色々なウマ娘短編集   作:りのちゃん

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どうも、りのちゃんです。
今回初投稿となりますが、実際は小説の投稿は初めてではありません、ピクシブの方で活動していましたが、知り合いにこちらのハーメルンを勧められたので、とりあえずピクシブの処女作をこちらに移してみました
順次ピクシブの作品をお引越ししていくので、よろしくお願いします


タマモクロスが銀〇このあのメニュ―を食べる話

トレーナー室

 

俺はタマモクロスのトレーナー、現在一人静かなトレーナー室で今日のトレーニングプランを見直しながら担当愛バのタマモクロスを待っている。

 

ガラガラッ

「トレーナー!今日のトレーニングはなんや〜!」

 

とかなんとか言っていたらそのタマモクロス本人が来た、小柄ではあるが、オグリキャップ、スーパークリーク、イナリワンといった三強と渡り合える強いウマ娘で、自慢の担当である

 

「おうおう朝から騒がしいな。...しかし少し早いんじゃないか?まだトレーニングの時間まで30分くらいあるな」

 

そう、時計を見ると、まだトレーニングの時間まではまだまだあったのだ

 

「せやな、少し早く来すぎたわ...

 

.....ん?なぁトレーナー、その机の上のビニール袋はなんや?」

 

余った時間をこれからどうしようかと悩んでいると、タマは机の上のビニール袋を指さす、あれは買ってきた銀◯このたこ焼きである。

昨日街中をふらついてたらたまたま銀◯こを見つけたのでタマに買ってきたのである、タマは見てくれならぬ聞いてくれが関西人なので、たこ焼きやお好み焼きなどの粉物は大好きなのだ

 

...ビニール袋のまま置いといて大丈夫だったかな...気にしないでおこう

 

「あぁ、それ食べていいぞ、タマに買ってきたたこ焼きだ」

 

「たこ焼き()うてきてくれたんか、しかも銀◯このたこ焼きやないか!おおきにな!トレーナー!せやけど、トレーナーの分がないで?」

 

タマはそういって俺の事を心配そうな目で見てくる、粉物があって自分もテンションが上がっているだろうに、こんな時にまで人の心配が出来るのは本当に自慢したいポイントだ

 

「俺はもう食べたぞ」

 

「なんや、もう食べたんか。ちなみにトレーナーは何のメニュー食べたんや?」

 

「今回はちょっと変化球で、ハダカで食べたな」

 

ハダカとは銀◯この裏メニューで、ソースもなにもトッピングをかけないメニューである、トッピングを乗せないというたこ焼きをぶっ壊すようなものだったので注文するのが怖かったが、今回とうとう食べてみたのだ、味の方は・・・まぁ何とも言えない味だったが、ソースによって皮がふにゃってない分、銀〇こ特有のカリカリ感がダイレクトに伝わってくる

 

「...ウチの聞き間違いか?今、裸って聞こえたんやが...」

 

タマが聞き返してくる、声が小さかっただろうか

 

「うん、ハダカで食べたぞ」

 

「...本当に裸で食べたんか?」

 

またも聞き返してくる、どうしてそんな事を聞くのだろうか、少しばかりタマの顔が怒ってきているように見える

 

「...ハダカで食べたぞ?」

 

「何しとんねん!!!」

 

「ええ!?」

 

言い終わるや否やタマが大声で怒りをあらわにする、もしかしてハダカは邪道だったのだろうか

 

「ええ!?やないやろ!!裸で食べる必要性どこにあるねん!!しかもメニューって聞いたのにメニュー答えてへんやないか!!」

 

俺はその言葉を聞いて絶句した、タマにはハダカがメニューとすら見られていなかったと言うのか、確かに俺も微妙だとは思っていたが少なくともメニューとは見ている、だがしかしタマにはメニューとして見られていない、やっぱり本場の人には邪道だったのか...?

 

「い、いやすまん、まさかそんなに怒るとは思わなくて」

 

「怒るっちゅーかなんちゅーか...とりあえず、なんで裸で食べたんや?」

 

もはや俺は正座させられて理由を問われている、そんなにですかタマさん?

 

「いや、たまには変わり種もいいかなって思ってさ」

 

「変わり種の方向性がおかしいねん...」

 

「タマはハダカ嫌いなのか?」

 

「嫌いというか嫌やろ!!なんでたこ焼きをわざわざ裸で食べなあかんねん!!」

 

「いやそんなに!?」

 

タマは片足をいい感じにおいてあった机に乗っけて血管を浮かせている、ここまで怒られますか、今後は注文しないようにしよう

 

「.....それで、裸で食べて、味はどうやったんや」

 

タマが落ち着いた様子で聞いてくる、俺はその様子を見て少し安心した、多少は落ち着いてくれたようでよかった

 

「ああ、普通に食べるより(出汁の)味がダイレクトに感じられたな」

 

「裸なだけで!?」

 

「そんなに驚く!?」

 

「裸なだけでそんなに変わらんやろ!開放感でそうなるんか!?」

 

「開放感!?いや確かに食べてる時達成感で開放感生まれてたけど!!」

 

「達成感まで!?」

 

「意外と知られてないから店員さんに一瞬困惑されたけどね、詳しく説明したらすぐに理解してくれたよ」

 

「なんで店員に内容話して注文したねん!!そんで店員も理解するんかい!!」

 

「まぁハダカと言っても結局はたこ焼きだからな、頼めばどうにかなったよ」

 

「どうにかなるもんなんか!?」

 

今日のタマはやけに叫ぶ、タマは粉物に関しては厳しいから俺が地雷を踏みまくっているのだろう

 

「...そういや聞き忘れてたけど、トレーナーはどこで食べたんや...?」

 

「ん?近場の公園探してベンチでサッと食べたな」

 

「外で食べたんか!?風邪引いてまうやろ!!

 

.....いや風邪とかよりなんでよりによって外で食べたんや!!警察に捕まるで!」

 

「警察に捕まるの!?」

 

「捕まるやろ!立派な犯罪や!!」

 

「犯罪なの!?」

 

突然タマの口から信じられない言葉が飛び出てくる、なんとハダカでたこ焼きが食べるのが犯罪だと・・・?嘘でしょ、ハダカで食べるのが犯罪とか聞いてないんだけど、てかなんで銀◯この人はそんなもん売ってんの

 

「...どうしよう、これで俺のトレーナー人生終わっちまうかな...」

 

「見られてなければ大丈夫やと思うが...見られてたか?」

 

「うん...しっかり近所の子供達やその保護者に見られてる...」

 

「子供達にそんなもん見られたんか...」

 

「すまん...」

 

「ウチに謝るんやなくて子供達に謝りや...その子供達のトラウマになってるかもしれへん...」

 

「...タマ、俺は自首してくる」

 

「!?...そうか...自首してまうんか...トレーナー...いなくなってまうんか...」

 

「たこ焼きをハダカで食べた罪、しっかり見られちまってるしな...多分逮捕されるのは時間の問題だ、だったら早く自首したほうがいい」

 

「こんな...こんな形でトレーナーと別れるなんて...嫌や...」

 

タマが今にも泣きそうな顔で俯いている、だけどタマ...

 

「今からトレーニングメニューを数年分まとめておく、新しいトレーナーがつくまでの繋ぎとして使ってくれ」

 

「嫌や...トレーナーがいなくなるなんて嫌や...」

 

「.......タマ、もう二度とこんな辛い別れをしないためにも、新しいトレーナーにもこのような罪がある事をしっかり教えておくんだぞ」

 

「分かったで...

 

...まだ気が動転してまともに喋れてへんかもしれんけどな、後悔したくないからこれだけは言うとく、トレーナー、今までウチの担当してくれておおきに・・・」

 

タマはそう言って涙を我慢しながら俺の方を向いてそう言い切る、その言葉を受けて俺は目が熱くなるのを感じた

 

「タマ...あぁ、刑務所から出た時の新聞、楽しみにしてるよ」

 

その後、警察署に行き事情を話したら、勘違いということが発覚し、トレセン中の話題となった

トレーナーは羞恥心で次の日机に突っ伏して叫び

タマもまた、同室のオグリキャップに見守られながら赤面していた

 

あとたこ焼きに関してはビニール袋のまま放置してたせいでしなっしなになっていた

 




編集履歴
4/17/20:00 台本形式じゃなくしました
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