MUV-LUV 世界の自衛隊の奮闘 (リメイク予定) 作:島田愛里寿
12月5日
ついに帝国軍帝都守備連隊が決起した。これにより政府首脳陣のほとんどは決起部隊に拘束されたが一部の政治家が仙台の陸上自衛隊駐屯地に強引に押し入り、仙台臨時政府を樹立した。これに当の駐屯地司令は我が物顔で臨時政府を駐屯地で樹立した政治家の馬鹿さ加減に怒りが収まらず銃殺命令を出しかけたが統合作戦本部長からの監視及び`万が一の場合国家反逆者の処理は任せます‘との連絡がきたので何とか抑えた。
狭霧『・・・テレビやラジオの電源は必ずつけておいてください。また急患の方は・・・』
沖田「まったく。おそらく狭霧大尉は部下に反逆の首謀者という汚名を着せたくないから自分がリーダーとなってコントロールしようとしたのでしょうね。」
琥珀「なんか、かわいそうですねぇ。」ハアァ
翡翠「まあ各駐屯地は仙台駐屯地以外はおおむね計画通り死守に成功とのことです。ただ臨時政府から東京湾をあけろと催促が。」
沖田「まったくやはりこの日本を売る算段でしたか、仙台駐屯地にMPを政治家の周りに‘武装して‘待機させなさい。いつでも拘束できるように。海自にも絶対に屈しないようにと。」
琥珀「もちのろんですよ!ただ、海自の第一護衛隊群の戦意が半端じゃなくてこちらから撃ちかねないとの報告も。」
沖田「いや、それだけはやめさせて」
ヨコハマ国連軍基地管制室
珠瀬 玄丞斎「ですから、ネモ海将どの第一護衛隊群の艦艇を全艦撤収していただきたい!米第七艦隊が入れないのです!」
ネモ「う~ん。そういわれてもねぇ、ぼくたちのほうには米艦隊はあくまで演習のために日本沿岸に展開しているとしかきいてないし僕たちは帝都での一部部隊の決起を受けて海外から決起部隊の援軍が万が一きた場合に備えているだけだよ?そもそも僕じゃあなくて統合作戦本部長に言ってよ、僕責任取れないよ。」
珠瀬 玄丞斎「ぐぬぬ。」
ここ横浜の国連軍基地では米艦隊を入れたい政府側と正式な手続きが完了するまで入れたくない国連軍現場、そして事前の通告もなしに日本の港に武装して入ってくる艦隊を『侵略者』としか見れない海上自衛隊の首脳陣が互いに譲歩を引き出そうと交渉していた。
パウル・ラダビノッド「ネモ海将どの。一度統合作戦本部長に連絡を取っていただけないでしょうか?このままでは時間だけが過ぎていき国連安保理での議決がそのうち出るでしょう。そうなれば護衛艦隊が沈められるかもしれません。」
ネモ「ねえ。それは脅しかな?ここヨコハマに反発感情のある隊員も海自は少なくないの。だから米艦隊が撃ってきたらここヨコハマも火の海になりかねないよ?」
パウル・ラダビノッド「そ、それは。」
ネモ「分かったよ。ぼくも部下は死なせたくないからね。あぁ統合作戦本部長?」
沖田『何ですか?』
ネモ「政府のお役人が僕に艦隊をどけろって脅してきてるんだけど」
沖田『国連軍は?』
ネモ「安保理の議決を待ってからって言ってるけどまあ賛成みたい。」
沖田『わかりました、艦隊を開けさせなさい。ただし安保理から統合作戦本部に連絡が来てからですし上陸する部隊を乗せた輸送艦以外は入港拒否!その部隊はおそらく207、つまりヴァルキリーズとともに行動するでしょうから98式『ラーダー』の監視付きという条件で』
ネモ「分かったよ~。」
こうして米陸軍第66戦術機動大隊を乗せた輸送艦のみ入港を許可された。しかし、監視の部隊を付けたうえ万が一の場合はその連合部隊の管制は航空自衛隊の中空SOCが行うこととなった。
ちょっと短いですが次回はおそらくかなり長いです