先日27からの三日間用事があるとか言って予約投稿すると言っていましたが、ぶっちゃけピクシブの方の作品が割と少なくなってきたので予約投稿できるか怪しいでございます
今回はナリタタイシンの産みたい話です、一応言っておきますがガイドラインは守っていると思います
トレーナーの自宅
「・・・あっ、また負けた!もぉぉぉアンタ強すぎ!どんだけやりこんでるのこのゲーム!」
「お前バ鹿にするなよ、モンスターファームなんて俺が子供のころからやりこんでんだ、それに俺のメモリーカードの中でも『ジャガーノート』は唯一無二の最強格だぞ、ラグナロックには勝てなかったけど」
トレーニングが一通り終わり、お互いに何もする事が無くいつものように俺の自宅に集まりゲームをしていた昼下がり、俺たちは昔のゲームをやり漁っていた、主にカフェのトレーナーに借りたものだが
「もういい!アタシこっちのゲームやってるから!」
そう言ってタイシンは他のゲームを取り出してDSを初めてしまった
俺はトレセンに務めるトレーナー、担当は見ての通りナリタタイシンン、一言で表すと、かなり負けず嫌いなウマ娘である
絶賛今その負けず嫌いが発動し、俺のDSを占領して他のゲームを遊んでいる、なんだかんだこの負けず嫌いとは付き合ってきたのだが、いつになっても負けず嫌いと並行して発動する蹴りは慣れない、何せ数千メートルを一分か二分程度で走りきってしまう脚力なのだ、そんな脚力で蹴られたらたまったものではない、いつか対策を考えなくては
タイシンが機嫌を損ねたことで俺たちの使うゲームハードが移行し、今はDSになっている、やっているゲームはポケットモンスターファイアレッドだ、俺はリーフグリーン
「・・・ん、個体値悪いな・・・」
タイシンはさっきからずっとDSとにらめっこして孵化厳選を繰り返している、孵化厳選とは簡単に言えば強いポケモンを作るための作業だ、しかしその虚無さや流れ作業感から廃人のやることと言われている
「タイシン、いつまでも孵化厳選してるな・・・、っていうかこれからチケゾーとハヤヒデも来るんだろ?もうちょっと廃人的なことしてないで普通のゲームしたらぁ?」
「うるさい、アンタのパーティに勝てるようになるまでやる」
「俺の水パなんて少し対策したら勝てるだろ、うぉい」
「でも勝てないからこうやって孵化厳選してるんでしょ!!」
「はぁ・・・」
「(・・・でもちょっと疲れてきた、でもこいつに負けるのを認めて孵化厳選やめるのは気に食わない・・・ちょっと無理やりだけどごまかして流す)」
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トレーナー自宅前
「いや~タイシンのトレーナーの家に行くの久しぶりだな~、前回は何やったんだっけ?」
「前に訪れた時は案の定タイシンがひたすらゲームをやっていたな、私はタイシンのトレーナー君と話すこと自体久しぶりだから元気にしているといいが」
「私が前に話した時はタイシンに蹴られながらも笑顔で話してくれたからたぶん元気だよ!」
「それは本当に元気と言うのか・・・?」
私たちはタイシンにメッセージで呼ばれて今トレーナーの家に向かってる、横にいるのはビワハヤヒデって言うすごい強いウマ娘、私の親友で、ナリタタイシン、ビワハヤヒデ、そして私、ウイニングチケットの三人でBNWって呼ばれるくらい仲のいいライバルトリオだよ!
それにしても本当に久しぶりにこの家を訪れるなぁ、タイシン最近暗かったからトレーナーと遊んで少しは元気になってるといいけど・・・
私たちはタイシンのトレーナーの部屋の前まで来た、中からはタイシンのトレーナーさんがタイシンと何かを話しているような声が聞こえる、私達も混ぜてもらおうということで、まさに扉を開けようとドアノブに手を賭けたその瞬間
「いや!絶対産むから!!!」
「え?」
「ブフゥッ」
中からひときわ大きな声で聞こえてきたのはタイシンの大きな声だった
え?・・・・・・・・・・・・え?
産む?タイシンが?何を?
「え?ちょ、ハヤヒデ、聞こえた?」
私は小声でハヤヒデに聞く、ハヤヒデもかなり焦っているようで、私にまで届く髪の毛がべたついている
「あ・・・ああ、確かに聞こえた、タイシンが何か、何かを生むと宣言するのが確かに私にも聞こえたぞ」
「どういうことなの・・・!?ハヤヒデ」
「私に聞かれても困る!」
「タイシンはトレーナーさんとそういう関係になっちゃったって事・・・!?」
「ま・・・まだわからんぞ、タイシンの飼っているペットなどの話かもしれん・・・!」
「タイシンってペット飼ってたっけ・・・!?」
「・・・・・・・・わからん・・・!」
そういって私たちはとりあえず話だけは聞いてみようと二人でドアに耳をぴったりと当てて中の会話に耳を澄ませる、本来こういう盗み聞きはよろしくないけど、内容が内容だから誰も咎めようとはしないだろう・・・きっと
「そんなこといったってなぁ・・・だって父親がそんなんだろ・・・?そんなもん産んだところで」
「だって・・・私はこの子がいいの!」
「父親知らない人なの・・・!?」
「なんだと・・・!?タイシンは知らない男と不純な関係になったと言うのか・・・!?」
確かにタイシンは小柄だから詰め寄られればどうにかなるかもしれない、だけどタイシンは小柄でもウマ娘だ、男の人と同等の力くらいは持っているはずだ、それなのにどうしてタイシンは・・・
「今まで何回も産んできたからもうこれで最後にしたいの!別にいいでしょ!」
「何回も!?」
「産んできた!?」
タイシンの小柄な体で何回も産んできたの!?ウソでしょ!?しかもその産んだ子供たちは!?今まで産んできた子供たちはどこにいるの!?って言うかその相手の男何回も産ませてるの!?
「でもどうせ能力も低いんだろ?それだったらいい能力持ったのが生まれるまで続ければいいじゃないか」
「何言ってるのトレーナーさん!?」
「まさか謎の男と不純な関係になったのもトレーナー君が仕組んだことだったのか・・・?」
「え・・・どういう事ハヤヒデ・・・」
「タイシンほどのウマ娘だ、強い子供が生まれるのは不思議じゃない、だからトレーナー君はタイシンに子供を産ませてそのウマ娘で稼ごうと言う手段じゃないのか・・・?」
「(ハヤヒデ・・・!?)」
だめだ、ハヤヒデまでおかしくなってるよ!!この場はアタシが何とかするしかない・・・
とりあえず状況を整理しよう、タイシンは何かを産もうとしていて、トレーナーさんはその出産・・・ああもう出産じゃないよ!なんか産むのに反対で!!タイシンは絶対に産みたいって事ね・・・
ああああ!!この状況でどうやってタイシンの弁護をすればいいの!!
「(クソっ・・・今日に限ってトレーナーが廃人思考だ・・・さっき普通のゲームしようとか言ってたくせに・・・)」
タイシンはこの時、ポケモンのタマゴに運命的な何かを感じただの何かを言ってうまい具合にゲームを終わろうとしていたのだ、ただ普通に孵化厳選をやめたのではトレーナーに負けたことを意味するから、負けず嫌いのタイシンは普通に孵化厳選をやめられなかったのだ
「いくらハヤヒデ達が来るからってこれは生半可に決めていい話でも無いだろ」
「私だってそんなことわかってる!でも産みたいの!この子で最後にしたいの!」
「(妙だ、いつもは満足いくまで意地でも続けるタイシンが、運命とか言って意地でも孵化厳選をやめようとしている、これはもしかしていい感じに終わろうとしてるんじゃないか・・・?)」
「(なんでこいつなんかに負けを認めないといけないんだ・・・っての!!)」
「だけど・・・」
「タマゴがある以上産むしかないでしょ!もうこうやって存在してるんだから!!」
「そりゃそうだけど・・・」
チケ&ハヤヒデ『タ マ ゴ ! ?』
「Does she lay eggs? Is it a living body that I do not know?」
「うわっ、あまりのぶっ飛んだ言動にハヤヒデが壊れちゃったよ!!どうすんのタイシン!ってドアの向こう側にいて会話できないんだったぁぁぁぁ!!」
え、訳が分からない、タイシンが卵産んだの?どうやって?と言うかタイシンって卵産む種族だったの?え、でもタイシンの種族ってウマ娘だからアタシたちも卵産めるの?
「どうあがいたってこの子は消えないの!だから私は産む!」
「そんでもってタイシンもめちゃくちゃ粘り強いね!!」
「卵がある以上私は絶対産むから、出す子はこの子に決めるから」
「そうか・・・そこまで言うなら仕方ないな、その子にするか」
「はっ・・・」
だ、ダメだ、タイシンがいけないことに手を出すことになるかもしれない、それだけはだめだ、もしここで見過ごして、後々聞いていたのがばれたり、タイシンのミスで私達に言い訳できないような状況になったら私達BNWの絆にとてつもないひずみが入ってしまう、それだけは止めないと!!
「二人とも待ったぁぁぁぁぁ!!」バァン
アタシはとてつもない力でドアを開けた、しかしそこにいたのは、すごく驚いた顔で座っていたタイシンと、タイシンのトレーナーさんだった
「え・・・どうしたのアンタ」
「え?いや・・・卵は?」
「何言ってんのアンタ」
「え?だってタイシンが卵産んだんでしょ?」
勢いよく飛び出したのはいいものの、何故かあたしとタイシンの話が噛み合わない、ハヤヒデは後ろの方でずっと英語を話している
「・・・・・ちょっと待ってくれチケゾー」
アタシたちの会話が噛み合わないことに気付いたのか、タイシンのトレーナーさんが間に入り推測して話し始める
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「ご”べ”ん”べ”え”え”え”え”え”え”え”た”い”し”ん”ん”ん”ん”ん”ん”ん”ん”」
アタシは地面に正座させられていた、なぜかって?当然さっきの件だ
アタシはあれからトレーナーさんの推測をすべて説明された、そして当然その推測は当たっていて、タイシンが『ポケモンの』卵を産みたいと言う話を、アタシたちが『タイシンがタイシンの』卵を産みたい話だと勘違いしていたというものだった
「ただ産みたいって発言だけならまだしも、タマゴって言ってるのになんでアタシが産みたい話になるわけ?」
タイシンからレース中に感じる青いオーラが見える、たぶんきっととてつもなく怒っている、そりゃそうだ、良く考えればよくわかったことなのにおかしい捕え方をおかしいまま通したのだからそりゃ怒るだろう
「本当にごめんよぉぉぉタイシンンンンンン」
「まぁ、別に大事にはならなかったんだし、気にする必要はないだろう、タイシンも勘弁してやってくれ、俺たちも勘違いされるような会話をしてしまったのは事実だしな」
「・・・ま、アンタがそういうなら私も許すか、私こそごめんねチケット、もう気にしてない」
「うおおおおおおおん!!意外とすぐ許してくれたよおおおお!!」
そう言ってタイシンはアタシに手を差し伸べてくれた、アタシは正座を長時間していたのでかなり足がしびれていたが、手を差し伸べてくれたおかげで何とか立ち上がれた
「ほら、泣かないでって、一緒にゲームやろ」
「う・・・うう・・・・ありがどおおおおおおおおおおおおタイシンンンンンンンンンン!!!!」
「だから泣かないでって!近所迷惑だから!!」
それからアタシたちは一緒にゲームをやった、タイシンがやっていたポケモンの続きをやったり、トレーナーさんのメモリーカードにたくさんやられたり楽しかった
怒りっぽいタイシンが許してくれるとは思っていなかったから許してくれてアタシは本当にびっくりしていた、こういう時タイシンは意外と優しい、やっぱり、アタシはBNWの三人が好k・・・
あれ?三人?
「と・・・トレーナーさん!これはどういう事ですか!」
「え?どうしたんですかたづなさん」
「さっきビワハヤヒデさんが学園中に配っていた新聞です!」
そう言ってたづなさんはタイシンのトレーナーさんに新聞を渡した、私が後ろからその新聞を覗き込むとそこには
『出産!!ナリタタイシンが詳細不明の男性と不純行為!!』と書いてあった
「ちょっとついてきてもらいます、トレーナーさん」
「え、いや、俺なんにもしてな痛たたたたたたた!!ちょたづなさん、そんな俺を横に持ってわきに挟んでネギ束みたいに運ぶのやめてちょ本当に重力が下に掛かっていたいからって痛ったぁ!!ドアの枠に頭当たってるから!うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「あ~・・・」
たづなさんにトレーナーさんが連れていかれてしまった、部屋に残ったのはポカーンとしているタイシンと脂汗が大量ににじみ出てきているアタシだけだった
「タ・・・タイシン?」
「ハ・・・ハ・・・ハ・・・
ハヤヒデーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!」