多民族いる異世界に3兄弟の特殊作戦群が来た   作:素人小説書き

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ドイツ国防軍 最終階級元帥 エルヴィン•ロンメル 別名 砂漠の狐
 
軍人にとって最も不安なのは、敗北の予感に見舞われる時だ。そして、その予感を最も強く察知するのは、指揮官が弱っているのを見る時だ


第二話 I am justice!!

村近くの森林

 

ガサガサッ!!!

 

「おーい!そっちは見つかったか!!」

 

「いいや!全くないな!ジグ公爵が探せと言われていた金色の筒も全く見つかんねぇぞ!」

 

ジグ公爵の指示で50名の兵士が森林の中で列になり傭兵を倒した兵士を探す山狩りをしていた

 

「チッ…探しても痕跡がどこもねぇし…一体どこにハンターがいるんだ?」

 

「根気で探すしかないな」

 

「そうだな…あ?」

 

ふと探していた兵士が空を見上げてみると不思議なものが見えた

 

「? どうしたんだ?」

 

「…あの赤い星は何だ?」

 

「は?…なんだあれ?」

 

隣にいた別の兵士も空を見てみると真っ赤に光っている星のようなものが高速で動いているのが見えていた。

 

「…どうする?報告するか?」

 

「いや、ただ単に星が光ってるだけだろ?報告する必要ないんじゃないか?」

 

「そうだな…こんなこと言っても頭おかしい奴に見られるしな」

 

「だな」

 

空の上に見える赤く光っている星を二人は見るが気にせずに山狩りを続ける

 

 

偵察ドローン「…」

 

 

 

 

 

 

森林の奥地

 

龍「…」ジー…

 

スマホで空から偵察していた龍は森林と村の状況を確認して無線をつける

 

龍「こちら龍、通信状況確認送れ」カチッ…

 

仁「はいは~い、こちら金森 仁1等陸曹通信良好ですぅ~どうぞ~」

 

龍「良好確認……はぁ…作戦開始前にもう一度説明しておくぞ?」

 

仁「はいはい、どうぞ~」

 

作戦開始前なのに想像以上に緩んでいる仁に不安になった龍はもう一度作戦の概要を説明する

 

龍「いいか?お前の今乗っている96式装輪装甲車を先頭に森林にいる敵の列を突破、

その後二手に分かれて仁は村中心に向かい敵司令官に対して攻撃、

俺は剣の回収して森林から撤退してくる敵の対処をする(ぐぅ…)…おい、聞いてんのか?」

 

仁「んぁ?ああ、聞いてる聞いてる海水って醤油でできている話だよね?」

 

龍「そんな話題じゃねぇし、そんな下らねぇ事話さねえよ」

 

仁「冗談だってのwww簡単に言えば敵地奥まで浸透して後方のにいる指示系統の破壊…だろ?」

 

龍「…わかっていればいい…一応保護したエルフの子供はそっちにいる、もし乗り込まれそうになったり作戦困難になったらすぐに逃げるんだぞ」

 

仁「大丈夫だって!俺にそんな失敗はねぇよ龍兄さん」

 

龍「フッ…そうだったな…よし、これより浸透作戦を開始s(あっ、すまん先にお嬢ちゃんを固定してから動かすから少し待って)…先にやっておけ通信終了」カチッ…

 

中々しまらない感じで無線を切った龍は自走砲の運転席に入り込みエンジンをかけ発進準備をする…

 

 

 

96式装輪装甲車内

 

「…」

 

仁「♪~」カチャガチャ…

 

銃弾と砲弾に銃が大量に入っている後部座席で少女を椅子に固定している仁は鼻歌を歌いながら締めていると…

 

「あ、あの…」

 

仁「ん?どうしたのお嬢ちゃん?」

 

ギチギチに固定されているエルフの子が仁に話しかける

 

「…お兄さん達は、何で私たちを助けようとするの?」

 

仁「ん~…いや、何、殺されそうな人がいるから助けるだけで特に理由は無いぞ?」

 

「…」

 

わけわからない連中に特に理由が無く自分たちを助ける…都合がよすぎる言葉に幼い少女でも胡散臭く感じる

 

仁「…まぁ、突然わけのわからん連中が現れて特に理由もないですがあなたたちを助けますとか普通胡散臭いもんな」

 

自分で言っている本人も信じられない事は分かっていたが、本当だと証明する為に仁は行動で示す

 

仁「ま、言葉よりも行動で示してやるから見とけよー?」

 

「…わかった」

 

少なくとも襲われそうになった時助けてくれた彼女は、仁の言葉を信用する事にした

 

仁「よーし!じゃあ出発だ!少し揺れるが我慢してくれよ~」ガサゴソ…

 

少女から信頼をもらい仁はウキウキで操縦席に座る

 

カチッ…ブルルルルンッ!!

 

仁「よし…ん?」

 

エンジンが点いて動かそうとハンドルを握った時ふと横を見てみると、通信機の横に手のひらサイズの小さなラジカセが置いてあった

 

仁「何これ?」カチャ…

 

見た所中にカセットテープが入っており開けてタイトルを見てみると…

 

仁「kickstart my heart(キックスタート•マイ•ハート)…いいねぇ!!」ガチッ!!

 

1989年にアメリカでリリースされたアメリカのヘビーメタルバンドの曲の名前が刻まれており中身を知っている仁はカセットテープをラジカセに入れる

 

仁「気分転換には十分だ!」カチッ!!

 

ラジカセのスイッチを入れた瞬間豪快な音楽が装甲車内に響き渡る

 

仁「よ~し…ロックンロールだ!!」ダンッ!!

 

ギュルルルルルッ!!!

 

「キャッ!?」グワングワン!!

 

気分が乗った仁は装甲車のアクセルペダルを思いっきり踏み土煙を上げる

 

 

龍「ゲホッゴホッ…全く…後ろも気にしろっての…」ガコッ

 

後ろで土煙をもろに浴びた龍も仁に続いて自走砲を走らせる…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

村の広場

 

そこには、1対20で戦っている自衛官と中世風の兵士達がいた

 

「でりゃあああああ!!!」タタタッ!!!

 

剣「フンッ!!」ズバッ!!

 

「うぐっ!?」

 

銃剣をつけている89式で相手の胴体を斬り付けまず一人倒すと…

 

「仲間の仇だ!!!」ギリギリッ…

 

横から弓矢を持っている兵が剣に狙いを定めるが…

 

剣「丸見えだ!!」カチャ!!

 

片手で89式を持ちながらももう片方の手でホルスターからUSPを素早く抜いて狙い打つ

 

パシュッ…

 

「アッ!?」ドサッ…

 

近距離でも風や偏差を考えなければいけない弓とは違い拳銃ならば近距離でも偏差を考えずに打てるが…

 

「グゥ…」ムクッ…

 

剣「嘘だろ?バイタルパートに命中してんのに何で生きてんの?」

 

どうやらスタミナと頑丈さがある中世風の兵士たちには少し威力不足だったみたいだ

 

「うがあああああああ!!!」カチャ!ダッ!!!

 

弓矢を捨て腰にある小さなナイフで捨て身特攻をしてくるが

 

剣「バケモンはとっととぶっ倒れろってーー…のっ!!」ガッ…パシュッパシュッ…

 

「ギッ…」

 

突っ込んできた兵士の顔を掴みそのまま顔面に二発9mmの銃弾をぶち込んで絶命させる

 

戦士長「くっ…人間の皮を被った化け物め…おいお前ら!同時に奴を攻撃するぞ!!」ダッ!

 

「おう!」ダッ!

 

剣「お?何?さっきまでは舐めプだったの?」スッ…

 

一対一で戦うのはまずいと感じた装備が良さそうな兵士が指示を出して剣に対して複数で叩き込んでくる

 

「うおおおお!!」

 

剣「若いね…俺より年下なんじゃないかな?」ドゴォ!!

 

「うぐっ…」

 

自分より若い兵士が前に接近してきたが、全く構えれてないのでそのまま右ストレートでぶん殴ってノックダウンさせると

 

「後ろはもらった!!」ブンッ!!

 

斧と槍が合体したハルバートという物を持っている兵士が剣の後ろを取って振り落とす

 

剣「そういうのは、黙って攻撃した方がいいと思うよ」バッ!!

 

「何!?」

 

後ろの存在に気付いていた剣は最小限の動きで避ける

 

ガァン!!

 

剣「うおっ!?すげぇ威力だな…」

 

避けた剣を追いかけられずそのままハルバードは下の地面にめり込み、真横で避けた剣があまりの威力にびっくりする

 

「くっ…このっ!!」グッ…

 

急いで攻撃しないとやられると思った兵士は急いでハルバードを引き抜こうとすると…

 

ダンッ!!

 

「!?」

 

剣「おいおい、そんな慌てんなよ俺はここにいるよ?」

 

「くそっ!!!舐めやがって!!!」グッ!!

 

ハルバード抜こうとしている所に剣が足を乗せて兵士を煽っていると切れた兵士が馬鹿力で持ち上げようとするが…

 

「!?(ま、全く持ち上がらない!?な、何でだ!?)」

 

剣より巨漢で筋肉のある兵士は全く持ち上がらないハルバードに動揺している間に剣は89式の銃口を向けて一言

 

剣「ま、筋肉だけじゃあうまく生きていけないって事さ…さようなら名もなき兵士さん」カチャパァン!!

 

「ギッ…」ドサッ…

 

眉間を撃たれた兵士はハルバードを放して後ろに倒れる

 

剣「ふぅ…さて、次はどいつだ?」チラッ…

 

装備が良さそうなな兵士の周りを囲んでいる兵士に顔を向けると…

 

「うっ…」

 

「な、なんて強さだ…」

 

「化け物…」

 

たった一人で4人もの兵士が無残にやられているのを見たのか兵士たちの士気は落ちていた

 

「せ、戦士長…ど、どうしますか?」

 

完全に怯えきっている兵士が後ろにいる装備が良さそうな兵士に指示を仰ぐ

 

戦士長「…たった一人の貧弱な兵士に怖気づきやがって…それでも、グリニア帝国の兵士か貴様ら!!!」

 

「で、ですが、腕っぷしのある兵でも彼には…」

 

戦士長「黙れ!!そんな軟弱な考えは捨てて突っ込んであいつを殺せ!!」

 

「は…ハッ!全員!戦列を作れ!!」

 

怯えている兵士に戦士長は何とか戦意を上げて再度攻撃させようとする

 

剣「…ん?」チラッ…

 

戦列で突撃されると思い89式を構え相手の行動を予測していると上に見覚えのある赤い光が視界に入る

 

剣「ん?あれって…」

 

その光が自分たちの持っている偵察ドローンだと気づいた瞬間段々とその光が戦士長に向かって飛んでいく

 

戦士長「…?なんだあrガッシャアアアアアアンッ!!!!!!!...」ガクッ…

 

戦士長も赤い光に気付いて見上げた瞬間高速で特攻した偵察ドローンに顔を丸ごと持って行かれて即死、顔なしの体が崩れて膝立ちする

 

「ひぃっ!?」

 

「戦士長が…や、やられた?」

 

「ど、どうやって首がなくなったんだ!?」

 

戦列を構えいざ突撃しようとした瞬間後ろにいた戦士長がいつの間にか首が吹っ飛び死んでいたせいで士気が上がっていた兵士たちが一気に士気が崩壊する

 

「に、にげろぉ!!!」

 

「うわああああああ!!!」

 

「ま、待ってくれ!!」

 

「殺される…あいつに殺される!!」

 

武器を捨て散り散りになりながら武器を捨て村の広場はいつの間にか剣一人だけになる

 

剣「…終わったか」カチャ…

 

静まり返った広場に剣は武器のセーフティ上げてそのままゆっくりと地面に座って煙草の火をつける

 

剣「ふぅ…やっぱり疲れるものだな…」プカー…

 

慣れない近接戦に疲れが溜まっているのかぼそぼそと独り言を呟く剣だった…

 

 

 

 

 

 

 

村の中心地

 

テント内

 

ジグ「…」

 

ファリス「…」

 

大きなテーブルで村周辺の地図と睨めっこしているジグとその斜め後ろに立っているファリスがテント内にいた

 

ジグ「…ファリス」

 

ファリス「ハッ…」

 

ジグ「山狩りをしてから数分経ったが…報告は?」

 

ファリス「まだ一つも…」

 

ジグ「そうか…」

 

山狩りをして数十分経つも敵ハンターの形跡が一切見つからない事にジグは顔を伏せる

 

ジグ「…(エルフの種族は暗殺に秀でているが…痕跡を残しやすい習性がある…それなのに、一つも出てこないということは…敵のハンターはエルフではない?

では、我々グリニア帝国を敵視してエルフに友好的な種族のハンターか?

…エルフの上位的存在ハイエルフ?

いや…あの集団は戦争に協力すると言ったことは絶対にしないはず…では、ドラコニアン?

…いいや、彼らは全員戦士として育て上げられている…ハンターまがいな事すらできない種族だ……

まさか…グリニア帝国内に最近蔓延り始めた反戦を叫ぶブラックストーンの組織か?)」

 

例えウサギであろうとも全力で相手をする狩人の如く様々な思考を頭の中で展開していると…

 

「ふ、ファリス侯爵!!」

 

ファリス「どうした、そんなに慌てて…少し落ち着きなさい」

 

「は、はい…ふぅ…」

 

息を荒げながらテントに慌てて入ってきた兵士はファリスの落ち着いた声で冷静になって息を吐く

 

ファリス「落ち着いたか?」

 

「は、はい…」

 

ファリス「よし、じゃあ何があった?…それと1番隊の戦士長はどうした?」

 

「じ、実は…」

 

ここから少し離れた所で、緑色の迷彩を施している兵士と戦っていた事とその戦闘で4名の精鋭と戦士長が戦死した事を二人に詳細に事細かく報告する

 

ジグ「…つまり精鋭の第一分隊の隊長と精鋭4人が死んだだと?たった一人の兵士でか?」

 

「は、はい…」

 

ジグ「…ファリス」

 

ファリス「ハッ…親衛隊!!」

 

「「「「…」」」」

 

ジグの目合わせで察したファリスは大声で仲間を呼ぶとテントに4人の騎士が入って来る

 

ファリス「直ちに兵を集め広場に向かい敵を殲滅せよ!」

 

「「「「ハッ!我らグリニア帝国の騎士必ずや遂行いたします!」」」」ザッ!

 

ファリスの指示を受け士気の高い4人の騎士はテントの外に出ようとすると…

 

キキイイイイイィィィィ…

 

ジグ「…なんだ今の音?」サッ…

 

ファリス「…」

 

何かが甲高い音が聞こえジグとファリスに騎士たちがテントの入り口を開けると…

 

ファリス「…これは一体」

 

ジグ「鉄の…塊か?一体いつからここに?」

 

目の前に96式装輪装甲車が現れ全員動揺していると…

 

ガチャン…

 

ファリス「!?ジグ公爵!!お下がりください!!親衛隊!!」ザッ!!

 

「「「「おう!」」」」ガチャン!!!

 

突然96式装輪装甲車のハッチが開き兵士たちが慌ててジグ公爵を囲んで守る

 

突然動くハッチに謎の塊が現れたりと二つの間で緊張感が走った瞬間ハッチからギリースーツを着た男がひょこと運転席の後ろから出てくる

 

仁「んしょ…ふぅ…Hi★」ニコッ

 

運転席から現れた仁はジグたちに向かって笑顔で挨拶する

 

ファリス「き、貴様は何者だ!名乗れ!!」

 

仁「ん?俺か?俺は…」グイッ!

 

ファリスに名乗れと言われた瞬間目の前にあるM2ブローニング機関銃を正面に向けてこう名乗る

 

仁「俺は…正義の味方だよ♪」ガッチャン!!!




ハイどうも~

素人小説書きです

実に長く書いた気がするこの作品

結構内容決まるのに時間かかっちゃったよ

とはいえ、一旦区切りつけれたしよかったと感じるこの頃

次回も不定期ながら投稿しますのでよろしくお願いします。

それでは
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