色々なウマ娘短編集   作:りのちゃん

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どうも私です
今回は完全に時期はずれなホワイトデーネタです
本当に申し訳ない

そして大体ピクシブにて投稿していた、いいね数の多い作品は大体引っ越し終わったので、次回あたりがお引越し最終話になりそうです
しばらくはピクシブの方にこもり、なかなかいい感じの作品が出来たらハーメルン投稿かなぁという感じです
良くない感じの作品でもハーメルンに投稿していろいろ叩かれて成長した方が良いんですかね、割と鋭い攻撃が飛んできそうで怖いんですよね、まあ明日までにはどうするか考えます。


ホワイトデーにて自分に気付くタキオン

 

タキオンとデジタルの部屋

 

3月14日 朝 5:00

 

ジリリリリリリリ!!!

 

「ん・・・ん”ん”・・・」ムクリ

 

この時間にセットしている目覚まし時計が鳴る

 

「(寝起きで寝癖がたくさんできてるタキオンさん・・・嗚呼・・・)」

 

「デジタル君・・・また寝ながら鼻血を出しているよ・・・」

 

私の同室のデジタル君がまた布団に入りながら鼻血を出している・・・

 

私は洗面所に寝癖を直しに行く・・・

 

~~~~~~~~~~

 

「ふぅ、おはようデジタル君、今日は特に思いついた実験もないからデジタル君は普通に過ごしてくれて構わないよ、強いて言うなら鼻血を何cc出したかを聞いて起きたい」

 

「タキオンさんからのモーニングコール・・・!!嗚呼、デジたんは早朝から幸せですぅ・・・」

 

「ふむ、いつも通りだねぇ」

 

私の名前はアグネスタキオン、トレセン学園に通う生徒兼、研究者さ。

私はウマ娘の体が引き出せる最大の速度、その果てを目指して日々私のトレー・・・モルモット君と一緒にトレーニングに励んでいるのさ。

そして私と話しているのは同室のアグネスデジタル君だ、彼女もウマ娘を観察するのが好きなようで、よく一緒に話している、時々私にも理解できない事を言いだして話が噛み合わない時があるがね・・・

 

「ふぅン、そういえば今日はホワイトデーだったねぇ」

 

私はカレンダーを見てふいに思い出す

 

「ふぇ・・・?そうですね」

 

「さて、モルモット君はどんなお返しをしてくれるのかな?」

 

「タキオンさんとトレーナーさんって本当に仲良いですよねぇ・・・」

 

ふぅン、別に私とモルモット君は仲が良いとか悪いとかを言う関係ではないのだがねぇ、単に研究者とモルモット、ウマ娘とトレーナーと言う関係なのだから

 

「別にそんなことはないと思うが?」

 

「このまえのトレーニングの最中なんてめちゃくちゃ距離近かったじゃないですかぁ!デジたんあともう少しで昇天しちゃうかと思うくらいに!」

 

「??モルモット君はトレーナー業をしているんだぞ?それならばトレーニングの話をするのは当たり前じゃないか」

 

「だとしても距離近いですよぉ!タキオンさんの肩、トレーナーさんにくっ付くくらい近づいてストップウォッチ見てましたよ!」

 

「おや、そうだったかな?」

 

ふむ、まさかそこまで近づいていたとは、しかし私は決してモルモット君に好意があるわけではない、私とモルモット君はあくまでトレーニングをしているだけだ

 

私とデジタル君は少し話した後、私が先に部屋を出て食堂に向かう

 

~~~~~~~~~~

 

食堂

 

「タキオンさん・・・おはようございます・・・」

 

彼女はマンハッタンカフェ、私のライバル兼実験対象なのだが・・・

 

「やぁやぁカフェじゃないか、ちょうど君を探していたよ、少しばかり朝の実験に「お断りします

 

「なんですか朝の実験って・・・昼も夜も実験があるみたいに言わないでください・・・」

 

このようにいつも断られてしまうのだ、私とて学園で騒ぎを起こすわけにはいかないから、実験を強行するわけにはいかない

 

「いいじゃないか~カフェ~、君でデータを取りたい実験があるんだよぉ~」

 

「嫌です・・・実験をするならあなたの大好きなトレーナーさんにしてください・・・」

 

「ふむ・・・『大好きな』・・・とはまた予想外の言われようだねぇ」

 

「事実そうでしょう・・・誕生日、星座、趣味、休日何をしているか、好きなもの、嫌いなもの、今挙げてないものも諸々ひっくるめて全部メモして持ってるじゃないですか・・・」

 

「研究者としてモルモットの情報を理解しておくのは当たり前だろう!別に私に好意はない!」

 

「では・・・クリスマスにあげたプレゼントは?」

 

「私特製アロマキャンドルとお揃いのティーカップ」

 

「バレンタインにあげたプレゼントは?」

 

「私特製のチョコレート約1キロ」

 

「この前の休日に会ってたのは?」

 

「モルモット君へのプレゼントと私の新薬の材料を買いに・・・ってなんで知ってるんだい!」

 

「以上3点を踏まえてトレーナーさんに好意は?」

 

「無い」

 

「嘘つかないでください・・・トレーナーさんに好意があるとしか思えない行動ですよ・・・」

 

まったく今日はどういう風の吹き回しだ?いろんな人からモルモット君に好意があると言われている、食堂に来る前もスカーレット君に言われたぞ・・・別に私はモルモット君に好意はないと言うのに・・・

 

「だから私に好意はないと言ってるじゃないか~、それ以上言ったら実験に付き合ってもらおうかねぇ」

 

「実験に付き合うのは嫌なので私はもうご飯食べに行きますね・・・」

 

それもそうだ、ここは食堂であって教室でもなんでもない、食事をせずに食堂にとどまり続けるのはまずいだろう。

そうだ、モルモット君からのお弁当をもらうためにトレーナー室に行かないと・・・今日の具材は何が入ってるのか興味深い、この間甘めの弁当にするようにお願いしたから恐らく私の好みの味になっていることだろう。

 

~~~~~~~~~~

 

トレーナー室

 

ガラガラ

「ん、タキオンか、早かったな」

 

「あぁ、今日のお弁当はどこだい?」

 

「タキオンもすっかり取りに来るようになったな・・・前は実験の時間を惜しんで届けに来させてたのに」

 

「私だって変わるさ、取りに来るのも悪くないと思ってね」

 

「はい、今日のお弁当」

 

私はお弁当を受け取る、私はこのお弁当をもらう時間が一番有意義だと感じる、なにしろトレーナー君が私の為に作ってくれたお弁当なのだ、それをもらう時間が有意義じゃない訳がないだろう

 

「ん・・・」パカッ

 

「どうだ、この前は味に文句言われちまったからな、リクエストを意識して注意して作ってみたぞ」

 

「それは楽しみだねぇ、きちんと味が私の好みになっているか楽しみだよ」

 

「おう、食べるときの楽しみにしておいてくれや、それじゃあ弁当も渡したし、トレーニングに行こうか」

 

グキュルルル

 

「ん?・・・タキオン、朝飯食べたか?」

 

「あ・・・」

 

私としたことがうっかりしていた、朝思いついた仮説の立証の事ばかり頭に浮かんでいて朝食をとるのをすっかり忘れていた、どうしたものか

 

「あーーっと、こっちの冷蔵庫にまだ具材は・・・」

 

トレーナー君はトレーナー室に特別に常備して貰った冷蔵庫を覗く、このトレーナー室はこういうアクシデントの時の為に最低限のコンロやらフライパンやらが設置してあるのだ

 

「おう、朝飯くらいは作れると思うぞ、待てるか?」

 

「もちろんだよ、早く作ってくれたまえ」

 

トレーナー君が朝ごはんを作ってくれる・・・まるで夫婦だな・・・夫婦か・・・ふふふっ・・・

 

ん?私は今何を感じたんだ?・・・まぁいいだろう

 

~~~~~~~~~~

 

「さぁタキオン、出来たぞ、朝ごはんまで作るのは久しぶりだったから味付けちゃんとできてるか心配なんだが、どうだ」

 

私は作られた卵焼きをほおばる

 

「んん・・・少し甘みが足りないんじゃないか?」

 

「えまじ?まだ足りないの?」

 

「まだまだだね、トレーナー君」

 

私は朝食を楽しみ、トレーニングに向かった

 

~~~~~~~~~~

 

グラウンド

 

「タキオン、少し休憩だ」

 

「ふぅ・・・ふぅ・・・どうだい?タイムの方は」グイッ

 

「おいタキオン、最近少し距離感近いんじゃないか?」

 

「それ、デジタル君にも言われたよ」

 

「まぁ近い分には構わないんだが、周りの目がな・・・」

 

「別にいいじゃないか、私はトレーナー君が」

 

・・・トレーナー君が・・・なんだ・・・?

私は何を言おうとしているんだ?

 

「うん?俺がなんだ?」

 

「いやっ、なんでもない」

 

「タキオン?走り込みの熱以外に、なんか熱くないか?体調悪い時の重い熱さと言うか」

 

「いや、私はいたって健康さ」

 

「本当か?顔赤いぞ?」

 

「本当に大丈夫さ!だからもう一本走るぞ!」

 

「ゴッ!」

 

「あっ・・・」

 

私は焦って地面の石に足を取られた

 

「タキオン!?」

 

「いっ・・・たた・・・」

 

「大丈夫かタキオン!?保健室に行くぞ!!」

 

「私は大丈夫だか「よいしょ!

 

トレーナー君は私の両足に右腕を通し、私の背中に左腕を回して持ち上げた

 

「!!!???」

 

「保健室行くぞ!」

 

「トレーナー君!?この抱え方はちょっと・・・!」

 

「うおおおおおおおお!!!」

 

~~~~~~~~~~

 

保健室

 

「ではタキオンさん、安静にしててくださいね」

 

「先生、タキオンの怪我は大丈夫ですか?」

 

「ただのすりむきですね、ですがウマ娘にとって脚は大切なものなのでこうやって安静にしておくのが良いかと」

 

「分かりました」

 

「では私はちょっと用事があるので少し空けますね」

 

ガラガラ  ピシャ

 

「トレーナー君・・・その・・・さっきのは・・・」

 

「ん?ああ、お姫様抱っこっていうんだよな?緊急の時結構運びやすいんだよ、あれ」

 

「あ・・・あぁ、そうかい・・・」

 

間違いない、私がトレーナー君に抱きかかえられたあの時感じた感情

 

好意・・・なのか・・・?

 

いやしかし、私はトレーナー君とは研究者兼競争者としてかかわっているのであって決して好意など・・・

いやでも・・・今まで感じた感情・・・あの時(クリスマス)も・・・あの時(バレンタイン)も・・・

私はトレーナー君に好意を感じているのか・・・?

 

「どうしたタキオン、また顔赤いぞ、やっぱり熱があるんじゃないのか?」

 

「・・・///」プシュッ プシュッ

・・・のときも・・・やしかし・・・からこそ・・・なぜ・・・

 

「お~い?お~いタキオ~ン」

 

「んんっん!?あぁなんだいトレーナー君わつぃは別にホワイトデーは楽しみにはしてないがら別にくれなくでも」

 

「ん?何の話だタキオン?たしかに今日はホワイトデーではあるけど」

 

しまったぁぁぁぁ!頭の中でホワイトデーのプレゼントを楽しみにしてる私を思い浮かべていたせいで急に訳の分からないことを口走ってしまっているじゃないか!!

 

「あそうだ、こんなところで渡すようなもんじゃないんだけど、これ」

 

「これは・・・?」

 

トレーナー君は服のポケットから長方形のラッピングされた箱を取り出す

 

「ホワイトデーのプレゼントだ」

 

「~~~~!?!?!?//////」

 

ぐぇぇぇ私の感情を好意なんじゃないかと思うともうトレーナ君と目が合わせられないし、こんなもの渡されたら舞い上がってしまうじゃないか!というより私から声にならない声が出ているじゃないか!なんだこの間抜けな声は!!

 

「タキオンにはお世話になってるし、いつも素晴らしいレースを見せてもらってるからな」

 

「~~~~っっ!!~~~~っっ!!」ボコボコッ

 

「いやタキオンが喜んでくれてるようでうれしいんだけどウマ娘の力で叩くのは良くなごふっ」

 

間違いない・・・・・・デジタル君も、カフェも、スカーレット君も正しかったんだ・・・私は・・・

 

トレーナー君が好きだ

 

もちろんこれは「like」ではなく「love」だ・・・私はトレーナー君を愛している・・・お弁当を作ってくれることも、私のトレーニングをしてくれることも、私の研究に付き合ってくれることも、心配してくれることも、すべて好きなんだ・・・

 

「タキオン?」

 

「う・・・うるさい!まったく君はどうかしているんじゃないか!??!」

 

「ええ!?」

 

「こんな思いをさせて許されると思っているのかい!?こんな・・・こんな感情私の仮説外だ!!」

 

「感情・・・何の話だ・・・?」

 

「だぁかぁらぁそれは私がトレーナー君に好意を抱いているってはな・・・し・・・・で・・・・・」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「好意・・・?」

 

「トレーナー君、今すぐ私を気絶させてくれたまえ」

 

「いきなり何を言ってるのこの娘!?」

 

「君が気絶させてくれないのなら私がこの手で・・・」

 

「待ってタキオン!まずいから!それはまずいから!!」

 

「なぜだい!?もうわたしは今日の記憶を消したいぞ!?君に好意を持っていることを今まで気づかずに、いざきずいたらあっさりと!焦ったミスで!!暴露して!!!」

 

「いやびっくりしたけど!けど俺もまんざらでもないから!!」

 

「え?」

 

「いや別に、俺もタキオンの事は好きだからさ・・・」

 

「本当かい・・・!?」

 

「ああ」

 

「では、私たちはカップ「特に君のレース時の末脚だったり  「え?」

 

「あとは君と関わってると騒がしいことも多いからな、結構楽しいから俺は好きだぞ」

 

「・・・likeって事かい?」

 

「???タキオンが言ってたのはlikeっていう好意だろ?恥ずかしがる必要はないぞ、別に」

 

「トレーナー君のバ鹿!!!!」

 

「なんで!?」

 

ふぅン、これは学園に通う時間全てを使って立証する必要がありそうだねぇ

私の感情、好意に気付けたと言うのだから、じっくりとモノにしてみせるよ・・・トレーナー君・・・

だからそれまで・・・待っていてくれよ?

 

 

その頃、デジタルは保健室の前でこの会話を聞いていて、鼻血を垂れ流して倒れた、出血量は120ccほどであった

 

終われ

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