ちょっと短いお話   作:Twel

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初めまして。作者の Twel です。

初めて投稿します。所々文章が拙い部分もありますが、何卒…
あと、結構短いです。

この小説は、前に趣味(+自己満足)で書いた小説を載せようと思って投稿したものです。
そのため、結構適当なところがあるかもしれません。

それでも、皆様の暇つぶしになれば幸いです。


新鮮味

 嗚呼。

 

 毎日、毎日、まいっにち暇だ。まあ、毎日とは言っても、仕事をバリバリこなす平日とかじゃなくて、休日のことなのだが。

 

 同じことの繰り返しってのも、悪くはないのだが、たまには、新鮮味のある事をしてみたいもの。

 

 というわけで、まず休日にめったにしないことを考えた。

まず読書。休日はパソコンばっかりいじっている僕。

まともな読書というのは学校でしかしたことがなかった。

つまり、家では皆無と言っていいほど読書をしてこなかったわけだ。

 

 試しに本棚にある文芸本を持ってきて読んだ。オムニバス形式の小説だった。なかなか面白そうなシロモノで、読みごたえは十分にある小説だ。

でも僕の集中力(乃至は耐久力?)はパソコンに対してだけは異常に高いのだが、それ以外の事柄については豆腐みたいになかった。要するに飽き性なのだ。結局、一章だけ読んで飽きてしまった。

うーん、こんなのじゃない。

 

 次に目を付けたのは、本棚の近くにある、なぜか買っておきながら使う機会が全くなかったバランスボール。

なんでこんなものを買ったんだろう、って思ってたけど、まさかこういう時に役に立つとは。

 

 試しにバランスボールの上に乗ってみた。初めて乗った。

柔らかそうな見た目とは裏腹に、流石はボールといった感じで、良い硬さを持っている。

それでありながら、少しながら反発力を持っている。これなら、いい新鮮味を感じられるかもしれない。

 

 …しかし、またしてもその変な飽き性のせいで、またすぐに飽きてしまった。

バランスボールに乗ったあの感触という、ほんのちょっとした新鮮味しか感じることができなかった。あの感触以外にも、きっともっといい感覚、ことがあるだろうに。

もっと新鮮味が欲しい。

 

 その後、僕は妙案を思いついた。

モノになんか頼らず、自分自身の体を使えばいいと思った。何せ家の中は一人だ。

リビングでは、広い空間ではあるが、カーテンを閉めようが人影が見えてダメ。自分の部屋は、そんな心配はないけど狭い。

でもまあ、この際自分の部屋で思いっきり暴れまわろう。

しかしヤッパリ飽きてしまった。ベッドに何回も飛び込んだり、変な創作ダンスを踊ってみたり、終始首を狂人のように振ってみたりしてみたが、どれも新鮮味を与えることはなかった。後に残ったのはやるせなさと疲れだけだった。

 

 新鮮味をあまり感じないのは、全て僕の豆腐みたいな集中力のせいだ。

…それなら、パソコンでやったことないことをすればいいんだ。

僕の集中力はパソコン―特にプログラミング相手だけなら、鋼、いやダイヤモンドのような硬さに進化するのだから。

 

 パソコンでやったことないこと。でも、いざそれを探すとなると、なかなか見当たらない。

使ったことのないプログラミング言語でプログラミングするという手を見つけたが、何をやろうか迷っているうちに撤回。

次はゲームだ。といっても、普段はシューティングやアクション、パズルといったゲームしかしない為、格闘ゲームとか、やったことのないジャンルのゲームをやってみた。特に格闘ゲームなんかは、昔から苦手意識を持っていたためあまり触れてこなかった。この際にちょっと慣れておこうという意味もあった。一石二鳥かもしれない。

だが、そういったことの為だけに無理に遊んだゲームだ。数分で飽きてしまった。

 

 そんなこんなで新しいこと探しをしていたら、もう夜になってしまった。

結局、新鮮味を感じたのはほんの少しだけだった。僕は残念に思った。

 

 …いや待てよ。僕は今日、一日中新鮮味を探した。それ自体が、新鮮なことなのではないのだろうか…?

 




いかがでしたか。

以上、暇人 Twel でした。
ではまた。
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