」

 

音「任せろ!」

 

 

 タッグの良いところとして、混フレ、つまり混合フレーズという二種類以上のフレーズが同時に流される曲に強いというものがある。役割分担をすることで高精度、高火力を維持しつつ精密な音拾いが出来るため弾幕量も確保できるのだ

 

 

つむぎ「まずいですよみゃー。早速向こうは連携で来てます。避けてるので精一杯で反撃が出来ません・・・」

 

美亜「うーん防戦一方なのはまずいね。どこかでチャンスがあればいいんだけど・・・」

 

つむぎ「む、音の数が一気に減ってきました。攻撃のタイミングもあまりないのでこの後仕掛けますよ!」

 

美亜「オッケー!多分あと4小節くらいで・・・そこ!」

 

千夏「きゃ!?油断してたぁ・・・」

 

 上手く隙をつき一気に仕掛けた美亜。突然の集中砲火に千夏も反応が遅れたらしい。取り返そうにも音数も少ない中どうするべきか・・・

 

いや、案がない訳ではないな。一回俺がやれば千夏も察して援護するだろう。武器となる指揮棒を振り、力を貯めて一気に放出!

 

 

つむぎ「この色、レーザーの予告線!?みゃー!避けてください!」

 

美亜「えっ、いにゃあ!?レ、レーザー!?」

 

 

 レーザーは使い所が少ない上に予告線も必ず表示されるため基本は相手には避けられてしまう。だが、不意打ちで相手のバランスを崩す目的ならかなり有用だ。

 

 

つむぎ「ちょっ!?薙ぎ払うようにレーザー来てます!回避に専念しないとどうしようもありません!」

 

 

 千夏も狙いを察してくれたようで一気にレーザーを放出する。強制的に大きく躱させるように発射しているため相手も右へ左へと振り回されているようだ。

 

 

千夏「ばびゅーん!!」

 

 

 そして曲もサビへと突入。16分音符がかなり多く使われている上にBPMも高いため攻撃がいつものオンゲキよりも数倍熾烈だ。

 

 

つむぎ「やられてばかりじゃいられませんよ!」

 

音「うわっ!?反応が追いつかなかったか・・・」

 

 

 一気に横に薙ぎ払うように放たれた弾幕。上手く飛んでかわす必要があるが反応が追いつかなかったみたいだ。

 

 

音「だが、俺も負けてないぞ!」

 

 

 曲のラストを飾るいわゆる『発狂地帯』。リズムに置いていかれないようにしつつ攻撃を避けて的確な射出をしていく。いわゆる、スポーツなどによくあるゾーンに入ったような感覚だ。時間の流れが遅くなったように感じ、脳の処理速度が異常に上昇しているのを感じる。今なら、攻撃の軌道も予測できるし、相手に確実に当てることも・・・!

 

 

千夏「先生凄い!千夏も負けないぞー!」

 

美亜「にゃっ!?こんなの勝てないよー!」

 

つむぎ「これが大人のオンゲキなんですか!?格が違いすぎます!」

 

 

そして・・・

 

 

 

 

総被ダメージ量

 

音&千夏 美亜&つむぎ

198%   216%

 WIN   LOSE

 

 

つむぎ「ま、負けてしまいました・・・」

 

音「なんとか勝てたようで良かったよ。つ、疲れた・・・」

 

美亜「お疲れ様ー。やっぱ音先生強いなー。こーゆーチーム戦も強いなんて知らなかったよ!」

 

音「いやいや、千夏のお陰だ。タッグは一人じゃどうにもならないからな」

 

千夏「やったー!褒められたー!」

 

 

 そんなこんなで、俺達の勝利という形で、タッグでの本気のオンゲキ試合は幕を閉じたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

音「いやー今日は楽しかったな。買い物して、クレープ食べて、オンゲキして。」

 

つむぎ「ふふん、そりゃあ私は大人ですから。今日は完璧なエスコートができたんじゃないですか?」

 

千夏「千夏もすっっっっごく楽しかった!また一緒にお出かけしよ!」

 

美亜「じゃあはい!」

 

 

 そう言って小指を差し出す美亜。指切りか。懐かしいな。

 

 

つむぎ「みゃー、指切りなんて子供っぽいこと私はしませんよ」

 

千夏「つむりんもやろ?やらないの?」

 

つむぎ「私はやりません。立派な大人ですから」

 

美亜「えー!なんか先生も言ってやってよ!」

 

音「そう言われてもな・・・まあつむぎ、こういうのもたまには悪くないと思うぞ?」

 

美亜「・・・先生フォロー下手。そんなんじゃ流石につむりんも流されないよー」

 

 

 

 

 

つむぎ「仕方ないですね・・・舞原先生がそういうならやってあげてもいいですよ」

 

美亜「えっ」

 

千夏「やったー!」

 

美亜「つむりん・・・ま、いっか。ほら先生も早く指出して!」

 

音「そうだな。にしても四人じゃ流石に上手くできないんじゃないか?」

 

美亜「うっ、確かにやりづらい・・・でもこのままいっちゃえ!」

 

 

 またみんなで楽しくお出かけしようね!

 

 そう言って四人で仲良く笑い合ったのだった。




 次回から小星ちゃんの話と舞原先生の話を交互に投稿しようと思います。一回あたりの投稿頻度は隔週になっちゃいますが許して貰いたいです。

 それでは、また次回でお会いしましょう。

この小説は一般オンゲキ好きにも薦めれるような作品だと思う?

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