MUV-LUV 世界の自衛隊の奮闘 (リメイク予定) 作:島田愛里寿
沖田統合作戦本部長の指示により戒厳令下に近い状況になった関東一帯。そしてヨコハマにも自衛隊の制圧部隊が急行していた。
「こちら東部方面隊第一師団第一普通科連隊、現在ヨコハマ包囲中の部隊との合流しました。オクレ」
『HQ了解。特殊作戦群の到着まで相手の気を引き付けるようにとのこと、オクレ」
「普通科第一連隊了解、通信オワリ」
ここは国連軍ヨコハマ基地の前にある市街地跡地。ここに陸上自衛隊東部方面隊所属の普通科連隊4個連隊とレイバー5個中隊、そして機甲科1個大隊が展開しヨコハマ制圧作戦の実行命令を待っていた。
「ったく。将軍殿下にも困ったものだ、近衛に守られていたんだから帝都城に残っていればこんな面倒なことにならなかったのによ」
「まあそれを我々が言っても仕方ありませんよ連隊長、それに情報省や米帝の工作もあったそうですしまだ天皇陛下よりも幼く経験も少ない殿下にそれは酷ってもんです。」
「いやしかしな副隊長、沖田統合作戦本部長より2~3歳違うだけだぞ。それに本部長は市ヶ谷の本部にずっと残って指揮をしておられたのに・・」
そう。12.5事件の際、自衛隊総司令官の沖田は市ヶ谷にある総司令部から動かず部下を信頼し事態の鎮静化に動いていたため天皇陛下からは多少の叱責を受けたが部下たちからは感動されていた。
「しっかし国連のやつらの懐についにメスを入れられるな」
「まったくです。しかし近衛の連中の件はどうしましょう?」
「まあそっちのほうは方面隊司令が何とか黙らせるそうだ。というか近衛ももういらないという世論が一部にあるからな」
この世界における近衛は一部の優秀な者を除いてほとんど戦線に出たくない武家の子息が集中しておりおまけに自衛隊を人材を引き抜くためだけにあると誤解している節があり自衛隊からの印象は最悪の一言である。(しかし一部の優秀な者が自衛隊に亡命感覚で入隊を希望してくるので自衛隊としても悩ましい評価となっている)
「さすが長尾陸将補。いやーいつも酒飲んでるのでただの飲んだくれだと思ってました。」アハハ
「ほう?だーれが飲んだくれですってぇ?」(#^ω^)
「「ゲェ!!なっ長尾陸将補!!」」
「まあ聞かなっかったことにしといてあげます。ただしこれからは周囲に気を配るように」
「あ、ありがとうございます。ところでなぜここに?」
「ああ、通信は傍受される危険があるのと自分の目で実際に確認したかったのですよ。あと・・・」
「「あと?」」
「アメリカ、今かなりやばいそうですよ」
「「ええ!?」」
そう、12.5事件の後に全世界に向けて自衛隊が流した証拠映像や証言によってアメリカ大統領は退陣。そして作戦を立案し謀略を働いたオルタネイティブ5推進派は国連から総スカンを食らいオルタネイティブ5の内容変更を各国から求められオルタネイティブ6を自衛隊やソ連、NATOなどと協力して立案することとなったのである。(とはいえ4は失敗してないのでまだ検討中である)
「なんでも親日派とアメリカ至上主義派との内乱に発展しそうな勢いって話です。とはいえ後方の大工業力国家が崩壊するのは各国避けたいので国連は何とかしようと躍起になってるそうです」
「「うわぁ・・」」
「っま。因果応報ってわけですね。横浜のほうも第一護衛隊群のおおすみ型からAAV7が出撃して上陸する予定ですから安心してください。はぁ、できれば帝国軍の海神が欲しいのですがねぇ」
ヨコハマside
ヨコハマ側はパニック状態に陥っていた。
「もう降伏し自衛隊の部隊を入れるべきだろう!」
「しかし伊隅大尉!ここは国連の管轄ですよ!」
「だからこそだ!こんな世界情勢で自衛隊に抵抗したらここの復興すら許されんのかもしれんのだぞ!それに見られても問題のないはずだろうが!!」
(くそ!どうしてこうなったんだよ)
コナンと宇宙戦艦ヤマトの小説にしばらく集中するのでしばらく更新遅れます